「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2011年7月

++美しい装い きよべ++

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天つくアサガオ
 緑のカーテンで余ったアサガオの種を店前の土に埋め、♪早く芽を出せ♬とかいがいしく世話したら、ワイヤーに絡みつきスルスルと伸びていきます。
 あっという間に電信柱のてっぺんまで届きそう…。
 “ かえし ” (正式名称不明)があるので、そこで止まるとは思うのですが…万が一頂上まで行ったらどうしよう…ドキドキ。

 伸びるのに忙しいらしく一向に花を咲かせる気配はありませんが、咲いたら見ごたえありそうで楽しみです。
 きょうはグレー縞の小千谷に黒の半衿、裂織の角帯を浪人結びにして腰板無しの綿袴です。
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2011年7月31日(日)  No.2943

バージョンアップ
 善徳寺の二大行事「虫干法会」と「報恩講」には城端市街地に五色の旗が立ち並びます(右写真をクリックすると拡大)。 商店街はプランターにさせるようになってますが、善徳寺前はボラード(車止)に角材を固定していました。 角材は重いし、ぐらつくしで大変だったんです。

 今年の虫干に一部だけ固定金具(左写真)が新調されてました、試作品でしょうか? 地道にバージョンアップしてるんですね。
 きょうは薄緑縞の小千谷に生成りの半衿、緑の絽角帯に薄緑の綿袴です。
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2011年7月30日(土)  No.2942

超完熟トマト
 真っ赤に熟れた大きなトマトを頂戴しました。 まるでリンゴのようですね(写真をクリックすると拡大)。
 よくぞここまで赤くしたってカンジです。
 冷やして食べたら、みずみずしくってフルーツのようです。 旬のものって美味しいですよね。

 閉店後は城端中学校PTAの夏休み巡回パトロール当番で城端の主だった施設をぐ〜るぐる。
 今年もなんの問題もありません。 城端の子はカタイもんです。

 きょうは黒縞の小千谷に薄黄土の半衿、辛子の角帯に薄手の綿袴です。
2011年7月29日(金)  No.2941

草むしりの秘密兵器
 ラジオ体操終了後、店前の歩道の草むしりをしました。 風で飛来した土がブロック隙間にたまり、そこに草がはびこるんです。
 前夜に雨が降ったので今がチャンス!とばかりに、溝に詰まった泥を熊手で掻き出し、根こそぎ草をむしります(除草剤は使いません)。

 しかし間口が七間半、歩道幅は2間、面積でいうと15坪もあるのでかなりの重労働です、1時間近くかかりました。
 それでも腰が痛くならなかったのは、写真の車輪付き作業イスのおかげでしょうか。

 きょうは黒地に縞の小千谷に黒い半衿、黒地裂織の角帯に黒の紗袴です。


 城端の豪雨水害から3年経ちました。 「もう3年」の人もいれば、「まだ3年」の人もいます。
 まだ完全復旧には遠いのに、災害の記憶が風化してしまうことを怖れます。
 311も同じです。
 すべての価値観が根底から覆されるような大災害だったのに、以前の生活に戻ろう戻ろうとしている自分たちに唖然とします。
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2011年7月28日(木)  No.2940

聖徳太子の御絵伝
 午前中に善徳寺の虫干法会へ。 近くにあって “ ちょっと行ける ” 幸せを感じながら。

 ひととおり法宝物を拝観した後、名古屋大学の学生さんによる「聖徳太子の御絵伝」を拝聴。 以前から聞きたいと思っていたんです。
 会場となる新講堂には百人位の老若男女(含む子ども)が集まり、静かに耳を傾けています。

 最初に阿部泰郎先生が全体像を語り、続いて学生さんが日替わりで太子の生涯を絵解きします。 僕が聞いたのは太子十一歳「諸童子との遊戯」澤野令奈さんの初舞台でした(写真をクリックすると拡大)。
 緊張して多少つっかえるところはありましたが、アンチョコ無しで語る姿はさすが名大生、たいしたものです。
 絵解きの一部を収録させていただきました、クリックしてご覧ください

