「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2006年3月

一日早いエイプリルフール
 「げっ!嘘でしょ」、朝起きたら雪がわんさか積もってました。 天気予報で降ると聞いてはいても、まさかと思っていたのですが。 今冬は早くからよく降りました。
 ようやく田んぼの雪も消え、新緑の時期だ…と思った途端にこの雪です。 やっぱ一八豪雪かも…。
 スノータイヤは交換しちゃったし、スノーダンプ等も片付けてしまったので店前の除雪に難儀しました。 ふうぅ〜、永い冬です。
 きょうは青いウールに薄黄の半衿、黒の角帯に帆布の袴です。 上に道服を羽織って長靴を履けば、この格好で除雪できます。
  (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月31日(金)  No.972

離任式
 城端小学校の離任式に押し掛けました。 新学期に他校へ転任する教職員を児童が見送る会です。 いままで4月に行ってましたが、担任を持つ先生が学校を空けるので、少々問題がありました。 そこで南砺市では市内の全小学校一斉に3月30日に行うことになったということです。
 子どもたちからは感謝の言葉と花束をお渡しし、先生方からは子どもたちに贈る言葉をいただきました。 決して形式的ではない心のこもったやりとりが胸を打ちます。 教師と子どもたちとの信頼関係がいかに強いか思い知りました。
 春の移動で城端小学校から教職員合わせて9名もの方が転出されます。  悲しさを共有しすばらしい学校にしようと誓った方々にせめてあと一年残っていただきたかったのですが…。
 先生方は子どもたちにすばらしいメッセージを残してくださいました。 子どもを、学校を想う温かく熱い気持ちです。 保護者にも聞いてもらいたかった。 来年はPTA会員の希望者にも離任式に出ていただきたいなぁ…。
 きょうは灰色木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、灰黒格子の足袋に灰色のストールです。 こっそり後ろに控えるつもりだったので平服で失礼しました。
 先生方、職員のみなさま、お世話になりました。 そして本当にありがとうございました。
2006年3月30日(木)  No.971

愛しかない…
 射水市民病院の外科部長が人工呼吸器を取り外した動機について「愛しかない」と語ったとラジオで聞き、ポロッと涙がつたい落ちました。
 幸いにして、僕は父と祖母の最期を看取っていて、その臨終の様子を思い出したからです。 人ひとりがこの世を去るときには、周囲の人は厳粛な気持ちで見送りたい。 切にそう願います。
 連日の洪水のような報道を聞くにつけ、他人を責めることでしか自分を確立できない人たちが増えてる気がします。 「愛しかない…」まさにその通りなのですが。
 昨日とはうってかわって急激に冷え込み、雪が舞っています。 なごり雪とはこのことを言うのですね。
 きょうは茶縞のウールに黒のタートル、黒の角帯に帆布の袴です。
  (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月29日(水)  No.970

通りの達人
 月刊タウン情報とやまの臨時増刊号が発売になり、再び店が載りました。 たくさんの新情報とともに「通りの達人 総集編」として、歩いて楽しい県内の12の通りを紹介しています。 その中で南砺市がなんと4つも! 外部の方から見てもとても面白い土地なのですね。
 掲載されている箇所以外にも城端には沢山のおもしろスポットやお店があります。 こんどの城端しだれ桜まつりには「ガイドさんと行く 春の城端 裏道めぐり」が企画されています。 「きもので城端しだれ桜まつりを楽しもう」ともタイアップしていますので、どうぞご参加ください。
 きょうは暖かい、気温も17℃を超えたようです。 白茶の木綿に柿色の半衿、辛子の半衿に茶の袴。
  (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月28日(火)  No.969

平成18年曳山祭のポスター
 今年から城端曳山祭の開催日が変わります。 5月4日が宵祭、5月5日が本祭です。 ゴールデンウィーク中になったので、たくさんのお客様がお見えになることを期待しています。
 今年のポスターをつづらこみちに貼り出しました。 大工町が当番町なので、関羽・周倉像です。 御神像をこれほどアップで見たことが無かったので、細工の細やかさに驚きました。
 きょうは青縞ウールに薄グレーの半衿、辛子の角帯に草木染め灰緑の袴、緑の足袋。 ようやくスタッドレスタイヤを交換しました、むろんこの格好です
  (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月27日(月)  No.968

