「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2018年11月

++美しい装い きよべ++

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週刊金曜日25周年
 創刊準備号から購読している週刊金曜日が25周年を迎えました。
 出版不況の今、よくぞ残ってくれました。

・公共の自由が奪われている
・不正看過の日産、力過信のルノー

・「大阪万博」が決定 狙いは「賭博王国」づくり

・岡山のハンセン病療養所で"福島っ子"保養ツアー「隔離」の島から「つながり」の島に
・ジャーナリストら標的にするスパイウェア イスラエル製「ペガサス」日本にも上陸か!
・メキシコ新大統領就任「ともに歴史をつくる」市民社会の挑戦
・「学校の働き方改革」にだまされるな
 ↑今週もクソ真面目なタイトルが並んでます(笑)・・・が、読みやすいコラムもあれば書評や漫画もあるんです。

 僕が気になった記事は(右写真をクリックすると拡大)
 「明治150年キャンペーンを斬る!」半藤一利氏に聞く 「薩長史観」の呪縛から逃れ「敗者」の側から歴史を見よ

 江戸から明治への激動期に、なにが起こったのか。 いま一度検証する必要がありそうです。
  歴史はつながっています。

 きょうは焦げ茶に朱縞ウールに黒タートルネック、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、黒のタビックスです。
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2018年11月30日(金)  No.5635

桜ヶ池クエスト冒険の書
 池の桜を甦らせるために着々と活動を進めている「桜ヶ池クエスト」取扱説明書ができました。 携帯しやすい葉書サイズでしっくり手に馴染みます(写真をクリックすると拡大)。
 ついに揃った五人の勇者(実在する一般人)が、仲間と募金を集めてクエスト(=解決型イベント)を達成し、レベルアップしていく好循環サイクル。

 まっで楽しそうです。

 「すべからく活動は楽しく」が持論なので、この桜ヶ池クエストはいいなぁ!
 トリセツは当店にもありますので、手にとって、よろしければご参加ください。
 
 きょうは茶地に白縞の木綿にこげ茶のタートルフリース、裂織の黒い角帯に灰茶の袴、キャメルのタビックスです。
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2018年11月29日(木)  No.5634

心のコンサート
 「弦楽とオペラの饗宴」の招待状をいただいて、小杉へ。富川クリニック開院30記念でなんと[無料]です。
 平日にもかかわらずラポールひびきホールは満席!
 それもそのはず日本を代表する澤カルテットからお二人=大関博明さん(Vn)、林 俊昭さん(Vc)が参加してるんです。
 県内から富川詩子さん(Vn)、守護菊野さん(Va)、吉井朋子さん(Pf)が加わった五重奏。 歌は氷見健一郎さん(Bs)、中江早希さん(Sop)。

 オペラもよかったけれど、圧巻はシューマンのピアノ五重奏曲(変ホ長調Op.44)全四楽章。
 素晴らしかった〜!やっぱ室内楽はいい! とりわけ最終楽章は、カルテットがひとつとなって素晴らしい音楽を奏でてました。
 アンコールは全員で「日本の四季メドレー」(写真をクリックすると拡大)、オペラ歌手の和装もいいでしょ〜。


 きょうは桑染め紬に茶色の半衿、黒緑の角帯に梅鼠のウール袴、梅鼠の足袋です。
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2018年11月28日(水)  No.5633

池川はいま19
 出丸桜の北にある空き地に野菜無人販売所がオープンしました(写真をクリックすると拡大)。
 池川さんぽ道グループのみなさんが、河川敷の畑で育てた野菜(かぶら、大根、ねぎ、さつまいも、白菜etc.)を100円で提供してくださってます。 売上は活動資金に充てるのだとか。

 これでまちなかの無人販売が二箇所になりました。
 良いですね〜住民グループが自発的に動くって。 楽しみ²


 きょうはグレー縞の片貝木綿にざっくりした茶半衿、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、茶のニット手甲に焦茶のタビックスです。
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2018年11月27日(火)  No.5632

バンパー凸む
 先日失敗した車のリアバンパーの復旧ですが、やはりドライヤーでは温度不足なようです。 考えてみたら…ヘアドライヤーから100℃を超える熱風が出たら、髪が”ラーメン大好き小池さん”になっちゃいます(笑)
 そこで強力兵器”ヒートガン“を購入しました。 Hi&Lowの二段切り替え機能があり、Lowで300℃、Highはなんと600℃にも達するという!! なんちゅオトロシイ!

