「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2010年10月

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まち巡り食べ歩きツアー
 なんと彩菜まつり二日目。 天候もなんとか持ちそうで、昨日同様「まち巡り食べ歩きツアー」に多くの家族連れが参加しています。
 なんでこれほど人気があるのかといえば…その内容が凄いからなんです。 参加費千円で、食べきれないくらいの美味しいもの+200円のお買い物券+JR500円引き、の特典付き。

 今回のスイーツ&グルメを紹介します(写真をクリックすると拡大)。 どうです凄いでしょ(実はまだ他にいろいろあったんですが、アイスなどは食べてしまってます)。
 僕も参加したかったけど、当店の「大島紬のリースブローチ」教室が好評で、身動きとれませんでした。 おかげさまで予定数をオーバーし、材料が無くて数名の方をお断りしてしまいました、申し訳ありません。

 今年の彩菜まつり、反省すべき点もいろいろあったけど、城端を訪れたお客様には満足していただけたようです。
 きょうは茶地に白縞を織り込んだ木綿に赤まじりの半衿、辛子の角帯に濃茶の袴、茶色の足袋です。
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2010年10月31日(日)  No.2670

なんと彩菜まつりライブ中継
 彩菜まつり初日、あいにくの寒空…しかも台風が日本列島に近づいてくるという最悪の天候になりました。
 午前中の人出はさっぱりだったのですが、昼近くから家族やグループ連れが訪れ、例年以上の賑わいに思えました。 「まち巡り食べ歩きツアー」のおかげでしょうか。

 今年は桜ヶ池&蓑谷会場も同日開催なので、波及効果があらわれるか?それともお客様の取り合いになるか? とても懸念してました。
 相乗効果を得るためには会場間の情報共有が必須だと考え、インターネット(Ustream)によるネット中継をしたいと友人に相談したところ、ギリギリのタイミングで決行できることになりました。
 市街地と桜ヶ池会場の両モニターで生中継したかったのですが、さすがに間に合わず、今年はきよべ店頭のみで公開することに(写真をクリックすると拡大)。

 友人がiPhone片手に街なかを歩き、彩菜まつりの様子を中継します。 電波状態(?)が悪く、とぎれとぎれの放映ではありましたが、初めてにしては上出来だったのではないかと思います。
 一部録画もしてますので、臨場感溢れるふるまい餅つきの中継をご覧ください(Ust放送は初日だけです)。

 きょうは青縞ウールの下は黒タートル、黒緑の角帯に黒ムラの袴、黒のタビックスです。
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2010年10月30日(土)  No.2669

街なかが人で溢れますように…
 いよいよ明日からなんと彩菜まつり。 市街地に桃太郎旗を立てて“まつり”らしい雰囲気を盛り上げます。
 …というのは、彩菜まつりは“体験”が主体のイベントのため、店内はともかく路上に人が溢れるようなことが今まであまりなかったからです。

 しかし、今年は賑わいづくりのため、いくつか新しい企画を加えました。
 「まちなか重さ当てラリー」「小学生によるなぞなぞ」「ふるまい餅つき」、さらにしだれ桜まつりで好評だった「まち巡り食べ歩きツアー」
 これだけあれば完璧でしょう!心配なのは当日の天候だけです。 沢山の来街者のあらんことを願って…。

 きょうは茶縞ウールの下はスタンドカラーシャツ、カラシの角帯に帆布の袴、茶色のタビックスです。
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2010年10月29日(金)  No.2668

まちなか重さ当てラリー
 30日から開催されるなんと彩菜まつりの新企画「まちなか重さ当てラリー」
 店頭にそのお店らしい商品(もしくは器具)を展示し、お客様はその重さを推理して、数店の総重量を記入するものです。
 近い方から3,000円 or 1,000円のフラワーカード商品券を進呈します。 ピタリ賞にはドーンと新米30Kg!

 当店は呉服屋らしく正絹襦袢を出すことにしました(写真をクリックすると拡大)。 絹の軽さをご存じない方が増えてるかも…と思ったからです。
 さて、何グラムでしょう?皆さんどう思われますか?