春の帯〆入荷中
 春一番は今年の北陸では吹きませんでした。 が、それでも着実に春は近づいています。 もうすぐ4月、入学式の季節です。 城端では訪問着や附下をお召しになるお母さんが多いです。 近年きもの比率も高まってきました。
 「きものや帯を新調するのは…ちょっと」という方は、小物を変えてみてはいかがでしょうか? 重ね衿や帯締めの色を変えると印象も変わりますよ。 きよべでは常時、帯あげ帯〆を沢山そろえてお待ちしております(写真をクリックすると拡大します)。
 きょうはグレー袷に地紋のあるクリームの半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。 この格好で金沢駅まで子どもを迎えにいったら、女子高生に(カッコいい…)とウケてました。
  (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月26日(日)  No.967

機の声じょうはな活躍中
 暖かくなり城端曳山会館に観光バスが何台も来るようになりました。 フリー市街地散策でちょっと時間があるときは観光ガイドグループ「機の声じょうはな」をお薦めします。 城端の名所や穴場などを上手に楽しく案内してくださいます。
 今日も関西方面からお越しの団体の小グループの方と市街地を散策してました。 「越中富山と言えば? そう薬です」と懐かしいパッケージの薬を店頭に出しているお向かいののむら薬局さんを紹介して喜ばれてました。
 ほんの短時間ですが、一緒に記念写真を撮りたくなるような思い出に残るガイドをされます。
 きょうは白茶の木綿に柿色の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴、白茶に染めた足袋、で少し春らしく。
  (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月25日(土)  No.966

いよいよ春休み
 気持ちよく晴れた朝、R304を自転車で南へ駆け抜けると、正面に美しい風景が飛び込んできました。 ハッとするほどの景色だったので、思わず自転車を止めてパチリ。 左が城端のシンボル袴腰です。
 きょうは小中学校の終業式、子どもたちはいつもに増して元気に学校に走り込んできます。 春休みが待ち遠しいのでしょうか。
 城端小学校では校区の危険箇所をマップにして、児童に配布しました。 さらにサイトにも危険箇所をアップしています。 楽しい春休みを安全に過ごしてほしいと誰もが願ってます。
 きょうは茶縞ウールの下に黒のタートルネック、モスグリーンの角帯をへたれ結びにして、古着を改造した胴着です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月24日(金)  No.965

酒袋Bagフェア
 雪も融け(田んぼには沢山ありますが…)、春めいてきました。 いよいよ行楽シーズンです。
 店内には軽くて丈夫、使い込むほど味が出る本酒袋(さかぶくろ)の生地を使ったバッグを展示しています。 見た目だけでなく、使い勝手や縫製もきっちりしているのでオススメです。
 きょうは木綿袷に茶の半衿、黒の角帯に焦げ茶の袴、茶色の足袋。 まだ春バージョンじゃないですね。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月23日(木)  No.964

「7つの魔法の言葉」
 長男の卒業式から1年、城端小学校の卒業式にPTA会長として祝辞を述べさせていただきました。 恥ずかしながら、略文を掲載します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 落ち込んだときに元気になれる「7つの魔法の言葉」を贈ります。一日数回、鏡の前で唱えてください。
「ありがとう」「ツイてる」「うれしい」「楽しい」「幸せ」「愛してる」「大好き」。 つらいときや苦しいときに、この7つの言葉を口に出してください。
 頭文字を並べます。 ありがとうの「あ」、ツイてるの「つい」、うれしいの「う」、楽しいの「たの」、幸せの「し」、愛してるの「あい」、大好きの「だ」。 「あ・つい・う・たの・し・あい・だ」。 …カラオケでバトルしてるイメージが想像できますか?
 この7つの言葉を鏡の前で唱えると、自然と元気になれます。 みんなが元気でニコニコしていると、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、弟さん、妹さん。家の人がみ〜んな元気になれます。 家の人だけでなく、近所のおじさんやおばさん、学校の先生もみんな元気をもらえます。 大人は誰もが、みなさんの笑顔が大好きです。みんなに笑顔でいてほしいと願っています。
 最後に僕から2つのお願いがあります。 一つは「自分の人生を大切にしてください」。 二つ目は「人の痛みをわかるだけの想像力を持った大人」に成長してください。 みなさんが一人残らず、この2つの願いを実行してくれたら、城端だけではなく、日本の未来が明るくなります。
 忘れないでください、大人は誰もが子どもの笑顔が大好きだということを。 「ありがとう」「ツイてる」「うれしい」「楽しい」「幸せ」「愛してる」「大好き」。 これは、大人からのみなさんへのメッセージでもあります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 子どもたちが真剣な顔で聞いてくれたので嬉しかったです。 好天に恵まれ、とても良い卒業式でした。
 きょうは当然のように紋付羽織袴の正装です。 しかしお母さん方に着物姿が見受けられなかったのが残念です(去年はいらっしゃったのに…)。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月22日(水)  No.963