 県立大の原口先生によると「次々と新しいことを取り入れているのが善徳寺虫干法会が今日まで続く秘訣」なのだそうです。
 そういえば、法宝物の番をしておられる方々も大幅に若返ってました。 そして今年は盤持ちの俵づくりを商工会青年部だけでやりました。
 変わらないようでいて、変えるべきところはちゃんと遷移しています。 百年続くにはマンネリを超える “ なにか ” があります。

 上っ面だけみて「また今年も一緒やわ」と思ってる方に、もっともっと虫干法会を、善徳寺を知っていただけたら…と思います。
 知れば知るほど新しい発見があるハズですから。

 きょうはグレー縞の小千谷に黒の半衿、薄灰の角帯に黒の絽袴です。
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2011年7月27日(水)  No.2939

式年太鼓の稽古
 北野式年太鼓の小若連は中学2年が卒業学年です。 ことし中2の次男は米国マルボロ行きと練習日が重なるのですが、迷わず参加を決めました。 小3から始めた式年太鼓の集大成になると考えたのでしょう。

 きょうは数少ない貴重な練習日の初日、メンバー全員が揃いました。
 教えてくださる方々も習う子どもたちも真剣です(クリックすると拡大)。 傍で見ていて密度の高い練習だと感じます。

 練習の終わりに、卒業生のみが貰えるバチを先がけて頂戴し、感無量だった次男、テンションがすっごく上がってました。 

 地域の方が複数で子どもの育成に関わってくださるのはとても有り難いし、段階を踏んで上達させるシステムができてることは凄いことだと思います。
 いろんな点で北野式年太鼓保存会は素晴らしい。 むぎやも後継者育成で見習うべきところが多いのでは。

 きょうは薄緑の小千谷に芥子色の角帯、裂織の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2011年7月26日(火)  No.2938

乗馬をはじめる
 一ヶ月前の楽しい体験が忘れられなくて、再び乗馬クラブに。 メンバーとして正式に教わることになりました。
 身体を動かす運動は全くやってなかったんで、生涯スポーツになるかも…とも考えたんです。
 たまにしか行けそうにないので限定会員(3,150円/回)ですが。

 最初は大きくて威圧感すら感じた馬ですが、慣れると黒い瞳がとっても可愛く思えてくるから不思議です。 騎乗だけじゃなくブラシがけや給水など簡単な世話もするので尚更かも知れません。
 袴からジーンズに穿き替えねばならないのが残念ですが、講習はとっても楽しいです。 元々バイク乗りなせいか意外と簡単だし。(←ホントかなぁ?)

 困った点は、スポーツのつもりで始めたのに、運動してる気が全然しないこと。 筋肉痛もなくなりました。 これでいいのだろうか?

 いまは初心者手前の超ビギナークラスに入って、狭いサークルをポクポク回ってます。 早く中級クラス(?)の人たちのように颯爽と乗りこなしたいなぁ(写真をクリックすると拡大)。
 上達して、いつの日か暴れん坊将軍に(笑)

 きょうは黒地に縞の小千谷麻に黒半衿、黒の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年7月25日(月)  No.2937

蓮如太鼓
 虫干法会期間中(7/22〜28)は連日様々な催しがありますが、とりわけ日曜日にはイベントが集中します。
 そのため人出も多く、別院周辺は大変な賑わいとなるんです。

 北野天満宮 越中式年太鼓保存会の皆さんは本日だけの披露となる「蓮如大故」を奉納してくださいました。
 善徳寺開祖 蓮如上人がこの地にお越しになったときの歓びを表現した太鼓です。

 笠をかぶり墨染めの衣を着てるのが蓮如さまです(画像をクリックすると拡大)。 歓迎の太鼓はこちらでごらんください

 盤持ち大会に次男がエントリーした(中学男子の部)のですが、あえなく予選落ちでした。 体重と同等(30Kg)はちょっとムリかな。
 でもチャレンジ精神に拍手をおくりたいです。

 きょうは薄緑の縞小千谷に青ボカシの半襟、緑の絽角帯に薄緑の袴です。
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2011年7月24日(日)  No.2936

