「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2007年4月

徳川家の姫君v.s.前田家の姫君
 午前中に店内を片付けて、富山県水墨美術館で開催されている「徳川家の姫君−華麗なる世界」(徳川美術館名品展)を見に出かけました。
 さすが徳川家! 葵の御紋がいたるところにドド〜ンと入ってます。 しかも、どこもかしこもキンキラキン…まぶしいっっ! 確かに素晴らしいモノなんですが、僕の好みじゃなかったので珍しく図録は買いませんでした。
 ちょっと思ったのは城端別院所蔵の宝物も見劣りしないような…。 尾張徳川家はなるほどたいしたものですが、加賀前田家も凄いなぁ。
 到着したのは午後3時頃でしたが、まだ混んでいて駐車場へも入れません。 ようやく建物に入っても、ロビーは入場待ちの長蛇の列(右写真)、さすがGWは違いますね。 混雑は予想していたのですが、期間中(4/6〜5/13)唯一開館してる月曜(定休日)だということで仕方ありません。 やはりゆっくり鑑賞するなら平日に限ります。
 きょうは薄手の生成りの揚柳にグレー縞の半衿、辛子の角帯に薄緑の木綿袴、白茶の足袋。 行楽姿(?)の多い中、異様に目立っていたような気がします、…残念。 ここでは浮かないと思ってたのに。
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2007年4月30日(月)  No.1381

スィーツいろいろお取り寄せ
 今回の「薄ごろもの風」はお楽しみ企画として日本各地からスィーツを取り寄せて楽しむことにしました。 お好みで少しずつ召し上がっていただいてます。
 写真をごらんください(クリックすると拡大します)。 左上から時計回りに、千紀園の宇治抹茶生チョコレート(お薄茶)&(お濃茶)、小布施のAlex's Country Storeのドイツ風アップルパイ&信州のクルミ餅、アンズゼリー、特製蜜をたっぷりと吸い込んだ大阪 嶋屋のあべのポテト、ほうじ茶ロール丹波黒豆入り。
 沢山あって迷いそうですが、実はこれだけじゃないんです。 また別の機会に紹介しますね。
 薄ごろもの風は今日が最終日…、ですが、浴衣や薄物の陳列は継続しています。近くへお越しの際はぜひご覧ください。
 きょうは白茶の木綿に茶衿のだまし襦袢、辛子の角帯に茶の袴です。
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2007年4月29日(日)  No.1380

きもので城端曳山祭に参加しませんか?
 五月五日の城端曳山祭まであと一週間、あっという間です。 今年は町内のお手伝いをする予定でしたが、急遽庵屋台に入ることになりました。 それでも昨年同様「きもので城端曳山祭を楽しもう」を開催します。
 城端曳山祭は自称「日本一きもの比率の高い祭」でして、町内の男衆は紋付袴、山番をなさる家の女性は訪問着や色留袖、招かれたお客も付下や無地のきものを着ます。
 また所望をなさる家の奥さん方も付下や小紋などの和装が多く、近年はきもの好きな方が祭を楽しみにきもの姿でお越しになります
 僕はきもの姿で祭にお越しになる方は単なる観光客ではなく祭の一部となる参加者だと考えています。 そんなこともあって、きよべでは毎年所望するときに町を訪れた方を招き入れています。 今年は5日の午後12時半頃になると思います。 どなたでもOKですが、きもの姿の方ならとりわけ嬉しいです。
 着替える場所もありますし、荷物の一時預かりも致します。 参加費は無料で、事前申し込みも不要です。 今年の曳山祭をきもので楽しみませんか?
 きょうは薄手の揚柳木綿に縞の半衿、辛子の角帯に青灰の麻袴、白茶の足袋。 妻は黄の縞紬に黒地の帯です。
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2007年4月28日(土)  No.1379

タッチくん
 小学校の子どもたちに「PTA会長さん」とか「清部さん」と呼ばれていたんですが、ついにあだ名がつきました。 「タッチ君」だそうです…ハハハ(笑) タッチおじさんとかぶってますが、まぁ語感は悪くないかも…。 ちなみに手の甲の白いものはバンソウコウではありません。

 PTA総会で御講演いただいた澤井先生より丁寧なお手紙をいただきました。
 先生が伝えたかったことは4つ「城端の人々の営みの美しさ」「自然の美しさ」「新校舎の建設に寄せた多くの人々の願い、とそれを伝えようとするPとTとCの絆」「子どもたちの美しい姿と歩み」だそうです。
 演題の「わんぱく小僧」は友人を守ろうとした子どもこそが求められる人間像であり、きかん子に秘められたものを大事にしたいし、「添い寝」は小学校に進んだといえど手抜きせず子どもに関わって欲しい、との願いからつけられました。
 生活習慣の見直しについては「生活リズムを命のリズムと受け止めて、事象だけで見ず、その子その子のリズムを繋ぎながら観ると共感をもって育める」とアドバイスをいただきました。
 講演後も気にかけてくださるなんて、とても嬉しいし、感謝の言葉もありません。 会長は退任しましたが、僕も一会員として、学校に関わってゆきたいと思いを新たにしました。

