「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2003年3月

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03/31/2003  
 早朝から京都出張です。 何軒もの染やさん、小物やさんを回った後に少し京都市内を散策しました。 京都は桜もチラホラ咲き始めています。 満開にちかいところもありました。
 今まで行ったことの無かった高名な鷲峰山高台寺を見学。 豊臣秀吉と北政所(ねね)を祀ってある霊屋(おたまや)でふと横を見ると、どこかで見たことのあるオバサンが…。 近所の人の気がするけど、あっれ〜誰だっけなぁ…としばし考えること5分(鈍いなぁ) 元テニスプレイヤーの佐藤直子さんでした。 あ〜〜声かけなくて良かった(笑)
 高台寺といえば蒔絵で有名ですが、掌美術館も一緒に見学。 ここはストロボ無しなら写真撮影もOKなんです。
【高台寺】http://www.kodaiji.com/

 写真はいつも横を通りすぎるだけだった八坂の塔、正式には霊応山法観寺の五重の塔内部の仏像です。 臨済宗建仁寺派ということはもうちょっと下にある臨済宗大本山建仁寺と深い関係だったのですね…知りませんでした。
【建仁寺】http://www.kenninji.jp/

03/30/2003 おすすめサイト その5
 日本中を旅する散人さんが、写真と味のある文章で様々な旅先を紹介。 「写真集」は金沢や川越など僕の好きなまちが見事なアングルで映ってます…ただただ感服。 「日々」というコーナーは毎日かかさず更新なさってます。 写真も良いのですが、散人さんのコメントに頷くことも。
 先日「散人美術館」も開館しました。 見ごたえ充分です、ぜひご覧になってください。
 日本は広いし、まだまだ捨てたもんじゃないなぁ…とこのサイトを訪れるたびに思います。
【旅の途中】http://sanjin.jp/

 今日は木綿の袷に深川鼠の袴、利休鼠の半衿を合わせました。 お客様とあれこれ歓談したのですが、手持ちのきものを工夫して着るって楽しいですね。 (写真はクリックすると拡大)

03/29/2003 合併の前にすべきこと
 町境の南砺中央病院に統合されたので、町中にあった城端厚生病院の解体工事が始まりました。 解体だけで1億円かかるそうです。
 先日より不要な備品を外に出して一括廃棄しています。 なかには使えそうな棚など沢山あるのですが、すべてご破算です。 税金で揃えたものなのに、町民への案内は全く無し…。(役場内での回覧はあったそうですが…)
 この備品類を使いたい団体(ボランティア団体やサークル)も沢山あったであろうに…。 個人では無理でも、各種団体に案内の一つも出すべきです。
 備品を廃棄するにもお金がかかります。 税収が落ち込んでいるのなら、もっと頭を使いましょう>行政

 市町村合併で問題をを10年間先延ばしにするよりも、今の問題に知恵を絞るべきです。 自助努力してもお金が足りないのなら合併という選択肢もあり得ますが、なにもせずに…ではあまりにも無責任です。

 今日はちょっと寒いです。縞ウールにごつめの木綿袴。 首にはストールを巻いてます。

03/28/2003 木綿の単衣
 とても暖かいので木綿の縞単衣を着ています。 袴も先日縫えた木綿です。
 昨年の日記を見ると、5月4日に単衣木綿を着ていますが、今年は特別に早い!
 ついでに…といっては変ですが、足袋も穿いていません。 素足に右近下駄というカジュアルな装いです。 これがとても気持ちが良い。
 寒くないかって? 秘密は下に着てる肌着にあります。 備長炭入りのものです。 お客様にお奨めする前にと自分で着てみましたが、とても快適ですね。
 実は普段はVネックのTシャツ一枚なのでした…。 もちろん襦袢も省略です。

