「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2011年11月

++美しい装い きよべ++

▲先月の日記へ ▲店長のきもの日記へ ▲過去ログへ ▲翌月の日記へ

いのちのメッセージ
 このところ5時には起きてます。 始発で通う長女を見送ったあとは、朝刊を読み、フェイスブックをチェックしたり(もちろん朝ごはんも)。

 いろいろやっても8時前に全て終わってるので、開店までの1時間で撮りためたビデオを見ています。
 きょうはNHKスペシャル「日野原重明 100歳 いのちのメッセージ」 百歳にして現役の日野原医師を1年間取材した記録です。
 健康の秘訣などが紹介されるのかと思ってたら、全然違ってました。
 数日前は生気があった患者さんが、急に悪化して死んでいく…人の命なんてはかないものですね。 しかし末期ガンの患者たちが、日野原さんに接し明るさを取り戻して生を終えていく姿に感動しました。
 44才で亡くなった女性が残した句「日の原の 陽を受けて暖かく いのち輝く」
 日野原さんに出会った直後の、彼女のまばゆいばかりの笑顔(遺影)に涙しました.

 きょうは茶縞ウールにスタンドカラーシャツ、黒緑の角帯に焦茶の袴、ダカ織のストールに茶色のタビックスです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月30日(水)  No.3065

謎のほこら
 ある日とつぜん、善徳寺山門に謎の祠(ほこら)が…。
 なんの記載も無く、前面は閉鎖されてます(写真をクリックすると拡大)。 大人ふたりくらい入れるでしょうか? 一寸見は学校の購買部のよう…。

 さてこれは何でしょう? ヒントはこちら

 別院にミョーにマッチしてるこの祠、なんの目的があってここにあるのか不明です、臨時事務所にしては寒すぎるし…。
 ここでこのまま越冬するのでしょうか?

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒タートル、黒裂織の角帯に灰黒の袴、濃紺の足袋にグレーストールです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月29日(火)  No.3064

雀のお宿作戦10 〜エサ待ち中〜
 久しぶりに作戦成果を報告します
 9月10月と、田んぼにごちそうがこぼれてるせいか(?)スズメの飛来数が激減していました。 11月になってようやくパティオにすずめが戻ってきた感があります。
 エサを入れるのをどこかで見てるようでサッと降りてくるし、エサを与える母の顔も覚えたようで、つづらこみちを通ってもあまり逃げなくなりました。

 どこで見てるんだろう?と屋根のてっぺんを探してると…いました、いました(写真をクリックすると拡大)。
 つがいでしょうか? 近くで見るとスズメもカワイイものです。

 きょうは白茶の厚手木綿にくすんだ薄茶の半衿、黒緑の角帯に黒茶の袴、茶色の足袋です。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月28日(月)  No.3063

大規模な防災訓練
 富山県総合防災訓練が南砺市、氷見市、小矢部市で開催されました。 城端は「大地震に見舞われた」との想定で市民・自治振興会・消防団・救護班・警察・消防・自衛隊・市役所あげての大規模な訓練です。

 我が町内は城南屋内グラウンドにて避難所のパーテーション作り、6畳が4つ連なるスペースを設営します(左写真をクリックすると拡大)。
 1家族に1ブースなのでしょう、荷物を置いたら狭いだろうなぁ…。 プライバシーはほとんど無く、床はさほど冷たくはないのですが、すきま風が入ります。 横になり天井を見上げると、いたたまれなくなりました。 被災者の辛苦が少し理解できた気がします。

 中学校グラウンドでは実戦さながらの様々な訓練が…。 右写真は倒壊した家屋での救助活動(クリックすると拡大)。
 救急車が、ヘリが飛び交い、自衛隊の特殊車両が演習をする…。
 タイムスケジュールに従って行われ場内放送もされているものの、僕ら市民には何がおこってるのか瞬時には判断できない状況でした。 本物の災害の時も多分おなじような混乱モードになるんだろうなぁ…。
 安定して仕事をこなすレスキュー隊や自衛隊がとても頼もしく感じます。

 今回の防災訓練は当初9月4日に開催する予定でした、しかし台風12号が直撃しそうなので延期したんです。
 「緊急時にこそ訓練しないでど〜するよ」と思ったものですが、延期して正解でした。 だって、万一台風被害が出たときにこれだけの部隊が一カ所に集まっていたら初動が遅れますから…。