 きょうは「薄ごろもの風」の初日、朝からお客様がどんどんお越しになって、昼食を摂れませんでした。 あまり宣伝してないのにどうして?と嬉しい悲鳴です。
 僕は片貝木綿に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、よきもの倶楽部の足袋、妻は大島に白地の名古屋帯です。
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2007年4月27日(金)  No.1378

夏のきものが た〜くさん。
 薄ごろもの風の準備をしています。 一階を模様替えしてかなりスッキリと仕上がりました。 二階はお楽しみ歓談スペースとして利用します。
 竺仙ゆかたや小千谷麻をはじめとして、綿紅梅、加賀染絽浴衣、本塩沢、綿麻縮、夏黄八、能登上布、越後上布、明石縮などの洒落もの。 絽の無地や江戸小紋、美しいキモノの表紙になった絽の訪問着。 麻の名古屋帯、夏袋帯、琉球ミンサーの半幅帯、品川恭子さんの紗の名古屋帯、北村武資さんの羅八寸帯。 海島綿の絽襦袢玉糸を折り込んだ紗襦袢。 絽チリメンの風呂敷、麻の半衿。 男の夏着物、夏の信州紬、羅の角帯、麻の角帯…etc.
 地方の小さな家業店でこれだけ夏物の品揃えがある店はあまりないと思ってます。 なぜここまでこだわるかというと…夏のきものが好きだから…。 素材・地紋・染めとも、薄ものならではの美しさがあります。 いいじゃないですか、こんな店があっても。
 夜10時まで店を開けてますので、夕食後のデザートにお越しください。 美味しいお菓子も揃いました。
 きょうは青縞ウールに薄い黄色の半衿、黒の角帯に薄緑の袴、灰色の足袋です。
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2007年4月26日(木)  No.1377

祝!ひだまりくらぶ一周年
 ひだまりくらぶの総会を多目的ホールで開催しました。 年に一度の「総会」ですが、緊迫感より温かさが前面に出た良い雰囲気です。
 会員の皆様がいろんな思いで子どもたちとかかわってくださることに感謝しています。 お手玉一式を会員の方が作ってくださいました(右写真)。中に数珠玉を使った本格派(?)です。
 30代から80代までが在籍するのがひだまりくらぶの素晴らしいトコロ。 新たに加入された方も数名おられます。 新しいホールで、新しいメンバーと、新一年生を交えての交流…明後日からの活動が楽しみです。

 ひだまりくらぶでは随時メンバーを募集しています。 子ども好きならどなたでもOKです、子や孫が学校に通ってなくてもかまいません。 年会費1,300円(含む保険料)。 活動は当面、水曜・金曜の長休み(10:20〜10:40)と昼休み(13:00〜13:30)です。
 まず見学を…。 学校へは事務室側からお入りください。 お名前を名簿にご記入の上、名札もしくは「来校者」札を首にかけ、二階の渡り廊下を通って特別教室棟の多目的ホールへ。 車で来られる場合は行政センターの駐車場をご利用ください。
 きょうはグレー木綿の袷に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、紺の足袋にグレーのストールです。
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2007年4月25日(水)  No.1376

薄ごろもの風
 27日の金曜日から「薄ごろもの風」と題した催しをします。 名前のとおり、単衣と夏物、浴衣の会です。 今回は折り込みチラシを入れずに手作り案内状だけで告知することにしました。 浮かせた経費で全国各地から美味しいものを「お取り寄せ」して食べくらべることにします。 どんなスイーツ(和菓子も含む)が届くかお楽しみに!
 また茶席のきものと振袖の下見会も同時開催しますので、お気軽にお立寄りください。 甘いもの好きな方、大歓迎です。
 きょうは生成りの揚柳木綿に茶の半衿、辛子の角帯に薄手の木綿袴。なんと素足です。
2007年4月24日(火)  No.1375

牛に引かれて善光寺参り
 2年間のPTA会長職を終え、ほっと肩の荷がおりました。 今日は代休で小・中学校とも休みです。 来年は長男が高校生になるので、これが最後のチャンスかも…と長野の善光寺へ三年ぶりに出かけることにしました。 子どもたちは手打ちソバやおやきを食べられると大喜びです。
 今年は本堂再建して300年の記念の年、三門の大改修もそろそろ終わるそうです。 参道もきれいになりました(そば餅の美味しい店が無くなってました、ちょっと残念)。 大河ドラマ風林火山の影響か、信州はとても賑わってます。
 ご挨拶だけのつもりで突然お邪魔したにもかかわらず、善光寺鏡善坊の若麻績様が寺院を案内してくださいました、感謝とともに恐縮至極です。 またほんの数分タイミングがズレていたらお目にかかることもできなかったことを知り「ご縁のある方はとことん縁があるんだなぁ…」と勝手なことを感じました。 行くたびに新しいことを教えてくださるので興味が尽きません。
 参拝の後は、再び大勧進の池で亀にエサをやって大騒ぎして楽しんだり、丸清の二階で美味しいカツと蕎麦を食べたり、あれこれ満喫して長野市を後にし、続いての目的地の小布施に向かいます。 僕は四度目ですが、家族は初めてです。
 久しぶりの小布施はさらに面的広がりをみせてました(写真は栗の小道)。 夕刻に着いたので閉店間際だったのですが、どのお店も親切に応対してくださって、気持ちよく歩けました。 なかでもアレックス・ズ・カントリーストアの魅力的な奥さん(?)に逢う為にもう一度足を運ぶことになりそうです。
 家に帰ったら前日から美ヶ原に泊まっていたハズの母が「なんでか知らんけど善光寺行ってきたよ」と言ったので大笑い。 さすが牛に引かれて善光寺。
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2007年4月23日(月)  No.1374