皿回し
 レクリエーションインストラクター上田健二さんの指導のもと、初めて皿回しにチャレンジしました。 一店一芸の練習・・・ではありません。 4月から始まる城端ひだまりくらぶで、子どもたちと何で遊ぼうかと研鑽を積んでいるところです(大げさですが)。
 最初はコツがいりますが、慣れれば意外と簡単です。 いつの日か「芸」を披露したいと思います。
 きょうは黒のタートルに白茶の木綿、黒の角帯に焦げ茶の綿袴、茶の足袋です。
  (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月21日(火)  No.962

実りのある教育
 4年生の子どもたちがつごもり大市で稼いだお金で、ポータブルトイレを購入しました。 お年寄りの施設に寄贈するのだそうです。
 お金で寄付するよりも形あるものの方が子どもたちの実感となるだろうと、先生方の配慮です。 努力が形として見えることは、実社会の経験が浅い子どもたちには、とても大事なことだと僕も思います。
 午前中に「城端ひだまりくらぶ」の発起人会。 いよいよ全戸に募集をかけます。 どのくらい反応があるかドキドキします。 城端在住の方以外でも会員になれますので、まずお問い合わせください。 募集案内はこちらです。
 きょうは茶縞のウールに茶の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶の足袋にロングコートです。
  (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月20日(月)  No.961

一店一芸運動
 商工会の一店逸品委員会で、城端は情報発信がヘタだということになり、昨年は駅に「まちなか案内ボード」を設置し、今年は店頭に統一案内板をつくることになりました。 早速、店頭に4月8日からの城端しだれ桜まつりの案内を掲示しています。
 ちなみのうちの逸品は「和氣逢々(わきあいあい)」と名付けた、オリジナルデザインの割烹着などです。
 一店逸品も大事ですが、全国ではすでに行っている先進商店街も多いです。 そこで「一店一芸運動」を提唱します。 観光でフラリと立ち寄ったお客様に「ちょっと待っとって…」といそいそと三味線を取り出してきて弾き語るとか、腰からサッと篠笛を取り出して奏でるとか…。 お客さんはビックリするだろうし、喜ばれること請け合いです。 芸人の町城端ならではのサービスでしょ。
 きょうは青縞ウールにグレーっぽい半衿、角帯なしでギャルソンエプロン、紺の足袋です。
  (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月19日(日)  No.960

まちづくりへのアプローチ
 観光ガイドグループ「加賀白山ようござった」事務局長の辻 貴弘さんの講演会がありました。 辻さんは百万石ウォークの仕掛人でもあります。
 お噂はかねがね聞いてましたが、ほんとに理知的かつ情熱的な方です。 お話はアッと思うことも多く、有意義な2時間を過ごすことができました。
 ガイドだけではなく様々な活動もなさっていることを知り、まちづくりには様々なアプローチがあることを再確認。 僕が力を入れている子どもたちと地域とが関わるまちづくりの実現にも自信を持ちました。 いくつか考えついたことがあるので、早速実行に移したいと思います。
 ちょっと耳が痛かったのは「城端は女性が活躍してるのはわかるが、男性の姿が目立たない。行政や既存の団体を動かすには男性の力も必要」という点です。 確かに男性陣の奮起が足りないカモ…。
 「ようござった」は今は白山市となった鶴来町が主な活躍の場です。 獅子吼高原へは毎週パラグライダーを担いで通ったので、思い出深いです。
 きょうはグレー木綿袷に黒の半衿、黒の角帯にウール袴です。
  (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月18日(土)  No.959