 きょうは茶に白縞木綿に薄茶の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋にウールマフラー、レインブーツにヘルメットで防災訓練仕様。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月27日(日)  No.3062

真宗相馬移民200年 記念講演会
 東日本大震災による福島原発の放射能漏れ事故で被害を受け、全村民が避難せざるを得なくなっている福島県相馬郡飯舘村(いいたてむら)。 この相馬は200年前に砺波地方から二千何百もの世帯が移住した土地です。 この飯舘村から杉岡 誠 氏を招いた講演会とパネルディスカッションが城端別院新講堂で開催されました。

 新講堂は満員、百名は超えていたと思います。 若い人は少ないものの、みなさん真剣に講演を聴いてます。
 杉岡さんの話
 「地震直後は津波被害も無く、停電が回復したら被災者を受け入れようと準備していた」「3/15 放射能モニタリングポストの数値がはね上がった」「一ヶ月経った4/22にようやく計画的避難区域に指定」「避難指示が遅れたので、相当量被曝したと思われるし、避難できる場所が残ってなかった」「最終的に避難完了したのはお盆の時期」「バラバラに避難しているので、一部の村民には、支援物資はおろか情報も届かない」

 村民の声
 「安全安心な農業を目指してきたが、土地が放射能で汚染された以上無理だ」「老人は生き甲斐と収入を無くした」「若者は村を捨てる」「TV等で取り上げられなくなって、村民に孤立感が高まっている」「忘れ去られることを怖れている」「今こそ支援が必要」「悲しみに寄り添って欲しい」

 パネルディスカッション(写真をクリックすると拡大)
 「スローライフならぬ、真手(までい)ライフを目指してきたが、住めない土地では難しい」「共同体は崩壊したが、見えない繋がりはないか」「善と悪はあっても、真宗には必要悪という選択枝は無い」

 トータル3時間にもおよぶ長くて密度の高い講演会でした。 「現場」の混乱→怒り→諦めに近い感情に対して、外にいる我々はいったいどこまで寄り添ってきたのだろうか?…自問しています。

 配布された資料をPDF化してアップしておきます、お時間のあるときにご一読ください。 砺波地方と相馬地方の繋がりが理解できます。
 きょうは青縞ウールにくすんだ水色の半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーの足袋にストールです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月26日(土)  No.3061

本日も開店
 毎朝9時に店を開けます。
 掃除して照明をつけて…、お客様をお迎えする準備が整ったら、つづらこみちに暖簾を吊ります(写真をクリックすると拡大)。
 そう、そば屋の開店みたいなイメージです。

 基本的に営業時間内はのれんをさげてます。 つづらこみちも通り抜け自由ですのでどうぞ。

 きょうは茶地に朱縞のウールに久留米のスタンドカラーシャツ、黒緑に角帯に帆布の袴、柄のタビックスです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月25日(金)  No.3060

まちなか無人販売所
 城端のど真ん中、蔵回廊近くにひっそりと野菜の無人販売所があります(写真をクリックすると拡大)。 中安美代志堂さんの向かいにあり「大根1本50円!!」破格値です。

 中安さんのご主人は近くの花壇の世話もしてくださるマメな方で、この販売所もご自分で育てた野菜を出してるそうです。
 野菜の無人販売所って普通は幹線道路沿いにあるのに、市街地って珍しくないですか?

 車で走ってると見逃してしまいそうですが、歩くと面白いものがいっぱい見つかりますよ、城端は。
 きょうはグレー木綿袷に黒半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴、黒繻子の足袋にグレーストールです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月24日(木)  No.3059

城端織の名刺入れ
 長年使ってきた西陣御召の名刺入れがすり切れ、ボロボロになってたので、新しいものを探してました。
 じょうはな織館で正絹の名刺入れを見つけたので即ゲット!お値打ちの1,890円です(写真をクリックすると拡大)。 手作り&手織りゆえ、一点一点どこか違ってます。
 初対面の方にこれを見せて「城端は絹織物の町です」とひと語りできます。名刺交換が楽しみになってきました。

 織館はいま小物が充実しています。 ぜひご覧になってください。
 きょうは茶縞ウールに薄手の黒タートルネック、黒の裂織角帯に焦茶の袴、柄のタビックスにダカ織のストールです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月23日(水)  No.3058