笑顔ポスト
 きょうは平成19年度城端小学校PTA総会です。 昨年一昨年と続けてきた活動に対する会員の皆様方のご判断を仰ぐつもりでおりました。 体育館の後ろまでほとんどの保護者の方がお越しになり、沢山の拍手とともにご承認いただいたことを感謝しております。 最後の会長挨拶ではお礼の言葉しか出ませんでした。
 続いて新会長の推薦をさせていただき、盛田康史さんが満場一致の拍手とともに会長に就任しました。 これでようやく僕の会長職も終了です。
 今年のPTA活動方針は「輝く笑顔を守る」です。 昨年までの流れを大事にしつつ、子どもたちと保護者、先生方みんなが笑顔に包まれるような活動を目指してます。 とてもいいテーマですね。
 新執行部は早くから準備し、いくつもの新提案をしてくれました。 中でも新設の「笑顔ポスト」(左写真)は素敵です。 子どもや保護者のみならず、地域の方の提案や要望・意見など、さらに町で見かけた子どもたちの善行などを投函していただくポストです。 沢山の方に利用してもらいたいと願っています。

 総会に先立ち(城端小学校ではたぶん初めてだと思いますが)総会当日に講演会を開催しました(右写真)。 講師の澤井榮一郎先生は事前に何度も城端に足を運ばれ、地域性や風土も御考慮の上、子育てと生活習慣について優しい口調でお話いただきました。
 ほとんどの親御さんには当たり前の話だったかもしれません。 が、我々が聴いてもらえたら…と願ってる保護者の心には響いたのではないでしょうか? ヒソヒソ話し声が聞こえていた体育館がシーンと静まり返った瞬間が何回もありました。
 「ねばならない」式の話では、聞くほうが苦しくなって『だって・・・』と耳を塞ぎかねません。 先生はそこまでお考えの上、講演なさってくださったのでしょう。本当に有難いと思っています。 この講演の内容が平成18年度PTAの目指したことだったんです。 講演会開催のため、時間割を変更してくださった学校にも感謝いたします。

 総会にきもの姿が二人いました。 僕と、二年続けて裏方の事務局を引き受けてくださった長田さんです。 監査の石村さんも二年間チカラになってくれました。 執行部のみなさんも、運営委員のみなさんも、思いつきでモノを言う会長によくぞつきあってくださったものです。 役員のみなさんも、先生方も、PTA会員のみなさんも強力なお力添えをいただきました。 本当に恵まれた会長だったと思います。楽しかった。
 きょうは茶色の御召に薄茶の半衿、黄土色の角帯に薄緑の袴、深緑の羽織に茶と緑の羽織紐です。 ポストと一緒にチラリと写っている長田さんは大島でした。
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2007年4月22日(日)  No.1373

子どもと一緒に環境運動を
 「なんとの環境保全と新エネルギーを考える会」の設立説明会が福光中央会館で開催され、呼ばれてもいないのにノコノコと出かけました。
 設立趣旨には『この南砺市には、屋敷林を備えた散居村、中心を流れる小矢部川とその支流、また自然豊かな白山山系の各山々などの豊かな自然がある。しかし、近年その自然が刻々と変化をし、目に見えない環境破壊が行なわれているのが現実である。そのため活動を通して市民に対してクリーンエネルギーを求められている中で、至言の有効利用、新エネルギーの普及促進等を行うことが目的である』とあります。
 事業案は『南砺市の新エネルギービジョン策定要望』『環境保全情報収集・提供』『環境教育研修・講習会の開催』『自然環境保全活動』『新エネルギー普及推進(木質バイオマス・BDF、太陽・風・水など)』その他目的達成の為必要な事業を行う予定だそうです。
 市民の入会希望者も募っておられたので、さっそく登録しました。
 基調講演は富大教授の松本健一さんは城端出身です。 「環境づくりは人づくり」と題した講演(写真)で「環境に関する活動はお金にならない(ので大人の動きは鈍い)が、純粋な子どもたちは動いてくれる」としていくつかの事例を紹介してくださいました。 ねばならない式の環境運動には閉塞感が漂うし、関心の無い他者を責めがちなのですが、未来のある子どもたちと一緒に活動できれば大人も楽しめるのではないかと思いました。 そんな意味でも収穫の大きな講演でした。
 きょうは伊勢木綿に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、紺の足袋です。 帰り際「あ、城端の人やろ」とお声を掛けていただきました。 この格好は目立ちます。悪いことはできません(笑)
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2007年4月21日(土)  No.1372