03/27/2003 ついにタイヤ交換
 午前中に慌ててタイヤを交換しました。 花粉症の人間にとってこの季節の外での作業はツライ。 クシャミが止まりません。 でもこれで明日から気持ち良く走れます。
 お巡りさんのレーダーに注意しないといけませんね(笑)

 午後からTMO連絡調整会議 僕が担当の「城端しだれ桜まつり」について報告し、もうすぐオープンする「じょうはな織館」についての説明を聞きます。
 予想以上にオープニング企画「川島織物コレクション」がよさそうです。 明治時代の綴織りなど貴重な品がたくさん見られて、しかも入場無料! カフェコーナーもあるようなので、楽しみです。

 写真は現在じゃんとこいで開催中の栗田果穂さんの作品展の様子(31日まで)
 4月1日からは「向野の桜写真展」です。 有名な名桜を何人ものカメラマンが様々な角度から撮りました。 これまた期待大でしょう。

03/26/2003 新ワードローブ
 仕立てに出していた木綿の袴がようやく縫えてきました。 一見シケ引き風の茶色の染め生地です。 110センチ巾 \1480/mですからとても安くついています…仕立て代を除いて。

 さっそく穿いてみましたが、なかなか履き心地がよろしい。 軽くて柔らかいけど、しっかりしている。 茶縞のウールを合わせました。
 洋服でもそうですが、新しいワードローブが加わると夜にいろいろ組み合わせてみて楽しんでます。 長着+袴+色足袋+角帯+色半襟…。
 女の方はこれに帯締や帯揚、ひょっとしたらかさね衿も加わるので楽しみがぐんと増えますね。

 こうやってほとんど毎日きものを着ていると、目が慣れるらしく誰もなにも言いません。 むしろ洋服の時に「きょうどうしたが?」と聞かれるようになりました。

03/25/2003 くこの実
 「くこ(枸杞)の実」ってご存知ですか? 知人に教えていただいて以来、我が家の汁ものにはたいてい入っています。 きれいな赤い実ですので写真でもよくわかるでしょ?
 ビタミンB1,B2,Cが豊富で、古来より漢方薬としても使われてきました。
 うちはそんな本格的な摂り方ではなく、パラパラっと入ってるだけですが、椀の中に何粒か入ってるとアタリのようでちょっと嬉しい気分になります。

 きょうは木綿の袷に薄手木綿の袴。 本格的に暖かくなってきました。 そろそろ薄物の準備をしないといけないですね。
 その前にスタッドレスタイヤを交換しないと(苦笑)

03/24/2003 今春の自家消費(笑)
 展示会の後片づけをしています。 ウィンドウディスプレイ、店内の模様替え、棚の入れ替えも一緒にするので、一日仕事です。

 さて、写真の薄汚れた(笑)鞄をご覧ください。 ふだん外に出るときに黒のバッグを持参していますが、紬のきものには合わないので気になってました。 で、思い切って自分用に新しくおろしました。
 いまや貴重な本酒袋の生地をつかった鞄です。 良い色でしょ? 使い込むほどに味がでると思います。 広瀬 亨さんプロデュースのものです。 職人さんが丁寧に縫製しています。 万一壊れても修理可能なのが嬉しいです。

 今月より新たに、帆布を顔料で染めたバッグ(田中豊享作)も入荷しました。 これも丈夫で軽くて修理可能です、しかもお洒落。 近いうちに画像をアップしますね。

03/23/2003 花粉症の特効薬?
 朝5時にサイレンが鳴り消防車が緊急出動しました。 慌てて飛び出すと郊外にある農協の貯蔵庫が火事です。
 早朝だというのに沢山のやじ馬で驚きました。 城端救護班という自警ボランティアに入っていて火事場の交通整理などをしてるんです。 全焼ですが、幸いけが人は無いようです。

