「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2017年10月

++美しい装い きよべ++

▲先月の日記へ ▲店長のきもの日記へ ▲過去ログへ ▲翌月の日記へ

玉葱+蘇芳+背高泡立草
 彩菜まつりの草木染め体験会にて自分の絹ストールを染め直しました。
 元はセイタカアワダチソウ染+スオウ染めだったのものに、タマネギをかけたんです。
 ゆるくつまんで輪ゴムで括り防染したところ、写真のようにイイカンジの模様に(クリックすると拡大)。

 色も柄も“やってみるまではわからない面白み”があります。
 ちょっとハマりそう…。 春にもなにかしら染め体験を企画してみますか。

 きょうは濃紺ウールに緑の半衿、黒裂織角帯に黒斑の袴、グレーの絹ストールに紺の足袋です。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月31日(火)  No.5237

屋根付きバイク
 愛車マジェスティの改造計画を立ててます。 幌をかけた全天候型!カブリオレバイクです(笑)
 ホームセンターでテーブル用透明ビニールを購入(0.25mm厚)、60cm×150cm超にカットして、マジックで印を付けます(写真をクリックすると拡大)。 バイクのロングスクリーン巾(30cm)とシート巾(30cm)に折り込んで、クリップと後部シートで固定。
 あっという間に完成! 材料費は千円でおつりがきます。

 さっそく試走しましたが、風圧でバタつくこともなく、まずまずな感触。 畳むとかなり小さくなるので収納も簡単。
 あとは雨が降ったときにどこまで使い物になるか…です。 続報をお待ちください。

 きょうは茶に朱縞ウールに薄赤の半衿、黄金の角帯に帆布の袴、草木染めのストールに茶の足袋です。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月30日(月)  No.5236

お化け屋敷を楽しむ
 ふるさと寺子屋4時限目は「闇講」の時間です。
 今年のミッションは盗まれた馬の目玉を取り戻すこと。
 善徳寺本堂から新御殿へ抜け、大納言の間、渡り廊下etc.と長い長いルートに一癖も二癖もあるお化けが潜んでます。 めっちゃ怖い…。
 傷口まで作ったプロ(いせやさん)による驚愕メークはそれだけでも恐ろしすぎる。 僕は(長男のバースデーだったので)ノーメイクで(左写真をクリックすると拡大)。

 寒いし、雨が降ってるし、宣伝も充分でなかった…にもかかわらず、54組二百数十名もの人が挑まれました。
 子どもはおろか大人すら怯むお化け屋敷…。 年々スキルアップしてるなぁ。 来年はどうしよう…。

 きょうは柿色木綿にグレー地紋半衿、黒緑の角帯に灰茶の綿袴、玉葱+鉄媒染のストールにキャメルのタビックスです。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月29日(日)  No.5235

彩菜まつりを楽しむ
 なんと彩菜まつり初日。 当店の体験メニューは本日限りの『草木で染めるシルクハンカチ』です。
 ハンカチだけの予定でしたが、ご要望が多かったので急遽シルクストールも染めていただけるようにしました(1,500円)。

 赤く染まるスオウが人気かと思いきや、意外にもタマネギ(の皮)染め希望者ばかりです。 ご自宅でも可能な方を選ばれたんですかね。
 同じ玉葱でも、媒染剤によって色が全然違います。 酢酸銅(左写真をクリックすると拡大)と酢酸第一鉄(右写真)。 みなさんキレイに染めあげていかれましたよ。

 染料に余力があったので、以前セイタカアワダチソウで染めたストールに薄くタマネギ+鉄分をかけて、茶みを足しました。 さてどうなったか?お楽しみに。
 最後に残ったスオウで絹糸を染め母の織物に使う予定です。
 彩菜まつり、忙しいけど結構楽しんでます。 身体が二つあったら他の体験メニューも試したかったなぁ。

 きょうはグレー織木綿に茶の半衿、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、茶のガーゼストールにタビックスです。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月28日(土)  No.5234