 きょうは焦茶と茶縞ウールにベージュにネップの入った半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶緑に染めた足袋です。
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2010年10月28日(木)  No.2667

つくろう!おべんとう!
 次男が食玩を買ってもらい、嬉しそうに帰ってきました、その名も「つくろう!おべんとう!」 怪しげな粉末を混ぜて練って捏ねて…お弁当風のお菓子になるんだそうな。
 苦闘すること30汾、見た目も体に悪そうなお弁当ができあがりました(写真をクリックすると拡大)。
 記念写真を撮ってくれとパチリ、おいおい…お前…中学生なのに…。 でも、明るい次男がいることでいろんな場面で救われています。

 きょうは青縞ウールに練色の半衿、黒の角帯に黒のムラ染め袴、グレーの足袋。
 冷え込んで、ツクバネ山に初冠雪。 昨年より1週間早いようです
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2010年10月27日(水)  No.2666

城端古動画補完計画
 南砺市商工会青年部城端支部(以下青年部)が「城端の古い映像(8mmフィルム等)」を探しています。 城端の歴史の保管し後世に伝えるため、デジタル変換し→DVDメディア等に保存するのです。
 8mmだけじゃなく、9mm、16mmフィルム、白黒、無声、なんでもござれ。 お祭りやイベントだけじゃなく、当時の風景が映っていてもOKです。

 保存が難しい8mmフィルムなどは、今のうちにデジタル化しておかないと、消えて無くなってしまうでしょう。
 昔の映像は先日の町内の宴でも大評判でした。 自分たちのためにも、そして孫子のためにも、古い動画を更生に伝えなくては…。
 確か我が家にも亡父が撮った8mmフィルムがあったと思うんですが、引っ越しのときどこにいってしまったのか…。

 何年も前、城端に新図書館を建てる構想があり、委員として計画に関わってました。 その際、このデジタルアーカイブ案を提案しました。
 図書館計画はポシャったのですが、青年部がこのような形で実行してくれるのはとても嬉しいし、頼もしく思えます。

 きょうの予想最高気温はわずか12℃、寒いので黒×グレー縞の伊勢木綿に黒タートル、黒の裂織角帯に灰黒の綿袴、濃紺に染めた足袋です。
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2010年10月26日(火)  No.2665

ラジオで着物談義
 ローカルコミュニティラジオ「エフエムとなみ」には、市民がパーソナリティの番組が沢山あります。 その中のひとつ「FM談話室」にゲストとして招かれました。
 呼んでくださったのは杉本洋子さん「きもの談義をしたい」ということで、双方とも当然のように和装です(ラジオですが…)。

 いや〜、しゃべったしゃべった。 ラジオだということを一時忘れて、着物愛好家同士として楽しんで語らってしまいました。
 カジュアルからフォーマルまで、濃〜い着物談義ができたと(多分)思います。

 オンエアは31(日)10時〜、11/1(月)6時〜,20時〜、2(火)14時〜,28時〜。 76.9MHz もしくは TST32ch副音声にてお聞きください。
 きょうは焦茶に茶縞ウールにくすんだ赤半衿、黒緑の角帯に黒地のムラ染め袴、つるばみ色の足袋にダカ織のストールです。
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2010年10月25日(月)  No.2664

懐かしい8ミリ映写会
 長い議員活動を引退なさったお二人に感謝の気持ちを伝えようと、西上町総出で宴が催されました。 会場は善徳寺会館1階です。

 これだけの人数が集まることは近年なかったので、昔話に花が咲きます。
 一番盛り上がったのが、30年前の8ミリ上映(写真をクリックすると拡大)。 別院境内で開催された夏祭り(?)、スクリーンに映し出されるのは、若い若〜い見知った顔・顔・顔(亡き父の姿を見つけたときは涙が出そうになりました)。
 観てるみんなも楽しそう。 バンザイ!でお開きとなっても、遅くまで名残惜しそうに語りあってました。
 僕も二日続けて楽しい夜です。

 きょうはグレー縞の片貝木綿に綿縮緬の半衿、黒緑の角帯に灰黒の綿袴、黒繻子の足袋です。
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2010年10月24日(日)  No.2663

nanto-eブログのオフ会
 南砺の市民ブログ(nanto-e)で『ひだまり日記』なるものを書いてます(更新が止まってますが…)。 そのnanto-eのオフラインミーティング(オフ会)があるというので、一年ぶりに出席することに。
 場所は井波のイタリアンレストランMille Primavera(プリマヴェーラ)です。 いつ前を通っても賑わってるので気になってました。
 どうせ飲まない(飲めない)し駐車場も混むだろうから…とバイクに乗って参加です。

