「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2007年8月

むぎやのレトロ看板
 9月中旬の城端むぎや祭まで半月となりました、各町それぞれ踊りや地方の稽古が始まります。 むぎや祭をご覧になった方はご存知でしょうけど、町内いたるところにボンボリやアンドンが掲げられます。 実はこれら看板描きはすべて手作業なんです。 商工会館の2階で職人さんが一枚一枚仕上げています(写真)。 手間と時間はかかりますが、機械文字には無い味わいがあるので、僕は好きです。

 なんと彩菜まつりの企画会議に参加しました。 メイン開催日は10月27(土)28(日)の両日、城端市街地と桜ヶ池周辺を中心に行われます。 お越しになった方がニコニコと帰路につける「ハッピーになるイベント」を目指しています。ご期待ください。
 きょうはグレー縞の片貝木綿に柿色の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴です。
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2007年8月31日(金)  No.1508

秋の虫
 先日の大雨以来、めっきり涼しくなりました。 朝晩は半袖だと寒いくらいです。 この夏の富山は猛暑日が何日も続きました、地面に熱が蓄積されていたのでしょうか、地球が熱射病になったかのようでした。 しかし大量の雨が地熱を奪ってくれたようです。
 スズムシを容器ごと一式いただきました。 時折思い出したように鳴いてくれます。 すず虫の鳴き声を聞き漏らさぬようにと、子どもたちも耳をそばだてているようです。 秋が静かに近づいてきました。
 きょうは伊勢木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯に灰黒の綿袴です。
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2007年8月30日(木)  No.1507

藍の生葉染め
 城端にお住まいの染色家、村松史子さんが「藍の生葉で染めものをする」というので見学させていただきました。
 本藍は一般的に藍建て(発酵)して染めますが、藍の葉が生き生きとしてるこの時期のみ生葉で染めることができるのだそうです。 生葉染めは(建染めより)退色しやすいけれど、簡単に染まります。
 まず刈り取った藍の葉と茎をミキサーで粉砕し(左写真)、布で漉します。 抽出した緑色の液に染めたい布(絹やウール)を浸け、できるだけ空気に触れぬよう(酸化させぬよう)五分間そっと混ぜます(ムービーはこちら)。 引き上げて乾燥させ(右写真をクリックすると拡大)、水洗いして完成。
 最初はかなり緑がかった色でしたが、時間たつにつれてきれいな藍色に変化していきます。 不思議ですね。
 詳細は後日「和のデータベース」に掲載します。
 きょうは白っぽい文人絣にシケ引きのヘコ帯を巻き、腰板無しの綿袴。イメージは三四郎?
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2007年8月29日(水)  No.1506

両目玉焼き
 昼食に目玉焼きをと卵を割ったら、双子の卵(二黄卵)でした。 「お、珍しいぞ」ともう一つ割ると、またもや双子。 二黄卵の確率は1〜2%といわれているので、2つ重なるということは0.01×0.01で1万分の一の確率? これは縁起がいいかもしれない…。
 が、ちょっと調べてみると、卵を産みはじめの鶏では5%位の頻度で現れるそうです。 目方も重いので、Lパックを選んだ場合、大半が二黄卵だということもあるとか。 う〜ん、となると、この確率は? う〜ん、わからん。
 ともあれ、珍しいことに変わりはないので、気分よくお昼ご飯をいただきました。
 きょうは小千谷縮に焦げ茶の半衿、裂織りの角帯をヘタレ結びにして腰板無しの綿袴です。
2007年8月28日(火)  No.1505

アメリカから帰国
 夜10時、南砺市中学生アメリカ・マルボロ派遣団が全員無事に帰国しました。 バスの荷物を率先して下ろす長男の姿は、ちょっと逞しくなったようにも見えます。
 庁舎での解団式(写真)終了後、引率してくださった方が「(行く前と)変わったよ〜」と言ってくださいます。 どう変わったのか気になりますが、父にはとても嬉しいひと言でした。
 夜遅く、久しぶりに帰った自宅でソーメンとスイカを食べ大満足な長男のアメリカ報告会。 以前にも増してよく喋る…。 とにかく楽しかったこと、マルボロ(アメリカ)は大きかったこと、ホストファミリーが優しかったことetc.は伝わりました。 ホームシックにかかったかと心配すれば「全然、もっと居たかった」そうです。
 以前より積極的になったようで、とてもいい経験だったんだなぁ…と思うとともに、お世話くださった方々にあらためて感謝の気持ちが湧き出ます。 青少年が(研修ののち)渡航することは、やはり意義深いことなんですね。
 きょうは、久しぶりにゆかた+絽の角帯をへたれ結びにして。
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2007年8月27日(月)  No.1504

