「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2007年6月

コリントゲーム
 長男と次男が楽しそうに何か作ってます。 手近にある段ボールとビー玉を使ったコリントゲームでした。 難しい発射装置(?)は省略して、指ではじく仕様です。
 TVゲームの無い我が家ですが、工夫して遊んでるようです。 手作りゲームは出来合いのものと違って、製作過程も楽しいですしね。
 任天堂のDS持参で遊びにくる子もいますが、せっかく友だちと一緒にいるのに小さな画面に向かっているのも、なんだかなぁ…って気がします。
 きょうは涼しいですね。 縞の片貝木綿に薄茶の半衿、辛子の角帯に薄手の袴です。
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2007年6月30日(土)  No.1444

土徳の里のDVD
 いかにも…な梅雨ぞらで一日雨模様。 次男は学校の社会見学でポートラム(ライトレール)に乗車するのですが、悪天候が気になります。
 で、いつもの時間にトボトボと帰ってきました。 「どうしたん?元気無いぜ」『だって…○○ちゃんと約束したがに、お昼一緒に食べれんかったもん』「・・・・…。」
 そういいながらも、リュックの半分を占めていた巨大なお弁当はほぼ完食。 なんだかなぁ…と苦笑い。

 「土徳の里」のDVDとビデオを店で販売することになりました。 しげしげと見て気づいたのですが、制作会社(株)フィルム・クレッセント。 あれ?どこかで聞いたことがある…と思ったら「かかしの旅」を作ったところです。
 まじめないい映画を作る会社なので、応援したいと思っています。
 きょうは白っぽい文人絣にシケ引きのヘコ帯を巻きつけ、腰板無しの袴です。
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2007年6月29日(金)  No.1443

AEDの設置場所
 南砺市の全小中学校に自動体外式除細動器(AED)が配備されました。 場所は城端小学校事務室横の一般玄関の棚です。
 万一の場合は(講習を受けてなくても)ためらわずに使用してください。 心肺停止は一分一秒を争う非常事態です、お願いします。
 AEDは、校舎・体育館・プール・グラウンドのどこからでもアクセスできる場所に置くべきだと考えますが、現在小学校は外溝工事中で、校舎外は工事現場となるため入ることができません。 今後、設置場所の変更がありましたら、お知らせします。
 きょうは緑のコサシルクに薄青に立涌地紋の半衿、辛子の角帯に薄緑の袴です。
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2007年6月28日(木)  No.1442

根来塗の卓
 母がの朱色の卓を買ってきました、中古の根来塗(ねごろぬり)です。 高価なものではありませんが、2年前から目をつけてた様子…。よくぞ売れ残っていたものです。
 さっそく店の机として使っています。ディスプレイ棚にもなると思うので、どう飾ろうか思案中です。

 午後、突然KNBテレビの取材がありました。 県内の街並を紹介する「トヤマチ・スタイル」というミニ番組です。
 放映は7月4日(水) 22:48〜22:54(予定)。 僕は10秒ほど映るかもしれません。お時間あればご覧ください。
 きょうは黄色のコサシルクに柿色の半衿、薄緑の角帯に茶の袴です。
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2007年6月27日(水)  No.1441

「大人」に読んでおいて欲しい本
 小学校のPTAふれあい文庫が充実してきました。 僕もたくさん寄贈したし、いろいろ借りてもいます。 児童相談センターでカウンセラーをしている山脇由貴子さん著作の「教室の悪魔」を読みました。 サブタイトルに 〜見えない「いじめ」を解決するために〜 とあります。
 現場で子どもと接しているカウンセラーが明かすイジメの実態は凄惨なものでした。読んでいてつらくなります。 ですから山脇さんは第一章に「陰惨ないじめを乗り越えた子どもと家族の話」を持ってきたのでしょう。希望の光を灯す為に。
 この本が優れているのは、イジメについて詳細に記載した後、簡潔に「やっちゃいけないこと」「優先すべきこと」をわかりやすく列記してる点です。 現場と乖離した「べき論」や「精神論」では子どもを救えません。
 すぐに読み終えることができる本です。この日記を読んでくださってる大人は是非ご一読をお願いします。 城端小学校の正面玄関エレベーター脇のふれあい文庫の蔵書です。
 余談ですが、山脇さんの趣味(≒ストレス発散法)はフラ(ダンス)だとなにかの新聞で読みました、「あ、いいかんじ」と妙に納得したのでした。
 きょうは縞の片貝木綿に薄い柿色の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2007年6月26日(火)  No.1440