雀のお宿作戦9 〜さらなる高みをめざして〜
 感動的な飛来から1ヶ月、雀のお宿作戦はまだまだ続きます。

 左写真をご覧ください、パティオ上方、窓枠内、アラカシの狭間になにか見えませんか?
 実は新しいエサ場を設置したんです(右写真をクリックすると拡大)。

 2階リビングから小鳥を眺めたいとの願いです。 果たしてうまくいきますかどうか。

 きょうはグレー地に黒縞の小千谷に薄茶の半衿、グレーの角帯に黒茶縞の紗袴です。
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2011年7月23日(土)  No.2935

東日本大震災被災者の集い チャリティーコンサート
 虫干法会初日の夜は境内で例年「そよかぜコンサート」が開催されます。 しかし今年は東日本大震災のチャリティーコンサートに変更し、チケット代は全額被災地に寄付することになりました。
 趣旨に賛同して集まった出演者は;滝沢 卓さん、中山隆司さん&安藤有希子さん、林道美有紀さん&小泉こう​のすけさん、安居 登さん&今井幹子さん、ザ・ハーベストの皆さん、そして梅原裕放さんたちの被災地報告。

 雨の心配されたので本堂での開催でしたが沢山の人・人・人…。 出演者も気持ちのこもった演奏です。 思いはひとつなんだと胸が熱くなりました。

 みなさん素晴らしかったんですが、地元アマチュアバンド「ザ・ハーベスト」が僕は好きだなぁ…。 音楽を楽しんでるのが伝わってきます。 ドラムの子って小6なんですって(左写真)。

 最後は、出演者と観客が一体となって「翼をください」(右写真)。を合唱。 そして締めは「オンドクサン」って、サスガ。
 さわやかで心がすぅっと晴れわたるようなコンサートでした。

 きょうはグレー縞の小千谷に地紋のある生成り半衿、黒の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年7月22日(金)  No.2934

日焼け→火焼け
 月曜日の海水浴が今ごろになってヒドイ日焼けになりました。
 曇りだし午前中だけだとおもって、鼻の頭と肩にしか日焼け止めを塗らなかったんです。
 翌日も何ともなく、三日経って突然激痛が! 背中と二の腕が日焼け…じゃなくて完全にヤケド状態です(ちなみに日焼け止めを塗ったところは見事に真っ白、効果絶大です)。

 ヒリヒリを通り越して、チクチク…いや、ザクザクと刺すような痛みです。 うめく父のただならぬ様子を子どもたちが心配して一所懸命看病してくれました(ありがとう)。
 うつぶせになって背中と肩を氷で冷やしたバスタオルで包みます。 しかし火照った患部はすぐに氷を溶かしてしまいます。 らちがあかないので、痛み止めを飲んで寝室に移動しました。

 薬が効いていた間は良かったんですが、深夜三時に再び激痛が。 氷を使い果たしたので、水風呂に飛び込み、夜が白むのを待ちます。 痛みと格闘すること数時間「二度と日焼けはしないぞ」と心に堅く誓ったのでした(と云いながら前にも同じ事を経験したかすかな記憶が)。

 写真は次男が持ってきた扇風機。 エコですが、まったく役に立ちません(笑)
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2011年7月21日(木)  No.2933

男子中学生の着付け教室
 南砺市中学生アメリカ・マルボロ派遣団今年は次男が参加させていただくことになりました。
 すでに何度も事前研修をし準備は着々と進んでいます。

 サヨナラパーティの出し物に城端チームでむぎやを披露します。 経験者揃いで踊りは大丈夫(?)なのですが、問題は着付け…です。 向こうではすべて自分たちでやらなくてはなりません。
 放課後、我が家に集まってもらい講習会を開催しました。
 さすが頭の柔軟な中学生、30分程度の実技で早々と着付けをマスター。 なかなかサマになってます。 カッコイイ着方も伝授したので帰国後の写真が楽しみです。

 男の紋付袴は、だらしない着方と凛とした着こなしとで、歴然とした差がでるので、いちどマスターして欲しいなぁ > 若連中の独身男性諸氏。

 きょうは黒縞小千谷に生成りの半衿、裂織の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2011年7月20日(水)  No.2932

お寺deフリマ時間変更
 8月よりお寺deフリマの開始時間が変わります。
 朝9時から昼1時頃まで(延長もあり)

 同時開催している市にて、朝どれの新鮮な有機野菜元気あるお花をお届けする為に変更することにしました。
 さらにお寺をお借りしてさらに新しい企画も検討中です。
 次回は8月7日(日)あさ9時に善徳寺境内にお越しください。