桜おこわ試作中
 つごもり大市で販売した「山菜おこわ」が好評だったので、しだれ桜まつり限定で「さくらおこわ」を出す予定です。 有志のコミュニティグループによる試作品ができました。見た目もきれいな春色です。 4月9日のみの限定販売となります。パッケージ等も変更あるでしょうが、お楽しみに!
 これまた4月9日開催の「きもので城端しだれ桜まつりを楽しもう」の詳細が決定しました。 手ぶらでお越しいただいて三千円、お着物持参なら二千円です。 「カジュアルきもの着方教室」「じょうはな座で舞台鑑賞」「会食」「観光ガイドと城端そぞろ歩き」「しだれ桜まつりイベント見学」と盛りだくさんの内容で「湯葉揚げ」も昼食メニューに入ってます。 どなたでも参加可能です、お気軽にお申し込みください。
 「きものに興味はあるけれど、人目が気になって…」という方へ。 最初は興味本位で皆さんご覧になりますが、3回続けば誰も何も言わなくなります。実体験ですので間違いありません。 お一人では気後れしても、みんなでワイワイ着ると楽しさ倍増ですよ。
 きょうは白茶木綿の下はスタンドカラーシャツ、黒の角帯に帆布の袴です。
  (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月17日(金)  No.958

ガヤコーヒー
 城端の名物菓子といえば誰もが「かや焼き」を挙げるでしょう。 かやの実を模し砂糖をまぶしたちょっと堅めのこの「かややき」、地元では「がや豆」と呼ぶ人が多いお菓子です。 ポリポリ食べても美味しいですが、口の中でころがして程よい固さにして味わう方もいます。 安価で長持ち一粒で二度美味しい、抜群のコストパフォーマンスだと思います。
 新しい楽しみはないか?とブラックコーヒーに浮かべてみました。 名付けて「GAYAコーヒー」。 小さな気泡がプチプチでて、見る楽しみも増えました。 沢山入れると甘くなりすぎるので、2〜3個が適量だと思います。 お試しあれ!
 きょうは茶縞ウールに黒のセーター、ロング前掛です。
2006年3月16日(木)  No.957

地域安全マップ作成モデル授業
 福野小学校で「地域安全マップ」を作成する授業があるというので見せていただきました。 大人の視点で「ここは危ないよ」と教えるのではなく、子どもたちが自らが「犯罪がおこりそうな箇所を予見し、危険察知能力をつけること」が目的です。
 5年生の1クラスを6人6グループに分け、小学校周辺を事前にフィールドワークしています。 大人はあくまでもサポート役で、子どもたちが想像力を働かせて危険を予知します。 例えば「児童館の近くでも、落書きが放置されている」とか「子ども110番の家の裏にも死角がある」とか、大人の既成概念に引きずられない判断力がつくようです。 これは城端でもぜひ取り入れたいです。
 「子どもはどこで犯罪にあっているか」にも書いてありましたが、「入りやすく、見えにくい」は犯罪が発生しやすい危険箇所です。 子どもに近寄らせないだけではなく、大人の努力で「入りにくく、見えやすい」安全地帯に変えていきたいです。
 講師の「子どもの危険回避研究所」横矢真理所長の話「みんなも街を守れます。ゴミを拾ったり、あいさつをしたり、倒れた自転車を片付けたりすることが、犯罪者を遠ざけるからです」。 福野小学校の子どもたちは元気にあいさつしてきます。 挨拶がちゃんとできる子どもは地域に守られると信じます。
 きょうは青縞ウールに地紋のあるグレーの半衿、辛子の角帯に灰黒の袴、グレーの足袋です。 帰ろうとしたら「サムライだぁ」と子どもたちが叫んでました。 手を振ると大きく振り返してくれて嬉しかったです。 
  (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月15日(水)  No.956