 さっそく車庫でスイッチオン(Lowモード)、みるみるバンパーが熱くなっていきます。 ほどよく温まったところで、裏から押すと…ペッコリと元に戻りました(写真をクリックすると拡大)。 あまりのあっけなさに脱力です。
 やっぱ道具って大事やなぁ…。
 これで再び”ヤラカシて”も大丈夫・・・な訳ない(笑)

 え?タイトルですか? 「つばくむ」と読むんですって。
 きょうは濃紺袷にグレータートルネック、黒緑の角帯に黒斑の袴、紺のタビックスです。
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2018年11月26日(月)  No.5631

活きる器
 きのうは、大野屋 - とこなつのうつわ展 - 巡回展へも、バイクで(シーズン納めかも)
 高岡クラフト市場街で評判だった若手作家の作品築百年の古民家ギャラリー樫亭でパワーアップして再展示。
 場が持つチカラってありますよね。 実際に使われるであろう、座敷や茶室での展示は、しっくり馴染んでました。

 特に気に入ったのは村田佳彦さんの花入れ(左写真をクリックすると拡大)。 利賀産の竹をひねったように削り、漆を塗る。 シャープだけどギスギスしてない、センスある作品です。 美しい…。

 在廊していた村田さんが点てたお茶で、森つくしさんの菓子器に載せた美味しいとこなつをいただきました。 こころの贅沢です。

 
 

 きょうは茶縞ウールに薄黄土の半衿、黒裂織角帯に帆布の袴、キャメルのタビックスです。

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2018年11月25日(日)  No.5630

ただ笑っていたいだけさ!
 ヘリオスで『ただ笑っていたいだけさ! 〜LGBTと「見た目問題」にダルクと吃音。そして落語〜 』
 2年前3年前に続き、参加できたことが嬉しいです。
 客席はかなりの密度で埋まってます。入場無料とはいえ、関心の高さが伺えます。

 富山ダルク岩瀬海岸組による迫力ある和太鼓からスタートし、河除静香さんの一人芝居「悪魔」、三升家小たつさんの落語「粗忽長屋」、
LGBTへの理解を深める土肥いつきさんの「トランスジェンダーに関する講演」(写真をクリックすると拡大)
 生きづらさを抱えて暮らす人々のなんと多いことか!

 いつきさんは言います「ただ笑っていたいだけ」と。

 そうなんですよ、誰もが笑って暮らせる社会にしたい・・・それだけ。です。



 きょうはグレー縞の片貝木綿に黒タートル、黒緑の角帯に木綿の黒袴、紺のタビックスです。



※来年の2月28日(木)つごもり大市 富山ダルクさんの和太鼓出演が決まりそうです。 乞うご期待!

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2018年11月24日(土)  No.5629

堀田善衛展
 高志の国文学館で「堀田善衞―世界の水平線を見つめて」(12月17日まで)
 堀田善衛(ほったよしえ)は伏木出身の芥川賞作家です(モスラの原作者のほうが有名かも)。
 宮崎 駿監督が堀田に傾倒していて、「路上の人」がジブリ作品として絵コンテ・イメージボードまで進んだのにボツになりました。

 富山県出身作家でありながら何故か縁遠くて、これまで一冊も読んだことがありません。 しかし展示パネルをつらつらと眺めていたら、堀田の思想がすっと入ってきて、「読まねば」でなく「読みたい!」と思うようになったのです。
 文学館の面目躍如ですね。

 写真は毎日先着200名に配られる宮崎駿の絵葉書(クリックすると拡大)。 ジブリの世界観が詰まってます。
 きょうは柿色木綿に薄黄土の半衿、黄金の角帯に黒茶の綿袴、草木染めの絹ストールに茶のタビックスです。
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2018年11月23日(金)  No.5628