ハビンの鯛
 最初で最後の師匠扱い…と昨年の日記に書きましたが、人手不足で唄方に復帰することになりました。
 きょうは稽古はじめ(実際の練習はかなり早くからスタートしています)で、町回りのあと酒宴です。 気を使って御膳に大きなハビン(かまぼこ)の鯛を付けてくれました。(城端ではカマボコと言わず「ハビン」と呼びます。由来は不明です)
 町回りの映像も撮れたのでアップします。 曲は三下り(さんさがり)です。
 日中は曳山祭振興委員会に出席、いよいよ曳山祭が近づいてきました。
 きょうは白茶にネップの入った木綿にくすんだクリーム色の半衿、芥子色の角帯に茶の袴、白茶の足袋です。
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2007年4月20日(金)  No.1371

和の手芸材料入荷しました
 総絞りの帯揚(正絹)が多色入荷しました。 数カ所括りが抜けていたりするB品ですが、目立たないので帯揚として普通に使えます。 値段が安い(税込5,250円)ので手芸材料としていかがでしょうか? 絹の絞りは肌触りも良く、小物や人形に彩りを添えます。
 また薄手の綸子生地(正絹八掛)も寒色を中心に揃っています。 これもとても安く提供できます(税込1,050円/m)。 和人形の襲(かさね)の色合わせに良いと思います。 化学繊維では味わえない絹の肌触りをお楽しみください。
 どちらも切り売り致します。 遠慮なくお申し出ください。 定番のチリメン生地ともどもよろしくお願いします。
 きょうは青縞ウールに深緑の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、紺の足袋です。
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2007年4月19日(木)  No.1370

人間は、いったい何をしているのか
 長崎の伊藤一長市長が凶弾に倒れました。 朝から新聞を読んで涙がこぼれるとともに戦慄しました。
 言論ではなく、力でねじ伏せる「問答無用!」がまかり通りつつあるのではないか? ペンは剣よりも強かった時代から、昭和初期の戦前に回帰しつつあることを肌で感じ恐れます。(僕は、議論を尽くさない「強行採決」も数の力による暴力だと考えています)
 先日、若い父親と議論することがありました。
「原爆を落としたアメリカが悪いのに、なぜ日本が『反省』せねばならないのか」「戦争で人々は命をかけて国を守った、なぜ今の日本では徴兵制が無いのか」「他国が攻めて来る前に、日本を守る為に攻撃をしかけることがなぜ許されないのか」と問われ、
『アメリカは人道上も許せないが、日本も他国に対して酷いことをしたのは事実。「アイツがやったからボクの罪は許される」というものではない』『我々の世代が戦争に行くわけではない、子どもたちを戦争に参加させるのか』『すべての戦争は「自衛のため」と称して開戦されている。万に一つも口火を切ってはいけない』と答えましたが、理解してもらえず平行線のままでした。
 若い世代を中心に「力に頼った平和」を信じる人が増えている気がします。 現実の戦争を知る世代の多くは「非戦」を支持していますが、世代間の溝は大きくなりつつあります。
 暴力を力だけで押さえつけるには無理があります。 アメリカの大学では銃乱射事件があり32名の犠牲者が出ました。  これも痛ましい事件ですが、早々に拳銃の個人所有をどうすべきかという議論が始まっています。 核と拳銃を同列には扱えませんが、僕は根っこは同じだと考えます。
 伊藤市長の「長崎平和宣言」を書き出します。 本当に人間はいったい何をしているんでしょうか。
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「人間は、いったい何をしているのか」
 被爆から61年目を迎えた今、ここ長崎では怒りといらだちの声が渦巻いています。
 1945年8月9日11時2分、長崎は一発の原子爆弾で壊滅し、一瞬にして、7万4千人の人々が亡くなり、7万5千人が傷つきました。人々は、強烈な熱線に焼かれ、凄まじい爆風で吹き飛ばされ、恐るべき放射線を身体に浴び、現在も多くの被爆者が後障害に苦しんでいます。生活や夢を奪われた方々の無念の叫びを、忘れることはできません。
 しかし、未だに世界には、人類を滅亡させる約3万発もの核兵器が存在しています。
 10年前、国際司法裁判所は、核兵器による威嚇と使用は一般的に国際法に違反するとして、国際社会に核廃絶の努力を強く促しました。
 6年前、国連において、核保有国は核の拡散を防ぐだけではなく、核兵器そのものの廃絶を明確に約束しました。
 核兵器は、無差別に多数の人間を殺りくする兵器であり、その廃絶は人間が絶対に実現すべき課題です。