大島で作るペンダント教室
 今年の城端しだれ桜まつりの内容がほぼ決まりました。 当店ではきもの体験会手作り教室を開催します。
 「大島で作るペンダント教室」は昨年好評だった「松ぼっくりを使ったかわいい置物」と同じく丹羽やす子さんに講師をお願いしました。 材料費込みで800円。所要時間は約60分です(写真をクリックすると拡大)。 当日受付も可能ですので、お気軽にご参加ください。
 夜にしだれ桜まつりの会議に出席。 商店以外の方が積極的に関わってくださってるので、今年も盛り上がりそうです。 きものでお越しいただけると良いことがあります。 ぜひどうぞ。
 きょうは厚手木綿に茶色の半衿、黒の角帯に帆布の袴、茶色に染めたネル足袋です。 日中、みるみるうちに雪が積もり、寒い! 膨らみかけた桜のつぼみが縮んでしまった気がします。
  (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月14日(火)  No.955

テーブルテニス
 現在、我が家ではピンポンブームです。 KAKI工房で作ってもらった大きなテーブルを台にして、にわか作りのネット&オモチャのラケットで楽しんでます。 ラバーがツルツルでスピンがかからないので、逆にラリーが続いたりもします。
 午前中に「城端ひだまりクラブ」の募集案内を輪転機にかけました。 まずPTA会員の祖父母にお声をかけて、順次範囲を広げていきたいと考えています。 沢山の応募があることを期待して…。
 突然、冬に逆戻りし雪が降ってきました。 思いがけない積雪にはドッキリします。 もうちょっとで春だと思っていたのに、遠のいたようです。
  (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月13日(月)  No.954

初オペラ
 高岡文化ホールでオペラ「フィガロの結婚」があり、料金が3000円と驚異的に安かったのでフラフラと出かけました。 今までいろんな舞台を観てきましたが、オペラは初めてです。
 開場前に着いたのにすでに長蛇の列、一部で立ち見が出るほどの大入り満員状態です。これは予想外でした。 オーケストラピット後ろの席がポコッと1つ空いていたので陣取ります。指揮者の右後ろで譜面までよく見えます。
 出演は富山県内で活躍する音楽家たち。 声楽家、オーケストラ、合唱団を合わせると総勢60名くらいでしょうか。 日本語バージョンでなく原曲での上演ということで、ついていけるか心配していましたが、無料で配られた詳細なパンフ(写真)、舞台袖にはテロップ、さらに語りの村娘までいるので、子どもでも理解できそうです。 僕は声楽のことはよくわかりませんが、バルバリーナ(鶴谷真夕さん)のアリアは心に響きました。
 オール県人で本格的なオペラが上演できるなんて凄いことです。 富山の文化レベルの高さを思い知りました。
 きょうはグレーの木綿袷に黒の半衿、黒の角帯にグレーの袴、グレーの足袋にグレーのストール…灰男です。
  (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月12日(日)  No.953

男のきもの教室
 カジュアルきもの着方教室は随時開催しています。 きょうの生徒さんは珍しく男性で、紋付袴の着方をお教えしました。
 女性と違って男性は簡単です。 2時間弱の講習で、かっこ良く着こなす方法や着崩れの直し方、さらに袴のたたみ方まで覚えて帰られました。
 女性でも3〜4回でほぼマスターできます (一回千円です)。 その際、ご自身の寸法に合ったきもの一式が必要です。 もちろん他店でお求めになったきものでも大歓迎です、お気軽にお申し込みください。
 「きもの姿の似合う町城端」をもっと広めたいですね。
 きょうは茶縞ウールの下はスタンドカラーの久留米絣シャツに茶色の袴です。
  (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月11日(土)  No.952

城端のンまいもん! その5
 永らくお待たせいたしました、城端の隠れた美味しいものを紹介するこのコーナー、なんと半年ぶりに復活です。
 今回は「旬の味まねき」さんの湯葉揚げです(写真をクリックすると拡大します)。 生ゆばをフワッと揚げて、とろみをつけたソース(?)をからめます。 湯葉料理で有名なまねきさんの中でも絶品の美味しさですが、残念ながら普段のメニューにはのっておらず予約注文となります。
 きょうはネップの入った白茶の厚手木綿に茶の半衿、芥子の角帯に帆布の袴、帆布の道服です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月10日(金)  No.951