空飛ぶカメ
 我が家のペットは2匹のカメです、この夏の猛暑も元気に乗り切りました。 というか、勢い余って脱走を繰り返して困っています。 多分、暑さのせいで水槽の水がお湯になった(?)からだと思うんですが、2度ばかり塀を乗り越え逃走しました。
 ある暑い日のことでした、朝エサを与えた時はいたのに、昼過ぎに覗くと一匹見当たりません。 「 ! 」 慌てて40℃を超える室内を捜しまわります。 「み〜つけた!」 いくつかの障害を乗り越え、隣室のパソコンの隙間にひっそり隠れてました(写真)。 死んだフリしてたんですが、捕まえた途端に手足をジタバタしはじめ、水槽の岩の上に乗せると、ピョン!とジャンプするではありませんか! まさか亀が飛ぶとは思いませんでした。 ひょっとしてジャンプしてプラスチックの水槽を越えたのか??
 脱走したのはカメだけではありません。 深夜「ブォーン、ブォーン、ゴツン」と大きな音が寝室に響きます。 ナニゴト!と跳ね起きて、辺りを見渡しますが姿は見えません。 ハッと気がつき虫かごをみると、ふたが跳ね上がっています。 次男が飼っているカブトムシが逃走したようです。 就寝時にガサゴソしてると思ったら、脱獄を企ててたんですね。 結局窓際で捕獲して元の虫かごに。
 そんなに居心地悪いかなぁ…ウチ。
 きょうは 黄色いコサシルク(タッサーシルク)に柿色の半衿、薄緑の絽角帯に薄緑の綿袴です。
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2007年8月26日(日)  No.1503

咲いたヒマワリ151,515本(推定)
 泉沢のヒマワリを見てきました。 昨年と場所を変え、広い面積の休耕田に咲いたヒマワリ15万本! 壮観です。
 昨年7万本でしたから、倍増ですね。 看板に「ひまわりに いずみ耕房の 夢乗せて!」とありますが、「夢」ってなんじゃろ? ひょっとして、ひまわりによる緑の革命?
 雷雨の後に行ったので、少々くたびれてましたが、花畑はいいもんです。 一瞬ここがどこだかわからなくなりました。
 きょうは縞の片貝木綿に黒の麻混半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2007年8月25日(土)  No.1502

式年太鼓の小若連
 明日は北野の祭。 昨年に続いて次男が子若連太鼓に混ぜていただいています。
 今年はいきなり四〜六年生の部に昇格し、練習は一所懸命したものの、どうなることかと心配しています。
 今夜は総仕上げのお披露目です。 衣裳をまとい、本番さながらに太鼓を打ちます。 次男らが打つのは「合掌の火」、ハラハラしましたが、無事に終わりました。 本番もその調子で…と願わずにおれません。
 写真は中一男子の太鼓「こだま+早打ち」です。 それはそれは見事でした。 ムービーも撮りましたので御堪能ください。 あ、それより、祭当日の舞台を見ていただくのが一番いいですね。
 きょうは紺のコサシルクに青→水色のボカシ半衿、辛子の角帯に青灰の麻袴です。
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2007年8月24日(金)  No.1501

つづらこみちでクイズ大会
 つづらこみちでクイズ 和風戦隊キヨベンジャーの挑戦というクイズを出しています。 四カ所に四問のクイズを掲示しました。 つづらこみちを丹念に見て回ればそんなに難しくないと思うのですが、正答率が低くてビックリです。 試しにチャレンジしてみませんか?
<子ども向け問題>
【挑戦状 その1】つづらこみちの一番狭い箇所の幅は?
1、75センチ  2、82センチ  3、92センチ  4、121センチ
【挑戦状 その2】つづらこみちに城端十景の切り絵がかざられています。ここに無いのはどれ?
1、宗林寺町  2、ぼたもち坂  3、桜坂  4、川島
【挑戦状 その3】つづらこみちのどこかにみずばしょうのマークがあります。ぜんぶで何個あるでしょう?
1、13こ  2、10こ  3、15こ  4、そんなものはない
【挑戦状 その4】つづらこみちの看板にはなんて書いてある?
1、おおいりまんいん  2、このさきいきどまり  3、ひやしちゅうかあります  4、ひやかしかんげい

大人向けの上級問題は…
【問題 其ノ壱】城端別院善徳寺の別名は?
1、りゅうかくさん  2、かくりゅうざん  3、おんとくさん  4、やまださん
【問題 其ノ弐】つづらこみちの蔵の戸に入ってる家紋は?
1、キリ  2、クズ  3、カタバミ  4、ツタ
【問題 其ノ参】浄土真宗寺院善徳寺とともに栄えた城端は?
1、門前町  2、曳山町  3、水門町  4、寺内町
【問題 其ノ四】城端曳山祭は何月何日?
1、5月5日  2、5月15日  3、9月15日  4、5月の第二日曜日

 いかがでしょうか?解けますか? このクイズは25.26の土日も開催します。
 きょうは伊勢木綿に柿色の半衿、黒の角帯に薄手木綿袴です。
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2007年8月23日(木)  No.1500