城端町探検
 小学校2学年が「まちたんけん」するというので、引率サポートをしました。 「素敵発見」と題して、別院や駅、お花のあるところなどを尋ね歩きます。 僕が同行する班はお店を調べて回るんだそうです。 本当は先週末に実施予定だったのですが、大雨のため延期しました。
 小学校からひたすら歩き、田村萬盛堂さんに向かいます。 続いて大西仏壇本店さん、さらに大西鮮魚店さん。 最後にカワイ書店さんを見せてもらってタイムオーバー。
 いや〜子どもたちの鋭い質問にタジタジです。 「毎日いくら売れますか?」とか「この魚はいつのですか?」とか、「どうして仏壇は金ピカなんですか?」とか、返答に窮する質問が続出です。 さすが子ども、遠慮無しの攻撃です。
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2007年6月25日(月)  No.1439

初の比叡山
 京都旅行二日目。 バスで比叡山に向かいます。 延暦寺にはいままでご縁が無かったので、とても楽しみにしていました。 が、昨日と打って変わってあいにくの雨、しかもドシャ降りです。
 視界100mのなか延暦寺に到着し、まずは国宝殿を拝観。 予想だにしてなかった仏像の迫力に圧倒されました。 特に四天王立像にはドキドキして声も出ません。
 次に根本中堂へ。 悪天候のためか参拝客が少なくゆっくりお参りができました。 「富山から来ました」と僧侶に告げると『青木新門さんをご存知ですか?』「はい!面識はありませんが…」『先日ご講演をしていただきました。素晴らしい話でした』と言われ我が事のように嬉しく思います。
 もっと延暦寺を回りたかったのですが、風雨が強まったため断念(写真は文殊楼から見た根本中堂)。 滋賀県側に下山し、石積みのある門前町 坂本に向かいます。 芙蓉園で昼食をとり、びしょ濡れになりつつ町を散策。 寺院の異様に多い美しい町でした。 延暦寺とセットでもう一度来なくては…。 おやつ代わりに鶴喜そば本店でざるを一枚食べて帰路についたのでした(←結局食い気ですか…)。
 きょうは暑くなると思って、小千谷麻の縞に茶色の半衿、黄色の角帯に薄茶の袴にしましたが、寒かった。
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2007年6月24日(日)  No.1438

先斗町でむぎや
 今日の日記は二本立て。
 せっかく京都に行ったのだから(?)と、先斗町のお茶屋「舛之矢(ますのや)」さんで宴会を。 舞妓さん4人と芸妓さん2人に来てもらったものの、どう遊んでいいかわからず、最初はおとなしく(?)踊りを見せていただいてました。 定番の祇園小唄はこんな感じです。 端唄がらみで「夏は蛍」もリクエスト。
 が、写真のようにいつの間にやら丸盆を笠がわりに麦屋節が…。 調子に乗って古代神まで始めてしまい、京の都をローカル色濃く染めたのでした。 でも楽しかったぁ。
 きょうは緑の単衣に金茶の半衿、黄の羅角帯をへたれ結びにした着流しに、媚茶の足袋です。
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2007年6月23日(土)  No.1437

美術館で音楽&ダンスを
 西上町恵友会5月の曳山祭の慰労会は京都旅行です。 昼に上洛し、鳥岩楼で親子丼をかき込んだ後、自由行動となり急いでタクシーに飛び乗ります。 目指すは京都近代美術館、ダンス・パフォーマンス「100年のステップ」です。 開催中の「舞台芸術の世界〜ディアギレフのロシアバレエと舞台デザイン〜」の関連イベントとして、6人のダンサー(今 貂子、藤原理恵子、吉田一光、黒子さなえ、おまゆみ、隅地茉歩)が美術館を舞台に踊ります。
 近代美術館には何度か足を運んでますが、シビル=ハイネンさんのテキスタイル・アートのバックにした空間は異質でした(写真をクリックすると拡大)。 どのダンスも面白かったけど、藤原理恵子さんの「主題 崩壊」が衣装も含めて好みでした。 参考までにおまゆみさんの「動きによる短詩」の一部をムービーで流します。
 このように美術館行われる舞踏や演奏会は素晴らしい事だと思うのですが、南砺市では禁じられているらしいのです。不思議でなりません。
 肝心の「舞台芸術の世界〜」はロシアバレエの芸術プロデューサー、セルゲイ・ディアギレフ氏の舞台デザインの紹介だと思ってたんですが、衣装のデッサンが多く正直ガッカリでした。
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2007年6月23日(土)  No.1436