別院の雪囲い日記
 報恩講(ホンコサマ)が終わると善徳寺の冬支度が始まります。 なかでも巨大な本堂の雪囲いは大変な手間と労力を要します。
 雪が多い年には、ズリ落ちた屋根雪が軒の高さまでうずたかく積もります(スキー練習ができるくらい)。 雪の圧力で本堂を痛めぬよう手抜きできない作業が続きます。

 今年は雪囲いの様子を日を追って撮影することにしました(写真をクリックすると拡大)。 アルバムに順次アップするのでお楽しみに。
 きょうは茶地に朱縞ウールに薄茶の半衿、黒緑の角帯に帆布の袴、柄足袋にウールマフラーです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月22日(火)  No.3057

山中千尋ニューヨークトリオツアー
 富山の総曲輪通りに今年オープンした「かふぇ橙」でジャズピアニスト山中千尋さんのライブがあるというのでフラフラと出かけました。
 完全入れ替えの第二部は夜9時開演、狭いホールはギュウギュウ詰めの満席で開演を待つファンの熱気に溢れています。

 Chihiro Yamanaka (p) / Yoshi Waki (b) / John Davis (ds)のトリオが発する音は…凄まじかった(いい意味で)。
 驚愕のテクニック、正確なリズム、強烈な音…なんなんだこの3人は!
 原曲をはるかかなたに飛び越して、それでも最後は戻ってこれる力量に驚きました。
 スゴイ…あっけにとられて聴いてしまいました。 富山で聴けたのが信じられないくらいです。

 きょうは茶地に白縞の木綿に赤まじりの半衿、黒緑の角帯に黒茶の袴、梅灰の足袋です。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月21日(月)  No.3056

虹とカニバル
 本日、じょうはなフラワーカード会のカニバル2011開催日。
 残念なことに予報は雨…、実際は…どしゃ降りでした。 2年続く雨降りにスタッフ一同ガッカリです。
 それでもお客様の出足は良く、昼前にはすべての交換が終了御礼(左写真をクリックすると拡大)。 ありがとうございます。

 午後になっても雨足は弱まらず、むしろ強まってる気がします。 陰鬱な気分で車を走らせていたら、雨が降ってるにもかかわらず、どこからともなく太陽光が差し込み、見事な虹が眼前に発生しました(右写真をクリックすると拡大)。
 1,2,3,4,5…7色の鮮やかな虹です。 地上からビームが放たれたかのような強烈なまばゆいほどの光にしばし見とれてしまいました。
 雨が降ってもいいことあるんですね。

 きょうは青縞ウールに水色のざっくりした半衿、黒緑の角帯に黒灰の袴、紺の足袋にグレーストールに檜の笠で長靴でしたが、ぞんぶらこになったので黒縞伊勢木綿に黒半衿、灰色の角帯に黒斑の袴に着替えました。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月20日(日)  No.3055

今、飯舘村で…
 東日本大震災から7ヶ月、いまも福島原発は放射能をまき散らしています。 しかし報道が減り、意識して情報を集めないとフクシマの現状が見えにくくなっているのは事実…。

 放射能被害に遭っている福島県相馬郡飯舘村から講師をお招きして講演会が開催されます(相馬は200年前に砺波地方から多くの方が移民した土地です)。
 講師は杉岡 誠 氏。飯舘村職員であり原子核物理学者、そして浄土真宗本願寺派の住職でもあります。 原発被災地の最前線から、行政の眼&科学の眼&念仏の眼をもって語っていただけます。

 第二部のパネルディスカッションは、杉岡 氏をはじめ、千秋謙治 氏(郷土史家)、木村宣彰 氏(報土寺住職、前大谷大学々長)、太田浩史 氏(大福寺住職、となみ民藝協会々長)といったそうそうたるメンバーなので聴き応え充分です。
 入場無料、お申し込み不要なので、ぜひお越しください。

と き 11月26日 13:30〜16:30
ところ 城端別院善徳寺 新講堂

 詳細はこちらをクリックしてください
 きょうは白茶の木綿に赤まじりの半衿、辛子の角帯に黒茶の袴、茶色の足袋です。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月19日(土)  No.3054

雅楽の美意識
 博雅会北陸雅楽公演vol.1「城端で雅楽を聴く会」にじょうはな座へ。 博雅会というのは雅楽演奏の若手ユニットでメンバーは全国にいます。名前は平安時代の大スター源博雅からとったそうです。