 こぎれいな店内に一歩足を踏み入れると…その造りに驚きです。 書いちゃうとアレだから、ご自身の目でお確かめください。
 初めてのかたも、旧知の人も、多様な話題で話が弾み、あっという間の3時間。 え〜っもう?って感じでした。
 写真はメンバーのおひとり(ほそみちさん)がピザを伸ばす体験をさせてもらっているところ(写真をクリックすると拡大)。  その後どうなったかは…こちら

 ほんとうに楽しいひとときでした。 コース料理だったので食べるのに忙しく、多くの方と話せなかったのが唯一の心残りです。
 きょうは白茶にネップの入った厚手木綿の下は黒の綿タートル、黒緑の角帯に黒ムラの綿袴、黒地小紋柄の足袋です。
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2010年10月23日(土)  No.2662

雑誌『民藝』
 『民藝』10月号(No.694)で、6月に城端で開催された民藝全国大会が特集されてます。 内山 節氏、中沢新一氏の基調講演も全文掲載。
 あらためて読み返すと、凄い大会だったと思わざるを得ません。魂が揺さぶられるような…。

 以前「聖地」を生かす方法を思いついたと書きましたが、実はまだ道筋がクリアになっていません。 もう少し頭の中が整理できたら具体的な行動に移したいと考えてます。 その時はご指導とご協力をいただければ幸いです。
 きょうは茶地に白縞を織り込んだ木綿に赤みがった半衿、辛子の角帯に茶地の綿袴、茶色の足袋です。
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2010年10月22日(金)  No.2661

彩菜まつりでなぞなぞに挑戦!?
 10月30日31日の彩菜まつりの新企画、小学生によるユニークななぞなぞが、た〜くさん集まりました(写真をクリックすると拡大)。 秀作・力作・迷作揃いです、ごく一部を紹介しましょう。

 「どんなしあいの会場でもさく花ってなに?」(4年 あかりんごさん)
 「ちきゅうじょうでいちばん大きな『カイ』はな〜に?」(5年 たいせいさん)

 どうですか? 解けますか?(答えは当日城端市街地に掲示します)。 小学生の頭の柔らかさに舌を巻きます。
 なぞなぞ巡りは楽しいですよ。 当日はゆっくり町なかを散策してくださいね。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿の下は黒の綿タートルネック、黒の角帯に灰黒の綿袴、グレーの足袋です。
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2010年10月21日(木)  No.2660

小さな小さなお祭り
 今日は西上町の恵比寿講。 午後から町内総出で準備にかかります。
 平日の午後という出づらい時間帯にもかかわらず、多くの方が協力してくださいました。 町内役員をしていると人さまのありがたみが良くわかります。

 設営が終わったら、中に座ってお堂の留守番(左写真をクリックすると拡大)。
 午後七時近くになると、町内の方々がお参りに来られます。 その後、神明さんのお祓いを受けて、恵比寿講は終了となります。

 老若男女が一同に会し顔を会わせる平穏な日々がなんと幸せなことか…。
 初めて直会にも出ましたが、30年以上前の町内行事の写真で盛り上がりました。 こういう共通体験って大事だなぁ…と思います。
 きょうは青縞ウールに黒の半衿、黒の裂織角帯に黒ムラの袴、グレーの足袋です。
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2010年10月20日(水)  No.2659

天明の茶釜
 城端別院敷地内にある善徳寺会館は通称 茶所(ちゃじょ)とよばれています。 現在は西上町の公民館としてお借りしてますが、昔はその名の通り参詣人にお茶を出す場所でした。
 その茶所の片隅に古い茶釜がひっそりとおかれています。 真宗大谷派の印である牡丹がどーんと中心にあり、持ち手が象の凝った作りです(写真をクリックすると拡大)。
 背面にいろいろ書いてあります。