和風戦隊キヨベンジャーの挑戦
 明日は西の市、きよべでは夏休み特別企画としてクイズ「和風戦隊キヨベンジャーの挑戦」を企画しました。
 つづらこみちに四択クイズを掲示して答えていただきます。 正答率により非豪華景品をプレゼント! 昨年好評だった「つづらこみちで宝さがし」をさらにパワーアップました。
 普通のクイズでは面白みに欠けるので、当店オリジナルキャラ「キヨベンジャー」が問題を出します(左画像をクリックすると拡大)。 敵役はマネキヨベンジャー(右) 両方とも次男の思いつきです。 さらに謎のキャラも登場しますのでお楽しみに!
 あ、大人向けの少々難しい問題もあります。 参加無料です、ふるってご参加ください。 
 きょうはごく薄い緑の浴衣にロング前掛け。帯無しです。
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2007年8月22日(水)  No.1499

呉服次々販売110番
 認知症の高齢女性などに不当に高額な呉服や宝石、布団などを次々と売りつけ、払えないような無理なローンを組ませる商法が横行しています。
 観劇会や食事会などに無料で誘ったり、高額のプレゼントを送ったりして集客し、店頭や催事会場で売りつける手法のようです。 次々販売というのは、同じ被害者にいろんなものを何度も重ねて販売することから付けられました。
 当店としては「呉服・次々販売」と、さも呉服販売が悪質商法のようなイメージを与えることを懸念しますが、これ以上被害者を増やさぬ為にはストレートなネーミングが必要なのかもしれません。 まっとうな呉服店に風評被害が及ばぬことを祈るのみです。
 催事比率の高いチェーン店にはスーパー販売員が必ずいます。 彼らは呉服の正確な知識は持っていませんし、必要ないとさえ思っています。 商材も呉服じゃなくても、宝石、布団、高級バッグ、貴金属etc.なんでもOKなんだそうです。 要は口のうまさで売る訳ですから…。 ある店がダメになったら、他店へ移籍します。 こうして日本中に被害が広がるわけです。
 各地の弁護士会では被害者を救済するため「呉服次々販売110番」を臨時に設置して相談を受け付けています。
 富山県弁護士会は明日(8/22) 10:00〜16:00 相談日を設けました。
 電話番号は 076-421-2060 です。
 期間限定の番号です、お間違えのないように電話してください。

 それにしても、輸出されたオレオレ詐欺しかり、これら悪徳商法しかり、元締めは同じ気がします。 どこかで連鎖を断ち切れないものでしょうか?

 次男の夏休みの宿題がひとつ完成しました、版画です。 彫った板に水彩絵の具で直接彩色し、黒い紙に転写します。 この方法なら彫るのは最小限だし、簡単に多色刷りができます、なかなか面白いですね。
 きょうは小千谷縮に焦茶の半衿、裂織りの角帯を浪人結びにして、腰板無しの綿袴です。
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2007年8月21日(火)  No.1498

神式の法要
 親戚の法要に家族揃って参列しました。 仏式ではなく神道にのっとって執り行われるもので、式年祭というそうです。 どんな形式になるのか興味津々でした。
 神道では没後、5年、10年、20年、30年、50年などの切りのいい年に「○○年祭」として式を挙げます。 今回は三十年祭という大きな式年祭です。
 お祓いをうけ、二人の神官(不吹堂級長戸辺神社と福光宇佐八幡宮)が祝詞をあげ、玉串を捧げて二礼二拍手一礼。 普通に神社にお参りするのと変わりません。
 んん?よく考えたら日本では本来、祝儀も不祝儀も同じ形式なんでした。 服装も紋付+羽織+袴が慶弔共通の礼装です。 仏式の結婚式に出たことはありませんが、やはり普通にお経をよむそうです。 明治になって、葬式=仏教、慶事=神道と勝手に住み分けてきた因習でしょうね。
 神式・仏式どちらにしても故人をしのんで生前に思いをよせることに変わりはありません。 我々は形式のみに捕われすぎてるのかもしれません。
 終了後は場所を変えて直会(なおらい)。 久しぶりに会う親戚のみなさんといろいろ話せて楽しかったです。
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2007年8月20日(月)  No.1497