またまたコンサート
 またまた娘のレッスン待ち時間を利用して「桐朋学園オーケストラ&桐朋アカデミー・オーケストラ 合同 特別演奏会」を聴きにオーバードホールへ。 特別演奏会の意味がよくわからないのですが、フル編成ということなのでしょうか? そのせいか今回の方が学生比率が高いようです。
 開演時間の7時にはホールは沢山の人で埋まりました。 L列中央に席を取り、じっくり響きを聴くことにします。
 曲目はショスタコービッチ「祝典序曲」、ラフマニノフ「ピアノ協奏曲 第3番」、そしてムソルグスキー(ラヴェル編曲)組曲「展覧会の絵」です。 指揮は秋山和慶さん、ピアノは関本昌平さん、コンマスは高橋和歌さん。
 ラフマの3番は期待していました。 CDで毎朝聴いてる曲だし、関本さんはあのショパンコンクール4位という輝かしい経歴の若手有望株だからです。 ・・・が、どうもダメです。 超絶技巧は素晴らしいのですが、なんにも伝わってこない。 ヒドい書き方をすれば、独りよがりの演奏…。(ファンの方ゴメンナサイ) 秋山さんもオケも遠慮しているように感じました。
 休憩を挿んでの「展覧会の絵」はイメージしやすい音で、とても良かったです。 オケ全体が一致団結してる感じでしょうか。 特にヴィオラやチェロのパートが良く揃ってました(トランペットは張り切り過ぎ)。 いい演奏で嬉しくなってしまいます。 今回も高橋和歌さんの弓使いは際立ってました。 カッコイイ!
 きょうは紺のコサシルクに縞の半衿、シケ引きのヘコ帯に腰板無しの綿袴です。
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2007年6月22日(金)  No.1435

30秒で世界を変えちゃう新聞
 先日、東京土産に妻が「30秒で世界を変えちゃう新聞」を持ち帰りました(写真をクリックすると拡大)。 「駅で配ってたよ。きっと喜ぶと思って」だそうです、確かに嬉しい。
 地球環境を取り戻す為に、だれかと「戦う」のではなく「楽しんで」動いてるのが伝わってきます。 「ねばならない」式の排他的な活動ではなく、誰もが笑顔で参加できる方法を模索した結果、この新聞発行に行き着いたのでしょう。
 「この『30秒で世界が変わっちゃう新聞』は地球温暖化を止めるため、ひとりでも多くの人にこの地球で起こってることを知ってもらい、地球温暖化を止める方法を伝えることを目的に日本全国のボランティアが合計3000万部配布しています。製作などにかかった費用1億2000万円は、日本中の有志数万人(子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで)による募金でまかなってます。」と巻頭にあります。 政府や大企業・諸団体ではありえない、大きなうねりとパワーを感じます。
 嬉しい事に、城端でも婦人会を経由して届きました。 別ルートからも入ったので、現在ウチに4部あります。 まだ読んでない方にお渡しする事にしましょう、笑顔とともに。
 きょうは緑のコサシルクに青鈍の半衿、辛子の角帯に薄緑の袴です。
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2007年6月21日(木)  No.1434

娘とJAZZコンサート
 高岡文化ホールで寺井尚子クァルテットのJAZZコンサート。 一年半ぶりの寺井さんとの対面に僕も娘もワクワクしています。 当日座席指定で5列目センターを選びました。ここなら手元までよく見えます。
 第一部は「ジェラシー」(ヤコブ=ガーテ 作曲)、「スペイン」(チック=コリア 作曲)など、震えるような名曲が続きます。 北島直樹さんの新曲も美しかった。ニコニコしながら楽しみました。
 休憩を挿んだ第二部は、またもや地元富山のトミー松浦さんとの競演。 前回ほど激しくなかったけど、良かったですよ。 ただ気になったのが会場の音響の悪さ…、ドラムがうるさい、スピーカーはシャーというノイズを出してるし、ウーハーが変なところで鳴るし…。 それでも補って余りある寺井さんの熱演でした。あっという間に終わってしまってた2時間半です。
 2度目のアンコール曲「星に願いを」はピアノとバイオリンだけですが、しっとりかつお洒落で満足のいく演奏でした。 やはりナマ音に近い方がいいみたい。
 残念だったのは、予定されていたサイン会が中止になったことです。でも、楽しみは次にとっておくことにします。
 きょうは薄手の揚柳木綿に縞の半衿、グレー系の角帯に薄手の木綿袴です。
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2007年6月20日(水)  No.1433

PTAふれあい文庫
 今年の城小PTAの活動方針は「輝く笑顔を守る」です。 温かさとともに強い決意を感じるいいスローガンですね。
 子どもたちの輝く笑顔を守る為の新規事業のひとつ「PTAふれあい文庫」がスタートしました。
 PTA会員が、自分が読んで役立った教育や育児などに関する本を寄贈し、自由に貸し借りできる小型図書館です。 あまたの書籍の中から厳選されたふれあい文庫の本を読めばいろんな知識がつくでしょうし、親が本を読んでいれば子どもも読むという統計もあります、保護者が学校に足を運ぶきっかけのひとつにもなることでしょう。 まさに一石三鳥のアイディアです。
 学校玄関を入ったエレベータ横に本棚を設置しました(左写真)。利用は無料です、お気軽にどうぞ。すでに僕も2冊借りました。 また、ふれあい文庫を充実させるため、可能であれば寄贈もお願いします。
 きょうは縞の片貝木綿に薄い柿色の半衿、黒の角帯に茶の袴です。
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2007年6月19日(火)  No.1432

