「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2007年7月

アルミの海
 城端中学校では夏休み期間中に全校区対象にアルミ缶回収をしています。 事前にお願い書面を配って、後日一軒一軒集めに回るんです。 今年は涼しいのでどれくらい集まるかと心配しましたが、写真をご覧ください(クリックすると拡大)、アルミ缶の山・山・山…。 というよりアルミ缶の海です。 長男と「この上で泳げるんじゃないか」と話し合ってました。

 夜は小学校の完成記念祝を考える教育振興会執行部の打ち合わせ。 城端教育振興会主催でなにか楽しい催しをやりたいと考えています。
 完成した城端小学校と地域との関係についても議論しました。 直接「子どもたちの為に」だけではなく、遠回りでも「親のサポート」をすることが廻り廻って子どもたちの為になるイメージを共有。これらも教育振興会の仕事だと思います。
 「ひらかれた学校」までの道のりは徹底的に話し合うことから始まりますね。
 きょうは片貝木綿に麻混の黒地半衿、黒の角帯に薄手の木綿袴です。
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2007年7月31日(火)  No.1475

我が家のブービートラップ
 お泊り会から帰った定休日、どこにも行かず家でDVD鑑賞会、ホームアローンというコメディーを観ています。 予想以上に子どもに大受けで、さっそく次男がトラップ(しかけ)を設置しました(左写真)。
 さらに階段にも罠が(右写真)。 紐が結びつけられていて、登り口に紙が落ちてます。 なにか書いてあります、読んでみましょう。
「ゆっくりひっぱってください。かいだんをみないで、やさしく。おとがいうまで」(原文ママ)
 誰がこんなワナにかかるんじゃ〜(笑)
2007年7月30日(月)  No.1474

夏休みのお楽しみ
 西上児童会のお泊り会、今年も例年の如く自遊の森コテージを利用させていただきました。 価格は安いし、食材の持ち込みOKだし、しかも広々としてるので、家族や小グループで泊るのに適しています。 近いので忘れた材料も買いに戻れますしね。
 今年もカレーライス&焼きそば&焼肉の三点セット。 あいにくの雨で屋根の下でのBBQとなりましたが、子どもたちは大喜びで「まだ食べるがか!?」と驚くほどお腹いっぱい食べました。
 糸で吊った板コンニャクなど準備万端(?)整えたきもだめしは中止にしましたが、大人も少々アルコールが入って楽しく会話ができたので楽しかったぁ。 選挙速報にも熱くなりましたし。
 きょうは麻のきものに黒地の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。あ、さすがにBBQは着替えて参加です。
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2007年7月29日(日)  No.1473

浴衣でお店番
 目立ちたがりやの次男はきものが大好きです。 着方を教わって以来、機会を見つけてはせっせと着替えて人前に出ています。 今日も水上悦子さんが和装だったので、グレーとグリーン市松の浴衣で店をウロウロウロウロ。 参議院選挙の街宣カーに手を振ってみたりして(左写真)。
 水上さんに触発されてか「版画をやりたい」と宣言し、下絵を描き始めました。 右写真はカーボンを敷いて板に写しているところです。 さぁて、この版画が夏休みの宿題となりますかどうか。
 きょうは白地の文人絣にシケ引きのヘコ帯、薄茶の腰板無し袴です。
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2007年7月28日(土)  No.1472

ピアノの森
 映画を見る為に、次男を連れてはるばる富山市へ。「ピアノの森」というアニメです。 原作マンガがとても好きで「音付き」になる日を待ち望んでました。 未見でも話は充分わかるのですが、「ピアノの音」に集中する為に、まんが喫茶等で御一読されることをオススメします。
 3人のピアノが聴けますが、これほどまで!と思うぐらい違いますよ。 ラストで主人公カイの弾くモーツアルトのピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310は素晴らしかった。
 映画(作り話)を観て初めて涙が出たのがなぜか「海の上のピアニスト」でした。ストーリーではなく、ピアノシーンで泣いたんです。 楽器の演奏には奏者の背負ったものが出ますね。
 「ピアノの森」は残念なことに高岡では上映しないのです。 しかも21日封切りなのに、8月3日には終わってしまうというあっけなさ。 いい映画を見るのも至難の業です。 エンドクレジット終了まで、席を立つ人がいませんでした、子ども連れで来てる人たちまでも…。 たくさんの人に観て聴いてもらいたい映画です。
 写真は我が家のピアノの森ならぬカシオトーンの木です。
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2007年7月27日(金)  No.1471