鼻緒をゆるめる
 「鼻緒がきつい」とおっしゃるので、お客様の草履を弛めて差しあげました。 寸法にあったものにすれば、履きやすく疲れません。 小一時間でできますので、キツクて痛い草履をお持ちの方はご利用ください。
 また花緒のみの交換も承っております。 細いエナメルの鼻緒をゆったりしたものにすげ替えるだけで、履き心地が格段にアップします。
 初の緊急集団登校の朝を迎えました。 急なことなので子どもたちとご家庭が対処できるか心配していたのですが、驚くくらいスムースに登校してきました。 昨日の集団下校の様子といい、子どもたちを褒めてやりたいです。
 きょうは青縞ウールに黒の半衿、チャコールグレーの袴にタビックス、襟元はグレーのストールで。 仕事が押していて数年ぶりに徹夜したので、早朝から和服に着替える時間がありました。
2006年3月9日(木)  No.950

緊急サポートボランティア初出動
 車で1時間弱の高岡市伏木で登校途中の女児が背後から斬りつけられるという事件がありました。 犯人はまだ捕まっていません。 問答無用に子どもを襲った卑劣な事件、怒りの矛先をどこに向ければいいのか…。
 ことがことだけに城端小学校は集団下校をしました。 先生方だけではなく、事前にご登録いただている緊急サポートボランティアの方にも出動をお願いし、下校に付き添っていただきました。
 また、緊急メール網で保護者に集団下校の旨を連絡し、可能な方は各バス停まで迎えに出てくださいとお願いしました。 沢山の方が出ていただいたようです。
 おかげさまで子どもたちは安心して帰宅することができました。 初出動でしたが、みなさん迅速かつ的確に対応していただき心より感謝申し上げます。
 右の写真は集団下校前に体育館で先生の注意を聞いているところです。 子どもたちは高学年を中心にキビキビと隊列を組んでいたので正直驚きました。 日頃の訓練のたまものですね。
 僕はちょっと離れた地区まで自転車を引いて付き添いました。 先頭を歩く6年生の班長が後ろに気を配りながら引率してたので、とても頼もしかったです。
 明朝は緊急集団登校です。 いままで1日と15日にやってきたことがきっと生きてくると思います。
 きょうは茶縞ウールにタートルネック、帯なしでロング前掛けです。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月8日(水)  No.949

今年は黒と白
 先月15日に撒かれた涅槃団子をいただきました。 ご丁寧に今年の吉色(?)とされる白と黒色の毛糸で編んだ袋でくるんでます。 僕は紫をいただきました。 黒の代換色になんだそうです。
 さっそく普段身につけている袴内手作り巾着に取り付けてます。
 きょうはグレー木綿袷に黒の半衿、焦げ茶の袴に白茶に染めた足袋です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月7日(火)  No.948

AVANTI(伊)=お進みください
 久しぶりに外に出て映画を観てきました。 三谷幸喜監督の「THE 有頂天ホテル」です。 期待以上の面白さで、舞台を一作観たような充足感がありました。 自宅で鑑賞もいいですが、映画館に足を運んでも損は無い作品です。
 帰りに子どもたちへの土産として戸出の春日堂で甘栗を購入(525円也)。 炒りたて(←という表現でいいのかなぁ)でアツアツだったので、車中で3粒食べました。 表面がプリッとしていて中はホクホク…絶品です!大満足。
 幸せを感じる基準が低めに設定されているので、ちょっとしたことでも嬉しくなるのです。 得な性格だと自分でも思います。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月6日(月)  No.947

春を迎える準備
 昨日の日記に書いたように城端しだれ桜まつり(4/8〜16)の企画を煮詰めています。 春本番、きものに最適なこの時期に「きもので城端しだれ桜まつりを楽しもう」(仮題)を開催することにしました。 4月9日は多彩なイベントが開催される日なので、それも同時に楽しむことができます。
 お持ちの着物はもちろん大歓迎、もし必要なら当店でアンティークきものを用意いたしますので、お気軽にご参加ください(要予約)。
 きょうは降水確率0%の気持ちのいい朝です。 店前とつづらこみちのパティオをキレイにしました。 これから沢山の方がお通りになることを願って…。
 きょうは厚手木綿に黒のタートルネックを着込み、帆布の袴です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月5日(日)  No.946