 天気が良いし風があるので花粉が飛び交ってます。 数年前から花粉症になりました。 絶対大丈夫な体質だと思ってたんですが、ある日突然に…です。
 フロ場になぜか置いてあった「海草入り痩せる石鹸」(ウチのものは誰一人として必要ないのですが、中国土産に戴いたらしい)を仕方なく使った夜から身体がかゆくなり数日体調を崩しました。 これが原因で体質が変わったのではないかと思います。 くっそ〜。
 写真は馬油(ばあゆ)。その名の通り馬の油です。 これを目じりにつけておくととても楽です。 馬油についてはまた詳しく書きますね。

 今日は木綿の袷に薄手の茶色い袴です。

03/22/2003 戦争と呉服店
 日本中…いや世界中の良識ある人々が無力感にさいなまれていると思います。 米英によるイラクへの開戦にです。 我々にすれば止めることができなかった…ブッシュ大統領にすれば止める気は最初からなかった戦争です。
 金と石油利権獲得とパックスアメリカーナの喧伝だけのために沢山の人が死ぬのでしょう。 これは紛れもない犯罪です。
 僕にできることはブッシュ政権に多額の献金をして後押ししている企業の製品を買わないことと、戦争反対(=非戦)の意思表示です。
 きよべ呉服店のサイトに「NO WAR」と掲げました。 この理不尽な戦争が終わるまで掲示します。 このバナーをみなさんもご利用いただければ幸いです。

 きょうは縞の紬に茶色い薄手の木綿袴。 今期初めて穿きます。 後ろに袴腰がない仕立です。

03/21/2003 「城端十景 その二 宗林寺町」
 昨年9/26に発表した自作の切り絵(もどき)「城端十景」の続編ができました。 今度は宗林寺町。坡場(はば)の近くです。 町民なら誰でも知っている城端醤油の旧館(?)です。
 昨年の9/26に第一作を発表してから半年が経ってしまいました。 このぺースでいくと全部揃うまで五年以上かかることになりますね…。

 昨日からアメリカ対イラクの戦争が始まってしまいました。  どんな理由をつけようとも、武力をふりかざす戦争は殺人でしかありません。
 僕は断固この侵略戦争に反対します。

03/20/2003 きよべの織物語
 京都から桝蔵順彦(ますくらゆきひこ)さんにお越しいただき、織物の勉強会を開催しました。 平日にもかかわらず近在から沢山の方がお越しくださり、「織り」に対する関心の高さが伺えます。
 国内最高の伊予紬糸や余呉糸、天蚕、芭蕉布、和紙、これらを草木染めして織った帯や紬、ラオスの織物、インドネシアのクリキュラ繭など素材の話から始まり、織りの技法や機織りのアドバイスまで興味深くかつ楽しく聞かせていただきました。 参加してくださった方も大満足だったようです。
 「織物の町城端」復活をかけて改修される「じょうはな織館」の関係者にも是非聞いていただきたかったのですが…それだけが残念です。
 きょうはその桝蔵さんが織った紬に袴を合わせました。

03/19/2003 桜花展
 明日からいよいよ桜花展です。 朝からバタバタと準備に追われています。 久しぶりの催事なのでお客様に喜んでいただけるよういろいろ考えています。 写真の案内状もそのひとつ…春らしいでしょ。

 4/5〜13に開催する「城端しだれ桜まつり」の打ち合わせに別院へお邪魔しました。 別院秘蔵のお宝のひとつ郷倉千靭(ごうくらせんじん)の襖絵(なんと20枚)と娘;郷倉和子さんの屏風を期間中に一般公開することになりました。 別院内のガイドつきで500円です。
 4/5〜12の午前10時もしくは午後1時に別院台所門にお集まりください。 写真で拝見しましたが、それはそれは奇麗で見事なものでした。
 また4/13には襖絵の部屋(御殿)で城端庵唄を聞きながら美味しい精進料理を食べていただく限定30名様のコースも準備しています。 お抹茶と主菓子つきでとってもお得な3500円です。