 出店者も随時募集中です(事前にご一報ください)
 いらなくなった洋服やCD、本、おもちゃ、手作り品など。 食べ物や生きもの以外なら大歓迎!
 出店料はお賽銭のみ、お気軽にどうぞ。

 きょうはグレー縞の小千谷に芥子の半衿、青灰の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年7月19日(火)  No.2931

砂あそび












 海の日&定休日です。 子どもたちと数年ぶりに海水浴に行くことにします。
 目指すは徳光海水浴場。 ハイウェイオアシスにあり交通至便、今年から海の家も許可されました、松任CCZ温泉も隣接しています。
 日焼け止めと浮き輪も購入し、簡易テントも積み込み、準備は完璧。

 なにせ久しぶりの海です。 どうやって遊んでいいのか忘れてました。 浮き輪でプカプカしてみたり、ビーチボールを追いかけてみたり…。
 で、一番盛り上がったのが、砂像づくり。
 最初は「城」を作るハズだったんですが、いつのまにか「横たわるビーナス像」(実物大)に。
 家族総出で盛ったり削ったり…。 テキトーに作り始めた割に完成度が高く、あまりのリアルさに大爆笑(右写真をクリックすると拡大)。

 夏休み(ホントはまだですが)の楽しい家族旅行となりました。
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2011年7月18日(月)  No.2930

城端を染める
 じょうはな織館ぎゃらりーで「城端を染める 〜佐藤知子×松井機業場〜」が開催されてます(7/31まで)。
 砺波市在住の染織家:佐藤知子さんの初個展。
 素材は城端絹の織元:松井機業場の絹織物を使用しています(写真をクリックすると拡大)。

 会場に佐藤さんがおられたので、制作についていろんなお話を聞けました。 松井機業場で織られた特殊な絹織物のことも。

 いつもより照明がおとされたぎゃらりーは異空間のようです。 拙い写真では伝わりません、ぜひご自身の目でお確かめください。

 城端は絹織物で栄えた町です。 町のアイデンティティを維持する為にも、絹を織ってる織元さんや城端絹を使って制作してる作家さんを応援したいです。
 きょうは薄緑縞の小千谷に生成りの半衿、緑絽の角帯に黒縞の紗袴です。
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2011年7月17日(日)  No.2929

県PTA会長初選出
 富山県PTA連合会長に小矢部市の大沼宗義さんが選ばれ、その会長就任を祝う会がありました。 長い歴史のある県Pですが、砺波地区から選出されたのは初めてです。
 会場の松ざかやに集まったのは大沼さんと一緒に県Pで働いた人々(田中市長も)および現役員です。 僕も同じ副会長として1年間ご一緒した縁で喜んで出かけました。

 就任を祝う会ですので、主役は大沼さん…なんですが、話題はもっぱらPTA…。 子育ての終わった世代の方もおられますが、みなさんアツイです。 2次会も歌無しで延々と語り続ける姿に砺波地方の底力を見た気がしました。

 またPTAだけじゃなく、それぞれの地域でいろんな活動をなさってる方も多く、参考になります。 いろんな刺激を受けた会でした。
 きょうは黒灰地縞の小千谷に黒半衿、薄グレーの角帯に黒の絽袴、グレーの足袋です。
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2011年7月16日(土)  No.2928

泣いて 笑って 元気を出して
 城端では恒例の中元大売出しが始まっています。 お買い上げ千円ごとに1枚番号付きの札を渡す=いわゆる宝くじ方式です。

 僕が城端に帰ってきたころの景品は醤油1.8Lで、十年昔日の如く…でした。 レトロ感はありますが、あまりにもお客様のニーズとズレてるんで現在の形に修正したんです。

 今年の一等は「松竹喜劇まつり」ご招待。 藤山直美さんや田村 亮さん(俳優のほう)が出演する喜劇です。
 泣いて&笑って&元気を出してもらいたいと願ってます。
 ぜひ城端の商店街でお買い物を!
 (ここをクリックするとチラシが巨大化します)

 きょうはグレーの小千谷(ハーフサイズ)に黄土色の半衿、裂織の角帯を浪人結びにして腰板無しの綿袴です。
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2011年7月15日(金)  No.2927