立山せんべい
 城端小学校では6年生になると富山県のシンボル、立山に登ります。 娘がいよいよチャレンジすることになり気をもんでましたが、全員雄山登頂に成功したそうです。 昨年浄土山に登っておいた甲斐がありました。 心配してた天候も回復し、白山はおろか富士山まで見えたそうです、ウラヤマシイ。
 で、お土産が写真の「立山せんべい」、四枚入って500円也。 山頂の雄山神社でしか売ってないというレアもの(笑)です。

 夕方、扉に顔をぶつけて眉の上にコブができました。 冷やそうかとも思ったのですが、祖母の知恵【ツバと砂糖】をつけたところ、嘘のように腫れがひきました。 ばあちゃん&覚えていてくれた妻、そして砂糖をつけてくれた長男に感謝。 万一の時はダマされたと思ってお試しください。
 きょうは縞の伊勢木綿に黄土の半衿、帯無しでギャルソンエプロンです。
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2007年7月26日(木)  No.1470

虫干し狂言装束
 マニランドイマイさんで狂言装束の展示が始まっています(7/29まで)。 今井家は金沢出身で代々芸事に親しんでこられました。 今回、所蔵の古い狂言装束を虫干しつつ展示しています(写真をクリックすると拡大)。
 美しく精緻なものから大胆な文様のものまでいろいろあります。 染め抜かれた家紋(右写真)も珍しいのでぜひご自身の目でご覧になってください。 狂言装束はたくさんあり会期中に陳列替えもあるようです。
 きょうは小千谷縮に黒地の半衿、シケ引きのヘコ帯に腰板無しの綿袴です。
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2007年7月25日(水)  No.1469

ふるさとのクリーン大作戦
 ラジオ体操終了後「ふるさとのクリーン大作戦」を挙行しました。 「日本一きれいな県土を目指し、県民総ぐるみの県土美化推進運動を推進する。そして、時代を担う児童、生徒に環境に対する重要性を認識させるとともに、家族ぐるみで県土美化活動を展開し、広く県民に県土美化意識高揚を呼びかける」趣旨だそうです。 昨年は「ごみゼロ社会実践の日」というタイトルでしたが、今年は旧来どおりに戻したようです。
 虫干法会前には各団体が別院内外を大掃除していますが、最大の人出だと思われる22日にかなり汚れてしまいます。 期間中お越しになる参拝客にきれいな別院を見ていただこうと西上児童会が立ち上がりました(大げさ)。
 文化財なので全面禁煙のはずの別院でタバコの吸い殻が目立ちます、もみ消してないものも! 空き缶もありました。 聞くところによると「靴が無くなった」とクレームをつけて弁償させた女性二人組がいたそうです。そんなの誰の責任でもないのに…。
 大人の身勝手さに子どもたちも呆れています。 しかしお参りになったお年寄りに「ごくろうさま」と声をかけていただいて、元気を取り戻したようです(画面をクリックすると拡大)。
 きょうは黄色のコサシルクに黄土の半衿、辛子の角帯に薄茶の袴です。
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2007年7月24日(火)  No.1468