どうせなら美しいものを
 今日の日記は二本立て。
 午後は富山県洋舞合同公演に出演する長女の応援に県民会館へ。 県内9つの団体が20分の持ち時間で舞台演舞します。 少し送れて到着したら、3階席までお客さんでいっぱいです。 これ無料公演じゃないんです(1,000円の低額ではありますが)、ここまで人が入ったことにビックリしました。 でも各団体とも構成に工夫を凝らした見応えのある舞台でした。
 実は次男も一緒だったんです。 「どーあっても浴衣を着ていきたい」ということで、魚つかみ大会終了後、自分でいそいそと着替えてきました。 洋舞を見た後は、仁義でチケットを購入した「人体の不思議展」(左写真)もちらっとのぞいてきます。 「ホンモノの屍体」というがウリだったんで気が進まなかったんですが…。 会場の市民プラザは予想以上の人だかり…。 若い方が多く、みなさん恐いもの見たさで足を運んでらっしゃるようです。
 ただ屍体(プラストミック標本)は人間としての尊厳まで切り刻まれているような気がしました。 こんな状態で衆目にさらすのは、故人の生前のことを憶うと忍びないし、申し訳ない気がします。 遺志による献体だそうですが、「こんなはずでは…」と思ってらっしゃるのではないかと…。
 僕は子どもに見せるべきではなかったと悔いました。 屍体だからダメなんじゃなく、見せ方がいやだったんです。 お題目(開催趣旨)は『人体標本といえば医学、特に解剖学という専門分野でしか知り得なかった世界を一般に公開し、人体標本を通じて「人間とは」「命とは」「からだとは」「健康とは」を来場者に理解、実感していただき、またその人体標本が「あなた自身である」ことの共感を得ることです。』と立派ですが、会場はおよそ学問的な雰囲気ではなかったですし、会場出口で販売していた人体グッズは悪趣味の極みです。
 どうせ見せるなら子どもには美しいモノを見せませんか?
 早々に会場を出て、隣接の富山市新収蔵ガラス作品展を見学しました(無料)。 綺麗な作品を眺めていると心が安らぎます。 大木 泉さんの「昇華」が印象に残りました。 「ホッとします」と受付の女性に漏らしたら「みなさんそうおっしゃいます」だって。 やはりそうですよね。
 帰りに十数年ぶりに城址公園の中を散歩(右写真)。 町のど真ん中にこんな空間があるのも凄いことです。
 きょうは縞の片貝木綿に黒地の半衿、カラシの角帯に灰黒の袴です。
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2007年8月19日(日)  No.1496

イワナ5尾、ニジマス7尾、ウナギ0尾
 昨年に引き続いて城端子ども会育成会主催の魚つかみ大会にスタッフとして参加しました。 小矢部川漁業協同組合の城端地区のみなさんと一緒です。
 昨年は豊漁だったせいか、今年も沢山の参加申込みがありました。 左は城端橋から撮影した写真です、見てください、人・人・人…。 野田橋の近くまでびっしりです。 これじゃ魚も逃げられる訳がありません、必死の逃走むなしく次々と捕まってました。 イワナにニジマス、そしてスペシャスサービスのウナギまで…。
 どの子も家族分くらいは捕まえたようです。 うちの子も昨年の3倍は捕まえたかな。頑張ったね、パンツまでゾンブリコにして。 昼食に一尾塩焼きにして頭からガブリ、影も形もなくなりました。 大好物なんです、気合いの入り方も違いますよね。
 それにしても昨日のネーチャースクールといい、今日の魚つかみ大会といい、夏休みに楽しい行事目白押しでいいなぁ…→子どもたち。 この楽しさを次世代にも繋いでね。
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2007年8月19日(日)  No.1495

子どもの秘密基地
 月に一度の土曜日に小学生が自然と遊ぶ「桜ヶ池ネーチャースクール」が開校してます。 きょうのスクールは「秘密基地+カレーライス」づくり。 次男がとても楽しみにしてた企画です。
 雑木林で不要な枝を切ってやぐらのように組み上げます。午後には高さ3m位の基地ができていました。 折れた木の枝をつかみ、ナナメに渡したロープを滑り降りる遊具にもなってます。 次男は高いところは割と平気なようで、さっさと登ってました。「一回落ちた」とは言ってましたが…。
 迎えにに行った時にちょっと遊んできました。右写真はてっぺんからの眺めです。 森の中は涼しく、独特の匂いがします。本当に気持ちの良い空間ですね。
 いつもいつもお世話くださってるスタッフの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。 9月もこの秘密基地をベースに活動するそうです。 え?場所ですか? 「秘密」基地ですから・・・(謎)
 きょうは麻の小千谷に帯無しでギャルソエプロンの着流しです。 この格好での木登り(?)は世間様に迷惑だったでしょうね。
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2007年8月18日(土)  No.1493

アメリカに向けて出発
 結団式から5日、いよいよマルボロに向けて出発です。 早朝(6時前)にもかかわらず、じょうはな座前はたくさん見送りに来ておられます。 ウチも夫婦+義母が出席しました。
 慌ただしく出発したので、あまり言葉もかけられなかったけど、まず楽しんできてほしい、さらに異なる文化を体感してほしい。 そしてとにかく無事で帰ってきてほしい、と願うのが親心でしょうか。
 よくしゃべる長男不在の朝食は静かでちょっと淋しかったりもしました。
 きょうは紺のコサシルクに生成りの半衿、辛子の角帯に薄緑の袴です。
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2007年8月17日(金)  No.1492

