「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2005年8月

いっぱいの花々
 城端を「常花」とし、常に花がある運動を続けています。 商工会女性部が青竹の花入れを作って、住民が思い思いの野草を飾ってます。
 店頭におもいっきり花を咲かせている店もあります。 写真は東町通りの大岡家具店さん。 手入れは大変だと思いますが、道ゆく人の心を癒してくれますね。
 きょうは縞の片貝木綿に黒絣の半衿、黒の角帯にチャコールグレーの綿袴です。
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2005年8月31日(水)  No.757

隠し通路
 つづらこみちはネコも通りますと以前書きましたが、専用通路もあるようです。
 ふと見上げると、一段上方をすたすたと猫が歩いてました。 写真では虫籠桟の影に隠れてますが、わかりますか?
 人間を見下ろしてさぞや気持ちいいことでしょうね。
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2005年8月30日(火)  No.756

ママのおなかをえらんできたよ
 素敵な本を見つけました『ママのおなかをえらんできたよ』(池川 明/著)です。
 胎内記憶って信じますか? うちの子は生まれたときのことをしっかり話してくれました。 この本はさらに遡ってお母さんのおなかに宿るまでを覚えていた子どもたちの話しを集めたものです。
 信じる信じないは別にして、男親の僕さえもストンと力みがとれます。 頑張っているお母さんに是非読んでほしい本です。
2005年8月29日(月)  No.755

子どもから消費税を取らない店
 衆議院選挙が始まります。 争点はなにかと喧しいですが、郵政民営化だけではありませんよね。
 与党案にはどんな国を目指すのか?の明確なビジョンが示されてないと感じています。
 財源問題にしても、支出を減らす努力せずに(南砺市のように一律10%カットでは智恵がありません)消費税率を上げるのは馬鹿げてます。
 そもそも消費税は公平な税ではありません。 納税義務の無い子どもから徴収するのもおかしいです。 …ということで、当店では小中学生には消費税分サービスしています。
 100円玉握りしめてアイスクリームを買いにいったら、5円足りずに帰ってきた…というのはヤメにしませんか? 社会にそれくらいのゆとりがあったっていいじゃないですか。。
 きょうは白っぽい揚柳のきものに、生成り福光麻の角帯をへたれ結びにして。
2005年8月28日(日)  No.754

城端伝統芸能会館落成
 じょうはな座がついに完成しました。 地方の小都市には稀な、和に特化した中ホールです。
 想像以上に天井が高いなぁ…が第一印象です。 客席が方形なので、後方席でも意外と近く感じます。
 「一番太鼓の儀」のあと、人間国宝中村富十郎さんの舞踊を拝見します。 まずはめでたい三番叟(さんばそう)より揉ノ段(もみのだん)で舞台を踏み鳴らしてくださいました。 さらに縁起物の七福神より恵比須、大黒の舞です。
 富十郎さんは白の紋付に梅鼠の袴でした。 衣装をつけた舞も見てみたかったのですが、無理ですよね。
 会場内は男性がほとんどだったのですが、和装の女性もおられ華やかさを加味しています。 僕はグレーの単衣に薄黄の半衿、黒の角帯に利休鼠の袴、黒の縦絽の羽織、白茶の足袋です。 いつもよりちゃんとした格好をしなくては…と羽織着用です。
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2005年8月27日(土)  No.753

海底旅行
 家族旅行二日目は、定番ののとじま水族館です。 下の子が「マンボウが見たい」というので連れて行ってやりました(残念ながら見られませんでしたが…)。
 5年前とはかなり様子が変わってますね。 身近になったというか、魚と触れ合うことができます。 ペンギンも園内を散歩していたりと、サプライズがありました。 ひょっとして旭山動物園の影響でしょうか?
 館内にライブカメラもあり、回遊する魚を日がな一日眺めることもできるんですよ。
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2005年8月26日(金)  No.752