 昨年、189か国が加盟する核不拡散条約の再検討会議が、成果もなく閉幕し、その後も進展はありません。
 核保有国は、核軍縮に真摯に取り組もうとせず、中でも米国は、インドの核兵器開発を黙認して、原子力技術の協力体制を築きつつあります。一方で、核兵器保有を宣言した北朝鮮は、我が国をはじめ世界の平和と安全を脅かしています。また、すでに保有しているパキスタンや、事実上の保有国と言われているイスラエルや、イランの核開発疑惑など、世界の核不拡散体制は崩壊の危機に直面しています。
 核兵器の威力に頼ろうとする国々は、今こそ、被爆者をはじめ、平和を願う人々の声に謙虚に耳を傾け、核兵器の全廃に向けて、核軍縮と核不拡散に誠実に取り組むべきです。
 また、核兵器は科学者の協力なしには開発できません。科学者は、自分の国のためだけではなく、人類全体の運命と自らの責任を自覚して、核兵器の開発を拒むべきです。
 繰り返して日本政府に訴えます。被爆国の政府として、再び悲惨な戦争が起こることのないよう、歴史の反省のうえにたって、憲法の平和理念を守り、非核三原則の法制化と北東アジアの非核兵器地帯化に取り組んでください。さらに、高齢化が進む国内外の被爆者の援護の充実を求めます。

 61年もの間、被爆者は自らの悲惨な体験を語り伝えてきました。ケロイドが残る皮膚をあえて隠すことなく、思い出したくない悲惨な体験を語り続ける被爆者の姿は、平和を求める取り組みの原点です。その声は世界に広がり、長崎を最後の被爆地にしようとする活動は、人々の深い共感を呼んでいます。
 本年10月、第3回「核兵器廃絶−地球市民集会ナガサキ」が開催されます。過去と未来をつなぐ平和の担い手として、世代と国境を超えて、共に語り合おうではありませんか。しっかりと手を結び、さらに力強い核兵器廃絶と平和のネットワークを、ここ長崎から世界に広げていきましょう。
 被爆者の願いを受け継ぐ人々の共感と連帯が、より大きな力となり、必ずや核兵器のない平和な世界を実現させるものと確信しています。

 最後に、無念の思いを抱いて亡くなられた方々の御霊の平安を祈り、この2006年を再出発の年とすることを決意し、恒久平和の実現に力を尽くすことを宣言します。

2006年(平成18年)8月9日 
長崎市長 伊藤 一長
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【長崎平和宣言】http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/abm/index.html
平和宣言(印刷用)
 きょうは茶縞ウールにスタンドカラーシャツ、黒の角帯に帆布の袴、茶色の足袋。
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2007年4月18日(水)  No.1369

満開の桜の下を駆け抜ける
 出丸在住の岸 静香さんの南画展が城端にぎわい館じゃんとこいで始まっています(4/30まで)。 沢山ありますが、なかでも城端市街地の新名所は見応えがあり、【織館】【曳山会館】【城端別院】【じょうはな座】【蔵回廊】などは商工会女性部作成の「手作り観光マップ」にも使われています。
 神明通りの桜もついに散り始めました。 満開の時に撮影した「満開の桜の木の下を20km/hで飛行する」ムービーがありますので、興味のある方はご覧ください。 酔うカモ…。
 きょうはグレー木綿の袷に黒の半衿、黒の角帯に焦げ茶の帆布袴、黒の足袋にグレーのストールで冬の格好。 寒くてアラレが降りました。
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2007年4月17日(火)  No.1368

誰にとって「不都合な真実」?
 「一瞬だけアメリカ大統領だった」アル・ゴア氏のドキュメンタリー映画『不都合な真実(An Inconvenient Truth)』を観ました。 富山県の推奨映画になっていて、会場にはパネル等の情報掲示もあります。 話題作にもかかわらず、県内の上映はただ一カ所のみ、…だからでしょうか、月曜朝にもかかわらず10数人が足を運んでいます(普段は貸し切り状態)。 内容は?…ぜひ映画をご覧になってください(本も発売になってます)。 とても解りやすく、かつ客観的にまとめています。 小学生でもこのままじゃマズイと感じることでしょう。
 急速に進む地球温暖化についてはかなり懸念しています。 これ以上環境を悪化させない為に個々の努力も必要だと思います。 ただし苦痛と感じる運動は長く続きません。 ではどうしたらいいでしょうか? 眉間にしわを寄せて「ダメ!」と叫ぶのではなく、面白がって楽しく活動することが仲間を増やす秘訣だと思います。 これについてはちょっと考えています。
 「これは政治的な問題ではなくモラルの問題です」とゴア氏は言いますが、オゾンホールを修復するため代替フロンを使用したのも、NOx削減のため車の排出ガス規制をするのも政治です。 企業を動かすには、先に政治家の意識改革が必要です、その前に有権者の意識も環境優先にならないと…。 そういう意味で、個人個人のモラルの問題なのでしょう。
 それにしてもアメリカ大統領がブッシュ氏ではなく、ゴア氏だったら地球の未来はかなり明るかったのに…と残念でなりません。 有権者にはしっかりした代表を選ぶ義務があると、いまさらながら思います。
 早々に帰って暖房のフィルター掃除をしました。 未読のままだった環境ニュースにも目を通すことにします。 したいことがたくさんあります。
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2007年4月16日(月)  No.1367