アナログテレビ
 アナログ放送終了まであと10日
 我が家はケーブルテレビに加入してるのでまだ猶予(2015年3月末まで)はあるのですが、24日で石川県の放送は見られなくなるようです。
 古いTV画面の左下にはごらんのような凶悪なテロップが(写真をクリックすると拡大)。 ヒドイでしょ。
 それ以前に画面端の文字が切れてますけどね。

 7月24日正午の決定的瞬間を見逃さじ!虎視眈々と狙ってます。
 きょうはグレー縞の小千谷に生成の半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
2011年7月14日(木)  No.2926

夏は麻
 思い切って自家用に小千谷を仕立てました。 黒地に白や灰の縞です。
 騙し半衿取付用にマジックテープのタグをつけました(写真をクリックすると拡大)。 これがあれば襦袢を着なくてもいいので、麻の風合いそのままに涼しくすごせるんです。
 微風があればエアコン要らず、麻100%は快適です。
 夜に洗濯すれば、朝までに乾くのでサッパリ気持ちいいし。

 きょうは黒地縞の小千谷に黒の半衿、黒緑の角帯に黒の絽袴。 黒づくめの黒騎士(笑)です。
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2011年7月13日(水)  No.2925

貞子姫と虫干法会
 公民館主催の「じょうはな学」講演会が別院新講堂でありました。 講師は県立大学原口志津子教授、演題は「貞子姫と虫干法会」です。
 シブい演題なので、ガラガラかも?と思ってたら、あにはからんや満席とは! 用意したレジュメが足りません。
 会員数1200名余を誇る大組織 大谷婦人会の皆さんが「貞子姫の話なら」と足を運んだようです。

 貞子姫の紹介にはじまり、仏教における女性の立場、そして所蔵宝物についてまで。 密度の高い講演でした。
 明治29年に始まった善徳寺虫干法会は「このクラスの大寺院には珍しい行事で、また法宝物が素晴らしい」と先見の明があった当時の関係者を褒め、大谷婦人会が貞子姫の遺品展示を始めたことは「女性の遺徳を顕彰する希な事例」とおっしゃいました。
 地域の女性に愛された貞子姫だからこそなのでしょう。 薄倖の貞子姫は英国の故ダイアナ妃を彷彿させます。

 貞子姫を核にして大谷婦人会が存続しているということは「女のネットワークという文化財」だと原口先生は語ります。
 ハッとしました。 まさに後世に引き継がれる無形の財産。 素晴らしいことです。

 今年も善徳寺虫干法会は7月22日より28日まで開催されます。
 関係者がどのような思いで携わっておられるのか、感じ取っていただければ幸いです。

 きょうは薄緑縞の小千谷に青ボカシの半衿、青白の角帯に薄緑の綿袴です。
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2011年7月12日(火)  No.2924

城端フェイスブック勉強会
 フェイスブック(FB)ってご存知ですか? インターネットを利用して友人知人と交流できるツールです。
 登録だけはしていたものの、あまり活用してなかったんですが、周囲に広まったことで “ 使える ” ようになってきました。
 田中市長が積極的に利用してることもあってか、南砺市で急速に広まってるようです。 城端のユーザーもどんどん増えています。

 グループ機能があるので、城端の方に入っていただきました。『城端人の城端人による城端人のためのグループ』です。

 僕をふくめ初心者が多く「(使い方を)すらんと使とる」状態だったので、「いっぺん集まってみんまいけ」と招集をかけていただいたのが10日の夕方、そう前日です。
 急なので、どのくらい集まるのか懸念してたんですが、11人ものメンバーが集まりました。…凄いです。

 高岡市の中山寛之さんを講師にお招きし、実際にネットに繋いで疑問を解消していきました。
 多機能なFBに驚くとともに、頭が整理されてスッキリ!! これまでテキトーに使ってきたのが勿体なかったかも。

 ちゃんと勉強した後(?)でお約束の懇親会。 城端弁で遅くまで盛り上がりました。
 いや〜楽しかった、初顔合わせの方もいたのですが、ネット上である程度どんな人かわかるので話がしやすいんです。
 みなさんもフェイスブックはじめてみませんか? 敷居は低いですよ。