 城端には雅城会という雅楽団体があり、ときどき聴かせていただいてました。 しかし今回は舞楽「蘭陵王」があるというので興味津々だったんです。
 オープニングは雅城会による「五常楽急」、つづいて雅城会の「平調調子」「越殿楽」「紅葉(朗詠)」「陪臚残楽三返(ばいろのこりがくさんべん)」。 すべて解説付きなのでとてもわかりやすい。
 じょうはな座で聴く雅楽の音色は響きがとても良く、細やかな音や倍音が良く聞き取れます。
 邦楽には和音が無い…と思ってたのに、かつては存在したんですね。 圧倒的な音量に包まれる快感、雅楽ってこんな凄い音楽だったんだ。 洋楽にあわせる必要なんてないんじゃないかと思いました。

 休憩をはさんで舞楽「蘭陵王」(壱具というのはフルバージョンのこと)。 龍の面をつけて力強く舞います。
 この龍面が先日のブータン展で見た仮面にどことなく似てる。 アジア文化は繋がってるんですね。
 緋色の装束をまとった蘭陵王の姿は本当に美しい。 後方で演奏する管弦衣装が地味なので尚のこと引き立ちます。 完全に魅了されてしまいました。

 太古より綿々と引き継がれる雅楽、形式がそのまんま千年も残るなんて…世界的に見ても奇跡じゃないでしょうか? もっともっと雅楽を誇っていいと思います。
 会場には無料で招待された小学生の姿がチラホラと…、彼らがどう感じたかわかりませんが、雅楽の美しさに気づいてくれたとは思います。
 素晴らしい公演でした、お世話くださった雅城会のみなさまに感謝です。

 きょうはグレー木綿袷に黒半衿、黒緑角帯に黒斑の袴、グレーの足袋にストールです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月18日(金)  No.3053

合唱の底力
 きょうは城端中学校合唱コンクール…毎年楽しみにしてきました。 …が、今年は違うんです。 次男がピアノ伴奏するので責任重大、家族みんなドキドキです。

 プログラムは順調に進みいよいよ課題曲「今日は君のBirthday」、満員のじょうはな座の後ろ隅で目立たぬように手をあわせ祈るように聴きます。
 開始前は落ち着かないそぶりを見せた次男でしたが、始まると肝が据わったようです。 苦手だった間奏もなんとかクリアし、2題目に入る頃には少し安心して聴けるようになりました。
 ミスはいくつかありましたが、止まらなかっただけでも合格、僕としては花まるをあげたいくらいです。 小さな手でよく頑張った。

 これまでピアノを傾聴したことはなかったんですが、当事者(の家族)になって初めて個人個人の頑張りに気がつきました。 みんな良かったよ、唄う生徒たちも、伴奏も、指揮も。
 伝統的に(?)城端中の指揮者はリラックスさせる言葉を書いた紙を持参します(右写真をクリックすると拡大)、自分が一番緊張してるだろうに…。
 左写真は終演後の指揮者の姿、彼が友達に信頼され愛されてることがわかるでしょ?
 単に優劣を競うだけじゃなくて、もっと大事なことを合唱コンクールで学ぶのでしょうね。

 YouTubeに最優秀賞受賞の3年2組自由曲「遠い日の歌 」をアップしました。 ヒドく手ぶれしてますがご容赦ください。
 2分頃パッヘルベルのカノンが入るところで感動しさらに揺れてしまいました。 女子パート、すばらしい、1/fのゆらぎが…。

 やっぱ合唱はいいなぁ…。よ〜し来年はPTA合唱団に参加するぞ〜。
PTA合唱団;南砺市の歌「緑の里から」はこちら

 きょうは茶縞ウールにスタンドカラーシャツ、辛子の角帯に焦茶の袴、タビックスです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月17日(木)  No.3052

キモノ免許
 自動車免許の更新に行きました、諸事情あって富山市まで(涙)。
 5年ぶりだといろんなところが変わってますね。 全般的にスピードアップされていて驚きました。
 免許証にICチップが埋め込まれていて、なにやらいろんなことがわかる…ラシイ。 帰りにチェックしてみると、まだマッサラでした(ホッ)

 免許の写真はもちろん和装です。 昔は気合いを入れて御召羽織などを着ていったのですが、近年は普段と同じ恰好になりました。
 まわりを見渡してもカジュアルな装いの人ばかりですし(残念なことに着物姿はいません…)。 3〜5年残る免許写真だからみんな和装にしましょうよ〜。