教育委員会との懇談会
 いのくち椿館で南砺市PTA連絡協議会(市P)と教育委員会(教委)との懇談会。 一昨年から始まって今回3度目、縁あって3年連続出席しています。
 事前に提出した質問に丁寧に答えていただいた後、質疑応答に入ります。 質問の中心は平成20年度から実施される「中学校給食の業者委託」についてでした。
 南砺市は「合併した10年間で200人の職員削減」をかかげており、自然減の給食調理員の補充はありません。 そこで旧町にある5中学校で「調理部門のみ」民間委託するのだそうです。 センター方式はとらず、学校内の調理室を利用します。 現在、県派遣の栄養職員が献立作成や食材の吟味を行っていますが、将来もし県からの派遣がなくなっても市単独で栄養職員を雇う予定だそうで「食の安全性」については一応の安心を得ました。
 ただ市にお金はないのは切実なようで、学校の耐震工事等の優先順位の高いものを優先しつつ、合併特例債の期限内に校舎の新築や大規模保育所の建設を行う必要があるそうです。 保育所の統合かぁ…、やっぱやるんですね、もっと先行した城端の声を聞いてくれればいいのに。
 しかし、いい情報もありました。 AEDはサイレン付きのボックスに入り、設置場所は学校長の判断に任せるそうです。 万一の時、使えぬことのないようにしなくては…。 学校選択制は、南砺市の地理的な問題もあるが、地域で子育てできる環境を守る為にも導入は当分ないだろうとのことでした。 これも個人的にホッとしています。
 最後に「教育予算や教委の裁量の予算をこれ以上減らされない為にPTAはどこに働きかければいいですか?」という質問には、教育委員会と一緒に運動できたら…の願いを込めていたのですが、ご理解いただけなかったようです。 教育委員会は行政とは独立した部門です、市側べったりの答弁を聞くつもりは無かったのですが…残念。
 きょうは紺のコサシルクに水色の半衿、黒の角帯に青灰の麻袴です。
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2007年7月23日(月)  No.1467

きものde探検隊?
 虫干法会初日の今日、男性四人組が店にお見えになりました。 グループでいろんなところへ出歩いておられるようです。 実は前回城端へお越しになった時に「林道温泉 観光荘」さんを紹介しました。 この面々ならではの穴場スポットとして推薦したのですが、「もう一回行ってもいいよ」との嬉しい言葉もいただきました。ありがとうございます。 メンバーのお一人が当日の様子をブログに書いておられます
 写真でお分かりのように、今回は2名が和装です。 このメンバーで日本…、いやアジア各国を歩き回るのだそうです。強烈ですね、でも楽しそう。 これぞまさしく「きものde探検隊」…。
 きょうは緑のコサシルクに生成りの半衿、絽の角帯に薄緑の綿袴です。
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2007年7月22日(日)  No.1466

きもので木版画展
 今日から夏休み。 今年は地区子ども会の当番なので、朝6時半にラジオを持って山門下へ。そうですラジオ体操です。 西上だけだと少ないのですが、4町内合同なのでアッと驚くぐらい子どもがいます。 眠そうな子もいますが、ほとんどの子は朝から元気でホッとしました。
 さて、「悦子さんの木版画展」の水上悦子さんがきものでお越しになりました。ビックリ! 城端らしさを意識してくださったのでしょう、とても嬉しいです。
 明日夜に別院でコンサートがあるシンセ奏者の滝沢 卓さんは同級生だそうです。 これまたビックリ!!
 きょうはグレー縞の片貝木綿に黒地の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。 なかなか梅雨があけません。
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2007年7月21日(土)  No.1465

カブトムシはどこ?
 お客様にいただいたカブトムシの幼虫が羽化しました(メスです)。 せっせと世話としていた次男は大喜びで、つがいとなる「オスを捕まえてこなくっちゃ」と張り切ってます。
 ここ数日雨続きだったのですが、晴れそうな日を見計らって桜ヶ池へ行くことに…、朝5時起きです。 普段はぐずっているのに一発で跳ね起きました…さすがコドモ。
 しかしカブトのオスなんてそうそう見つかるものでしょうか? 森をさまようこと30分、カブトムシどころか、甲虫の類は一匹もいません。 そりゃそうですよね、こんなに寒いのに。 今回はあきらめて、作戦を立てリベンジすることになりました。 さて、どうなることやら。
 きょうは縞の小千谷縮に薄い柿色の半衿、シケ引きのヘコ帯に腰板無しの綿袴です。
「悦子さんの木版画展」が始まりました。 入場無料です、お気軽にごらんください。
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2007年7月20日(金)  No.1464