 きょうはグレー小千谷に生成りの半衿、裂織の角帯に腰板無しの綿袴です。
 今の季節は夜に洗濯しても朝までに乾くのでいいですね。
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2011年7月11日(月)  No.2923

なんとの日;結☆ステオープン
 7月10日はなんとの日、「なんと市」もパワーアップしています。
 きよべでは撫松庵などの仕立上がり浴衣がなんと7100円!(7/17まで)
 通常は3万円近くするので破格値ですよ。

 今年のなんとの日、いろんな行事がありますが、目玉は七転び八起き塾2期生による「結ステーション」設立でしょう。
 旧井波駅に、人と人とが繋がる拠点オープンです。
 若者たちが体をかけ知恵を絞ったこのスペース、決してハコモノでは終わらないと信じています。

 きょうは直したグレー小千谷に薄茶の半衿、黒緑の角帯に紗の縞袴です。
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2011年7月10日(日)  No.2922

ゆかた半額
 持ち越し浴衣を半額処分します。
 いや、好きで仕入れた浴衣ですから「処分」はキツすぎますね。
 お願いします、心優しいどなたか連れて帰ってやってください。

 情にうったえようと、子猫と子犬の写真を添えました(写真をクリックすると拡大)。
 こう云ってます↓

 きょねんからこの店にいます・・・「どうかカゴから救い出してください」

 なみだ涙の泣きバイですね(違ぅ)
 自信を持っておススメできる浴衣ばかりです、いちど手に取ってご覧ください。

 例年よりかなり早く北陸地方も梅雨あけしました。
 きょうは薄緑の小千谷に生成りの半衿、裂織の角帯に腰板無しの袴です。
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2011年7月9日(土)  No.2921

14歳の挑戦終了!
 中2の次男は「14歳の挑戦」で高田園さんにお世話になりました。
 門前の小僧とはいえ、右も左もわからないボンチを一週間みてくださったことに感謝しています。

 うちも14歳の挑戦を引き受けてましたが、他人様の子どもを預かるのって責任もあるし緊張するんですよ(ウチの場合;ヒマなので仕事を与えるのが大変でした)。

 次男の店員見習いはさしたるトラブルもなく(?)終了。 高田園さんの温かい心遣いを知って知らずか、普段の学校生活と違い楽しそうに通ってました。
 あろうことかお土産までもらって…。 観賞用のトウガラシの苗だそうです(写真をクリックすると拡大)。 申し訳ない…。
 花壇に植えて大切に育てます。

 きょうは黒地に縞の小千谷に黒の半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年7月8日(金)  No.2920

城端別院善徳寺改修
 ゴボはん(お坊さん)に用事があって別院に行ったら、研修道場の蔵の床板を張り直してました! まさかの大工仕事です。
 むろん趣味でやってるわけもなく「経費節減にできることは自分たちでする」ためです。 それにしても…。

 城端別院善徳寺は巨大な建築物のため、維持するだけで膨大なお金がかかります。 まして大改修は浄財を募らないとムリな状況です。
 素人目にも台所門奥の庫裏は傾いてますし、新聞報道によれば本堂も後ろの崖側に傾きつつあるとか。
 地震の少ない富山とはいえ、震度5以上で危険というのは非常にまずいでしょう。 改修は一刻を争います。

 善徳寺は城端の中心であるだけじゃなく、砺波地方いや県西部の浄土真宗の中心寺院でもあります。 どうしたら善徳寺を護持できるのか?真剣に考える時がきました。
  まずは多くの方々に関心を持ってもらうことから始めないと…。

 きょうは緑のコサシルクに生成りの半衿、絽緑の角帯に薄緑の綿袴です。
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2011年7月7日(木)  No.2919

北野橋改修
 国道304号線出丸地内に巨大なクレーンがニョキニョキっと(左写真)。
 実は数日前から北野橋の架け替え工事が始まってるんです。 出丸←池川→北野の道路は完全通行止。
 だって、橋が撤去されてますもん(右写真をクリックすると拡大)。

 ここは3年前の大水害で被害を受けたところです。  ようやく本格的に改修することになりました。
 かように復旧って時間のかかるもの(ラシイ)です。
 東日本大震災で被害を受けた地域の方々があたりまえに暮らせるようになるには気が遠くなるほどの時間が必要なのでしょうか?