第64回日本伝統工芸展
 伝統工芸展金沢展(11/5まで)の初日に気合いを入れて訪れました。 もちろんお目当ては山下郁子さんの「春の川」(高松宮記念賞受賞)です。
 肉眼でみる作品は、翡翠色が美しく、糸が凛としていて…完成度は群を抜いてました。 全作品のなかでもピカイチだと僕は思います。
 初日ということもあって作家がたくさん居られます。 たまたま染織の作品解説を鑑査委員の二塚長生先生がしておられたので、そっと拝聴することができました。
 例によって、僕が気になった作品を列記します。
〈染織〉藍田愛郎さんの江戸小紋着尺「フランス縞」山名久美子さんの佐賀錦尺八袋「水無月の季」、もちろん山下郁子さんの半紗織着物「春の川」
〈陶芸〉宇佐美成治さんの彩泥線紋大鉢(日本工芸会々長賞)、橋本和哉さんの備前緋襷窯変花器
〈漆芸〉神垣夏子さんの籃胎蒟醬箱「川霧」(日本工芸会新人賞)、小森邦衞先生の網代溜塗箱小蜴𡈁さんの蒔絵片身替箱「汐合」(クリムトを思わせる色使いで気に入ってます)
〈金工〉畠 春斎さんの六角釜
〈木竹工〉河野祥篁さんの透網代花籠「清閑」(朝日新聞社賞)
〈人形〉村瀬克美さんの桐塑布紙貼「角笛」(日本工芸会奨励賞)
〈諸工芸〉山本 茜さんの截金硝子蓋物「掬月」

 通りすがりに金沢美術工芸大学にて「平成の百工比照と工芸作品の精華」を鑑賞(入場無料)。 人間国宝クラスのものが無料で(しかも撮影可)なんていいですね。 学生達は真剣に見入ってました。

 きょうは璃寛茶の紬に茶衿の半襦袢、黒緑の角帯に橡色の絹袴、茶のニットチョーカーに梅鼠の足袋です。
 会場には和装の方がちらほらと、さすが伝統工芸展。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月27日(金)  No.5233

ハロウィンウィーク
 明後日に迫ったなんと彩菜まつりを前に折り紙で魚をつくってます。
 29日にEnglish Room Flowerさんの「Halloween Party」で子どもたちが仮装して訪れ、クイズを解いた子から「池でお菓子を釣り上げる」んです。
 雰囲気を盛り上げようと、ブルーシートを敷いて魚を並べました。
 そして店前には子どもたちが描いたハロウィンの絵(写真をクリックすると拡大)。
 これから月末までは、きよべもハロウィンウィークです。 さぁて何人来てくれるかな?

 きょうは茶地縞ウールに薄赤細縞半衿、黄金の角帯に帆布の袴、茶のガーゼストールにタビックスです。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月26日(木)  No.5232

さくや姫だより その68
 朝夕の寒さがこたえます。 重ね着をしている人間さえ寒いのだから、年中おなじ格好のさくやはもっと寒かろなぁ…。
 ということで、初めて洋服を買ってやりました(これまでは防寒着)。
 触れるとヌクヌクです。 しかし慣れぬものを着せられ芋虫のように固まってしまったさくや(左写真をクリックすると拡大)。 う〜んどうしよう。 でもフードを捲くってやったら(リバーシブル)、耳が楽になったのかゴキゲンでテレビを見ています。 あ〜よかった。

 購入先は小矢部市にあるゼフィールという会社(ブランド名iDog&iCat)です。 ペット用の衣類縫製するようになって業績回復したという記事を前に読んだ記憶があります。 どうせ買うならお金が循環する県内で…と思いまして…。 買ってみて安くて良い!ことに驚きました。 良い買い物をしました。
 また何かさくやにプレゼントしよ〜っと。

 きょうは紺の揚柳木綿にグレー地紋の半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴、青茶のガーゼストールにチャコールグレーのタビックスです。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月25日(水)  No.5231

半衿交換百縁券
 なんと彩菜まつり(10/28・29)の両日、商店街でワンコイン大市を開催します。
 100円もしくは500円で超オトクな商品を購入できるんです。 たとえば「そば500円(まねき)」「パンプキンシュー100円(ANGO)」「赤飯おにぎり100円(大塚屋)」etc..
 きよべでは「渋かわいいタビックス2足で500円」「綿布いろいろ(110×200)500円」