宇宙旅行
 夏休みの家族旅行は断念しようかとも思ってましたが、なんとか日程を組むことが出来ました。 行き先は能登方面。 家族で宿泊するのは3年ぶりです。
 今回の旅行はテーマをつくりました。 初日はなんと「宇宙」です。
 羽咋市のコスモアイル羽咋(はくい)で宇宙船(右写真)を見学します。 子どもたちは宇宙人やUFOが見られると思っていたらしく(笑)、ちょっとガッカリでしてましたが、3D映像プラネタリウムは面白がってました。
 宿泊先は柳田村(現在は合併して能登町柳田)の植物公園敷地内にあるアストロコテージです。 ここは星をイメージした五角形の建物で、屋根裏に望遠鏡(左写真)があり、星を見ることができるんです。
 ちょっと高いけど設備は申し分無く、家族みんな大喜び。 台風が接近中で星は諦めていたのですが、運良く晴れ間があり、隣接する展望台展望台「満天星」の60センチ反射望遠鏡で星を見ることができました。 初めて見る星雲の美しさにドキドキです。
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2005年8月25日(木)  No.751

簡単ゆかたの着付け教室
 城端のゆかたのシーズンはむぎや祭まで…とかなり長いです。 2日目夜は西町通りで総踊りがあり、むぎや節やこきりこ節を手踊りします。 地元の方の浴衣比率は100%に近いかもしれません。 観光でお越しになる方でもゆかたで参加なさるんですよ。
 踊りが認められれば認定証と非売品の手ぬぐいがもらえます。 これが楽しみで毎年参加なさってる方も多いとか。
 今日ゆかたの着付け教室を開催しました。 簡単ですから一度習えば覚えられますよ。 お気軽にご参加ください。
 次回は28日(日)に3回。10:00〜、14:00〜、16:00〜 スタートです。 講習料は1,000円。 お手持ちのゆかたと帯一式をご持参ください。
 きょうは紺のコサシルクにボカシの半衿、ギャルソンエプロンです。
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2005年8月24日(水)  No.750

『星のかがやき』になりませんか?
 7月1日に事故で亡くなった高田裕矢君。 二度とこのような悲しい事故を起こさせまいと、城端では固い決意で「ゆうやの笑顔活動」が始まります。
 地域の方々に子どもに声をかけてもらい見守っていただく活動「星のかがやき」と、危険箇所を知らせていただく「星のしらせ」です。
 『星のかがやき』は「犬の散歩」や「草むしり」など、普段なさってることを登下校時にずらしていただくことで、戸外に立つ大人が増え子どもたちを危険から遠ざけることができます。 ホンワカとした防犯パトロールのイメージです。
 『星のしらせ』はPTAだけでは見落とす可能性のある地域の危険箇所を住民の皆さんに教えていただくお願いです。 普段安全だと思っていても、例えば豪雨の時や積雪時に危険になる場所があると思われます。
 また危ないことしている子どもたちを叱ってほしいし、子どもたちの善行があれば教えてくださいとお願いしています。
 区長さんにお願いして2枚のビラを、全戸配布させていただくことになりました。 みなさん快く引き受けてくださって感激しています。 この活動がきっとうまくいくと確信しました。
 当初は少人数での活動かもしれませんが、少しずつ輪を広げ、城端が今まで以上に温かい地域になることを願ってます。 ず〜っと、ず〜っと無理なく持続できる息の長い活動でありたいです。
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2005年8月23日(火)  No.749

見事な擬態だ
 木の枝がなにやら出っ張ってる…と思ったら、カエルが見事に化けてました。 フラッシュが光ったので写真では目立ってますが、ちょっと目にはわかりません。 やるなぁ…。
 毎年この時期になると、小さな羽虫をどんどん食べてくれてます。 ちょっと応援しなくては。
 夜にPTAの運営委員会を開催しました。 PTAですべきことがハッキリ見えてきました。 子どもを中心としたあたたかい地域コミュニティづくりに全力をつくします。
 夏休みもあとわずか、新学期に入って子どもたちの元気な顔を見るのが楽しみです。
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2005年8月22日(月)  No.748