03/18/2003 虫籠桟を譲ってもらう
 城端を縦貫する国道304号線の拡幅工事が進んでいます。 西上→西下→大工町とすすみ、現在は出丸が工事中です。 お世話になっているお宅が明後日ついに解体されると聞き、おそるおそる立派な虫籠桟(むすこざん)を譲ってくださいと願い出たら快く承諾してくださいました。
 頑丈な桟だったのですが、意外と簡単に外れてびっくり!車のルーフレールに縛りつけ運びます。 夜だったので怪しかっただろうなぁ…。
 何に使うかって?…後日のお楽しみということで。

 写真はじゃんとこいのミニウィンドウです。 梅の花をかたどったカップに、春らしいウサギの人形を添えました。

 きょうは木綿の袷に薄生地の袴です。 寒いといってももう羽織るものなしでも町を歩けますね。

03/17/2003 北陸のエジソン?
 北陸のエジソンこと酒井 弥(さかいみつる)さんの講演会に参加しました。
 右脳と左脳・ネアカのすすめ・理性より感性・ナンバーワンよりオンリーワンといった聞いたことのあるような平凡な話の後で突如「理想黒体」なるものの売り込み(笑)が始まりました。
 理想黒体とは放射効率100%の理論的な物体…わかりやすくいうとすべての波長の電磁波を吸収してしまう物体ということになります。
 これが適当なセラミックと有機物でできてしまうというので、かなり眉唾な代物です。 ニオイ消しだけでなく、電磁波遮へい、マイナスイオンの発生などさまざまな効能があるそうな…。 エジソンというよりハイハイ(キャッチセールス)のおじさんみたいだなぁ…。

 子どもたちと店横の駐車場に花の苗を植えました。 アグロステンマ・ギダゴとゴテチャ(色待宵草)です。 6月にかわいらしい花が咲くそうなので楽しみです。 

03/16/2003 一ヶ月後の再会
 2月15日にお会いした氷見市の蔵田さんがわざわざ城端まで来てくださいました。 城端は初めてだそうで、「遠かったぁ」と冗談めかして話してましたが、また来てくださるそうです。
 前に描いてくださった似顔絵をちょっと手直し…のハズが延々二時間近くかかってしまい申し訳なく思っております。 そんなに描きにくい顔かなぁ(笑) でもおかげでとても良い顔になりました。 近日中にアップしますね。
 奥さんも4/12にオープンする「じょうはな織館」に興味津々のご様子でした。 ありがたいことです。

 きょうはヒゲの紬に木綿袴。 半襟と角帯はカラシ色です。 足袋は黒繻子。 足袋がくたびれてきたなぁ…。

 そろそろ日差しが強くなってきました。 車を運転するときはサングラス必携なんですが、いつものレイバンウェイファラーではきもの姿に合いません。
 和装用にとヤフオクで2つで落札しました。(500円と900円也) 似合うようなら写真をアップします。

03/15/2003 袴の結び方
 木綿袴はカジュアルに結びきりにしているのですが、ちょっと気分を変えたくてオリジナル結び(?)にしてみました。 名付けて「×(バッテン)結び」
 いかがですか?ちょっと可愛げがあっていいでしょ? どう結ぶかはそのうち「和について話しませんか?」の掲示板で紹介します。 簡単なんですけどね。

 20日から23日までの「桜花展」の準備に追われています。 ななかなかきれいな案内状(手作り)ができたのでうれしいです。
 しかし同時進行で「しだれ桜まつり」の段取りもせねばならないのでいっぱいいっぱいでフラフラです。