つづらこみちの切り絵が増えました
 城端十景のうち6つ「川島」「宗林寺町」「禅寺前」「善徳寺」「桜坂」「浄念寺と警察坂」の切り絵ができました。 つづらこみちの東町側を模様替して飾っています。 3年半かかってようやく6作ですが、こうやって並べると初期のものは手抜きや迷いが目につきます。 恥ずかしいのですが、お通りになったついでにご覧頂ければ幸いです。
 『城端は坂の町であると同時に小路の町でもある』と「城端の小路」というサイトを作っています。 地元に住んでいても、歩いて初めて気づく名所もありますね。 城端十景の案もここからうまれました。
 雪が溶け足場も良くなったので、町歩きが楽しいシーズンになりました。 四月の城端しだれ桜まつりの企画をワイワイがやがやと練っています。 来られた方に新しい発見がある楽しい催しにしたいです。 ご期待ください。
 きょうは青縞ウールに緑の半衿、黒の角帯にグレーのウール袴、よきもの倶楽部のチェック足袋です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月4日(土)  No.945

ひなまつりコンサート
 城端小学校新校舎入校記念音楽鑑賞会を聴いてきました(タイトルが長いし固いので「ひな祭りコンサート」と呼んでます)。 対象は子どもたちなのですが、学校に来ていただく機会を増やす意図で地域の方にもお声かけしています。
 演奏は碓井雅史さん(サキソフォン)と菅原拓馬さん(ピアノ)の両氏。 大学入試でタクシーに乗り合わせた以来の友人だそうで、息のあったところを見せてくださいました。
 「エンターテイナー」「愛のあいさつ」「熊ん蜂の飛行」「ハンガリア舞曲」「チャール・ダーシュ」「情熱大陸」など、聞き覚えのある曲を楽しく演奏し、途中に即興も…。 「(嫌いな)野菜の歌」「(大好きな)ゼリーの歌」「運動会の歌」など、一緒に大笑いしました。 子どもたちもノリノリで、低学年の子は自然に体が動く…というか踊ってました。
 僕が一番気に入ったのが「シシリアノ(シシリエンヌ);パラディス作曲(?)」 初めて聴くメロディーでしたが、気持ちが入った演奏で素晴らしかった。
 「どうしたら音楽家になれるのですか?」という質問に『音と遊んでください』という答えはgoodだと思います。 温かみのあるとてもいい音楽会でした。
 きょうは結城の手紡ぎ糸を使った縞紬に薄茶の半衿、グレーベースの角帯を着流しにして、衿にはグレーのストールです。 午前中に「城端と絹織物」について地域の先生として4年生に教える機会がありました。 絹の特性を触って知ってもらおう、と正絹フルセットです。
 「もし相撲取りのまわしが化繊だったら…大変なことになる」と下世話なハナシで失礼しました。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月3日(金)  No.944

こんにちは赤ちゃん
 「チューリップの原種」だといって、お客様がかわいらしい鉢植えをくださいました。 ちょっと見はクロッカスのような茎の短いチューリップです。 特に手前の花は葉っぱにくるまれた赤ちゃんに見えるので、栽培農家では『こんにちは赤ちゃん』とよんでいるそうです。 春はそこまで来てますね。
 きょうはグレー木綿袷に焦げ茶の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月2日(木)  No.943

三方よし
 昨日のつごもり大市の打ち上げは熱い議論が交わされ、有意義な夜を過ごせました。
 一夜明けて、4年生の店でゲットした「お宝」をチェクしています。 しっかりした生地の巾着袋、きれいな色のクス玉、折り紙の鶴と飾り(?)、そして小さく見えてるのがビーズで作ったネコ。 白ネコもいたんですが、速攻で娘に取られてしまいました。 これらに自動車シートにとりつける小物入れをつけて、総額200円也。
 子どもたちは“自分たちが作ったものが商品として認められる”ので売り手に良し、買った人は“子どもたちの笑顔もついてくる”ので買い手に良し、そして“売り上げは寄付する”ので世間に良し、と完璧な三方よしの商売です。 お見事!!
 今日は茶縞のウールに茶の半衿、辛子の角帯に帆布の袴に道服です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年3月1日(水)  No.942

▲先月の日記へ ▲店長のきもの日記へ ▲過去ログへ ▲翌月の日記へ