 さらに「半衿をお掛けします券100円(有効期限1年)」(写真をクリックすると拡大)を作りました。
 必要なときに半襟交換いたします(1回/枚) どうぞご利用くださいませ。

 さらに当日のレシート(体験メニュー含む)で大ビンゴ大会(午後3時より北銀駐車場)に参加できます(別院山門下でビンゴカードと交換)。
 今週末は城端のなんと彩菜まつりに是非お越しくださいね。

 きょうは緑の紬に深緑半衿の襦袢、黒裂織角帯に鉄色の絹袴、チャコールグレーのタビックスです。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月24日(火)  No.5230

闇講リハーサル
 29日(日)今年もやりますふるさと寺子屋彩菜まつりと同日開催!!
 1時限目は「家庭科:かまどで火おこし」2時限目「歴史:ぎゅうやま歴史講座」3時限目「音楽:寺子屋コンサート」そして4時限目「課外授業:闇講〜おばけ屋敷〜」
 主催は商工会青年部…ですが城端ファンクラブも当然のようにお手伝い(というか喜んで参加)。

 今夜はリハを兼ねた宣伝写真撮影、なかなかいい絵が撮れました(写真をクリックすると拡大)。
 どこかに僕が居ますが、わかりますか? 当日は別の扮装をしますので、お楽しみに〜。
 コドモダマシじゃない、本気の肝試しです。 大人の方も是非是非どうぞ(300円)、カップルなら吊り橋効果で親密度upするかもですよ〜。

【闇講】10月29日(日)夜6時〜8時半 善徳寺にて開催 参加費300円
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月23日(月)  No.5229

玉葱or蘇芳染め
 彩菜まつりの体験メニュー『草木で染めるシルクハンカチ』の試し染めをしています。
 タマネギの皮とスオウで染液を煮出し、板絞め(左写真をクリックすると拡大)or輪ゴムで絞り、媒染剤は銅or鉄
 (右写真:左上より時計回りに スオウ+鉄+輪ゴム、タマネギ+鉄+板絞め、タマネギ+銅+輪ゴム、スオウ+銅+板絞め)

 28日(土)のみ開催 体験料は1,000円(材料費込) 所用時間はおよぞ60分(10時より14時まで1時間区切りでご予約承ります)。
 ※ご希望の方はストールにもなる倍の長さで1,500円にて体験可
 簡単だし、おもしろいですよ〜。 見学自由、お気軽にどうぞ。

 きょうは水色縞木綿にグレーの半衿、黒裂織角帯に薄緑の綿袴、ベージュのタビックスに藍染めの大井川葛布です。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月22日(日)  No.5228

つまみ細工と祭り衣装ののれん展
 明日からギャラリー蔵布都 藍で「つまみ細工と祭り衣装ののれん展」が始まります(10月29日まで)。
 ハッピをどう加工したら暖簾になるのか見ていただこうと、オリジナルの印袢天も同時に展示します(写真をクリックすると拡大)。

 つまみ細工もいろいろ種類がありますので、参考になさってください。
 きょうは柿色木綿に茶の半衿、裂織角帯に腰板無しの綿袴、茶のタビックスにニットチョーカーです。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月21日(土)  No.5227

バス to Bus
 千葉へやはり夜行バス行でした。
 早朝池袋駅に着いて「ひとっ風呂浴びよう」と算段してたのに、腰につけたデジカメが無い! どうやら座席に忘れたようです。
 慌てて山手線に飛び乗り、先回りして降車場のバスタ新宿へ。 が、待てども² 西武バスがきません。 残念!取り逃がしたかっ…。
 8時半を待って西武バスに電話連絡、練馬駅からバスで南田中車庫に向かい回収できました。

 再びバスタ新宿に戻って(左写真をクリックすると拡大)、アクアライン高速バスで木更津へ。 初めて東京湾を横断します。安くて早いけど強風悪天候だったのでかなり揺れたなぁ。