03/14/2003 きものを着て行きたい場所
 23日まで高岡市美術館で開催中の「澤乃井 櫛かんざし美術館コレクション 髪飾りにみる遊び心と粋〜江戸から昭和〜展」を見てきました。 もちろんきもの姿です。
 すると美術館のスタッフのみならず知らないお客様からも歓待されました。 是非お奨めします。
 簪だけかとおもっていたら女性の装飾品がたくさんあってとても見ごたえがありました。 筥迫、根掛、華鎖etc. なかでも気になったのが矢立(やたて)です。(写真参照) 携帯用の筆と墨入れなんですが、形といい細工といい見事な美しさで『欲しい〜〜』と思っちゃいました。
【澤乃井 櫛かんざし美術館】
http://www.sawanoi-sake.com/kushi/index.htm

03/13/2003 ダカ織
 ネパールのダカ織り生地(木綿)で作られた半幅帯とバッグが入荷しました。 帯とBagが同柄だなんてお洒落でしょ。
 ダカ織は非常に原始的な方法で、おそろしく手間のかかる高等な柄を織り出します。 首都カトマンズ周辺の女性達が下絵もなしに織り上げるそうです。 色使いといい柄といいどこか魅かれれるものがありませんか?

 きょうは新しく仕立て上がった余呉&結城紬を着ています。 せっかくだから?と着流しです。 写真を撮ってみたんですが残念ながらうまくいきませんでした。

03/12/2003 向野の桜
 発売中のサライ3/20号26pにエドヒガン桜の名木;通称「向野の桜(むかいののさくら)」が載りました。 山田川の土手にあって毎年見事な色の花をつけます。 対岸から見るとちょうど良い塩梅なのでこの名がついたようです。
 また善徳寺境内には樹齢350年にもなるしだれ桜の古木があり、開花の時期に普段は閉めたままの式台門が開門します。 由緒のある桜なので是非ごらんください。
 4月5日〜13日に「城端しだれ桜まつり」を開催します。 桜にちなんださまざまな催しを企画していますので、お楽しみに! 当店でも楽しい体験企画を計画中です。
 (写真はクリックすると拡大)

 今日も寒いのですが、木綿袷に薄手の袴、上に何も羽織ってません。 そろそろ春のいでたちです。

03/11/2003 いのくち椿まつり
 3月22(土)23(日)の二日間 隣の井口村で「いのくち椿まつり」が開催されます。 すべて椿にこだわった楽しいイベントです。 つばきには異種が多いので見ごたえがありますね。 ぜひごらんになってください。
 井口と城端の商工会女性部の交流で城端のまちなかに椿を飾っています。(写真をクリックすると拡大します)
 同じ日に当店でも「桜花展」を開催しています。 近くですので一緒にどうぞ。
 急に冷え込んで朝は雪が降ってました。 寒いので茶縞のウールに木綿の道服、袴姿です。 襟元のショールは離せません。

03/10/2003 新聞をまとめて読む
 バタバタしていて4日から新聞を読んでません。 今日は休みのなので溜まりに溜まった朝刊をまとめ読みしました。
 こうやって積むとたくさんありますね〜。 時系列に並べてじっくり読むと事件や物事の流れがよく理解できます。
 TVもあまり見ないので、世の中で何が起きてるのか全く知らないこともあります。 ポケットベル(クイックキャストと呼ぶらしい)のニュース配信とインターネットがリアルタイム情報の入り口です。
 能動的に情報を得るので、自分の頭で考えるクセがついていいような…。 TVを見てると思索する余裕がありませんから…。

03/09/2003 一年越しのきもの
 昨年2月26日の日記にかいた紬がようやく仕立て上がりました。 自家用はどうしても後回しになります。
 京都の桝蔵順彦さんという方に余呉糸と結城の細糸を合わせて織ってもらったグレーの縞です。
 裏は細番手の金巾の濃茶をつけました。 僕は長着に正絹の裏をつけるのがあまり好きではありません。 木綿のほうが丈夫ですし、品の良いものはとても着心地がいいのです。
 今月20日に店内で桝蔵さんのレクチャーがあります。 話題は織物全般。 無料ですのでお気軽にお越しください。