曳山祭の日が変わる
 城端神明宮春季大祭城端曳山祭は5月14日(宵祭)、15日(本祭)です。 しかしながら平日開催になることが多く、各町とも人足集めに苦慮していました。 屋台に入る若連中は、準備と片付けのため前後三日間休まねばならず、「GWで長い休みをとったあと、この3連休はとれない」と半ば悲鳴に近い声が上がってます。
 ついに今年本格的に検討することになり、曳山振興委員会で会議を重ねてきました。
 「神事なのでみだりに日を変えるべきではない」「しかし、祭そのものが成り立たなくては…」「やはり固定日が望ましいだろう」という議論を重ね、きょうは各町各団体の最終意見を聞く委員会です。
 4月29日(みどりの日)、5月4日(国民の祝日)、5月5日(こどもの日)のいづれかに本祭を開催するという3案がでました。 最終決定は、神意によります。 9月15日の神明宮秋期大祭にて決まることになりました。 はっきりしたら、また報告します。
 写真は我が家から見た、城端の夜景(・・・・)。 これでもR304の展望台からみると、奇麗なんですよ〜。
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2005年8月21日(日)  No.747

マスコット人形(非売品)
 シーズーのジュニアちゃんはお向かいの浪漫亭さんの大切な家族の一員です。 先日ジュニアちゃんの人形をいただきました。 ソフトクリームによじ登り舐めてます。 横のごちそうは何でしょう? へへへ。
 ホント良く出来てますので実物をご覧になりたい方は、当店のiMacの前へ…。
 昨日のアゲハの種類がわかりました。 カラスアゲハというそうです。 偶然、「今日の自遊の森」に載ってました。
 きょうは白っぽい揚柳のきものに薄い黄土色の半衿、福光麻の角帯に薄緑の袴です。
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2005年8月20日(土)  No.746

珍客万来
 当店にはいろんな珍客がお越しになります。 トンボやバッタ、ハチをはじめとしてツバメまで。 きょうは珍しくアゲハチョウが飛び込んできました。 いつものように手慣れた虫取り網で捕まえて逃がしてやります。 フラッシュで色が変わって見えますが、奇麗な羽でした。 なんという名前でしょうか?
 このところ毎日夕立があります。 降って涼しくなるのならいいのですが、湿度が増すだけなので不快です。 盆過ぎても毎日30℃を越す気候が続いています。
 きょうは白絣のきものにオリジナルロング前掛けです。 軽装ではありますが、とても涼しいです。
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2005年8月19日(金)  No.745

子どもに歴史をどう伝えるか
 城端にぎわい館じゃんとこいで歴史について考える展示がはじまりました(28日まで)。 平和をつくる富山県連絡会の主催です。
 パネルはむごい写真が多く正直いって積極的に子どもに見せたいものではありませんでしたが、「これどうしたが?」と尋ねられ原爆について話すことができました。 いつかはちゃんと伝えたいと思っていたので良い機会だったのかもしれません。
 子どもたちに戦争の愚かさを伝える為には大人が知識を持ってなくてはいけません。 いろんな社会科教科書の記述比較はとても参考になりました。
 写真はブースで子どもたちが置いてある絵本を真剣に読んでる姿です。 何を感じたでしょうか?
 きょうは紺のコサシルクに青ボカシの半衿にギャルソンエプロンです。
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2005年8月18日(木)  No.744

城端小学校新校舎
 建築中の城端小学校の南棟が姿を現しました。 子どもたちのいない夏休み中に頑張って工事を進めてくださってます。
 絵で見るのと実物とでは印象が違いますね。 もっと屋根の勾配が急なのかと思ってました。 新校舎はなかなかいい感じです。
 写真は旧校舎の二階から撮りましたが、道路からも見えますよ。
 きょうは麻の着物に生成りの半衿、黒の角帯に腰板無しの袴です。
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2005年8月17日(水)  No.743

水の花火
 暑い日が続いています。 歩道に水を撒くと気持ちがいいので、一日に何度も打ち水をしています。
 道行く方が声を掛けてくださったりして、打ち水の効果はてきめんですね。
 ちょうど子どもが夏休みなので撒かせてみると、盛大にまき散らしてくれます。 本人曰く「花火みたい」 勢い余って水を頭からかぶったりしてますが、楽しそうです。
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2005年8月16日(火)  No.742