ナスカ展
 四月に善光寺に行ったとき長野市内で「世界遺産 ナスカ展」のポスターを見ました。 「行きたいけど遠いなぁ、今回は時間がないし…」と諦めていたら、金沢市の石川県立美術館で巡回展をやってるじゃないですか! 休日を利用していそいそと出かけました(6/24迄、会期中無休)
 月曜朝10時だというのに、会場は人・人・人…。いつもの静かな美術館とは違います。 ナスカというと地上絵(ジオグリフ)のことしか頭に無かった僕ですが、紀元前100年から紀元700年の約800年におよぶナスカ(パラカス)文明の土器・織物・装飾具を間近に見てドキドキしました。興奮し目が輝いていたと思います。
 僕はやはり織物に興味があり、特に頭飾りの帯の組織に目を見張りました。織りではなく組紐の技法です。 解説には「布や紐の構造それ自体がナスカの人々にとって重要な意味を持っていた」とあります。 文字を持たないナスカの人々が何を残そうとしたのか、あれこれ思いを巡らせます。 地上絵も、一筆書きの線上をナスカの人々はなぞって歩いたらしい…ということです。 どこか共通点がありそうです。
 地上絵を上空から見た3DCGのDVDを購入しました。 この浮遊感、高いところが嫌いじゃない方にはおすすめです。
 きょうは深緑の単衣を着流しにして、金茶の半衿、緑の絽角帯をへたれ結びにし、素足に右近下駄です。 ちょっとヤのつく職業の方のようで気が退けましたがご容赦ください。 会場にはグレーのきもの姿の御婦人もおられましたよ。
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2007年6月18日(月)  No.1431

AED講習会
 PTA安全環境委員会主催の救急講習会を受講しました。
 今夏、念願の学校プールが完成します。 夏休みのプール監視を教師とPTA合同ですることになり、監視員は全員この講習会を受講する事にしています。 月〜金曜の平日午後にもかかわらず、仕事を休んで監視してくださる保護者が約70名!! 予定数を上回りました。本当に有難い事です。 今日の講習会も沢山の保護者が参加しています。
 いよいよ月末に南砺市の各学校に配置されるAED(自動体外式除細動器)の実技(左写真)は真剣です。臨場感があるでしょう。 また心肺蘇生法では、横たわったペアを近くで感じ「呼吸している人体」の確認までしました。ちょっと見は野戦病院のような図(右写真)になってますね。
 何度も救急講習会を受けていますが、今回も参加してよかったと思ってます。 というのは5年に一度救急法の見直しがあり、少しずつ変わってきてることと、何度も受講する事で、頭で考えなくても身体が動くようになるからです(さながら、ピアニストが鍵盤を見ずとも弾けるように、内野手が打球に反応してベースカバーに入れるように)。 AEDといえども万能ではありません、まず大事なのは基本の心肺蘇生法です(本当は一生使わずに済むことを願ってますが…)。
 きょうは黄色のコサシルクに生成りの半衿、薄緑の絽角帯に薄緑の袴で、爽やか? に。
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2007年6月17日(日)  No.1430

城端5時半
 快晴の朝、早起きして城端市街地を歩きます。 散歩している人、家の前を掃いている人、草むしりをしている人、いろんな方と出会います。 不思議なもので「お早うございます!」の言葉が自然と口から出ます、日中の「こんにちは」は言えなくても…。
 出丸から東山を眺めれば、城端らしい美しい風景が見渡せます(クリックすると拡大)。 あぁ、この尾根伝いに風車が建ってしまうのか…。
 始発を待つ城端駅(クリックすると拡大)。 静かに読書を始めると、高校生が乗り込んできて、活気ある朝がスタートしました。 平凡だけど美しい一日の始まりです。
 きょうは紺のコサシルクにくすんだ水色の半衿、黒の角帯に青灰の麻袴です。
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2007年6月16日(土)  No.1429

「七日会」が発足します
 11時から商工会商業部販促委員会がありました、中元大売出しがメイン議題でしたが、他にも意見続出で、終わったのが14時。 誤解されている残念な案件もあったけれど、いい話もでました。
 毎月7日の夜7時半から、様々なメンバーで意見交換や勉強をする「七日会」を商工会で開催する事になりました。 商売のこと、まちづくりのこと、観光のことなど…、ざっくばらんに話し合う場所になる予定です。 縦割りの組織にとらわれずに、縦横無尽にアイディアが行き交うイメージなので、いろんな方に気軽に参加してもらいたいなぁ…。