見えるものと見えないもの
 富山大学芸術文化学部【プロジェクト授業】「芸術文化探求03」に長男と聴講しました。

 『見えるものと見えないもの』講師は造形作家 清河北斗さんです。

 前半は東京で造形師をしていた清河さんが富山に帰ってきた経緯。

 後半は「舞台の上の美術館U」の制作過程が詳細に(写真をクリックすると拡大)。
 「仮様」が何で、突如現れた巨人2人の意味を初めて知りました。
 そして舞台の上の美術館が、アーティスト(清河さん平井千香子さん)だけじゃなくて、音響・照明・舞台いづれ劣らぬプロがいたからこそ大成功したのだとも。

 見えるものと見えないもの
 見えるものは光であり作品で、見えないものは闇であり空間である。

 そして…表にでるアーティストであり、裏方スタッフ…でした。


 いや〜面白かった〜。 一般聴講無料なので、もっと²参加があればいいのに。
 ちなみに来週は、建築家エマニュエル=ムホー 氏「色がない建築なんて!」
 さらに1月11日(金) 西村幸夫先生「地方都市の風景おこし」です。 行かねば!

 
きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒タートルネック、黒緑の角帯に黒斑の袴、チャコールグレーのタビックスです。
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2018年11月22日(木)  No.5627

Yellとやまデビュー
 以前お知らせした、独自の地域通貨YEL(エール)を使った”富山応援プロジェクトYellとやま”が本日スタートします(きよべ呉服店も登録済み)。
 発足したばかりで参加ショップはまだ20ですが、来年は一気に10倍になる予定。
 各店のオリジナルサービスもまだ出揃ってませんが、ここでしか買えないオリジナルなものになるので乞うご期待!

 おもしろいのは、
TOYAMAやショップへの応援メッセージを書き込めるYOSEGAKI機能があるんです。 YOSEGAKIを贈ってくださった方には「富山経済 応援認定証」を進呈。 安さだけがウリの通販サイトとは一線を画してますね。
 (使い方はこちらのQ&Aを参照))
 話題性にはことかかず、早速NHKに取り上げられました

 生まれたばかり≒ヨチヨチあるきのYellとやまに大きなエールをおくってくださいませんか。 まずはサイトをごご覧ください(スマホ対応)。
Yellとやま】 https://yell-toyama.jp/


 きょうは茶地に白糸を織り込んだ厚手木綿に茶のだまし半衿、黄金の角帯に灰茶の綿袴、茶のガーゼストールにニット手甲、焦げ茶のタビックスです。
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2018年11月21日(水)  No.5626

まちづくり検討会議とは
 
まちづくり検討会議もいよいよ大詰め。 きょうは城端地域審議会のみなさんにご意見を伺う日。 12回の会議でまとめたものを事前にお渡ししてあります(ここをクリック)。
 我々の案に対して、有識者の方々から前向きなご意見やご提言をいただけるものと期待していたのですが…。
 (以下略)
 ・・・残念です。 これでは全く前に進みません。

 12月4日(火)夜7時〜
 城端行政センター3階にて
 城端地域すべてのみなさま対象に意見交換会を開催します。(左写真をクリックすると拡大)
 平日夜のお忙しい時間帯でしょうが、ぜひ足をお運びいただいて、ご意見をいただきたく存じます。

 城端および南砺市の10年後20年後を見据えたワクワクする議論がしたいです。

 きょうは焦茶地に朱縞ウールに茶衿の半衿、黒緑の角帯に黒の綿袴、茶のニットチョーカーにチャコールグレーのタビックスです。
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2018年11月20日(火)  No.5625

さくや姫だより その80
 寂しがり屋のさくやが「遊んで♡」とオモチャを咥えてきます。
 投げてしばらく遊んだら、とつぜん興味を無くし知らんぷり(左写真1,2)。
 「ふ〜ん、もういいんだ」と
 離れようとしたら…ガブッ!!と大口あけて、独占しようとしてました(右写真をクリックすると拡大)。

    見〜た〜ぞ〜(笑) 
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2018年11月19日(月)  No.5624