最後の一週間
 NHKハイビジョン特集「8月15日 あの日 世界は何をめざしていたのか」を見ました。
 日本がポツダム宣言を国体の護持という条件付きで受諾すると決めたのは、ソ連が参戦し長崎に原爆が投下された8月9日、短波放送で世界に報じたのは翌10日。 しかし、日本国民は知らされていません。 それから玉音放送の15日までの一日一日を丹念に追ったドキュメンタリーです。
 アメリカは反共を、ソ連は共産主義の拡大を、中国は二つの政府の和解を、朝鮮、カンボジア、インドネシアなどアジア諸国は悲願の独立を願って動き出します。 ほんの数日の間にこれほどのことが起こったのか!と感服しながら食い入るように見入りました。
 日本は12日に受け取った"subject to"の解釈を議論して鈴木貫太郎内閣と阿南陸相らが二晩も費やしてしまい、連合国(アメリカ)への通達が遅れます。 はやく決断していれば最後の空襲となった14日夜の秋田土崎空襲などは避けられたのかもしれません。
 そして迎えた8月15日。 この日を境に極東情勢は、また新たな局面に向かったのです。
 日本も含めどの国も各人それぞれの立場で必死だったんだなぁ…と、後の平和な世になって慮ります。 戦後60年、自分に何ができるのか?すべきなのか自問しています。 9月11日の衆院選はよく考えて投票するつもりです。
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2005年8月15日(月)  No.741

カメを助ける
 我が家のペットはミドリガメの亀五郎と亀太です。 亀五郎は妻に懐いてますが、小さい亀太は臆病で岩の隙間から頭を出してエサを食べます。 数日間、亀太が岩から出てこないと思ったら、首が岩に挟まって取れなくなってました(写真)。 井伏鱒二の「山椒魚」状態です。
 引っ張ってもくすぐっても外れないので、最後の手段、ペンチでプラスチック製の岩を破壊することにします。 バキッ!!
 ケガも無く、亀太は元気にガサゴソ走り回ってます。 少しは恩を売ったかな? 頼むよ(謎)
 きょうはグレーのサマーウールに黒の角帯、薄木綿の袴です。
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2005年8月14日(日)  No.740

保育所遊戯室解体
 じょうはな座完成まであとわずか、現在突貫工事がすすめられています。
 いよいよ城端保育所のお遊戯室が壊されました。 すっきりと行政センターが見えます。
 本体は建築中の小学校の給食室として使ってるのでしばらくこのままですが、そのうち解体する予定だそうです。 思い出の詰まった園舎だけに、ちょっと寂しいですね。
 きょうは片貝木綿に黒麻の半衿、ギャルソン前掛けです。
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2005年8月13日(土)  No.739

城端ジャマナイ会設立準備会
 ひと月前に城端地区の子ども関連団体が集まって子ども連絡協議会(仮)が発足しました。 しかしながら各団体とも単年度で代表が交代するので、継続して情報を伝えアドバイスできる態勢が必要だと考えました。
 そんなわけで、城端ジャマナイ会が発足します。 各種こども団体の接着剤です。
 さらに「子育て支援」というと堅いですが、なにより子どもたちのことを考える集まりでありたいと思います。
 子どもが元気になるには親が元気じゃないと無理かもしれません。 この手助けもしたいです。
 参加資格はありません、子育て真っ最中の方も、卒業された方も、子どもがいない方でもOKです。 参加メンバーが、柔軟に楽しく話し合える会になると良いですね。 自然発生的に集った城端ジャマナイ会が、着実に浸透することで城端がさらに良くなると信じます。
 きょうは文人絣にロング前掛けの丁稚仕様です。
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2005年8月12日(金)  No.738

クラシックで育つ?
 店内のiMacでネットラジオを流しています。 主にクラシック音楽ですが、最近あることに気がつきました。 スピーカー近くの観葉植物の成長が早くかつ生き生きしているのです。 日当たりも皆無なのに、いつの間にかぐんぐん伸びてます。
 モーツアルトで牛の乳の出がよくなるという話を聞いたことがありますが、事実かもしれません。 しばらく検証してみます。
 きょうは縞の麻きものに焦茶の半衿、ギャルソンエプロンです。
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2005年8月11日(木)  No.737