モーツァルトの街宣カー
 参議院選挙で日本中を街宣カーが喧しく走り回る中、城端市街地をモーツァルト「フィガロの結婚」序曲が爽やかに流れゆきました。
 「ん?なんだなんだ」と外に出ると、じょうはな座で22日に開催される桂 小米朝「落語と音楽の会」の街宣カーです(写真)。 外観はヒジョーに地味ですが、テーマ音楽とともにきっちり内容を宣伝していて、オペ落語なるものへの期待が高まります。
 あ、そ〜言えば、大阪にいた時にプロレスの街宣カーをしょっちゅう目撃しました。 あれもテーマミュージックとともに、ゴング前の高揚感を伝播していたんですね。
 額に汗して働いて一つの催し物を楽しみにし待ち焦がれる…。 東京なら毎日なにか行われていますが、地方の小都市(というか一流の田舎)で指折り数えて芝居や演奏会を待つ。…豊かないい暮らしぶりだと思いませんか?
 きょうは黄色のコサシルクに生成りの半衿、薄緑の絽角帯に木綿袴です。
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2007年7月19日(木)  No.1463

悦子さんの木版画展
 昨日から準備していた「悦子さんの木版画展」のディスプレイが完成しました。 つづらこみちと当ギャラリーを見事に使いこなした素敵な陳列です。 つづらこみちを抜けて階段を上りギャラリーへ、眼前の光景に「あっ」と小さな声が出ることでしょう。 さわりだけですが写真をご覧ください(クリックすると拡大)。
 20日・21日・22日は水上悦子さんもギャラリーにお越しになるのでいろいろお話しできますし、なにより版画の世界の住人のような水上さんの世界をお楽しみください。
 きょうは紺のコサシルクに水色の半衿、絽の角帯に薄緑の袴です。
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2007年7月18日(水)  No.1462

ギャラリー設営中
 20日から2階ギャラリーで始まる【 〜城端の夏が誘う〜「悦子さんの木版画」 風さん、そっと ささやいた・・・】の準備をしています。 水上悦子さんのご友人の花田喜代美さんがディスプレイを担当、ポーセラーツの中村とも子さん、さらに水上さんをご紹介いただいた方を交えて、飾り付けが始まりました。
 会場全体が水上さん独自のあたたかい世界に包まれつつあります、どんなふうに変わるのかとても楽しみです。
 きょうは小千谷麻に黒の半衿、黒の角帯にチャコールグレーの袴です。
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2007年7月17日(火)  No.1461

中越沖地震発生
 今日は海の日、祝日の月曜ですが店を開けずに、次男と二人で城端線に乗って映画を観に行きました。 学校は三連休なのにどこへも連れて行ってやれないし、夏休みに入って最初の月曜(7月23日)は虫干法会で店を開けるからです。
 しかし映画開始早々、地震が発生! 初期微動後かなり時間をおいて大きく長い揺れがきたので、遠くで大地震が発生したと判断、新潟で震度6強の大地震が…。しかも原発がある柏崎で。
 震源に近い柏崎刈羽原発(変圧器)では火災が発生、2時間後に消防によって鎮火。 しかし政府の「放射能漏れは無い」の発表後、微量の放射能漏れが見つかりました。 能登沖地震で一番怖かったのが原子力発電所の被災です。 今回、万一大量に漏れていたら、消防士の生命を危機にさらした事になります。
 安全だとされる岩盤の上に建てる原発ですが、活断層の発見は海域ではままならず、人類は地震予知はおろか、暴走した核分裂の制御もできません。 現在の科学技術の限界を見極め、おごることがあってはならないと思います。
 余震を恐れて早々に帰ってきました(写真は高岡駅)。 案の定、3時すぎに大きな揺れが…。 これ以上被害が広がらないことを願うのみです。
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2007年7月16日(月)  No.1460