 廓龍山常什物
 執事廿五日講中
 維時天明元九月丙酉
 城東於池川之汶
 鋳物師高岡之住人
 藤田万四郎茂之製

 古文漢文は苦手ですが、独力で現代語訳してみましょう。↓

 廓龍山(=善徳寺の山号)に常備されている道具
 二十五日講の執事(=住職の代理)
 時に天明元年(=1781)9月30日(?)
 城端の東、池川の支流(?)、高岡に住む鋳物師、藤田万四郎茂之が製作した。

 ↑違ってるところがあれば(あると思いますが)教えてください。

 要するに、昔は毎月二十五日に講が催されていて、この茶釜は高岡銅器で作られているってことでしょう。
 二十五日講ってどんなことをしていたのか気になりますね。

 きょうは白茶の厚手木綿に赤っぽい半衿、からしの角帯に帆布の袴、茶色に染めたタビックスです。
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2010年10月19日(火)  No.2658

コスモスツーリング
 晴れた休日、となみ夢の平のコスモスが見ごろだと聞いたので、バイクでコスモスウォッチングに出かけます。
 平日にもかかわらず予想以上の人出にまず驚きます、が、コスモス畑はもっと凄かった!
 その昔、パラグライダー教習に通っていた頃はここまでコスモスで埋め尽くされてなかったと記憶してますが、今は違いますね。

 満喫した後、散居村展望台へ。 ここだと散居村とコスモスが一緒に見られます(左写真をクリックすると拡大)。
 おや?バイクの後ろに何かついてる…。 ヘヘヘ、そうです、後ろにハードケース(28L)が。 友人が間違って買ったのを譲ってもらいました。 あまり違和感無いでしょ(右写真をクリックすると拡大)。

 ここから中部北陸自然道を井波の閑乗寺に向けて走り抜けます。 20年以上前バイク免許を取ったなり、KAWASAKIのトレールバイク(KE90)で走った道です。 このバイクは全然曲がらず、さらにピーキーなエンジンで、大変な思いをしました。
 いまはきれいな舗装路になっていて、スクーターでも快適に走れます。 出口近くが工事中で、意外なところで途中下車(?)させられましたが…。
 近間ツーリングもいいもんですね。
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2010年10月18日(月)  No.2657

絶品のぜんざい
 きょうは城端小学校の学習発表会。 教育振興会がバザーでぜんざい(200円)を販売するのは2年目です。
 昨年同様、プロが煮た小豆を料理上手が味付けし、その場でついたお餅を投入! これが美味しくないはずがありません、玄人裸足のぜんざいだったと自画自賛(写真は餅米を蒸しているとところ)。
 おかげさまで300食完売できました、ありがとうございます。

 ひだまりくらぶも同時開催。
 いつものメンバーに加えて、飛び入り参加のお父さん(おじいちゃん?)たちが昔とった杵柄!、コマ回しを子どもたちに伝授してくださってます(写真をクリックすると拡大)。 子どもたちも殊勝に聞いてて、イイカンジです。
 天候も良かったので、大縄跳び・皿回し・けん玉・野外将棋などフルに活動でき、楽しい時間でした。

 忙しくって校内をゆっくり見て回る時間はなかったけれど、やっぱ学習発表会は楽しいなぁ…。 子どもが通ってなくても来る価値はあるとおもいます。 城端のみなさん、来年は是非!
 きょうは藍染め作務衣の上に灰黒の綿袴、足隠しにギャルソンエプロンポケット付き。縞の日本手ぬぐいを海賊かぶり、なぜか「城端」と染め抜いたハッピ着用です。
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2010年10月17日(日)  No.2656

学習発表会前夜祭?
 いよいよ明日は城端小学校学習発表会
 子どもは卒業しましたが城端教育振興会でぜんざいを作ることになってます。 バザーの収益を全額、小学校&中学校の子どもたちに使ってもらうんです。

 午後からいそいそと準備にでかけました。 小学校ってなんかワクワクしますね。 子どもたちも最後の仕上げ&掃除をしながらもどこか楽しそう、お祭り前夜の雰囲気なんでしょうか。
 我々教育振興会はPTA役員の皆さんと一緒に机イスを並べたり、飾り付けをしたり…楽しいなぁ…。 明日は沢山の人がお越しになりますように。