 きょうは茶地に朱縞ウールに薄赤地の半衿、黒緑の角帯に帆布の袴、焦茶に染めたタビックスです。
2011年11月16日(水)  No.3051

臨時休業
 近所に住む親戚のおばさんが亡くなりました。
 子どもの頃から我が子同然に可愛がってもらい、僕と同い年の子がいたので兄妹のように育ちました。

 闘病生活10年とはいえ、鬼籍に入るにはまだ早い歳です。
 今年は身近に亡くなる方が多いのでショックです。
 葬儀に参列するため店を休ませていただきました。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月15日(火)  No.3050

善徳寺のポスター
 城端は東本願寺別院 善徳寺の寺内町です。 宗教は別でも、町の中心にあり「心の依りどころでもある善徳寺を大切にしよう」という気持ちを持つ方がほとんどです。
 4年後の大法要のポスターを市街地いたるところに貼り出すことにしました(写真をクリックすると拡大)。

 こう書いてあります↓

宗祖親鸞上人七百五十回・教如上人四百回 御遠忌法要
平成27年10月7日(水)〜11日(日)
    本堂・庫裏 御修復
「仏さまの願いあってこそ ここまでのいのち そしてこれからの命」
              真宗大谷派 城端別院 善徳寺

 四年後にせまった御遠忌法要の準備がいよいよスタートします。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月14日(月)  No.3049

来週はカニバル2011
 急に寒くなってきました…。 すると恋しくなるのが…そう、毛ガニです(←強引)。

 じょうはなフラワーカード会恒例の大交換会「カニバル」、今年はいつもより早め、11月20日(Sun)に開催します。
 お手持ちのポイントで冬の味を先取りしませんか?
 詳しくはサイトもしくは店頭チラシをご覧ください。

 きょうは青縞ウールに黒半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーの足袋にストールです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月13日(日)  No.3048

アットホームなジャズコンサート
 きょうはヘリオス・アットホーム2011 vol.3、ジャズピアニスト佐山雅弘さんの公演です。 113回続いたサロンコンサートに替えて今年から始まりました。 タイトルは変わっても料金据え置きの2,500円←安い!

 会場は?…ナ、なんと円形劇場でした(写真をクリックすると拡大)。 周囲をぐるっと写真(南砺市美術展)で囲み、ベーゼンドルファーを設置、客席はすぐ傍です。
 天井に反響板があるというこのホール、やはり響きは独特です。 とりわけ低音は上から降りそそぐ印象。

 佐山さんは軽妙なトークで笑わせ、柔らかいピアノタッチでジャズを奏でます。 スタンダードからオリジナル曲まで、“ラプソディ・イン・ブルー” は圧巻だったし、“ スペイン ” のアレンジも面白かった。

 お客さんは子どもからお年寄りまで…多種多様、休憩時にはお茶が振る舞われ、まさにアットホームなコンサートでした。
 きょうは媚茶の紬に茶色の半衿、黒緑の角帯に黒地の横段袴、梅鼠の足袋です。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月12日(土)  No.3047

わらび座ミュージカル「セロ弾きのゴーシュ」
 城端小学校の芸術鑑賞会、今年はじょうはな座をお借りして、劇団わらび座 ミュージカル「セロ弾きのゴーシュ」公演です。
 2階席が地元民にも公開されたので、いそいそと出かけます。 わらび座を観るのは2度目、実力のある劇団なので楽しみです。

 子ども対象のミュージカルなんですが、演技・歌・構成ともレベルが高く、大人が見ても充分楽しめます。 …というか大人にもっと見てもらいたかった。午後の部は二十名弱、ちょっともったいないなぁ…。

 さて、1時間程度の舞台ですが、子どもたちはプロの演技にぐんぐん引き込まれていったようです。 ホント面白かった&素晴らしかった。
 低学年は「セロ弾きのゴーシュ」を見たことで宮沢賢治の童話に興味を持つでしょうし、すでに国語で習ってる6年生は賢治が何を伝えたかったか理解したことでしょう。

 子ども時代に、本格的な施設で本物の芸術(音楽・芝居・踊りetc.)を見ておくことは必ずや糧になると信じています。 すべての子どもたちに見せられて本当に良かった。 この公演を実現させる為にご尽力いただいた関係各位に感謝します。
 (ストロボ無しの撮影OK…ということでしたので、何枚か撮らせてていただきました)