 きょうはグレー縞の小千谷に薄朱の半衿、辛子の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年7月6日(水)  No.2918

コーリンベルトの弱点
 基本的に普段は襦袢を着ません。 で、どうしてるかというと、独自に考案した騙し半衿を使ってます。

 そのだまし半衿を止めるのにコーリンベルトを用いてますが、毎日使ってるとさすがに壊れます。
 ヒンジ部分に弱いところがあり(メーカーの策略?)、ポキンと折れるんです(写真をクリックすると拡大)。
 ここが折れても使えそうなのですが、挟む力が弱くなってズルッと抜けてしまいます。 で、仕方なく、新しいベルトを購入する(おろす)ことに。
 なんかンまい方法ないですかね?

 きょうは黒地縞の小千谷に黒の半衿、青白の角帯に黒に近い紗袴です。
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2011年7月5日(火)  No.2917

ツバメの抱卵
 子育ても終わり一旦巣を離れたツバメがまた還ってきました。 現在二度目の抱卵をしています。 傘を片付けなくて良かった。

 以前カラスに巣ごとヤラれたことがあったのですが、ひょっとして傘のお陰でカラスが警戒してるのかもしれません。
 結果オーライ・・・・かな?

 きょうは薄緑の小千谷に水色ボカシの半衿、青白の角帯に青灰の麻袴です。
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2011年7月4日(月)  No.2916

笑顔溢れるお寺deフリマ
 心機一転リフレッシュしたお寺deフリマの開催日。
 気合い充分ですが、残念ながらどんより曇り空…、なんとか降らずに!と願わずにいられません。

 今回から新たに、ログログファームさんの有機野菜と千華園さんの元気一杯のお花が販売されるんです。
 さらにフリマも、常連さんに加え新たなる参加者が増えました。

 ゆーき菜々市の “ ほっこり感 ” も良かったんですが、子連れの出店者が多いと笑いが絶えませんね。 明るくとても楽しいフリーマーケットでした。
 告知がまだまだ足りないので、お客様は少なかったんですが、今後サイトブログ、口コミ等で広めていきたいと考えています。

 次回は8月7日(日)午後1時より。 みなさん予定をあけておいてくださいね。
 出店者も募集しています。 個人でもグループでもどうぞ。

 きょうは黄色のコサシルクに地紋のある生成り半衿、麻の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2011年7月3日(日)  No.2915

直った着物
 修繕に出した小千谷が還ってきました。
 積年の着用で生地が弱り糸が細くなってましたが、膝から下を肩に移植するダイシュジュツの結果、ご覧のように(右写真をクリックすると拡大)。

 意外と違和感ナイでしょ?
 別布を足してアクセントにしようかとも考えたのですが、あんまりカブくのも呉服屋としてどうかなぁと自制 (^^;>

 硬さがとれて、絹のようになった小千谷をまだまだ大切に着つづけたいと思います。 キモノって経済的でしょ? 麻は涼しいからエコだし。
 きょうはアジアンなクリーム縞の半着物にシケ引のヘコ帯、薄緑の袴です。(あれ?カブいてますね↑)
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2011年7月2日(土)  No.2914

なんと市
 今年も7月10日は「なんとの日」
 さまざまな催しが開催されます。

 710にかけた「なんと市」もに賑々しく開催することとなり、参加店にノボリが立ち始めました。 きよべでは仕立て上がり浴衣(16,800〜29,800円)を原価無視の7100円にて大特価販売します(7/17まで)。
 昨年「七転び八起き塾」一期生が企画した「なんとの日」ちゃんと継続され、さらにパワーアップしていますね。

 二期生は新たに「結ステーション」を立ち上げました。
 加越線旧井波駅を「人と人・人とまち・人と未来をつなげる場所にしたい!」と熱い思いで改修中! すごいパワーだ。

 僕も試行錯誤を繰り返しながらいろいろ活動してきました。 この歳になると、若い人たちの頑張りが頼もしく、応援しなくては!って気になります。
 きょうは紺のコサシルクに水色ボカシの半衿、青白の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年7月1日(金)  No.2913

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