 きょうから「麻のゆかた展」が始まりました。 素材自体が風を通す麻の涼しさは、他に比べようもありません。 色柄ともに揃っていて、男女問わずお召しいただけます。 ホントびっくりするくらい涼しいですよ。
 きょうは白茶の木綿に先日作った薄い柿色の半衿、黒の角帯に焦げ茶の袴です。 
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2007年6月15日(金)  No.1428

980円のノートパソコン
 愛機はMacですが、店の仕事は古〜いパソコンを使ってます。 IBMのウルトラマンPCことPalm Top PC 110(左写真)をDOSモードで使ってました(Windowsは嫌い)。 が、キーボードを外付けにし、(液晶画面が壊れたので)外部モニターを接続してしまうと、小型さのメリットも消え、移動に不便なシロモノに成り下がってしまいます。
 そろそろ後継機を…と物色していたところ、同じIBMの ThinkPad 365X を落札できました(右写真)。 Pentium 120MHz、SVGA、10.4インチTFT、24MB、810MB という充分すぎるスペックです。 すぐにWindows95を捨てて、PC-DOSをインストール。 速い・安い・軽い!しかも安定性抜群と四拍子そろってとっても快適です。 インターネットを使わないのであれば、無理して最新型パソコンにする必要は無いですよ。

 夜は5月に設立された教育振興会の6月定例会。 校長先生方も交えてまたまた熱く楽しい話ができました。 10月8日の小学校完成祝賀会&学習発表会、11月16日の中学校合唱コンクール、そして12月には…サプライズ企画が?? 乞うご期待!!
 きょうは薄手の木綿にこげ茶の半衿、芥子色の角帯に茶色の袴です。
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2007年6月14日(木)  No.1427

とやま環境チャレンジ10
 きょうは一日自由参観日、朝から夕方までどなたでも学校の様子を見学できます。
 ひだまりくらぶも大盛況で(左写真)、会議室に入りきれず廊下も使って遊びました。 保護者の方にも活動をごらんいただけたので、今後の会員増強に弾みがつくか…な?
 いつもの多目的ホールが使えなかったのは、3,4限目にここで特別授業があるからなんです。 3,4年生を対象に「とやま環境チャレンジ10」というエコロジーの講義がありました(右写真)。 講師は城端(北野)の荒井清勇さん、環境負荷についての話を、ゆっくりわかり易く子どもたちにしてくださいました。 結構難しい話だったので子どもの様子が心配でしたがおとなしく聞いていたようです。
 エネルギー削減のために地産地消を推奨するカードゲーム「旬」(とやま環境財団作成)や、かわいいチェックシールをもらってご機嫌です。
 子どものうちに地球環境の大切さについて学ぶことは非常に意義のある事だと考えています。 老いさき短い大人は身勝手ですから。 この取り組みが子どもたちに定着しますように…。
 きょうは緑のコサシルクに生成りの半衿、辛子の角帯に薄緑の袴です。
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2007年6月13日(水)  No.1426

ネクタイのように半衿を選ぶ
 暑くなってきました。 ご存知の方もおられるかもしれませんが、僕は襦袢を着ていません。でも半衿は毎日交換している。 さて、どうしてるのかと種明かしをすると…。 騙し半衿を使っているのです。 この方法だと半衿交換が1分でできるので、ネクタイを選ぶように半衿を付け替える事ができます。
 久しぶりにまとめてダマシ半衿を縫いました(写真をクリックすると拡大)。 これだけ並ぶと毎朝半衿を選ぶのに迷いますね。
 きょうは縞の片貝木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2007年6月12日(火)  No.1425

ランチタイムコンサート
 きょうは定休日。石川県立音楽堂(写真)でオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)のランチタイムコンサートがあるというので、夫婦で出かけました。 OEKフル編成、1ドリンク付きで千円ポッキリ。 とても割安感があります。
 演目は「ベートーヴェン物語」(響 敏也 作) 1〜9までの交響曲を解説しながらベートーヴェンの生涯に迫るという壮大希有なものです。 ベートーヴェン役にバリトンの原田勇雅さん。 指揮は若手のシズオ・Z・クワハラさんです。
 例によって前から2列目ド真ん中(他に空いてなかった…)に座ったので、演奏家の一挙手一投足までよく見えます(表情まで)。 原田さんのアドリブにクククと笑ってるのが可笑しかった。
 あらためて知ったのですが、ベートーヴェンって凄いですね。 練りに練られた楽譜に込められた思想、「楽聖」と呼ばれるのも頷けます。 得るものの多いコンサートでした。
 きょうは薄黄色のコサシルクに地紋のある生成りの半衿、絽の角帯に薄手の木綿袴です。 前の席に和装の女性がおられました。いい感じです。
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2007年6月11日(月)  No.1424