挑戦!! 桜オリエンテーリング
 城端しだれ桜まつり最終日、次男が桜オリエンテーリングに挑みます。 山門下で「しれいしょ」と地図を受け取り(左写真)、デジカメを手に市街地を歩き、五カ所の桜ポイントを捜すんです。 むろん地図にはヒントが隠されているのですが、しょせん小学四年生、そんなこと気づくはずもありません、ひたすら歩き回ったようです。 それでも在所の子「3カ所わかった」とか(注;右写真の下は間違いです)。 オマケしてもらって認定証をもらってゴキゲンで帰ってきました。
 商工会青年部がしだれ桜まつり用に企画した面白いイベントです。 みなさんも推理してみませんか? 【質問】 【解答
 きょうは薄黄色の揚柳木綿に茶の半衿、辛子の角帯に柳色の綿袴に白茶の足袋で春めいた色にしてみました。
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2007年4月15日(日)  No.1366

きもので楽しむ しだれ桜まつり
 きもので楽しむ「しだれ桜まつり」に賛同し、友人が着物姿で遊びにきてくれました。 息子さんと、ホームステイ中のアメリカの女の子を連れて、です。 写真ではほとんどわかりませんが、16歳の彼女は桜の花びら模様のきものを着ています。 戸外で立ち話をしていたら、目立つらしく皆さん振り向きます。
 浮世絵展や別院、さらに織館も回り、城端を楽しんだようです。 次男の手品にも大仰に喜んでくれました。
 浮世絵の中路さんはきょうも着物です(大島に赤の帯)、僕は青い縞ウールにくすんだ玉子色の半衿、黒の角帯にグレーの袴、グレーの足袋。ちょっと寒いのでグレーのストールを巻いて。
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2007年4月14日(土)  No.1365

チューリップが咲きました
 新会長候補を交えてひだまりくらぶの役員会。 一年間の活動報告を見て驚きました、よくぞこんなにできたものです。 通常の遊びの活動が58日間、熊騒動で中止になったこともあったので、この回数は凄いです。
 運動会に招待され、米作り体験やもちつきの手伝い、子ども110番の家ウォークラリーの支援、さらに集団下校援助学習発表会でおこわの販売、学校見学会、城端地域安全なまちづくり推進センター、親睦会 …etc. 会員の皆様の御厚意には頭が下がります。
 新年度のひだまりくらぶ活動開始は4月25日の総会からになります。 新しい会員さんを加えて、さらに楽しく活動の我が広がることでしょう。
 夜はPTAの全体役員会。顧問という立場で懇親会のみ参加しました。 新役員の出席率がとても高く、これまた驚きです。 先生方と膝つきあわせて多様な話ができました。 楽しいこと、ワクワクすることができそうです、ご期待ください。 当然のように2次会に参加し、帰ったのが2時…。 最後の最後までつきあってくれた熱い皆さん、ありがとうございました。
 校門のプランターのチューリップが咲きました。 生育が早いですね、日に日に伸びていくのがわかります、子どもと一緒かな。 毎朝眺めるのが楽しみです。 きょうは白茶の木綿に茶の半衿、辛子の角帯にコゲ茶の袴、茶の足袋です。
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2007年4月13日(金)  No.1364

まちづくりと市民意識
 NPO法人構想日本のパブリシティー担当ディレクター西田陽光さんの講演会がクアガーデンであるというので参加しました。 となみJC月例会を一般聴講させていただく形です。 演題は「住民主体のまちづくりと市民意識の変革」。なにかヒントを得られるでしょうか?
 講演は時間をたっぷりと使った内容で正直まだるっこかったのですが(1.5倍速でも大丈夫)、お話しの中でいろんなことを思いつきました。 実行できそうなことからかかります。
 また僕の頭の中の整理整頓ができました。 有志でカーメルに行ったことが、小路の町城端を見直すきっかけになったことを再確認。 さらに別院と協調できるまちづくりの方法も見えてきました。 なんと言っても、城端に戻って20年余、これまでやってきた方向が間違ってなかったので一安心。
 講演の最後の質疑でようやく西田さんのキレを垣間見ました。 いろんなことをお聞きしたかったのですが、場にそぐわぬ内容だったので自粛。 またどこかでご縁があるといいのですが。 西田さんが着物好きだとお聞きして嬉しくなってます。
 きょうは茶のウールに茶衿の半襦袢、辛子の角帯に茶の袴です。 
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2007年4月12日(木)  No.1363