サライが伝える日常の城端
 本日発売の小学館の人気雑誌「サライ」の特集は小京都。 城端が数ページに渡って紹介されています。
 曳山祭が好きという作家の下重暁子さんが一泊二日で日常の城端を旅します。 後日、小沢昭一さんとの対談で「日本の祭の中で一番素敵でした。男が美しいの。色香があって」とおっしゃってくださったのがとても嬉しいです。
 ご覧になった全国の宿(=サライ)好きな方に日常の城端を訪れていただけたら嬉しいですね。

 早朝、親戚の葬儀で順延となっていた墓参りに家族揃って行きました。 生成りの文人絣に福光麻の角帯です。 絽の羽織を着ようと思って準備してましたが、羽織紐をどこかに落としたらしく断念、残念。
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2007年8月16日(木)  No.1491

パール判事は何を問いかけたのか?
 終戦記念日。録画しておいたNHKスペシャル「パール判事は何を問いかけたのか」〜東京裁判 知られざる攻防〜 を見ました。
 極東国際軍事裁判(いわゆる東京裁判)は、戦勝国が敗戦国を「事後法」で裁くといういびつな形で行われました。 事後法と書いたのは、戦前の国際法では「平和に対する罪(≒侵略)」「人道に対する罪(≒虐殺)」を裁く法整備がなされていなかったからです。
 この一点で東京裁判に異論を唱えたのがインドのパール判事(Radha Binod Pal)。 パール判事は「武力による権益拡大(含む満州)は正当とはいえず、一般民衆や捕虜にたいしての残虐行為(含む原爆)も容認できない」と考えていましたが、国際法整備が追いついてないから、被告全員無罪を主張した訳です。 番組はパール判事の信念がオランダの若いレーリンク判事に影響を与えた様を詳細に描いています。
 一方でイギリスを中心とした側はナチスを裁いたニュルンベルク裁判同様に東京裁判を進めようとします。 「侵略戦争は国際法には犯罪ではない(根拠が無い)」とわかっているが、ここであえて判決を出さないと戦争禁止の流れが実現できないと考えたからです。
 双方とも恒久平和を求めているのは同じです。(残念なことにマッカーサー司令は、真珠湾攻撃のみを「軍法会議」で裁こうと考えていたらしく、だとしたら東京裁判どころかもっと独善的な判決が出たことでしょう)
 東京裁判が結審したことで、国際法整備が少しずつ動き出しました。 2003年には国際刑事裁判所が発足し「人道に対する罪」の裁定機関ができました(アメリカは非加入)。 しかし「平和に対する罪」は「侵略」の定義があいまいだとして現在審議中です。 これも強力に反対している国家があるようです。

 で、ここで問題です。パール判事はいったい何を問いかけたのか?
武力(暴力)による平和はまがいもの」「絶対非暴力」という理念です。 日本国憲法の理念とも一致しています。
 8月末に安倍首相がインドを訪れ、パール判事の息子に対面するそうです。 目的は定かではありませんが、肉親に会うことで、判事の思いが首相にも伝われば…と願います。 
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2007年8月15日(水)  No.1490

日本百名山踏破まであと一山
 城端に「日本百名山踏破まであと一つ」に迫った女性がおられます(蓑谷の俵さん)。 山が好きで、平成元年に登り始め、17年かけ99の名山に登頂成功しました。 最後に残るは南アルプスの光岳(てかりだけ)、予定なら8月25日に制覇達成ということで記念撮影用の横断幕を作る相談に当店にお越しになったんです。
 山岳のことは詳しくありませんが、女性で日本百名山すべてに登りきった方は珍しいのではないでしょうか? 8月末の吉報を期待しましょう。
 (ご存知のように「日本百名山」は石川県出身の登山家&文筆家、深田久弥さんの随筆に書かれた百山で、僕は立山以外は登ったことがありませんし、今後登る予定も能力もありません)
 きょうは黄色のコサシルクに地紋のある生成りの半衿、絽の帯をヘタレ結びにして腰板無しの綿袴です。
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2007年8月14日(火)  No.1489

猛暑日の一日
 朝4時半に起きて次男とカブトムシ探し、残念ながら今回も空振りです。 帰宅してすぐに子どもたちとお墓の掃除、まだ早朝ですがたくさんの人です。 朝食後、店の大掃除にかかります。 高所の窓を磨き、クモの巣を除去します。 ようやく一段落ついた頃には汗びっしょりになってました。 日中は親戚のおばあちゃんが大往生なさったので、及ばずながら葬儀の段取りのお手伝い。 閉店後はアメリカでむぎやを踊る長男の着付け練習。 なかなかサマになりません。

 すべて終わったときは疲れ果てて倒れ込んでました。 ふぅぅ〜、長い一日でした。
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2007年8月13日(月)  No.1488