新○長を応援する会
 きょうの日記は二本立て。
 お世話になった教頭先生が小学校長として異動なさったので、有志でささやかなお祝いの会をしました。 四年間に校舎の改築(新築)と事故の難局を乗り越え、PTAが堅い信頼関係で結ばれたのは先生のお陰だと思ってます。 僕が楽しくPTA活動にたずさわれたのも、事務局のサポートあってのことでした。
 集まったメンバーは近々の元PTA会長や執行部などアツい人ばかり…。 酒が入ると皆の想いが口々にでて、まさに城端ジャマナイ会のようでした。 小学校の新会長も参加してくれたので、さらにひらかれた学校にするにはどうすべきか、夜遅くまで議論できました。 いつのまにか祝う会が新会長を応援する会になってしまった(苦笑) それにしても城端はすばらしい人材が揃ってます。
 きょうはグレー縞の伊勢木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯にチャコールグレーの綿袴です。
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2007年6月10日(日)  No.1423

袴腰登山
 今年の6年生わくわく体験教室は城端のシンボル袴腰山(標高1163m )登山です。 ♪紫匂う山々の 上にそびゆる 袴腰♪ と校歌に歌われる袴腰に「いっぺんは登っとかんなんやろう」ということです。 長女は事前に申し込んであったのですが、四年生の次男もOKということで飛び入り参加する事になりました。
 細尾峠の奥に登山道入口があるのですが、城端側は崖崩れのため通行止、よって五箇山トンネルを抜け→平スキー場側へ右折→道谷を過ぎて→細尾トンネルをくぐり左折→未舗装路を走ること数分で現地に着きました。 ここからいよいよ「登山」になります。
 前日の雨でぬかるむ道に悪戦苦闘しながらも子どもたちは頑張りました。 約30分くらいで頂上(といっても稜線)に全員到着、城端ダムを上から眺め(右写真をクリックすると拡大)、「やっほ〜」と大声を。 視界は悪かったけど、みんなで山に登るのは楽しいですね。 いい経験ができました。
 お世話いただいた学級委員の皆さん、先生、ナチュラリストの小原耕造さんに感謝します。
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2007年6月10日(日)  No.1422

じゃんとこい最後の展示
 城端にぎわい館じゃんとこいで「城端あいていの会 写真展」が始まっています(30日まで)。 あいていの会というのは美山荘のバソコン教室で学ぶ60〜80歳のグループで、あいてい=ITなんです。
 実はじゃんとこいで開催される展示会はこれが最後となります。 この6月末をもって無くなる事が決定したようです(マニランドイマイさんは存続)。 地域住民の憩いの場として活用されていたのにとても残念です。
 買い物ついでに立ち寄り、声をかけあって歓談する…。 会話をする相手に事欠く一人暮らしの方のオアシスだったかもしれません。 高齢化が進む城端で、町の中心地にこのような施設があることはとても素敵なことでした。 「現場」に足を運ばずに「判断」することの愚かさを憂います。
 きょうは紺のコサシルクに青ボカシの半衿、黒の角帯に青灰の麻袴です。
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2007年6月9日(土)  No.1421

木版画展を開催します
 7月の虫干法会(7/22〜28)に協賛し、ギャラリー蔵布都 藍で高岡の木版画家 水上悦子さんの個展を開催(7/20〜29)することになりました。 水上さんの父上(佐竹 清さん)も版画作家ですが、作風が全く違います。 水上さんは金子みすゞの詩をもとに、イメージを膨らませ独自の世界を具現化した、眺めるだけで心が澄むような版画です。 控えめに裏彩色してあるのですが、僕の第一印象は和のシャガールでした。
 しばらくお話しましたが、冗談ではなく版画のイメージそのままの女性でした。 こんどの木版画展(タイトル未定)が楽しみです。
 きょうは薄色の揚柳木綿に木綿半衿、青い角帯に青灰の麻袴です。
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2007年6月8日(金)  No.1420

じょうはな座に案内ボード
 城端伝統芸能会館じょうはな座が落成してじき2年になります。 邦楽だけではなく様々な催しに使われ、じょうはな座を目当てに城端へお越しになる方も増えてきました。
 別院を中心とした市街地への案内を兼ねて、商工会で看板を設置する事になりました。 駅に設置したまちなか案内ボード第二弾です。
 むろん当店も掲示されています(30番)。 車をじょうはな座に停めて散策なさるときにご利用いただければ幸いです。
 きょうは緑のコサシルクにくすんだ黄土の半衿、辛子の角帯に薄緑の袴です。
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2007年6月7日(木)  No.1419

永 六輔さんからの手紙
 城端に先日越してこられたご夫婦(都内在住)に永 六輔さんからハガキが届きました。 ご許可をいただいて掲載します(クリックすると拡大)。
城端の 曳山まつり 日本で 一番好きな 祭です」
 嬉しいですね。 永さんが城端贔屓なのは知ってますが、外の方に向けてもこういう風に言っていただけるなんて感激です。
 きょうは片貝木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2007年6月6日(水)  No.1418