 きょうは茶地に白縞を織り込んだ木綿に黒タートルネック、辛子の角帯に黒茶の袴、茶色の足袋に黄色のストールです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月11日(金)  No.3046

万華鏡発刊二十周年
 富山写真語「万華鏡」が発刊20周年を迎えました。 記念号は増ページ&カラー刷りで「チューリップの素顔」。
 チューリップの原種を追う話、チューリップフェア黎明期の話、そしてチューリップの愉しみまで、まさにチューリップ尽くし(右写真をクリックすると拡大)。

 チューリップの原産地は中央アジア、カザフスタンの南東部。 日本人のルーツもそのあたりなんだそうです(5万年前のハナシです)。
 わずか20年前のソビエト連邦時代には、遠い遠い国だったのに、5万年を経て繋がったら急に身近に感じました。 不思議ですね。 

 「万華鏡」手元において何度も眺めたくなる一冊です。 密度の高い寄稿も読み応え充分ですよ。
 きょうは白茶の木綿に柄半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色のタビックスにダカ織のストールです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月10日(木)  No.3045

秋の高級果物
 “ 今年は柿の当たり年 ” なんでしょうか、多くの方がいろんな柿を持ってきてくださいます。 全部が甘くて美味しい!

 我が家はみんな柿が大好きなので、朝・昼・晩に食べてます。 シアワセ。
 考えてみてください、柿はこの季節しか食べられない、上品な味の果実ですよ。 それを無料でいただけるなんて、感謝感謝です。

 きょうは茶縞ウールに朱色の半衿、芥子の角帯に帆布の袴、茶柄のタビックスです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月9日(水)  No.3044

デコ盛りキューピー
 日曜日のお寺deフリマを見に行った次男が、デコったキューピーをもらって帰りました。
 普通のキューピーにシリコン樹脂(?)を盛りつけ、フルーツパフェキューピーに(写真をクリックすると拡大)。 超精密!なんて器用なんでしょう!

 出店者に手品を披露したご褒美だそうです、見てもらえるだけでもありがたいのに申し訳ないことをしました。

 今年のお寺deフリマはこれにて終了、長い冬眠に入ります。 再開は来年6月6日を予定しています。
 きょうはグレー木綿袷に黒の半衿、黒の裂織帯に灰黒の袴、黒地の小紋柄足袋です。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月8日(火)  No.3043

体験乗馬のすすめ
 動物好きな方に「馬に乗ってます」と伝えると、強く興味を示されたので乗馬クラブにお誘いしました。
 早めに着いて馬房を見学、これだけ多くの馬を間近で見ることは無いので、とても喜んでましたね。

 「このまま帰っても大満足」とおっしゃってたんですが、せっかくだから…と体験乗馬にチャレンジ。 自称;運動音痴だそうですが、ちゃんと乗(せてもら)っていたようです。
 なにはともあれ楽しそうで良かった。

 体験乗馬のチケットありますので、興味のある方はご一報ください。
 きょうは青縞ウールに黒半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーのストールに足袋です。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月7日(月)  No.3042

大人のバイオリン発表会
 これまでナイショ(?)にしてきましたが、実はバイオリンを習ってます。 生涯の趣味になればいいなぁ…と思い6年前に始めました。
 寺井尚子さんに憧れ入門しましたが、もとよりその域に達することはできず、バイオリンでジャズるなど夢のまた夢、何年経っても初心者のまま。 後から入った子どもたちにどんどん抜かれ、不確かな音程に悪戦苦闘する日々です(←練習は滅多にしませんが…)。

 竹田楽器さんの3階ホールで「大人だけの発表会をします」というので、それなら…と参加を決めました。 「大人だけ」だからバラードを…と思い、尾崎 豊の“ I Love You” を選曲したのですが、やっぱり撃沈してしまいましたとさ…。 あ〜ぁ
 「老後」までの道のりは長いなぁ…。

 きょうは茶地に朱縞のウールに薄柿色の半衿、黒緑の角帯に黒茶の袴、茶色の足袋にダカ織のストールです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月6日(日)  No.3041

唐辛子を鑑賞
 なんばをいただきました(ここらでは唐辛子のことをナンバと言います)。 見事な赤色で染料として使えるんじゃないか?と考えてみたりしています。
 とりあえず、店内に活けておくことにしましょう。