感謝²の感謝祭
 平成最後のフラワーカード大交換会(通称カニバル)、良いお天気に恵まれ、11時スタートの1時間前からお客様がお待ちになってます(写真をクリックすると拡大)。
 高級すき焼き肉500g(肉バル)、牡蠣半缶(カキバル)、毛ガニ一杯(カニバル)の三本柱に、リンゴ1箱、みかん1箱、千里山荘の高級お弁当、大学ポテト、メンチカツ、インスタントラーメンなど ググっっと胃袋わしづかみの美味しいものを集めました。


 ところが!記録的な不漁で毛蟹が入荷しません(高海水温が影響してる様子)。 残念ですが「カニ無しのカニバル」になりました。 楽しみにしておられたお客様方になんとお詫びしてよいやら…。
 でも皆さん度量が大きいですね、「仕方ないちゃ」と他の品に切り替えてくださいました。 ありがとうございます。


 それにしても凄い人でしょ? 場所が国道沿いの目立つ場所だけに、事情を知らない人は「何事か!?」と思われたでしょうね。

 城端の商店街はまだまだ元気です。

 きょうは生成りの楊柳木綿に茶半衿、黒緑の角帯に黒茶の袴、茶系の草木染め絹ストールに黄色のニット手甲、茶のタビックスです。
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2018年11月18日(日)  No.5623

利賀大橋
 今シーズンの乗り納めに…と完成したばかりの利賀大橋 まで愛車マジェスティで開店前に走ってきました。
 6時ならまだ暗い季節です。 7時まで待って出発、井口→井波→瓜割清水→庄川→R156→小牧ダム→遊覧船乗り場→長崎温泉への細い橋を横目に通り過ぎ、家から20分余りで利賀大橋に到着です。

 バイクを端に停めて缶コーヒータイム(写真をクリックすると拡大)。
 庄川峡にふさわしい赤いアーチ橋、遊覧船で下をくぐったらさぞ美しいことでしょうね。

 利賀大橋はR471のバイパスかつ利賀ダム工事用道路の一環として整備されました(渡ってすぐの長崎温泉から先の道はまだ細いままです)。
 
この橋と道路は利賀住民だけじゃなく、南砺市にとって必要な公共事業です。 安全安心のためにも、人口減に歯止めをかけ、関係人口を増やす意味においても。

 しかし、新しく作る利賀ダムは無用の長物だと僕は考えます。 ダムを作るのに膨大な税金がかかるし完成後の用途も不確か(費用対効果が小さい、自然破壊もある)。 しかも発電中の豆谷ダム(利賀ダムとも呼称)が水没してしまうんです。 豆谷ダムが取水口の
大牧発電所も閉所されるでしょう。
 どこで工事の折り合いをつけるか。 知恵のだしどころですね。


 きょうは紺ウールに黒タートル、青白角帯に梅鼠のウール袴、紺のタビックスです。
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2018年11月17日(土)  No.5622

バンパー凹む
 22万キロを超えてまだ現役の軽自動車 i 。 こまめにオイルを交換して、大事に乗ってるつもり…でした。
 ある朝、みると左後ろのプラバンパーがボッコリ凹んでいるではあ〜りませんか(写真をクリックすると拡大)。
 ガーーーン! まったく身に覚えが無いんですが。←←←それもまたショック(笑)



 ボディの細かいキズは気にしませんが、コレじゃ周囲を走る車に「危険車ですよ」と喧伝してるようなもの(笑)
 「なんとかせんなん」と幾人かに尋ねると「温めて裏から押せば戻る」って。



 さっそくドライヤーで熱してみましたが、ピクリともしません。
 絶対的に火力が不足しているようです。 どうする?


 きょうは茶縞ウールに茶色のだまし半衿、黒裂織角帯に帆布の袴、草木染めのストールに茶のタビックスです。
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2018年11月16日(金)  No.5621

数え三歳
 昔の店の写真がないか?と古いアルバムを引っ張り出したら、2歳半の自分を見つけました。 井波の寺院のお練りに出た時のようです(写真をクリックすると拡大)。
 稚児姿は今も昔も変わりませんね。

 きょう11月15日は「七五三の日」 ですが最近はひと月前から七五三詣りを受付してる神社も多いようです。
 近年は「きものの日」が(徐々にですが)浸透しつつあります。
 気候の良い時期ですから、積極的に和装で出かけませんか?