城端さめがめ
 「さめがめ」という名のゲームをご存知ですか? ローマ字表記SameGameの名の通り、同じ(=same)マークを集めて消していくゲームです。 2つ以上が隣接したブロックをマウスで指すと色が変わり、クリックすると消すことができます。
 五種類ある200コのブロックを上手に消して、得点を競います。  2つでは0点ですが、3つは1点、4コ=4点、5コ=9点、6コ=16点、…9コ=49点、…12コ=100点…と多くのブロックを一度に消すと飛躍的に点数が増加します。 貯めて貯めてゴッソリ消すのが高得点のコツです。
 もう20年くらい前から世に出たゲームですが、ハマリ系で飽きません。 急かされる事無く、じっくり考えられるので僕の性分にあってるようです。
 店長の道楽三昧に新たにゲームコーナを作って、カスタマイズしたじょうはなバージョンを設置しました(クリックすると拡大)。
 とにかく一度試してみてください、もちろん無料です。 ハイスコアも記録できるので、時々ご利用いただければ幸いです。
じょうはなさめがめhttp://craft-ran.com/seibe/game/same01.html
 きょうは縞の伊勢木綿に黒地の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2007年7月15日(日)  No.1459

手作りミストシャワー
 梅雨真っ盛りではありますが、明けると暑〜い夏が待っています。 当店では「打ち水大作戦」を実行していますが、この夏はさらに一歩進んだことを考えました。
 溜めた雨水を、店のパティオ上から霧状にして散布し、気化熱を奪って気温を下げる計画です(写真は上方から見たパティオ)。 愛知万博(愛・地球博)でもそんな施設があったそうです(行かなかったので詳細不明です)が、こちらは100%人力で、電力その他を使いません。 まさちゃんポンプがここで実力を発揮する予定です。 7月末の需要期に間に合うでしょうか?ご期待ください。
 きょうは緑のコサシルクに生成りの半衿、辛子の角帯に薄緑の袴です。
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2007年7月14日(土)  No.1458

絵本 つららの坊や
 お向かいのカワイ書店さんに青木新門さんの「童話 つららの坊や」を見つけて購入しました。 冬の五箇山合掌集落の写真(池端 滋 氏撮影)と川井昭夫 氏の挿絵つきの絵本です。 出版元は富山市の桂書房、地方の小さな出版社ですが、いい本を出してます。
 「つららの坊や」は「定本 納棺夫日記」にも収録されていますが、絵本になったことで誰でも読み易くなりました。 ウチの4年の子も読みましたが、す〜っと受け入れることができたようです。
 生と死、輪廻と死生観、そして感謝の気持ち。 読後にほおっと春の暖かさを感じます。 店内にさりげなく置いてありますので、いつでもご覧になってください。
 きょうは生成りの文人絣に帯無しでロング前掛けです。
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2007年7月13日(金)  No.1457

地域の危険箇所
 城端唯一のショッピングセンターだった「エコープラザ」が閉店してもう何年になるでしょうか? 建物は取壊さずそのままになっていて、年々風化が進んでいます(写真をクリックすると拡大)。
 非常階段は錆び、附近にゴミが散乱し、いやな雰囲気です。 鍵はかかっているのですが、万一ガラスが割られた場合、建物自体が危険な場所となりそうです。
 大人であれば近づかないのですが、子どもは冒険の場としてここで蛮勇を奮いそう…。 子どもが自ら危険察知能力を身につけていれば大丈夫なのですが、それもかなわぬ場合、大人の責任で危険な場所を処理しなくては…と考えます。
 きょうは黄色のコサシルクに黄土色の半衿、辛子の角帯に腰板無しの木綿袴です。
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2007年7月12日(木)  No.1456