マルボロ交流派遣団結団式
 城端町時代からアメリカニュージャージー州マルボロ町と姉妹都市提携を結んでいます。 初代ALTがマルボロ出身で町民と親しくなりトントン拍子に話が進み、互いに中学生をホームステイさせ行き来したのが、そもそもの発端です。 当初はふるさと創世基金の利息を運用してスタートしましたが、いまは南砺市友好交流協会の事業の一つとなりました。 しかし民間ボランティアの方々が献身的に動いてくださってる姿に変わりはありません。
 交流事業はすでに17回目の派遣となりました。 元団員は立派に成人し、英語を勉強し国際線のキャビンアテンダントになったり、後の派遣を引率したり、多方面で活躍しています。 今年の派遣団員は13名(ひとり怪我で断念)、通算238名もの中学生をアメリカに送ることになります。
 今夜は17次結団式、行政センター2階で市長はじめ来賓の祝辞を賜ります。 実はウチの中三の長男が参加するんです。 内気で人前に出たがらない子ですが、なぜか「行きたい」と自分から申し出ました。 現在の世界の中心であるニューヨーク&ワシントンを見て一回り大きくなって帰ってきてほしいと願ってます。
 今日はグレー濃淡の縞木綿に黒地の半衿、黒の角帯に薄手の木綿袴です。
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2007年8月12日(日)  No.1487

ピアノリサイタル
 イリーナ=メジューエワ(Irina Mejoueva)ピアノリサイタルを聴きに、高岡文化ホールへ。 贅沢にも二夜続けての音楽鑑賞となります。 今日のお伴は娘と次男、果たして最後まで起きてるでしょうか
 前回の寺井尚子さんのときに混み合ったので、早めにと思い5時半に会場に到着します、…が誰もいません。 好きな席を選べたので、子どもと協議して「二度と無いことだから」と最前列中央を選択しました。ピアニストの真っ正面です。 ここで寝るのは失礼でしょう。
 メジューエワさんについて予備知識はありませんでした。 ロシア出身のピアニストで、結婚して日本在住(?)、富山県の新川文化ホールで多数のCDを録音している…ってことぐらい。 さらにご覧のような美貌の持ち主で、ジャケット写真などは妖精のようです。 開演前に、たくさんあるCDからどれを購入しようかと悩みましたが、雰囲気につられて「やっぱショパンでしょ」とスケルツォ集を買いました。

 7時定刻に開演。さすがに最前列、メジューエワさんの表情や息づかいまでわかります。 間近で見て気がついたんですが、この人背が高い。 細いんだけど、華奢ではかなげな印象ではないですね。(声はとても可愛らしいです)
 だからというわけでもないでしょうが、ショパンよりドビュッシーの演奏が素晴らしく良かったです。 「夢」「ベルガマスク組曲」「喜びの島」どの曲も即座にイメージを想起させます。ぶわーっとホールに広がって包み込まれる感じ…。 音が多いとさえ感じました。 アンコール2曲(「スクリャービン;左手のための前奏曲」「ショパン;別れのワルツ」)の「左手の…」でも音の多彩さが際立ってました、凄い。 いいリサイタルでした。
 今日は紺のコサシルクに藍のボカシ半衿、黒の角帯に灰青の麻袴です。 すぐ後の席に着流しの若い男性の姿が…。互いに「何者?」と思ったに違いありません。
 え?次男ですか? すみません、やっぱり途中寝てました。 ごめんなさい。 娘は感激してたんですが。
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2007年8月11日(土)  No.1486

声楽はいかが?
 第41回 新樹会研究演奏会を聴きに教育文化会館へ、音楽好きの次男と一緒です。
 新樹会というのは富大名誉教授の新井文男さん(声楽)と新井智子さん(ピアノ)ご夫妻が主宰する門下生の会です。 今回は松下正樹さん(バリトン)、新井真理さん(ソプラノ)、大西由起子さん(ソプラノ)、水野恵子さん(ピアノ)、古川姉穂さん(ピアノ)、掘 薫さん(ピアノ)、本江あずささん(ピアノ)の発表がありました。
 賛助出演は富山コロ・ポリフォニコ合唱団(写真)、良かったですよ〜、美しい響きでした。 残念だったのは新井文男さんのノドの調子が悪くテノールを聴けなかったこと。「リベンジします」とおっしゃってましたが。
 声楽は初めての次男の反応やいかに?と少々期待してたんですが、心地よかったのか開始早々からずーっと眠ってました。 あの大声量のソプラノで良く寝られたもんだと、半ば呆れてます。 ともあれ関係各位にお詫び申し上げます。
 きょうは緑のコサシルクに生成りの半衿、絽の角帯に薄緑の袴です。
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2007年8月10日(金)  No.1485