 きょうはグレー縞の片貝木綿にこげ茶のタートルフリース、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、焦げ茶のタビックスです。
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2018年11月15日(木)  No.5620

大怪獣空想都市 池田市
 池田市ってご存知ですか? 大阪の北にある人口10万のこぢんまりとした市で、特徴に乏しく僕は知りませんでした。
 市政80周年を記念し、自虐的な傑作ムービーを製作(写真をクリックすると拡大)、これが超面白いので紹介します。


 ↓まずは御覧ください↓
 池田の大決闘「ひよこちゃんvsウォンバット」《前編》《後編》

”突如巨大化し、池田の名所を次々に破壊するひよこちゃん。 池田市を守るため、ウォンバットも巨大化。 おまけに市長まで巨大化。ひよこちゃんの目的は?池田市の運命は? 果たして、こんな動画で、池田に観光客は来るのか。”

 ↑ ↑ ↑
 ナンジャコレワ(笑)
 思い切ったなぁ>池田市 捨て身の攻撃か?(笑)

 あまりにもオモロイので、池田市に行ってみたくなっちゃいました←単純(笑)

 きょうは柿色木綿に茶色の半衿、黒緑の角帯に灰茶の綿袴、茶のガーゼストールにチャコールグレーのタビックスです。
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2018年11月14日(水)  No.5619

電動カー
 行政センター近くの森崎モータースさんに見慣れなぬ4輪車が! 屋根はあるけどプラ製で、ドアもシートベルトも無い…、でもワイパーとナンバープレートが付いている(写真をクリックすると拡大)。
 気になったので見せてもらいました。
 正体はTAKEOKAという富山県内の会社が製造している原付き扱いの電気自動車「ルーキー」でした。
 
シニアカーレベル(6km/h)の性能かと思いきや、最高速度は30km/h超! 城端の坂も登れ、航続距離も30〜40キロあるそうです。
 
 電動カー!さすが城端は先進の地だなぁ(そういえば稲塚権次郎翁も真っ先にシニアカーに乗ってた)。 オーナー方が免許を返納されたので森崎さんが預かってるとか。
 置き場所さえあれば(当然お値段も安ければ)欲しいなぁ…。 と言いつつ倉庫を物色していると…気になるチョイ乗り用の原付バイクが! これなら買えそう…。 ドレスアップして店軒先に飾りたいなぁ…。と妄想するのでした。

 きょうは紺無地ウールにグレータートル、黒緑の角帯に黒斑の袴、青黒タビックスです。
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2018年11月13日(火)  No.5618

作務衣をおろす
 半年ぶりの自家消費は、綿紬の作務衣です(写真をクリックすると拡大)。
 作務衣は紺と茶の2着持ってます、でも黒もいいかな…と。
 店で着ることはまず無いのですが、外での清掃作業や病院で診察を受ける時に着物だと迷惑をかけるので…。

 実は色違いの茶色とグレーが店内にございます。 M寸表記ですが、ほぼフリーサイズ(僕がピッタリ)なので、寛ぎ着にいかがでしょうか?

 きょうは紺の縞紬に深緑の半衿、青白角帯に黒無地袴、灰色の足袋です。
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2018年11月12日(月)  No.5617

別院は今[34] 奉告法要
 足かけ7年かけた大事業「城端別院善徳寺 平成の大修復」も完了し、本日めでたく「本堂庫裏修復完了奉告法要」を粛々と営みます(写真をクリックすると拡大)。
 長く大変な工事でした。 想定外…もいっぱいあったと思います。 工事関係者のみなさま、ありがとうございます。 みなさんの素晴らしい仕事ぶりにいくら感謝してもしきれません。

 進捗具合をワクワクしながら見たことも、特別現場公開で二度と見ることができない本堂の屋根裏に登れたことも思い出です。
 生まれて此の方、ず〜っと身近にあった別院。 僕はここが大好きなんだ…とあらためて感じています。