 観賞用だと聞いていたので、試しに小さいのをかじってみました。
 一口めは野菜の味がして、二口めにジワーッと液体がしみ出してきて・・・その後どうなったかはご想像にお任せします。
 僕はやっぱりわさびの辛さがいいなぁ…。

 きょうは茶縞ウールにスタンドカラーシャツ、カラシの角帯に帆布の袴、縞のタビックスです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月5日(土)  No.3040

盆栽を鑑賞
 城端商工会館2階で開催されてる「第37回 盆栽展」を見せていただきました。 主催は城端盆栽同好会のみなさんです。

 盆栽…というと波平さんの趣味…くらいしか知識はありません。 でも、ひと鉢ひと鉢見て回ると趣きがありますね。
 右写真は木のない盆栽(クリックすると拡大)、水に濡れた黒石が鎮座してます。 「これも盆栽なんだ!」と考えを新たにしました。 確かに風景にはなってます。
 奥深いなぁ…。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒タートル、黒緑角帯にチャコールグレーの綿袴、紺の足袋です。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月4日(金)  No.3039

能楽大会
 じょうはな座初のお能の公演、城端芸能協会の創立30周年記念です。
 この日の為に能楽堂みたく舞台設営されてます(右写真をクリックすると拡大)、和服の女性も多く雰囲気満点。
 じょうはな座は声がよく通りますね、後ろから2番目の席でしたが音響設備無しで良く聞こえます、さすが伝統芸能会館。

 最初に仕舞『藤』『山姥』と、狂言『鬼瓦』が演じられ、いよいよ能楽スタートです。
 演目は『井筒』(世阿弥 作)、シテは大坪喜美雄先生(要無形文化財保持者、宝生流)。
 筋書きを頭に入れておいたので地唄を追わなくても大丈夫…と安心したせいか、不覚にも何箇所かで気を失ってしまいました(すみません、イビキはかいてなかったと思います←願望含む)。
 でも、お能の所作の美しさは充分堪能できました。 能の美意識みたいなものに触れられたと思ってます。

 能(ワキ)の人間国宝 松本謙三翁の生誕地ということもあって、城端では謡曲を習う人が多いようです。 芸事も盛んです。
 ただ問題は本公演のお客様を見てもわかるように高齢化が進んでることかなぁ(小学生の女の子を除けば僕が最年少でした)、由々しき問題ですね。

 きょうは少し気合いを入れて、璃寛茶の紬に芝翫茶の半衿、路考茶の角帯に橡色の御召袴、空五倍子色の足袋に畳表の草履です。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月3日(木)  No.3038

矢奈 健さんの遊書展
 現在2階ギャラリーで遊書展 『健』の つぶやき和み書・樂・彩 を絶賛開催中です。
 多くの方が時間をとってゆっくりご覧になっていかれます。 …というのは、矢奈 健さんの書かれる文が素敵だから(左写真をクリックすると拡大)。 お地蔵さんの絵も温かみがあって、思わず頬が弛みます。

 実は軸装(?)やフレームのほとんどが矢奈さんの手作りなんです。 工業製品には無い温もりを感じます。
 ハガキ立てに矢奈さんの文字を入れれば(右写真をクリックすると拡大)、ほら、机の上の空気が和らぐでしょ。

 展示は6日までです、お寺deフリマと併せてご覧ください。 
 きょうは茶地に白縞の厚手木綿に薄朱の半衿、芥子の角帯に黒茶の袴、茶色の足袋です。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月2日(水)  No.3037

ITを活用した地域ブランド創造
 昨夕、じょうはな座で講演会がありました。 「地域財産を育成しヒトとオカネを動かす」という堅いタイトル、講師は(株)うぶすな 吉井 靖社長です。

 端的に言えば「地域商材をネット販売しよう、情報発信しよう」というハナシです。
 佐渡や秋田で実証済のノウハウを惜しげも無く披露していただき、さらに新規性の高い内容にまで踏み込んで語ってくださいました。 目からウロコの事実もあり、パラダイムシフトが起きそう…。 驚くとともに、感謝の気持ちでいっぱいです。

 なんの予備知識も無く参加したのですが、いま僕たちがやろうとしてることとクロスする部分がかなりあったので、聴けて良かったと思ってます。
 ちょっと急がねば…。

 きょうは白茶にネップの入った厚手木綿に柄半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色のタビックスです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年11月1日(火)  No.3036

▲先月の日記へ ▲店長のきもの日記へ ▲過去ログへ ▲翌月の日記へ