別院で星を見る
 城端公民館主催「夜空の観察会」に参加しました。 城端子ども会育成会とのタイアップ事業です。
 ここ数年企画されてるのですが悪天候に泣かされ続けてました。 が、今夜は月が無く雲が少ない絶好の観察日和。 自ずと期待も高まります。 小学生の子ども二人を連れて参加しました。
 「こんな町の真ん中で星が見えるの?」と半信半疑でしたが、山門と本堂さらに木々に囲まれた境内は市街地であることを忘れさせます。 まだ夜も早いので満天の星というわけにはいきませんが、たくさんの星を観ることができました。 旅客機も人工衛星もよく見えます。 驚いたのは、木星があんなに明るいとは!!
 子ども対象の会でしたが、大人も充分楽しめました。 来年はもっと参加者が増えることを期待しています。 あ、小さくてもいいから双眼鏡を持っていくといいですよ。
 きょうは白地の久留米に腰紐無しでロング前掛けの丁稚姿です。
2007年8月9日(木)  No.1484

城端のンまいもん! その9
 城端の隠れた名物を紹介するこのコーナー、なんと7ヶ月も更新をサボってました。 満を持しての登場は、じょうはな座に近い松屋「ソフトクリーム」です。
 松屋さんは女性でも気軽に入れる小ぎれいな食堂で、外観も内装も城端らしいお店です。 なにを食べても安くて美味しいのですが、季節限定(5〜9月)のソフトクリームは昔懐かしさに溢れています。 じっくり座って食べて250円、おすすめです。
 きょうは小千谷縮に黒地の麻半衿、シケ引きのへこ帯に腰板無しの袴です。
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2007年8月8日(水)  No.1483

じょうはな七日会
 毎月7日、夜7時半に城端商工会商業部主催の勉強会&懇談会「七日会(なのかかい)」を開催しています。 商工会主催ですがオープン参加で「どなたでもお越しいただいて活発に議論していただきたい」と考えています。 イメージはウィングウィング高岡で毎月第4木曜日夜に開催してる「ナンケ・ソーレ」です。←商業者のみならず町のことに関心がある市民(部外者も!)が自由に意見発表する場所です。
 城端の七日会はスタートしたばっかりで、方向性も固まらず集まりもまだ少ないです。 が、参加者全員が発言しますし、他人の意見を遮ったり否定したりしないので、にこやかに楽しく話ができます。 今回の話題の中心は9月のむぎや祭、「全体を見通せる人物を当日フリーにしておかないと、むぎや全体をマネジメントできない」という話が出ました。
 また地元の個人・団体との恊働こそ大切だということで「ゆーき菜々市」の支援・宣伝ができないものか?とか、奇跡の部落【塔尾】のヒミツにも話題が及びました。 写真は今回持参のスイーツ「ゆきむしスフレ」(北海道千歳市)美味しかったぁ。

 次回(9月7日Fri)19:30〜じょうはな座ロビー(?)にて開催します。 定刻に始めますが遅刻もオッケーです。お楽しみ見学会も企画中! 参加費無料です、お気軽におこしください。
 きょうは薄黄色のコサシルクに生成りの半衿、薄緑の絽の角帯に薄緑の綿袴です。
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2007年8月7日(火)  No.1482

平和都市ヒロシマのチカラ
 朝8時からテレビでヒロシマ「原爆死没者慰霊式並びに平和記念式」を見ました。
 広島市は核爆弾が地表で炸裂した場合(テロを想定)を研究しています。 放射能に汚染された死の灰がほぼ100%降ってくるので、被害は凄まじいものになると想定、残留放射能のため1年間は被爆地へ人間が立ち入れなくなるという結論に達しました(NHKスペシャル「核クライシス」第一集)。
 研究結果をふまえて、核拡散を憂慮した秋葉忠利市長の緊迫感ある平和宣言に心を打たれます。

 62年前の原爆火災による火が「原爆の火」(左写真)として福岡県星野村にいまでも残され、今日「平和の火」として爆心地近くのガス会社の碑に分火されました。 子どもたちの「平和への誓い」(右写真)にも原子爆弾や戦争の悲惨さを忘れてはならないという強い思いが込められています。 ヒロシマでは多くの被爆された方が残された人生を掛けて、核のむごさと平和を訴え続けておられます。

 初めて総理として平和記念式を訪れた安倍首相が、被爆者の姿を目の当たりにし、自身で声を聞いたことで「原爆症の認定を見直す」発言がでました。 また記念式で「憲法の規定を順守し、国際平和を誠実に希求し、非核三原則を堅持する」と約束なさいました。
 総理がハッキリと「憲法遵守」を明言したことで、憲法改正(悪)は遠のいたような気がします。 いままで「現場」をご存じなかったのでしょう。 ネオコンに取り巻かれ「小型核兵器」を欲しがっているブッシュ大統領も見習ってほしいです。

 9日じょうはな座でアニメ映画会があります。「NAGASAKI 1945 アンゼラスの鐘」 ぜひ親子でご覧ください(無料です)。
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2007年8月6日(月)  No.1481