 帰路は渋滞に巻き込まれ、30分遅れで東京駅に到着。
 徒歩数分の東京駅八重洲口鍛冶橋駐車場は、金曜夜ということもありワヤクワンタンに混み合ってます(右写真)。 雨の中ヘロヘロになりながらひたすら待ち続けました。
 丸一観光グリーンライナー(前後に広い3列シートで快適に熟睡)で高岡駅(加越能バス満席でした)へ、城端線で帰宅し朝9時の開店に間に合いました。
 今回高速バスを乗り継ぐことになりましたが、悪くないけど、やはり新幹線がいいなぁ…。 いや新幹線も遅れたか…。

 きょうは茶地に白糸の厚手木綿に薄赤の半衿、黒緑の角帯におろした綿袴、柿色の足袋です。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月20日(金)  No.5226

都会のお葬式
 弟の義父が逝去されたので、千葉へ。
 ところ変われば葬儀も変わる。新聞に死亡欄が無く?ご近所でもご存じない方がほとんど。。。 さらに真言宗だったので同じ仏教とは言え浄土真宗と作法もかなり違っていました。
 もっとも驚いたのが、葬儀が終わったらすぐ初七日法要が始まった事。 もちろんご遺体を前にして…です。
 これは宗派とは関係なく、都会だから(?)なのでしょうね。
  でも、もちろん故人を憶う気持はいづこも同じです。

 きょうは茶地に白糸の厚手木綿に地紋のあるグレー半衿、黒緑の角帯におろした綿袴、梅鼠の足袋…から黒礼服に着替えました。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月19日(木)  No.5225

井波彫刻バス
 10月より城端ー井波間を結ぶ「井波彫刻バス」路線がスタートしました(試験的に来年3月25日まで)。
[じょうはな座]←→[善徳寺]←→[城端駅]←→[井波交通広場]←→[木彫の里] を25分で結びます。
 土日祝のみ1日4往復運行 片道200円(一日券410円)
 (時刻表は右写真をクリック) ※平日は[なんバス]がご利用になれます

 JR城端駅に降り立ち城端を観光後、@世界遺産バスで五箇山へ A井波彫刻バスで井波へ
 もしくは、金沢からバス(南砺〜金沢線)で井波下車、B井波彫刻バスで城端に向かう etc. 新たな巡回ルートができました。

 きょうはグレーの片貝木綿にざっくりした茶の半衿、黒緑の角帯に腰板無しの綿袴、グレーのタビックスです。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月18日(水)  No.5224

ハッピのれん
 昔の曳山人足法被(印半纏)を暖簾に加工した方が町内に居られます(写真をクリックすると拡大)。
 その着想に感激し、多くの方に知ってもらいたいので、10月22日(日)から「つまみ細工と祭り衣装ののれん展」をギャラリー蔵布都 藍で開催します。
 かわいいつまみ細工も同時展示。
 もちろん入場無料。お楽しみに!

 きょうは緑のコサシルクに山吹の半衿、黒緑の角帯に草木染めの綿袴、ベージュのタビックスです。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月17日(火)  No.5223

ジュート袋
 いきつけの珈琲豆やさんでコーヒー生豆が入っていた麻袋(南京袋)をもらってきました。 ジュート(Jute)=和名;綱麻(ツナソ)製です。
 けっこう大きいでしょ、比較用にさくや姫を一緒にパチリ(写真をクリックすると拡大)。
 さ〜て、なにを作りましょうかね? 英文字を活かすか、それとも裏は無地なので素材感を活かすか。
 なにか突拍子も無いアイディア無いかなぁ? あれこれ考えるのが楽しいです。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に茶の半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーのタビックスです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月16日(月)  No.5222