 きょうでシリーズ【別院は今】は完結するので一連のリンクを張っておきます。
 [1]足場の基礎[2]足場組立[3]仮本堂[4]大雪囲い[5]松の木を伐採[6]雪の燈籠[7]大屋根の足場組み[8]大屋根に屋根[9]第一回特別現場公開[10]仮屋根の全景[11]本堂の後ろ姿[12]寺務所移転[13]別院庫裏看板[14]本堂・庫裏特別現場公開[15]貝干し[16]再び寺務所移転[17]本堂屋根裏公開[18]本堂仮屋根撤去[19]本堂全容現わる[20]縁側の床板[21]台所門改修[22]台所門剥き出し[23]山門を支える[24]山門瓦の葺き替え[25]遊びをせんとや生まれけむ[26]東南門[27]電照門[28]台所門開門[29]鐘楼補修[30] 武者窓[31]土塀解体[32]囲炉裏端[33]土塀再建



 きょうは茶地に白縞の厚手木綿に薄黄土の半衿、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、茶のニットチョーカーにキャメルのタビックスです。
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2018年11月11日(日)  No.5616

サンフレッチェ敗退
 サッカーJ1リーグの首位を独走し、2位との勝ち点差最大13もあった贔屓のサンフレッチェ広島ですが、W杯中断後は勝ちに恵まれず、このところ連敗続き…。 今日で5連敗したことで、優勝の芽は無くなりました(TT)。
 「優勝間違いなし!」と思っていただけにショックを隠しきれません。

 なんでこうなってしまったのか…ハッキリしないのですが(マンネリ化が最大の要因かも)、昨年残留争いしてたチームが「優勝」しかかっただけでも「いい夢みさせてもらった」のかもしれません。
 まだ2試合残ってます。 サポーターの一人として全力で声援を送ります。

 きょうは桑染め紬に茶色の半衿、黒緑の角帯に梅鼠のウール袴、茶色の足袋です。
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2018年11月10日(土)  No.5615

Imagine One World
 NHKドキュメンタリーKIMONO革命〜全世界の晴れ着を創る〜」を見ました。
 世界各国の伝統や文化をオリジナル着物(振袖と帯)に染め出します、その数なんと206!
 東京五輪の2020年までにすべてを完成させ、各国をイメージしたKIMONO姿のモデルたちが手を繋ぎ「世界はきっと、ひとつになれる」ことをうったえる…という壮大なプロジェクトです。
 伝統工芸のひとつである着物や帯の制作現場を支援し、伝統を継承しつつ新しい風を吹込み、衰退しつつある現場の復興をも目指しています。
 現在半数の100ヵ国が完成し、お披露目ショーが開催されました(写真をクリックすると拡大)。

 !!壮観ですね!!
 正直言って「
東京キモノショー2017」で数枚見たときはあまりピンと来なかったんですが、今は違います。
 「イマジン・ワンワールド」なんらかのかたちで応援したくなってきました。

 きょうは水色縞の明石木綿にグレーの綿タートル、青白角帯に薄緑の綿袴、グレーのタビックスです。
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2018年11月9日(金)  No.5614

福光にぎわい朝市
 「3と8のつく日(毎月3,8,13,18,23,28)に福光で朝市やってるよ」との情報を聞きつけ早起きして出かけます。

 福光福祉会館に到着したのが、まだ真っ暗な朝5時40分・・・早かったかな…と思ったらすでに終盤でした(写真をクリックすると拡大)。

 早朝5時から6時までの“ほんまもんの朝市”です。 今朝は10店ほどが店を連ね、産地直送の野菜や果物などを販売しています。
 歓待され、ストーブを囲んでお茶の無料サービスを受けました。みなさん親切で心地良い。