 きょうは海老茶のヒゲつむぎに木綿の袴。 ストールで見えないのですが、半襟は赤みがかった柿色でおしゃれに決めてみました。

03/08/2003 寒稽古最終日
 2月24日から始まった庵唄の稽古も今日が最終日。 東京より芳村伊十一郎先生をお迎えして、ご指導を仰ぎます。
 各町内はそれまで上手な諸先輩に教えていただいてるのですが、さらにレベルアップを図るため邦楽のプロを年に数回お招きするのです。
 わずかな時間なのですが、目からウロコのアドバイスを戴きました。 すっごい! ここ数年伸び悩んでいた庵唄のさらなる目標が見えてきました。 もう稽古が楽しくてしかたありません。
 最後だというので先生がお持ちの三味線を一部見せていただきました。 左は大和楽用の大きめのもの。 低音でベースのような使い方をするそうです。 大和楽は昭和になって創設された流派で、邦楽の長所を併せ持ってできています。 先生の師匠である大和久満先生(芳村伊十七さん)が家元です。 右は長唄用でよく響くのだけどとても繊細な音でした。 どれも猫の皮を張ってます。 やはり犬皮だときれいに響きかないそうです。
【大和楽】http://www5e.biglobe.ne.jp/~yamato-g/
 きょうは木綿の袷に袴姿です。 洋服だと寒いけど、きものは暖かいですね。

03/07/2003 直して使う
 和のデータベースで紹介している Tips「値札つけアダプター」に使っていたチェックライターが壊れてしまいました。 紙送りがうまくいきません。 同じ位置に印字してしまいます。
 購入したのが10年前なのでそろそろ寿命かな…とも思ったんですが、ものは試しと分解してみました。(写真参照)
 いろいろ調べてみてもどこも異常ないような…? ん!となにげなく背面を見ると、ビスが2本とれてました。(はは〜ん、このせいでマウントがぐらついてうまく動かなかったんだな)
 ということで無事復旧。 まだまだ使えます。
【和のデータベース】http://www.craft-ran.com/wa/index.html

03/06/2003 「職人」
 永 六輔さんの「職人」を読みました。 永さんは城端をとても気に入ってくださって何度もお越しになっています。 その時よく尺貫法の話題が出たので、一度いきさつを知っておきたかったのです。
 ご存知のように我々呉服業界では鯨尺(くじらじゃく)を使っています。 これは1寸が約3.79センチです。 これに対し大工さんなどは曲尺(かねじゃく)は約3.03センチ。 ややこしいのですが、2種類の尺があります。 しかも呉服のほうでも草履のなんかは曲尺だったりして、ちょっと混乱モード。
 しかし、尺貫法じゃないとしっくりこないんです。 センチでいわれるとなんか半端に思えてしまう。
 この尺という単位を正式な場所で使うことを禁じたのが1959年にできた計量法です。 これには日本中の職人さんが困ってしまい、助けるために永さん達が面白おかしく運動を始めたわけです。 で、運動のかいあって現在ウヤムヤのまま尺貫法を使っております。 ありがとうございます。
 きょうは青縞のウールに薄手の木綿袴。 襟元にグレー正絹のショールを合わせました。

03/05/2003 松竹梅湯島掛額
 源氏物語とはうってかわり、軽快なテンポで魅せる歌舞伎を三本見ました。 夜の部はニチコチだった劇場がすこしゆったりしています(特に三階席)。 昨夜は新之助効果だったのでしょうか? 平均年齢もそれなりに高いような…。 しかし通っぽいおじいちゃんが目立ちます。
 でも僕は扇屋熊谷(おおぎやくまがい)、保名(やすな)、松竹梅湯島掛額(しょうちくばいゆしまのかけがく)の三本とも楽しめました。 やはり歌舞伎はこうでなくっちゃ(エラソー)。 
 「湯島…」は喜劇なので劇場が笑いの渦に包まれて…。菊五郎さんって巧いですねぇ。
 正直に白状します、源氏物語では2度もウトウトしちゃいました。 「京の巻」では福助さんの演技に引き込まれて眠るどころではありませんでしたが(涙でそうでした)。
 写真は「湯島…」の掛絵です。(クリックすると拡大)