きもので弦楽四重奏
 ベートーベン弦楽四重奏を拝聴しました。 演奏はQuadrifoglio(クァドリ・フォーリオ)、四つ葉のクローバーという意味だそうです。 左から第1バイオリンの坂本久仁雄さん、第2バイオリンの上保朋子さん、チェロの大澤 明さん、ビオラの石黒靖典さんです。
 少し早めに入ったので最前列、第1バイオリンの真ん前2メートルに座ることができました。 初めて間近でみたプロの演奏は、シンジラレナイ指の動きで、目が点になりました。 人間って凄いですね。
 小さいときからバイオリンを習ってるんだと思いきや、坂本さんの過去はハードロッカーだったという、これまたぶったまげた事実を知り、ますます興味を持ったのでした。
 きょうは白っぽい揚柳木綿に薄黄の半衿、辛子色の羅の角帯に薄茶の木綿袴、白茶の足袋に右近下駄です。 コンクリートに囲まれた市街地は気温が高いので、さぞかし暑いだろうと皆さんお思いでしょうが、風があったので涼しかったです。
 数年ぶりに富山の市電に乗りました。 わずか200円です。 こりゃ便利ですね。
2005年8月10日(水)  No.736

打ち水大作戦
 打ち水大作戦2005ってご存知ですか? 打ち水することで気化熱を奪い、実際に気温が下がりますよね。 それを全国規模でおこなおうという社会実験です。 サイトをご覧戴くとわかりますが、大マジメに取り組んでます。 ウチも今年から試してみることにしました。
 重大なルールがあります「水道水は御法度」。 使用するのは川水や二次利用水に限られています。 そこで流雪溝の水を水車で汲み上げようとも考えましたが難しそうなので、井戸のつるべよろしく人力にしました。 ちょうどよいモップ用(窓洗い用?)のバケツがあったので麻縄を結わえて完成です。 けっこう効率よく汲めるので満足満足。
 商店街で一斉に撒いたら爽やかで気持ちいいでしょうね。
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2005年8月9日(火)  No.735

ハザードマップ
 PTA運営委員会を開催しました。 例年、夏休み期間中は連絡がとりにくいこともあり委員会活動も休止するのですが、そんなことをいっていられません。 我々にはすべきことが山積みです。
 学校側とPTAそれぞれの思いを統合して、すばらしい学校にしていきたいと考えます。
 写真は夏休みの最初に先生方が調査した危険箇所マップです。 これからPTAと地域の皆さんのご意見を反映し、追加記入してさらに完全なものにしていきます。
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2005年8月8日(月)  No.734

戦争は人間を悪魔にする
 「南京戦 閉ざされた記憶を尋ねて 元兵士102人の証言」(松岡 環編著)を読みました。 いわゆる「南京大虐殺」に関係した元兵士を取材し丹念に証言を集めた本です。
 南京攻略が1937年、当時二十歳そこらの兵士も80才をゆうに越えています。 早くしないと歴史が闇に埋もれてしまう…との懸念から始めた聞き取り調査に四年間。 意図して忘れようとする記憶、家族にも話せなかったことも、60余年の月日が流れ、ようやく話すことが出来たおじいさんが大多数です。
 証言のなかには「虐殺なんて無かった」という人もいるし、「無抵抗の人に向かって機関銃を撃った」という人もいます。 事実を話している人もいるだろうし、話したがらない人もいる、偽っている人もいるでしょう。 また事実を話していても、戦争のごく一部分でしかない場合もあります。
 しかし全ての証言を読んでいると南京戦での全体像がくっきりと見えてきます。 あまりの生々しさにこの場に引用することさえはばかられる内容です。
「徴発」という名の略奪、放火、強姦、殺人…。 捕虜兵士だけではなく民間人、女性、子どもにいたるまで犠牲者は莫大な数になります。
 中国人を同じ人間と思わなかったことがこの惨禍を引き起こした要因のひとつです。 我々は知らなくていけない、自分たちだけが優れた民族だと思い上がることの愚かしさを。
 高みに立って先の大戦を書いた本が多い中、あくまでも一人の兵士が見た戦場を綴ったこの本は貴重です。 辛いでしょうがとにかく読んでください。
 きょうは紺のコサシルクに縞の半衿、深緑の絽角帯に薄緑の綿袴です。
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2005年8月7日(日)  No.733