桜の根を踏まないで…
 別院のしだれ桜も見頃となり、早朝から夜までかなりの人がお越しになっています。 みなさん思い思いに桜を鑑賞し、357年の歴史の重みを感じておられることでしょう。
 別院に沢山の方がお越しになるのは嬉しいのですが、ひとつ残念なことがあります。 養生のため張ってあるロープを心ないカメラマン(?)が切ってしまうのです。 桜は根を踏むと痛みます、ましてや樹齢300年を超える老木です、城端のみんなが大切にしている桜を気遣っていただきたい。
 写真撮影の邪魔にならぬようにと、当初張ってあった黄&黒のトラ索を黒い目立たぬものに取り替えました。 それをブチッと切られた(1回や2回ではありません)んじゃ、怒りを通り越して悲しくなります。 写真をお撮りになるはいいのですが、最低限のマナーは守っていただきたいと考えています。 でないと式台門の開門も危うくなります。
 「道徳」を子どもたちに教え込ませようと、モラルの無い大臣たちが画策しています。 最も模範となるべき大人の姿を子どもたちはどう思って見てるでしょう?
 きょうは伊勢木綿にタートルネックセーター、帯無しでギャルソンエプロン、黒の絞りのタビックスです。
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2007年4月11日(水)  No.1362

旅は着物で
小さな旅でちらりと見ました」と遠く千葉から和装の男性が城端を訪れました。 絽織りを見学したいけど、どこに行けばいいのかわからず、どこかの呉服屋で尋ねてみようと飛び込んだら、TVに出ていた僕がいた…そうです。
 せっかくですから昼食をご一緒しましょうと、別院附近を歩くうち、しだれ桜まつりに話が及び、吉田廣均の『松の図』を拝観することに…。 左の写真は式台で撮影したものですが、どうですか?桜ときものの相性は抜群でしょう。
 365日きもので過ごしておられるそうで、いろいろ教えてくださいました。 和裁も自分でなさるとか…素晴らしい! 薄く真綿を入れた胴着は軽くてかさばりません。 「旅行に行くなら、畳んでシワにならならず、気候により調整ができる和装に限ります」と、僕も同感です。 いろんなことを話せて楽しいひと時を過ごしました。 きもの好きな方が遊びにきてくださるとホント嬉しいです。
 きょうは縞の片貝木綿に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の木綿袴。 暖かいのでついに素足です。
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2007年4月10日(火)  No.1361

桜のトンネルを駆け抜ける
 神明通りの桜のトンネルが満開です。 通りの桜に説明の立て看板が立てられました。 野下町壮年会と明和会(若連中)のお世話です。
 ソメイヨシノやエドヒガン、オオシマザクラやコシノヒガンザクラなど…、解説を読めばなるほどなぁと思います。 例えば【江戸彼岸桜】名前の通り太平洋側を主な自生地とする桜/水月寺(野下町)のエドヒガンは昭和63年町天然記念物指定/国内の巨木として有名な桜はほとんど本種。樹齢千年を越すものもある/向野(野口)のエドヒガンは平成15年富山県の桜五十選に選定。
 子どもたちが興味をもつようにと通学路に立ててくださったことを感謝します。 気候も良くウキウキするのか、元気に走って登校してきます(写真をクリックすると拡大)。
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2007年4月9日(月)  No.1360

和服がいっぱい「城端しだれ桜まつり」
 日曜日、しだれ桜まつりのメイン開催日です、よく晴れたおかげで朝から沢山の方が城端市街地にお越しです。 茶リTEA茶会や大谷婦人会「呈茶」などではきもの姿の女性が目立ち、商工会女性部のいっぷく茶屋にもきもの姿のスタッフが常駐、山門下の商工会職員もきものです。 紋付に袴姿の川田社中の庵唄演奏会ではきれいな日本舞踊も見られて皆さん満足なさったようです。 織と塗の懐古展で桜おこわを販売しようと次男がきものを着て呼び込みをしています。
 ギャラリー蔵布都 藍では中路さんはエンジの小紋、妻は黒っぽい紬に更紗の帯、僕は伊勢木綿に黒の半衿、黒の角帯に木綿の袴。 いろんな方がきもので動き回るので、市街地はとても華やかでしたよ。
2007年4月8日(日)  No.1359

きもので城端しだれ桜まつり
天才浮世絵擦り師『長尾直太郎』作品展」が始まっています(4/15まで)。 錦絵の美しさはもとより詳細な解説付きで大変好評です。 ネイチャーリンクの中路さんはしだれ桜まつりの趣旨に則ってきもの姿です。 お母様の小紋を着てもらいました。
 きもので満喫 しだれ桜まつりに参加くださった若夫婦の旦那さんは出羽木綿の袴、奥さんは桜色の小紋。 お隣の電器屋さんの奥さんも、観光ガイド「機の声じょうはな」のみなさんも、むろん我が家もきもの姿です。 妻は大島に白地の帯、僕は青いウールにくすんだ黄色の半衿、辛子の角帯に灰黒の袴、紺の足袋です。
 町にきもの姿が溢れていて、とても春らしい一日となりました。
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2007年4月7日(土)  No.1358