「じゃんとこい」は今?
 城端にぎわい館じゃんとこいが閉館して10日余り、現在マニランドイマイさんだけで営業を続けておられます。 どんな様子かお邪魔してました。
 ギャラリーとして使ってた壁面には、個人所有の絵(榎木孝明さん作も)が十数点。 休憩コーナーは、むしろ以前より広々として数組の方が同時に入れるようになりました。 国道側にも長椅子を設置されたので、日常の買い物帰りにちょっと休む事ができます。 イマイさんも大歓迎だそうですよ。 商店街の真ん中に、語らえる場所があるのはいいですね。
 夜は城端小学校の完成記念&学習発表会(10月8日)をいかに町民挙げて祝うか?の初会合。 近々のPTA会長が7名揃いました。 積極的な意見がポンポンと出るこのメンバーとなら、楽しくなんでもできそうな気がします。
 きょうは縞の片貝木綿に黒地に絣の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2007年7月11日(水)  No.1455

青パト講習会
 城端地域安全なまちづくり推進センター主催の「青色パトロールカー講習会」に参加しました。 犯罪抑止効果を期待した青いパトカーをご覧になった事があると思います。 自主防犯パトロールなどで、青い回転灯を屋根の上につけて走るには、パトロール実施車証が必要なのだそうです(知りませんでした)。 そこで今回の講習会となったわけです。 地域の各種団体の担当者や区長さん、PTAやひだまりくらぶも参加したので、会場となった行政センター3階はいっぱいです。
 お巡りさんから南砺市の犯罪事情などを聞いた後、青色パトカーの運転についての注意点、特に「青パトを運転する事でエラくなったと勘違いせずに、模範運転してください」には納得しました。 虎の威を借る人っていますからね。
 きょうは紺のコサシルクに薄青の半衿、黒の角帯に麻袴です。
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2007年7月10日(火)  No.1454

自転車で名画座へ
 今日は定休日、少し遅い昼食を食べに松屋さんへ。 1時を回ってるので空いてるだろうと思っていたら、団体さんでぎっしり満員です。 そこそこの御年齢のおじさんおばさんが、城端のパンフレットを手にビールを飲んでます。
 「どこの人たちだろう?」と思っていたら、じょうはな名画座でバッタリ出会いました。 みなさん「青い山脈」を鑑賞しに来られたんです。 この団体だけではなく、じょうはな座は100人位の程良い入りです。
 「青い山脈」は吉永小百合さん主演の昔の映画ですが、僕のツボにハマりました、面白かった。 大きなスクリーンで観る画面は想像以上に綺麗で驚きました。料金500円は安い! なにより嬉しかったのは、どの観客も映画にダイレクトに反応し、声に出して笑ったり、しゃべったり…。とにかく楽しそう。
 昔はどこの町にも小さな映画館があったものです。 娯楽と言えば映画しか無い時代はきっとこんな感じだったんだろうなぁ…と思いました。 みんなでワイワイがやがやと観る近所の映画館、いいですね〜。
 次回のじょうはな名画座は8月6日、上映作品はなんと「ダ・ヴィンチ・コード」です。
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2007年7月9日(月)  No.1453

環境にやさしい合鴨農法
 北野地区次郎丸、スーパー農道と第2スーパー農道?(別院前からまっすぐ伸びた道)の交差点に、あいガモ農法の田んぼがお目見えしました。 以前から福野でやってるのは知っていたのですが、城端では初めてではないでしょうか?
 合鴨農法の利点を書き出した看板があるので書き写します(写真をクリックすると拡大)。
●田んぼに生える雑草を食べてくれます→だから除草剤は使わなくてすみます
●ウンカやイナゴなどの害虫を食べてくれます→だから農薬を使わないですみます
●元気に泳いで田んぼの土をかき混ぜてくれます→そうすると稲も酸素がたくさん吸えます
●フンは肥料になります→だから稲も元気に育ちます
 合鴨の様子を眺めているだけでも楽しいので、もっと普及するといいですね。
 きょうは縞の小千谷縮に黒地麻の半衿、黒の角帯に青灰の麻袴です。
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2007年7月8日(日)  No.1452