 主催は福光福祉会館周辺まちづくり協議会、老朽化した福祉会館の活用法を模索したなかで出てきたアイディアだそうで、雨天時は軒先で開催してるとか。 実行に移すのが素晴らしいですね。
 今年は11月末(28日)までで、納の市を12月16日(日)に開催するそうです。
 熱いコーヒー(50円)をいただき、リンゴ3個とホクホクの焼き栗を買って帰ります。 たくさんオマケしてもらって朝から大満足。
 朝市、いいですね〜。 気分良く一日が始まります。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に薄茶の半衿、黒緑の角帯に黒斑の綿袴、グレーの絹ストールに紺のタビックスです。
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2018年11月8日(木)  No.5613

北野歌舞伎
 戦前は日本各地で素人歌舞伎(地歌舞伎)が行われていました。 城端では戦後も北野村を筆頭に盛大に開催されていたようです。
 戦後間もない時分の写真が見つかりました(クリックすると拡大)。 幕を当店で染めさせていただいたので撮っていたようです。
 8月25日の北野天満宮例大祭に、刈り取り終わった早稲の田んぼに芝居小屋を建て村々の青年団が歌舞伎を上演します。 客席はムシロ敷き。 忙しい日常をいっとき忘れさせるマッツリです。

 オリジナルはモノクロですが、最新のAI技術(早稲田ディープネットワーク)で色付けしてみました(写真右)。 臨場感が増しますね。

 きょうは焦げ茶のウールに薄黄土の半衿、黄金の角帯に黒茶の袴、茶のガーゼストールに焦げ茶のタビックスです。
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2018年11月7日(水)  No.5612

新城端駅
 改装中だった城端駅がほぼ完成しました。
 国道を挟んだ向かい側にあった観光案内所が駅舎に入り、朝8時半から夕方5時半まで土日も職員が常駐します(写真をクリックすると拡大)。
 白く清潔な駅舎は明るく、終着駅の場末感を払拭(笑)。 大きな案内地図も刷新されました。

 公衆電話と郵便ポストは駅向かって左側、バス待合所との境に移転しました。 五箇山方面へのハブでもあるので、バス運行情報が日本語・英語対応となり、ますます増えるであろう
インバウンドに対応しています。

 駅から徒歩11分で当店です。 城端駅で待ち時間等ございましたら、是非きよべにお立ち寄りください(曳山会館前からも世界遺産バスに搭乗することができます)。

 きょうはグレー縞の片貝木綿にグレー綿タートル、黒緑の角帯に黒の綿袴、黒のタビックスです。
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2018年11月6日(火)  No.5611

柳田國男文学碑
 資金を募っていた柳田國男文学碑が昨日 別院前に建立されました(写真をクリックすると拡大)。

 裏にこうあります↓

柳田國男は、明治四十二年五月二十六日、木曽・飛騨・北陸路の視察旅行に出た。
六月五日、白川村鳩谷を出発し、風雨のなか小瀬峠を越え城端へ着いた。
その時の様子を、『秋風帖』「木曽より五箇山へ」の紀行文に「城端は機の聲の町なり。寺々は本堂の扉を開き、聴聞の男女傘を連ね、市に立ちて甘藷の苗賣る者多し。麻の暖簾京めきたり。」と書いている。「越中の小京都」を彷彿とさせる一節である。
 
 姿も場所もとてもいいと思いませんか。 揮毫は書家の山根美幸さん、石の形に合わせて書かれた文字は美しい。
 まちのシンボルがひとつ増えました。

 きょうは茶縞ウールにこげ茶のタートル、黒緑の角帯に帆布の袴、茶のタビックスです。
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2018年11月5日(月)  No.5610

ちのこうや
 帰省した次男を連れて美術館巡り。
 「棟方志功 広大無辺の書の世界」(福光美術館)に始まり、呉東方面に車を走らせ、「河口龍夫−ちのこうや−」(黒部市美術館)、西田美術館、「
富山ガラス大賞展2018」(富山ガラス美術館)、「現代アートとの出会い展」(豪農の館 内山邸)まで一気に走り抜けます(流石に疲れました)。

 でも収穫は大きく、とりわけ -ちのこうや- は最初フライヤーを見たとき「???」だったんですが、一通り見回ってくると作家の意図が明確でストンと落ちました。 感動すら覚えます。
 現代アートはメッセージ性のある作家が好きです。