日本遺産
 国宝(&日本遺産)の瑞龍寺で伝統芸能をにスポットを当てる『ニッポンたからものプロジェクト高岡公演を鑑賞しました(無料)。
 若手ながらも実力がある伝統芸能メンバーと地域のたからものを護る人たちとのコラボ(写真をクリックすると拡大)。
 司会(旅人)セイン=カミュ、講談「高岡歴史講談」旭堂小南陵、日本舞踊 長唄「高岡・春夏秋冬」花柳源九郎(踊) 今藤龍之右(唄) 杵屋勝英治(唄) 杵屋勝十朗(三味線) 杵屋寿希(三味線) 望月秀幸(囃子) 望月正浩(囃子) 望月庸子(囃子) 望月輝美輔(囃子)、「トーク」四津谷道宏(瑞龍寺住職) 島谷好徳(おりん職人)、「御印祭弥栄節」(弥栄節保存会)〈敬称略〉
 講談を楽しみに行ったのですが(勿論ヨカッタです)、花柳源九郎さんの日本舞踊が素晴らしかった。 「新曲浦島」は力強く、でも「鷺娘」では、もう若い娘にしか見えない…。 凄いなぁ…。
 瑞龍寺本堂は満員御礼!かと思いきや、空席が目立ちます(モッタイナイ)。 せっかくだからと最前列ザブトンに腰を下ろして開演を待ちました。 すると中高生が10名程メモ片手に隣席に、どうやら記者らしいです。 いいですね、若者に日本遺産を体験させるというのは。
 彼らが何を感じ、どんな記事を書くのか興味があります。 琴線に触れてたらいいなぁ。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿にグレー織半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴、チャコールグレーのタビックスです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月15日(日)  No.5221

袴の洗濯
 普段着物(綿・麻)はネットに入れて洗濯機で洗っています、もちろん袴も(袴腰は特製)。
 以前は風呂で押し洗い全自動洗濯機→ドラム式(いまココ)と洗濯方法を変えてきました。 ラクチンで良いのですが、残念なことに近年生地の痛みが早いのです。 全自動洗濯機では[水量多め][弱水流]を選択していたのですが、ドラム式はどうも無理な様子(節水のため?)。 水(≒潤滑剤)が少ないので、生地と生地が擦れるのでは?と勘ぐってます。

 繕ってきたのですが、そろそろ限界になったので、木綿袴を2腰新調しました(写真をクリックすると拡大)。
 無難なカンジです。 袴で冒険しづらいなぁ…と思うのは永年の呉服屋観に囚われてるんですかね。

 きょうはグレー織木綿に薄茶の半衿、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、茶のタビックスです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月14日(土)  No.5220

IoT
 南砺市商工会工業部のセミナーに混ぜていただきました。 「IoTの身近な活用事例」講師はイーンスパイヤ(株)横田秀珠さん(写真をクリックすると拡大)。
 “Internet of Things”の頭文字をとってIoT、モノがインターネット回線に繋がってこれまでにない働きをするのです。
 乾電池型『MaBeee』の発想には、驚かされました。
 その昔、インターネット冷蔵庫が提案されたとき「アホか」と思いましたが、考えを改めます。

 講演を聴きながら、『これイケルんじゃないの』というアイディアがひらめいたんですが、どなたかカタチにしてくださいませんか? いや、内容はここには書けませんけど…。
 ところでIoTって字面まぬけじゃないですか? 顔文字にしか見えない(IoT)
 
 きょうは茶地に白糸の木綿に茶の綿半衿、黄金の角帯に帆布の袴、茶のタビックスです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月13日(金)  No.5219

かたりべの会
 井波 草の根サークルの皆さんが昔の井波町についてお話しくださる。 ということで、やえもんやの蔵へ。
 草の根サークルというのは故 千秋謙治先生の声かけで集まった井波の御婦人の会(最高年齢96歳!)
 戦争体験まとめ(戦争とわたしたち)、井波の小字調査、古い井波の写真集(写真は語る 井波の近代)etc.. どれもこれも活動が素晴らしいのです。
 車座になって2時間超、沢山のことを教えていただきました。
 旧街道や水路の話、途絶えてしまった「太子奉賛音頭」、富山大空襲でB29が焼夷弾の前に落とした曳光弾(?)が見えた!とか。 体験されたからこそ聞ける貴重なお話ばかり…。