子ども兵の戦争
「子ども兵の戦争」という本を読みました。(P・W・シンガー著 NHK出版)
 世界にはまだ戦争(紛争)地帯がたくさんあり、「兵士」として実在する子どもたちがいます。その数およそ30万人、下は7歳から…。女の子も含まれます。 これでもかというくらい圧倒的な物量で記されている事実を前にして、心が苦しくなり読み進めるのが辛くなってきました。

 子どもが兵士になることは道義上許されないことだし、国際法違反です。 4千年の歴史上にも例を見ない状態がこの20〜30年続いています。 銃やライフルなどの小火器が軽量でメンテナンスフリーになり、腕力の無い子どもでも扱えるようになったことが子ども兵を生みました。
 指導者はむろん違反だと知ってますが、一番安上がりな方法が子どもを使うことらしいのです。 悲しいことに政府側にも子ども兵がいます。
 家族を「経済面で助ける」ためや「仇討ち」しに志願する子もいますが、なんといっても多いのは「甘言」や「強制」そして「誘拐」されて連れてこられる子どもたちです。 虐待をうけ、レイプされ、麻薬を使われ、洗脳されます。 なにより酷いのは「まず人を殺させ」て、子どもの良心を破壊させることです。 こうして子どもは心身ともにボロボロに壊れてしまうのです。
 そして訓練をうけ、「弾よけの盾」「地雷処理」など最も危険な最前線に送り出されます。

 こんなヒドイ話があるでしょうか? すべての子どもが等しく教育を受けられる世界にしたいです。 大人の責任をあらためて痛感しています。 たくさんの方に読んでいただきたい良書(城端図書館の蔵書)です。

 子どもに直接インタビューした肉声が本文に挿入されています。 とても痛ましいけれど、意を決して引用します。
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「武装組織から仲間になれって言われたけど、いやだって言った。そしたら、弟を殺された。だから仲間になった」(L、7歳)
「だけど、子どもに志願なんてできる?だって、おれが志願したって、おれは自分が何してるかわかってないかもしれない。けど、あんたたち大人はわかるはずだろ。おれが志願して兵士になるのを、あんたたちが止めてくれなきゃ。おれが選んだんじゃない。兵士にならなきゃなんなかったのは、選択なんかじゃなかった」(C、9歳から15歳まで兵士だった)
「若いとき[15歳のとき]、よく考えずに軍に入った。兵士や、彼らの銃や、ぱりっとした軍服にあこがれてた。映画で見る兵士みたいに戦いたくて、それで入隊したんだ」(H、21歳)
「村には帰りたくない。ぼくが村じゅうの家を焼き払ってしまったから。みんながぼくをどんな目に遭わせるかわからない。だけど、きっと痛めつけるはずだ。受け入れてもらえるとは思えない」(I、16歳)
「二度目のほうが簡単さ。どうでもよくなるんだ」(L、15歳)
「ときどき、頭にくると、仲間を誰か殺した。奇襲攻撃になって大きい子たちがミスをしたら、ぼくたちが殺すんだ」(P、12歳)
「戻ってからは、カラシニコフ銃を見るのも嫌だ。子どもは戦争に行くべきじゃないと思う。すごく危険だから。待っているのは、飢えや敵やひどく荒涼とした土地だ。前線にいたときは、母さんや姉さんたちがほんとに恋しかった。悲しかった。つらくて厳しい毎日だった。当時を振り返ると、すごくぞっとする」(M、17歳)
「六歳から戦いはじめた。銃を引き渡すことにしたのは、また学校に行きたかったから」(R、13歳)
「今は両親と暮らしている。戦っていたことを話した。最初は、話した時は、両親はぼくをこわがった。自分たちにも同じことをするんじゃないかって。だけど、言ったんだ、無理やり戦わされたって。もう二度としないって。自分がしたことをずっと考えてる。忘れるなんて無理だ。今は悲しくてたまらない。みんなに、もう二度としないって言い続けてる。」(L、12歳)
「許してもらえるよう祈ってる。ぼくたちにもっと実りあるできごとが起きるように。神様の助けを借りて、ぼくたちがいい人間になれるように。」(Z、14歳)
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 すべての子どもが幸せになれますように…。
 きょうは黄色のコサシルクに黄土色の半衿、緑の角帯に薄緑の袴です。
2007年6月5日(火)  No.1417

優しい看板
 いよいよ外溝工事がはじまりました。 子どもたちはグラウンドに出るとき、校舎外の歩道を通らなくてはなりません。 危なくないように…と緑のフェンスで囲って、子どもの目線で危険標識を作ってくださいました(クリックすると拡大)。
 子どもが読むことを考えて、既成のものではなく、パソコンを使った手作りです。 ひょっとしたら我が子が小学校に通っているのかもしれないですね。 地元企業の温かい思いが嬉しいです。
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2007年6月4日(月)  No.1416