 きょうは柿色木綿に薄黄土の半衿、黒緑の角帯に灰茶の綿袴、草木染めのストールに茶のタビックスです。
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2018年11月4日(日)  No.5609

平成最後の大交換会
 城端フラワーカード大交換会を11月18日(日)11時より当店前のえびす駐車場にて開催します。
 今年は、肉バル(高級すき焼き肉500g)、カキバル(牡蠣半缶)、カニバル(毛ガニ1パイ)の豪華3バルに、みかん(1箱)、リンゴ(1箱)、お弁当(千里山荘)、インスタントラーメン(サイコロ出た目)、コロッケorメンチカツ(50pt)の大盤振る舞い。
 
お手元のポイントを大還元しちゃいます(写真をクリックすると拡大)。


 というのは《このカードの有効期限は来年4月30日まで》
 新元号とともに新しい色のカードになりますので、この「交換会」もしくは「お店のお買い物」でお使いください。
 当店ももちろんカード大歓迎でお待ちしております。



 きょうは紺無地ウールに深緑衿の半襦袢、黒緑の角帯に梅鼠のウール袴、グレーの絹ストールにタビックスです。
     (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2018年11月3日(土)  No.5608

地域おこし落語会
 庄川じゃなくて南砺市に湯谷という在所があって温泉が湧いていて、空き家だった古民家を地域おこし協力隊の石田(松井)香楠子さんが購入して住み着いて、そこで平日午後に落語会をする・・・というびっくりすることだらけの連鎖で「第一回 古民家湯谷 落語会〜南砺市地域おこし協力隊×つながり寄席」に行ってきました。
 木戸銭は2,500円、高座は林家木久扇一門のきく麿(まろ)師匠(もちろん真打ちですが、笑点の大喜利で「お〜い山田く〜ん」の補助なんかもしているそうです)。

 ガラガラだったらどうしよう…と心配しましたが、さにあらず、ご近所のお年寄りで満席でした(写真をクリックすると拡大)。
 みなさんとても楽しみにしておられたようで、相槌を打ちながら終始ニコニコしておられます。
 「子ほめ」「歯ンデレラ(新作落語)」「転宅」の三席に小林 旭の歌マネがはいる大サービス。 大いに楽しませていただきました。

 新しい人が入り地域にちいさな熱源がうまれ、空気が暖められ温風が吹きます。南風は人を包み込み、少しずつ動きが起こります。 まさにその瞬間に立ち会ったと感じました。
 地域おこし協力隊を「税金の無駄遣い」と言う人がいますが、違います。 彼ら彼女らの意識の高さ・行動力・発信力は、文句ばっかりたれてる住民の比ではありません。

 きょうは茶地に白縞木綿に茶色の半衿、黄金の角帯に灰茶の綿袴、茶のニットチョーカーにキャメルのタビックスです。
     (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2018年11月2日(金)  No.5607

あじゃなんFINAL
 南砺市版カマコン=あじゃあじゃ南砺(通称あじゃなん) 全6回開催もいよいよ最終回(僕は計4回参加)。 名残りを惜しんで(?)福野のクチーナノブに過去最大の50人が集まりました。

 3人のプレゼンターのうち僕は『南砺の魅力が集まった商業施設を創りたい』Let’s Monetize! でアイディアを出し合いました。 「桜ヶ池で〇〇したい!と、楽しい案を出したつもりです。
 他には『福野の町家の活用』や『人が集まるエディブルガーデン』など、最終回にふさわしい?やりがいのあるプロジェクトばかり…。

 脳みそシビレルほど使いまくって、心地よい疲労感を感じていたら。。。
 な、な、な、な、なんと『あじゃなん2.0』のアイディア出し動議が!!もちろん喜んでアイディア出しまくりましたとも!
 最後は美味しいイタリアンを食べて記念撮影。 みんないい顔でしょ?

 参加者が楽しく能動的に関わるこのシステム城端のまちづくりにも活用したいと考えています。 ワクワクとともに。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒タートルネック、黒緑の角帯に黒斑の袴、チャコールグレーのタビックスです。
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2018年11月1日(木)  No.5606

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