 それにしても…草の根サークルの皆さんが矍鑠としておられて、活動目的がハッキリしていることに驚きました。
 市内にこんなグループ他に無いでしょう。 体験や知識を語り継ぐ=とても大切なことです。

 きょうはイカット木綿にくすんだ黄土の半衿、黒緑の角帯に薄緑の綿袴、薄茶のタビックスです。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月12日(木)  No.5218

朝鮮戦争レジームからの脱却
 米国と日本は主従関係なのでしょうか? アメリカのいいなりになる日本政府、墜落しても近よることすらできない米軍機…etc.
 我が国はホントに独立国家なのか?と考える事がしょっちゅうあります。
 『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』矢部宏治/著を読みました。 日本はアメリカ政府ではなく、“米軍との密約”によってがんじがらめにされている。 というショッキングな本です(写真をクリックすると拡大)。

 思いがけず朝鮮戦争で追いつめられた米軍は、日本に戦争協力を求めました。 しかし憲法9条があるため日本は参戦はおろか協力もできない…それで旧安保条約や地位協定が決められ、自衛隊の前身である警察予備隊が結成されたのです。
▶国連憲章43条(国連軍ができるまでの間限定)
 [国連加盟国]が[国連安保理]と[国連軍特別協定]を結んで[国連軍]に基地を提供する。
▶日米安保条約
 [日本]が[国連を代表するアメリカ]と[日米安保条約]を結んで[米軍]に基地を提供する。
↑イコールでしょ
 正式な国連軍はいまだ創設されていません。 そして朝鮮戦争はまだ終わっていません(休戦中)。 国連軍の代わりに米軍主導による疑似国連軍が朝鮮戦争以来駐在している…ということです。

 現在、北朝鮮とアメリカの関係がこじれています。 互いに挑発しあい「一触即発」のようにもみえます。
 緊張を解くカギは67年前の朝鮮戦争にあるんじゃないでしょうか? 穿った見方をすれば、常駐を維持したい米軍が意図的に危機を煽っているとも(軍予算を減らされたくない)。

 昨日、衆議院選挙が告示されました。 政界再編成と喧しいですが、政局を云々してる場合ではありません。 平和を維持し日本が真の独立を果たすには、対米従属ではない党への投票が必要です(選択を誤ると後戻りできません)。
 しがらみを断ち切る事で、自由な経済政策も立案できます。
 そしてなにより、自分の国のことは自分たちで決めたくないですか?

 きょうは紺のコサシルクに山吹色の半衿、黒緑の角帯に腰板無しの綿袴です。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月11日(水)  No.5217

ビソワマルシェ
 松井機業さんで「ビソワマルシェvol.09」なる催しがあるというのでノコノコと出かけました。
 Bisowaとは『”遊び”というイメージの概念をひっくり返す、そんな遊びをしよう!』あぁ、アソビを逆に読んだビソアからきてるんですね。
 普通のマルシェと違うのは「天然由来」「共生」「共振」etc.がキーワード。 日本全国を巡る、ちょっと無い感じのマルシェのようです。
 城端で平日開催(火・水)というのも驚きですよね。

 午後にお邪魔したのですが、の〜んびりした雰囲気、…でも客足が絶えません。
 桑畑でキッチンカーが軽食を出したり、湧々農場の無農薬野菜を販売してたり、麻炭を混ぜた漆喰で壁塗りをしていたり、塗り絵セラピーがあったり…。
 おもしょい面々が集まり、なんでかすらねどヘンプコットンのTシャツと藍染めF☆Panを買ってしまいました(笑) なんだろう?このエラバレシモノ感(笑)
 両方とも肌触りがいいので、着用するのが楽しみです。

 きょうはグレー揚柳木綿に黄色の半衿、黒緑の角帯に草木染めの綿袴です。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月10日(火)  No.5216

『美の法門』私版本
 柳 宗悦展色紙和讃を目にして以来、美しい本への憧れがより強くなりました。

 探していた私版本 柳宗悦集 第一巻「美の法門」を古書店で見つけ即購入。 昭和48年11月30日発行の初版本(ラッキー!!) 柳宗悦が見いだした民藝の美の数々(写真は木喰上人自刻像)に芹澤_介の装釘・版画入り。
 「美の法門」「無有好醜の願」「法と美」「美の浄土」「卽如の種々なる理解道」の5編が納められてます。