 きょうは生成りの揚柳木綿に薄赤の半衿、からしの角帯に薄緑の綿袴、緑に染めた足袋です。
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2010年10月16日(土)  No.2655

幼保小中の連携
 県PTAの教育環境問題委員会に所属しております。 その名の通り、子どもたちをとりまく環境や諸問題を改善すべく奮闘する(?)委員会です。
 今年取り組んでいるのは子どもにケータイ電話を持たせない運動と、幼保小中の連携についてです。

 富山県内には単位PTAだけではなく、小中PTA、さらに幼稚園&保育所を交えての活動や情報交換をしている地域があるんです(写真は県内事例を集めて整理しているところ)。
 なぜ今、幼保小中の連携が必要なのか?単位PTAにその意義を知っていただくことから始めたいと考えています。
 城端では教育振興会が設立されたことで休眠している「城端ジャマナイ会」がまさに幼保小中連携なので、活動再開すべきなのかも…と思いました。

 きょうはグレー縞の片貝木綿に黒の半衿、黒緑の角帯にムラ染めの黒袴、グレーの足袋です。
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2010年10月15日(金)  No.2654

照明のLED化
 おかげさまで店を新築して10年が経ちました。
 店舗照明は省電力の蛍光灯を主体に使っていますが、ダウンライトやスポットライトはハロゲンランプしか新築当時はありませんでした。
 ハロゲンは小型で非常に明るいのですが、発熱が大きい(消費電力大)ことと、寿命が短いのが欠点です。 価格も高いのに頻繁に切れるので困ってました。

 LED(発光ダイオード)電球がそろそろ実用化を迎えています。 スポットライト用(E11)が発売になったので試しに購入してみました。
 価格はまだ割高ですが、圧倒的な低消費電力(1/10)と超寿命(4万時間)を考えれば、すぐに元をとれそうです。
 ただLEDは熱に弱い(80℃以下)のが唯一の弱点なので、様子を見つつ順次交換していくつもりです。

 きょうは紺のコサシルクに生成りの半衿、黒緑の角帯に灰黒の袴、グレーの足袋です。
2010年10月14日(木)  No.2653

2011年度版システム手帳テンプレート
 お待たせしました(?)、2011年度版システム手帳用(6穴)の年間スケジュールテンプレートが完成しました。
 例によってエクセル形式でアップしておきますので、ご自分の記念日等を書き込んでご利用ください。

 そうそう、今年はバージョンアップして穴あけ用の目印を付けてあります。 この印を一穴パンチ(写真をクリックすると拡大)で狙えば完璧です。

 【2011年度版システム手帳テンプレート】[エクセル形式]
              (作り方はこちらをご覧ください)

 きょうは茶に白縞の木綿に赤茶の半衿、黒緑の角帯に黒茶の袴、黒の足袋です。
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2010年10月13日(水)  No.2652

花と蝶
 めっきり涼しくなりました。 そのお陰かどうかわかりませんが、店前のプランターがきれいに咲きました。
 ひらりと黒アゲハがやってきて蜜を吸ってます(写真をクリックすると拡大)。

 絵になるなぁ…「花と蝶」と書くとなんかヤラシイけど…。
 通俗的な言葉が与えるイメージっていいかげんですね、気をつけなくては。

 きょうは生成りの文人絣にシケ引きのヘコ帯、腰板無しの薄茶の袴、茶色に染めたタビックスです。
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2010年10月12日(火)  No.2651

閑乗寺をマジェスティで攻める
 先日バイクの車載カメラについて書きましたが、がっちり固定する方法が見つかりました。 なんのことはない蝶ネジで三脚を止めただけなんですが(写真をクリックすると拡大)。
 つけたらなんか嬉しくなって、FMとなみの帰り道、閑乗寺公園を走ってみました。
 単気筒エンジンのせいで振動がかなりあります、しっかり固定したハズなのに揺れる揺れる。 あとカウルが汚れているのがバレバレですね。

 約束どおりコーナーを攻めて(ない)動画をYouTubeにアップします。 2倍速でご覧になると、疾走感を味わえるでしょう(あまりに遅いので…)。
 きょうは生成りにネップの入った厚手木綿に茶色の半衿、黒緑の角帯に赤黒の袴、茶色の足袋です。
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2010年10月11日(月)  No.2650