コツコツと…
 店前の歩道に草が生えました。 土も無いのに頑張ってる雑草を応援したい気もあるのですが、そうもいかないのでチマチマ草むしりしています。 「除草剤使えばいいがに…」という方もおられますが、除草剤は環境ホルモン(外因性内分泌撹乱化学物質)を含むので、次代を担う子どもへの影響を考えると怖くて使えません。
 で、地道に掘っていたら10円玉を見つけました!(写真をクリックすると拡大) いいことありますね。
 夜は七日会の初会合です。2007年7月7日夜7時半に商工会に集まった人数は少なかったけれど、楽しく有意義に意見交換できました。 楽しいことは長続きするし、地道な活動はいつか実をつけると信じています。
 次回8月7日は商業者だけでなく、どなたでもオープン参加で開催します。 いろんな意見が聞けると期待してます。
 今日は薄緑のコサシルクに水色の半衿、黄緑の角帯に薄緑の袴です。
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2007年7月7日(土)  No.1451

通学路の紫陽花
 グラウンド向かいの城端織物組合のアジサイがきれいに咲いています(クリックすると拡大)。 ちょうど通学路にあたるので、小中たくさんの子どもたちの目を楽しませてくれます。
 ここは店の建て直し時に仮店舗として使わせていただいた建物なので、いろんな想い出があります。 いま思えばよくこんな(辺ぴな)ところで営業していたものです。 でも祖母も元気だったし、いまよりもノンビリしていた気がします。 周囲の環境は人の心に作用するものですね。
 そういえば登校時、手に花を携えて来る子が男女問わずたくさんいます。 ご家族が「学校へ持ってかれ」と託けるのでしょう、そのお気持ちが嬉しいです。 いろんな方の思いのこもった、花のある教室っていいですね。
 きょうは黄色いコサシルクに柿色の半衿、薄緑の絽の角帯に薄茶の袴です。
2007年7月6日(金)  No.1450

7つの願いをこめて
 何に見えますか? NASAのハッブル宇宙望遠鏡で撮影したフェリクス星雲です。 太陽型の恒星の最後の姿なのですが、巨大な目に見えませんか? 別名「神の目」とも呼ばれています。
 この目を見つめる者には多くの奇跡が訪れるといわれており、七つの願いが聞き届けられるそうです。
 みなさんはなにをお願いしますか? 理屈では説明できないことが世の中にはありますし、正しい願望はいつか叶うと僕は信じます。
 7つもあるなら、子どもならきっと「世界が平和でありますように」とか「地球温暖化がSTOPしますように」とか願ってくれるでしょう。 子どもたちがそう願えば、未来はきっとそのように進みます。
 きょうは白っぽい文人絣にシケ引きのヘコ帯、焦げ茶の綿袴です。
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2007年7月5日(木)  No.1449

こども教育委員会
 新聞に公共広告機構(AC)のメッセージが載りました(クリックすると拡大)。 子どもたちが手書きで自分の思いを吐露しています。 自省の念をこめ、たくさんの大人に読んでいただきたいので掲載します。
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ぼくへの関心は成績だけですか?(5年)
メールをしながら、私の話を聞かないで。(5年)
いそがしいのはわかるけど、もっと、お話してください。(3年)
いじめられている子 いじめている子に、早く気づいて(5年)
大人もまちがえる事があるから ちゃんとあやまってもらいたい(4年)
あんまり心配されると 心配になります、(3年)
ぼくを他の子と比べるのはやめて下さい。(5年)
もうちょっときびしくしてほしい。悪いことをしたらきちんと怒ってほしい。(5年)
小学生の算数くらい「ムリ!」ってにげないで ちゃんと教えて下さい。(5年)
勉強しなさい ばかり言わないで(4年)
おかあさんがいつもおこるから おこらにようにしてほしい。(3年)
みんな大人に文句を言うけど心の中は大人をしんじているのに(6年)
パパははたらきすぎ もっとぼくとあそんでほしい。(4年)
自分のおもうように、子どもに押しつけないで下さい(6年)
妹ばっかりかまわないで ぼくの話も聞いて!(4年)
ぼくたちの心の中のほんとうの気持ちを聞いて下さい。(5年)
できないと決めつけないで ぼくを信じてください。(5年)
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 きょうは縞の伊勢木綿に金茶の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2007年7月4日(水)  No.1448