 一度読んだが理解できなかった「美の法門」ですが、読書百遍…のことわざを信じ、再チャレンジする事にします。
 でも読書の秋といいますが、今日は暑いですね。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月9日(月)  No.5215

もうひとつのBABEL
 平井千香子さんがライブペインティングをする!というので、今度は長男とギャラリー無量へ。
 neutral productionDJアライグマ佐藤忠博(E.Gt.)+清河北斗(箏!)+川端 恵(舞踏)〈敬称略〉
 県内アーティストたちが音+光+ダンスでパフォーマンスするというのです。 二度と見られぬシーンだと思うとワクワクします。

 清河さんの箏から始まり、佐藤さんのノイズアライグマさんの曲にneutral productionが音にシンクロした映像…に即興で踊る川端さん。 そして淡々と描きつづける平井さん。 カオスでした(笑)
 いや、平穏であろうが、争いがおきようが、戦争がはじまろうが、SEKAI NO OWARIにアッチの世界へ行ってしまおうが…、こつこつと雲龍図を描き続けることがBABELなんだろうな。

 きょうは生成りの揚柳木綿にくすんだ茶の半衿、黒緑角帯に黒茶の袴、茶のタビックスです。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月8日(日)  No.5214

Music change the World
 行ってきました、音楽フェスΗappy Seven。 7月7日に脊髄損傷し車椅子生活となった板橋さん、事故をポジティブにとらえ、仲間とともにこれまで井波でイベントを5回続けることに成功。 今回はヘリオスでプロミュージシャンを集めライブ開催です。
 @momoholic Athyme B☆マーレーズ☆ C小久保淳平 Deiji(from Dachambo) EKeyco F椎名純平 G川本真琴[敬称略]
 場面転換時に◯農Music農Lifeの演奏が入るという飽きさせない仕組み。 リストバンド着用で出入り自由ということもあって、@ABを聴いて帰宅し、店を閉めてからGを聴きに戻りました。

 momoholicとてもパワフル、ダンサー2名を引き連れて、ゴージャスなステージ。
 thymeさん目当てで買ったチケットですが、やはりイイ! @Aを終えた時点で元(3,900円)を取った気がします(笑)
 マーレーズのお二人、まっで楽しい、めっちゃイイ! チカラワザで観客をグイグイ引っ張ってくけど、芯があってブレてない。 全員で両手を上げて歌う “Music change the World!” そうなんだよ、これかも!これであって欲しい。
 トリの川本真琴さん終了後、出演者全員でセッション(右写真をクリックすると拡大)。 これも素晴らしかった!
 〈ミュージック チェンジ ザ ワールド!〉
 障害を持つひとりの男性が起こした波がこんなに大きくなって! 何十人ものスタッフ、何百人もの観客、何千人もの賛同者を作り出しました。
 《ミュージック チェンジ ザ ワールド!》
 いろんな人が自分にできることで関わることが、きっと世界を変えるのです。

 きょうは水色縞木綿にざっくり織った濃水色半衿、青白角帯に薄緑の綿袴、グレーのタビックスです。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月7日(土)  No.5213

ハンドドリップ
 まちゼミで習ったおいしいコーヒーの淹れ方を試そうと、近所のお店(増山金物屋)でコーヒードリッパーを買いました(写真をクリックすると拡大)。
 いつもコーヒーメーカーで大量に作りがぶ飲みしてるコーヒーも、一杯一杯丁寧に淹れると薫りも濃さも味も違います。

 ゆとりを持った生活って、決して贅沢することじゃないですよね。
 一杯の珈琲から始まる一日を大切にしなくては…。

 きょうはグレー縞の片貝木綿にくすんだ茶色の半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴、灰黒のタビックスです。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月6日(金)  No.5212

曳山 美と技
 曳山会館「蔵回廊」にて、各町の山蔵に保管してある秘蔵のお宝を公開する『曳山 美と技』が始まりました(来年3月25日まで)。 西上町からは昔の曳山車輪白木の水波御面像と巨大鯛等を出しています。
 各町のお宝を拝見してビックリ! 美術的にも歴史的にも素晴らしいお宝の数々! いやもうはやなんドキドキわくわくしとります。

 さらに昭和30年代の曳山ポスターが素晴らしい! 絵ですよ絵!感激です。 よく残してあったなぁ、昭和37年のポスター(僕の生まれ年)。 昔の人の審美眼すばらしすぎる!!
 観光で訪れた方はもちろん、全町民必見の展示です!