幻のカレーうどん
 きょうは男性陣がお留守番、なにか昼食を作らねばなりません。 PTA家族でクッキングで学んだことをいかそうと、一年ぶりに調理をしました。 といっても残り物カレーを使ったカレーうどんですけど…。
 見た目も味もそれなりですが「俺たち凄いじゃん」と長男と結束を固めたのでした。 これも幻のメニューとなりそうです。
 きょうは片貝木綿に黒地の半衿、帯無しでギャルソンエプロンです。

 子どもが夏休みに入ってから親は休み無しです。 朝もいつもより早起きなので(10分ですが)、そろそろ疲れが溜まってきました。
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2007年8月5日(日)  No.1480

むぎや祭を楽しもう
 9月15日(土)・16日(日)両日開催のむぎや祭のポスターが刷り上がりました(クリックすると拡大)。 今年も岩田長峯さんの切り絵です。
 背景は西下の公民館なので、警察の坂の浄念寺前、街並踊りのシーンでしょう。 踊り子は西上の中高生、…というのは女の子が古代神の衣裳を着てるからです(ちなみに古代神はこんな振り付けではありません、これは男の笠踊りのキメポーズです)。
 踊り子も後ろで見てる大人(両親?)も表情がいいですね。 地元の人間が祭を楽しまなくてどうする?といつも思います。
 きょうは生成りの文人絣にシケ引きのへこ帯の浴衣姿です。
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2007年8月4日(土)  No.1479

夏を涼しく
 今日も暑い!! 遂にまさちゃんポンプを使った打ち水大作戦を決行しました。 さらにつづらこみちにある自宅玄関に網戸を導入(左写真)、納戸側も簾を掛けて風が抜けるようにしました(右写真)。 W効果で室温を下げます。
 また伸びていた髪をバッサリ切りました。 しかも麻のゆかたにギャルソンエプロンの軽装です、これで体感温度もかなり違います。 極力エアコン無しで生活しています。
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2007年8月3日(金)  No.1478

アブラゼミが消えた夏
 富山県内はフェーン現象で38℃を超えました、夏本番です。 が、ひとつ気になることがあります。 例年ならうるさいアブラゼミの鳴き声がほとんど聞こえないんです、他の蝉はセッセと鳴きさくってるのに。 気温がまだ低いからかも…と先日まで思ってましたが、どうもそれだけではないようです。
 「エサに困ったカラスがセミを食してる」と教えてくださった方がいます。 カラスが集団でセミに襲いかかるのを目撃したそうです。 人間の出すゴミはネットや金網に防御されて手出しできず、エサに困ってるんだとか。 他のセミは狙わないようで、やはり脂ののったアブラゼミがンマいのでしょうか? 写真は別院でみつけたセミの死骸。ハラの部分が食いちぎられています。

 きょうは朝からむぎや協賛会の募金に砺波市内を回りました。 不景気の昨今、御協賛くださる企業や商店に感謝します。
 いつものように紺のコサシルクに生成りの半衿、黒の角帯に青灰の麻袴に灰色の足袋の和装です。 昼食に入ったお店にポスター掲示をお願いしたところ「え?むぎやの宣伝?ぴったりやね〜」と褒めていただけました。
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2007年8月2日(木)  No.1477

燃費が20%アップ
 梅雨が明けた今日、富山はいきなり35℃を超す「猛暑日」となりました。 日を同じくして、ガソリンが大幅値上げ!でも大丈夫、最近燃費が良くなる運転をしてるんです。
 写真はウチの車のメーターです。 下段は累積走行距離(54081km)、トリップメーター(59.5km)、そして内蔵コンピュータ(?)が計算した残りの走行可能距離(817kmの表示)。 すなわちこれまで走った59.5+817=886.5kmが一回の給油で走れる距離となります。
 この距離は運転の仕方によって変わります。 タコメーターの下に22〜5km/Lの目盛をふったアナログメーターがありますが、これは瞬間燃費計です。 急発進するとグンと右に振れるのでそーっとそーっとアクセルを踏まなくてはなりません。
 遠くの信号が赤に変わりそうならアクセルオフにし無駄なガソリン消費を減らします。 前の車が減速しても急ブレーキを踏まなくてもいいように車間距離を充分とって運転します。 言ってみればメリハリの無い運転なんですが、後続車との関係もあるし、とても頭を使うんです。 自称「クレバーな運転」でとても楽しいですよ。 
 ガソリンを満タンに入れた状態で走行可能距離750kmを指しますが、燃費の悪い運転をするとあれよあれよという間に下がり、700kmから下手すると660kmになります。 クレバーな運転をすると、逆にどんどん増えます。 900〜にするのが現在の目標です。
 きょうは緑のコサシルクに黄土の半衿、緑の絽角帯に薄緑の袴です。
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2007年8月1日(水)  No.1476

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