03/04/2003 京都南座
 早朝暗いうちに城端を発ち、仕事もそこそこに切り上げて、南座へ。 今をときめく(?)市川新之助さんが光の君を演じる「源氏物語」三帖を見てきました。
 しかし主役の新之助さんを完全に食っていたのが、中村福助さんと尾上菊之助さんの両女形。 福助さんの演技力、菊之助さんの美しさには魂を奪われた気がしました(^^;

 南座は若い女性の姿が目立ちますし、きもの姿もそこここに。 小紋や紬が主でしたが、なかには訪問着をお召しの方もいらっしゃいました。 アンティークきものはいらっしゃならなかったなぁ…。
 きもので歌舞伎を見るのは初めてで何を着ていこうか迷ったんですが、京都が雪模様だったのでいつもの通りに木綿の袷に木綿の袴、染帆布で作った道服にしました。 角帯と腰ひもを除いて 、上から下まですべて木綿です。 これが意外に暖かい。 帆布が風を遮断するからでしょうね。

03/03/2003 観劇用に双眼鏡を落札する
 今年は歌舞伎四百年だそうです。 それに刺激されたわけではないのですが、歌舞伎発祥の地、京都河原町にある南座に行く計画を立てました。 といっても仕事のついでなのですが…。
 しかし今回は豪華にも一泊して昼夜2部とも見ちゃいます。 ネットで南座近くのサンルート京都を予約しました。
 チケットはぴあの締め切りが過ぎていたので、直接劇場に電話して送ってもらいます。 もちろん三階の三等席です。 だって安いし、他人の頭が邪魔にならないし、高いところですっごく気持ちがいいんです。 ただイスが狭いのが難点ですが。

 観劇用にネットオークションでニコンのダハタイプの双眼鏡を落札しました。 以前安物を買って失敗したので、中古とはいえ事前に下調べを…。
【双眼鏡愛好会】http://binoculars.tripod.co.jp/index.htm
 とても助かりました。 世の中には良い人がたくさんいるなぁ…。

03/02/2003 城端織館(じょうはなおり やかた)
 城端織物会館の新しい名前が決まりました。 「じょうはな織館(じょうはなおりやかた)です。 4月12日のオープンに向けて着々と準備が進んでいます。 今日が最終日の「城端織物語」もこの城端織館開館のプレイベントとしての位置づけになります。
 写真は築百年の町屋 中谷邸に展示されていた見事な打掛です。 裾のほうに袱紗、かんざしなども見えます(クリックすると拡大)。 三割梶之葉(みつわりかじのは)というこの地方には珍しい家紋でした。

 丸一日店頭で石焼きイモ屋をやってました。 お蔭様で売れましたが、疲れたぁ〜。 五郎島の金時という高級なサツマイモを一本200円で売ってるんで儲からないのですが、普段と違うことをするって楽しいです。 いつかノウハウをアップしますね。

03/01/2003 「交流から創造へ」
 城端織物語のフォーラム「交流から創造へ」に参加しました。パネリストは3人 早大学教授;宮口とし廸さん 川島織物文化館長;森 克巳さん (社)富山県繊維協会常務理事;大谷勝一さん。 曳山会館2階の会場は町内外の観衆で溢れんばかりでした。
 僕はいつものようにウール縞に木綿道服、木綿袴姿で出かけましたが、他にもきもの姿がちらほらと見られ嬉しかったです。 最後に「城端ではコトある毎にきものを着ましょう」という提案をなさった方がおられて、参加者の拍手をうけてました。 呉服屋として言うのではないのですが、いいですねそんな地域があっても。

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店長;清部一夫