 きょうはグレー縞の伊勢木綿にざっくりした水色半衿、黒緑の角帯に腰板無しの綿袴にチャコールグレーのタビックスです。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月5日(木)  No.5211

渋カワイイ和柄タビックス300円
 渋くて可愛い和柄のタビックスがたくさん入荷したので、店頭POP看板を描きました(写真をクリックすると拡大)。
 しかしイラストがどう見てもホットドック(笑) おっかしいなぁ…絵ゴコロあったハズなんだけど(苦笑)。

 かかと付きの履きよい足袋靴下(22-24)です、一度お試しください。
 きょうは茶地に白糸を織り込んだ木綿にざっくりした茶色の半衿、黄金の角帯に帆布の袴です。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月4日(水)  No.5210

髪飾祭
 京都より、並べるとケーキのようにカワイイ髪飾りが入荷しました。 これまで簪(かんざし)と地味めな髪飾りしか扱ってなかったので、店がパッと明るくなってます。
 振袖にバッチリですが、小花もあるので髪をこざっぱりとまとめたいときにも。
 5日より「髪飾祭(かみかざりまつり)」と銘うって賑々しく展示しますので、似顔絵スタンプカードご持参で目のマッツリにお越しください。 
 贈り物にもどうぞ。
 
 きょうは柿色木綿に山吹色の半衿、黒緑の角帯に黒茶の綿袴です。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月3日(火)  No.5209

きものが似合うまち
 当店から車で30分の金沢市で10月1日より「きものが似合うまち・金沢」が始まってます(11月30日まで)。
 きものを着て127ある対象店舗&施設に行くと、さまざまなサービスや特典を受けることができます。 例えば、デザートサービス、絵ハガキ進呈、割引etc..
 個別にみると超お得!!ってのは無いんですが、なにせ数が多いので…。 京都みたいなパスポートを持ち歩かなくてもいいのが楽チン。
 課題は宣伝告知なんだろうけど、どうなんでしょうね。 盛り上がって欲しいです、一度はサービス受けに金沢へ行こうかな。

 城端も“着物が似合う町”なんだけど、なにかできないかなぁ…。
 きょうはグレーの織木綿に茶色の半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴です。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月2日(月)  No.5208

SNSと現代アート
 美大に通う次男を乗せて富山美術館(TAD)入善発電所美術館へ。
 近代美術のTADと、現代美術「NEW・BALANCE」中村哲也展の対比もいいかなと思って(もちろん本人の希望です)。
 発電所美術館のような“空間がエネルギーを持つ”会場に初めて来た次男、ただただ心震わせてました。

 そしてどうです?この赤いマシン〈フランケン〉の美しいこと!(写真をクリックすると拡大)
 〈師範アルファ〉(手前)と〈師範ベータ〉(奥)の質感! 触りたくなります。

 嬉しいのは商業利用以外ならノーフラッシュ撮影OK!なこと。
 清河恵美さんも平井千香子さんも「SNSで発信してもらえば宣伝になる」と明快です。
 アイディアを盗まれるかも…などとコスイこと3人とも考えてません。 真似できるレベルではないのです。

 館の方にもいろいろ教えていただき、得るものが大きかった次男。週末に高速バスで帰省した甲斐がありました。
 きょうは生成りの揚柳木綿に黄土色の半衿、グレー裂織角帯に腰板無しの綿袴です。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年10月1日(日)  No.5207

▲先月の日記へ ▲店長のきもの日記へ ▲過去ログへ ▲翌月の日記へ