城端6時半
 昨夜から霧が出て、朝になっても町は深い霧に包まれています。 東町通りに出てみました、いつもは見通せる広小路がごらんのようです(写真をクリックすると拡大)。 見えない道の先はどこか異世界に繋がっている…と錯覚しそうです。
 梅雨時の城端ではこんなに霧の濃い日が時々あります。 いつも違う表情を見せてくれるこの町が好きです。

 午後「悦子さんの木版画展」の打ち合わせに水上さんがお見えになりました。 同時に展示するポーセラーツの中村さんと、ディスプレイアドバイザーの花田さんと一緒です。
 ギャラリー蔵布都 藍をいかに使いこなすか、知恵を絞っておられました。 20日からの版画展は素敵な催しになりそうです、ご期待ください。
 きょうは紺のコサシルクに水色立涌の半衿、黒の角帯に青灰の麻袴です。
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2007年7月3日(火)  No.1447

防災無線
 南砺市ではすべての地域に防災無線を設置しています。 いままで無かった城端地区にも先日スピーカーが建ちました。 現在、朝7時・正午・夕方5時の時報と、行政からのお知らせ等を流しています。
 願わくば、今後出没が予想されるクマ情報や暴風雨警報、それに伴う小学校の緊急集団下校の情報を流していただき、地域の大人の見守りをお願いしたいと考えています。
 ご自分の家の前やバス停、交差点に立っていただくだけでもいいんです。どうかよろしくお願いします。 せっかくある防災設備です、ソフト面に知恵を絞って有効に使いましょう。
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2007年7月2日(月)  No.1446

家族でクッキング
 料理は全くと言っていいほどできません。 それでも昨年、結婚して初めてカレーらしき煮物を作りました。 あれから一年、結局な〜んにも作れないままです。
 こんなことではイカンだろうと内心思っていたところ、小学校PTA教養衛生委員会主催の「家族でクッキング」教室があり、次男と参加しました。 会場は小学校家庭科室です。
 参加した家族は20組、食生活改善推進協議会城端支部(食改)の皆さんの指導に、男女共同参画推進員南砺市連絡会城端支部(男女共同参画)の方々がサポートにつく万全の態勢です。 包丁を持つのはほとんど初めての次男と父の、ぎこちない男の料理がスタートしました。
 今日のメニューは6品(鶏肉のカレー風味・ホウレンソウのサラダ・切り干し大根の卵焼き・チーズ春巻き・きのこ簡単スープ・たくだけピラフ)、我々の班は最初の3品担当です。 といっても普段料理をしないので、段取りがわからず右往左往するのみ。 唯一まかされたネギのみじん切りで、自分の指を切る始末…。 この日唯一の負傷者とあいなりました。
 予定時刻を大幅にオーバーしましたが、なんとか料理は完成し、多目的ホールに移動して全員で昼食会。 自分たちで作った料理の味は格別です(僕は味付けしてません)。 南砺市保健センターの管理栄養士、三橋千佳子さんの講演もあり、子どもの朝食についていいお話しを聞けました。
 メニューもりもりで一瞬頭の中が真っ白になりましたが、終わってみると有意義な教室でした。 お世話くださったPTA役員の皆さん、食改の方々、男女共同参画の皆様、ありがとうございました。 楽しかったです。
 この模様は近々TSTで放映されるそうです。
 きょうは小千谷の麻に薄い柿色の半衿、黒の角帯に薄いコケ色の袴、妻の割烹着を羽織り、日本手ぬぐいを頭に冠って。
 今日は裕矢君の祥月命日、この二年間はあっという間でした。
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2007年7月1日(日)  No.1445

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