フリマでみつけた
 毎月第一日曜日午後はお寺deフリマの開催日です。 城端曳山祭と重なったので今年は6月スタートとなりました。 「ゆーき菜々市」と「城端婦人会の遊休品即売会」も同時開催で賑やかです。 (フリマの様子はここをクリック)
 毎回フリマを楽しみにしている次男がファインディング ニモの目覚まし時計を買ってきました(50円也)。 さっそく枕元に置いて寝たところ、翌朝6時ねぼすけの彼が一発で飛び起きました。 自分の大事な時計だと違うようです。 ちょうどPTA生活習慣カードが始まったところなのでタイムリーですね。
 きょうは紺のコサシルクにクリームの半衿、緑の角帯に青灰の麻袴、灰色の足袋です。
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2007年6月3日(日)  No.1415

養老流 子育て論「親子の壁」
 富山県PTA連合会の総会前に、親子安全会の講演会があります。 毎年評判の講演会で小宮信夫先生などを先駆けてお招きしています。 今年はビッグネーム養老孟司先生、サンシップの収容人員を超えるため八尾コミュニティーセンターで開催しました。
 朝10時に会場到着、さっそく設営にかかりますが、八尾PTAの御協力のおかげであっという間に準備完了。ありがたいことです。 聴講者もぞくぞくお越しになり、講演開始の午後1時にはほぼ満席となりました。 やはり養老効果でしょうか。
 僕もこの講演会を楽しみにしています。時々TVで拝見する養老先生の言動に好感を持っているからです。 ホワイトボードを使って大学の講義形式で進める講演は期待通り、というか期待以上のものでした。 分かりやすけど密度濃く示唆に富んでいます。 自分なりに解釈したものを書き出します。
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 コンピュータは人間の脳を簡略化して作ってある。 コンピュータは入力→演算→出力の繰り返しで、入力が無いと出力も無い。 人間も五感からの入力が減ると、出力(行動、発言)ができない。 郊外のショッピングセンター&世界均一のマクドナルド、最悪は全国単一NHKのカメラ目線(立ち位置が違えば目に映る映像も違うが、カメラはある一人の視点でしかないから)、これでは入力が画一化され、感覚が鈍るのも当然である(感覚とは違いを判別する事だから)。
 さらに出力を入力し直して(フィードバック)演算を繰り返すので、行動(出力)が制限(単純化)されると、脳が働かなくなる。 現代人は頭を使って歩かない(平坦な道路)し、最高最大の出力行為である話す事も避けている。 親が物わかりがいいと、子どもは本気で説明する必要がないし努力をしない、すなわち表現行為(音楽・詩・絵画など)ができなくなる。 子どもを「単純」に育てていないか? 文武両道とは文(入力)と武(出力)を同時にこなすこと、知行合一と同じ意味。
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 まだまだ未消化なのですが、強烈に印象に残った部分です。

 きょうはクリーム色の薄手の揚柳木綿に生成りの半衿、緑の絽角帯に青灰の麻袴、グレーの足袋です。 もうひとり着物姿の男性がおられました。 県Pのアドバイザーの方です。ちょっと嬉しい。
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2007年6月2日(土)  No.1414

たんぼの学校ー本当の総合学習
 毎年楽しみにしている田植え、今年はわくわく体験教室ではなく授業時間に行いました。昨日の大雨で一日順延です。
 今年は中学校近くの田んぼをお借りできたので、子どもたちは歩いて苗を運んできます。 おじいちゃんおばあちゃんプロ集団のサポートを受けての田植えの後(左写真)・・・・恒例の泥合戦に。
 いつもお世話してくださってる山瀬さんが議会のため欠席なので、盛り上がるかと心配しましたが、子どもたちはウズウズしていたようで、男女問わず「暴発」してました(右写真)。 起爆剤になろうかと準備万端(カッパの上下)でかけたのですが、逆に子どもたちの標的になってドロドロです。 いや〜それでも、楽しかった。 子どもたちも「こんな楽しいこと無いっ」て顔しています。
 城端小学校が行っている「田んぼの学校」は、苗造りから→田植え草取り→稲刈り→脱穀収穫祭販売までトータルで行います。 いいとこどりの疑似体験(田植えと稲刈りだけ)とは違うので、子どもたちは農業について身をもって学ぶことができるんです。 農家出身の若い女性「私ら学校で田植えと稲刈りだけをやったけど、こんなん嘘やと思ったもん」…ですって。
 帰って白茶にネップの入った木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯に茶色の袴に着替えました。
 え?ドロドロの子どもたちはこの後どうしたって? 気になりますよね。 こちらにその後のレポートが。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2007年6月1日(金)  No.1413

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