しだれ桜まつり始まります
 7日から始まる城端しだれ桜まつりの準備をしています。 15日の花祭行進の白象を台所門から山門下まで曳いてきました。 段があるので長板を設置し跨がせる大仕事です。 次に五色の幟を立て、式台と対面所に緋毛氈を敷きます。 箏と尺八の演奏会でお客様に雰囲気の良い席に座っていただく為です。
 午後からNHKの収録、つづいてFM高岡の電話インタビュー。 「木綿で作る小花の押しピン」と「きもので満喫 しだれ桜まつり」、さらに「桜オリエンテーリング」の宣伝などをさせていただきました。 準備は整いました。 後は明日の好天を祈るのみです。
 きょうは白茶の木綿に茶色の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴です。
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2007年4月6日(金)  No.1357

つづらこみちに浮世絵の美人画
 いよいよ明日から浮世絵の作品展が始まるので(4/6〜15)、一昨日からネイチャーリンクの中路さんがディスプレイをなさっています。 つづらこみちと2階ギャラリーを使っての展示なので、かなり見応えがありますよ。 入場無料です、お気軽にお立寄ください。
 市街地のお店に桜の花を配り歩いています(高田造園寄贈)。 赤い毛氈と桜の花でお客様をお迎えする準備ができました。 別院のしだれ桜も色づいてます、7日からの城端しだれ桜まつりには別院の式台門を通り抜け素敵な光景を目にすることができるでしょう。 お待ちしております。
 きょうはグレーの縞紬に海松色の半衿、裂織りの角帯をへたれ結びにして、黒の足袋に右近下駄。 グレーのストールに刺し子の胴着
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2007年4月5日(木)  No.1356

進級おめでとう
 春休みもあっという間に終わり今日から新学期。 充分に充電した様子で子どもたちは元気に登校してきます。 3,4,5学年にクラス替えがあり、他学年も先生の異動にともない担任替えがありました。 玄関に名簿が貼り出され、子どもたちが集まっています、友だちと一緒かどうか気になりますよね。
 神明通りの桜も五分咲きで、そろそろ花のトンネルらしくなってきました。 城端は気持ちの良い季節を迎えます。
 きょうは木綿の袷に黒の半衿、黒い角帯に灰黒の袴、紺の足袋に右近下駄、グレーのストール。
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2007年4月4日(水)  No.1355

我、自衛隊を愛す故に、憲法9条を守る
「我、自衛隊を愛す 故に、憲法9条を守る」という一見逆説的な本を読みました。 元防衛庁(現在は防衛省)幹部(箕輪 登・小池清彦・竹岡勝美)三氏による共著です。 自衛隊の存在意義を認めたうえで、隊員を戦死させぬため(むろん日本が戦争に巻き込まれない為にも)憲法9条の重要性を「熱く」説いています。
 「熱く」とカッコをつけたのは、お三方(ひとりは故人)の平和を望む気持ちの強さに感銘したからです。 「現場」特に「戦時中」を知ってる方の言葉には重みがありますし、大事にせねばと考えています。
 以前はタカ派よばわりされた人々が、いつの間にかハト派と呼称されるようになりました。 当人は何も変わってないのに、社会風潮(というか自民党の主流派)が変わってしまったのですね。
 きょうは茶縞ウールにタートルネックセーター、黒の角帯に帆布の袴。 花冷えですかね、寒いです。
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2007年4月3日(火)  No.1354

わんぱく小僧と添い寝の心
 22日のPTA総会をもって僕の会長職は終了します。 総会の前にさまざまな願いを込めて講演会を開催することにしました。 総会の日の講演会は城端小学校では初めての試みかもしれません。
 講師は県PTA連合会アドバイザーの澤井栄一郎先生、2年前にお目にかかって以来のご縁です。 その時の話が素晴らしくて、PTA会員のみなさんにも是非聞いていただきたいと思ったのです。
 定休日を利用して講演会についての打ち合わせに伺いました。 講演の話もですが、先生が校長時代になさってきた地域との取り組みや現在なさってる公民館活動など、参考になる話を聞かせていただきました、
 僕の想いと先生の想いをミックスした演題は「わんぱく小僧と添い寝の心」 副題に 〜人と人とのつながりの中で育むこと〜 です。 どんな内容になるのか今からとても楽しみです。
 きょうは厚手木綿に茶色の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴。
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2007年4月2日(月)  No.1353

日本の三大桜+1
りぶる」という自民党の女性誌があります。 4月号の特集「桜と日本人」で日本の有名な三大桜が紹介されました。 続いて城端が「小京都へ『城端』桜が咲き誇る歴史の町並み」として4Pにわたって紹介されたんです(右写真をクリックすると拡大)。
 先ずは機の町として、さらに城端しだれ桜まつりが紹介され、向野の桜神明通りの桜並木桜坂桜ヶ池公園の写真が掲載されています。 日本三大桜の次頁に城端の桜が紹介されるなんて凄いと思いませんか?
 さらに、曳山祭、縄ヶ池の水芭蕉、城端の特産品、観光ガイド「機の声じょうはな」も網羅され、城端の魅力をほぼ余すところ無く伝えています。 この雑誌を読んで、沢山の方が城端にお越しくださると嬉しいんですが。
 きょうは伊勢木綿に黒の半衿、黒の角帯に灰黒色の袴、紺の足袋です。
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2007年4月1日(日)  No.1352

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