アマチュア劇団すばる
 砺波を拠点に活動している劇団すばるの公演を見ました。 演目は劇団☆新感線の「阿修羅城の瞳」とあらば「万難排しても…」と気持ちは高ぶります。
 満員で急遽イス席を増やす盛況ぶり。 歴史のある劇団のせいか、子どもからおじさんおばさんまで客層は多種多様です。 僕はかぶりつきの桟敷席(座布団席)に陣取り、芝居を堪能します。 劇団員に知人がいるので芝居中に目が合わないように注意してました。
 休憩無しの2時間と長いのですが、テンポがいいのでアッという間です。 いやぁひたすら面白かった。
 きょうは薄ベージュの綿揚柳のきものに共濃いの半衿、福光麻の角帯に薄手木綿の袴の若武者風です。
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2005年8月6日(土)  No.732

夏休みの工作
 夏休みも中盤。 そろそろ宿題が気になる頃です。 我が家ではなぜか毎年貯金箱を作ることになってます。 といっても貯まっているのを見たことありませんが…。
 小2の次男は「すごろく貯金箱」を作るんだと張り切ってます。 どうしていいか困っていたのでアドバイスしました。 親が手伝うのもどうか…と考えましたが、寸法のはかり方、線の引き方、ボンドとのりの使い分け、ハサミ&カッターの使い方などを教える良い機会だとも思います。 はたして上手く動くのでしょうか?乞うご期待!
 きょうは二部式きものにアイボリーの半衿、ギャルソンエプロンで涼しさ満点です。
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2005年8月5日(金)  No.731

葦の裏から
 この時期の富山は最高気温が体温を超え、日本一を記録することも多いです。 風通しがよく基本的には涼しい店内ですが、西日が射す午後になるとさすがにエアコン(除湿)を入れてます。 効率を上げる為に写真のように直射日光をヨシズで遮ってます。
 あとは、前を流れる流雪溝の水を水車で汲み上げて打ち水できると最高なんですが…。 来年までの課題かな…。
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2005年8月4日(木)  No.730

むぎや祭の協賛金
 例年と同じく、一年で一番暑いこの時期にむぎや祭協賛金のお願いに出ます。 以前は半袖シャツにネクタイ姿だったんですが、一昨年から袴姿で回っています。
 他所様にお願いに伺うのですから本来は羽織着用なのですが同行の方も上着無しなので、すこし略させていただいて黄色のコサシルクに生成りの半衿、黒の角帯に黒の絽の袴、白茶の足袋に畳表の草履を着用しました。
 写真はヘロヘロになって帰って来た直後の姿です、人間もきものもくたびれてます。
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2005年8月3日(水)  No.729

茶杓十景
 城端にぎわい館じゃんとこいで「茶杓十景」が始まりました(8月17日まで)。 蓑谷在住の税光一郎さんがお作りになった様々な茶杓を展示しています。 義経、弁慶、富樫をそれぞれイメージした勧進帳という揃い茶杓もあって見応えがあります。 茶道は詳しくないのですが、素人目にも違いがわかって面白かったですよ。
 きょうは麻の着物に生成りの半衿、薄手の綿袴。 本格的に夏です、気温は毎日35℃を越えてます。
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2005年8月2日(火)  No.728

西上児童会
 毎年恒例の児童会のお泊まり会。 今年も自遊の森です。 普段外泊することがないので、我が子は数日前からはしゃいでいます。
 例年通りカレーにバーベキュー&花火ですが、今年は桜湯まで肝試しもしました。 真っ暗なので大人でも怖いくらいです。 暗闇に潜んで脅かした男の子達の勇気に拍手!
 近くにこんな安価に泊まれる施設があるのは嬉しいですね。
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2005年8月1日(月)  No.727

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