敗戦とラジオ
 お盆に録画しておいたETV特集 『敗戦とラジオ 〜放送はどう変わったのか〜』をようやく見ました。

 戦時下、ラジオは国の宣伝機関に成り下がってました。
 敗戦後は一転、自由な放送が許されたようでしたが、占領下でGHQ批判は御法度。 しかし政府に対しては検閲が甘かった様子で、コントで世情を風刺した『日曜娯楽版』は大人気だったようです。
 軍国主義を公然と批判した同番組でしたが、警察予備隊創設あたりから国会議員の風当たりが強くなり、ついには放映終了となります。
 「国営放送なんだから国の方針に則った放送をするのは当然である」と考えている国会議員(国民も!)がなんと多いことか!(平成の時代にも居ました)。 国策に沿った放送(大本営発表)がどんな悲劇をもたらしたのか忘れたのでしょうか?
 番組ラスト「日曜娯楽版」最終回の言葉『公共放送とは時の政府の御用放送という意味でないと思う』はETV番組制作者の思いの代読でもあるんでしょうね。
 
 月に一度ラジオパーソナリティ(もどき)として、地域のことを中心にいろんな話をさせてもらってます。
 日替わりのパーソナリティは多種多様な意見を持っていて、政治のこと、経済のこと、マスメディアのこと…、鋭く切り込むこともあります。 しかし、すべての見解を包括して「となみ野まがじん」という一つの番組であることは、正常なメディアである証左だし、FMとなみの懐の深さだと考えます。   そう思いませんか?

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒半衿、黒緑の角帯に鉄色の袴、グレーの足袋です。
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2010年10月10日(日)  No.2649

アニメ五大聖地?
 今年のむぎやポスターにもなったtrue tears。 本放送終了からすでに2年を過ぎていますが、登場人物もふくめ丁寧に描かれた良アニメとして徐々に人気が高まり、舞台の麦端市のモデルとなった城端を訪れるファンがたくさんおられます。 しかも嬉しいことに、季節やイベントごとに訪れるリピーターが多いのです。
 当初は舞台背景となった城端市街地を撮影して回るだけでしたが、しだいに城端の祭やイベントに参加されるようになり、城端の良さに気づき&発信してくださってます。 こんなありがたいことがあるでしょうか?

 そして true tearsのBlue-ray BOX発売を記念して、ファン有志(「真実の涙をもう一度」有志会)がじょうはな座でイベント&BD上映会を企画してくださいました。
 その名も『真実の涙をもう一度〜true tearsイベントin 城端』 開催日は12月4日(土)(入場無料、整理券方式)。 詳しいことは順次サイトにアップされる予定です。
 とっても嬉しいことに、今回の企画は「城端、南砺市の地元の方々に、私たちtrue tearsファンの恩返し」ということで、じょうはな座二階席が市民優先席となります。 他にもアニメファン以外も楽しめる企画を考えておられるとのこと…頭がさがります。

 作品のイメージを壊さぬように、これまでいろんな団体がtrue tearsに関わってきました。
 制作のP.A.Worksはもちろんのこと、観光ポスターを作った印刷会社、しだれ桜まつりの商工会、クリアフォルダの観光協会、オリジナル台紙のフラワーカード、ファン感謝イベントのじょうはな座、麦端おどりの西上町恵友会、特別住民票の南砺市…。
 そして今回は城端以外のファン有志がイベントを企画してるんです。 すごい連鎖だと思いませんか?

 アスキーによると、城端はアニメ五大聖地なんだそうです。 当初「巡礼」という言葉に違和感がありましたが、こんな素敵なファンが来てくださるなら、今は誇らしいとさえ思います。
 きょうは茶地に白縞の厚手木綿に茶色の半衿、カラシの角帯に焦茶の袴、茶色の足袋です。

真実の涙をもう一度〜true tearsイベントin 城端】 http://ttjohana.web.fc2.com/index.html
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2010年10月9日(土)  No.2648

近所のアイドルPart5
 ご近所のペットを紹介するというこの企画…すみません、5年間すっかり忘れてました
 今回は中古PCショップ石屋さんのクッキーくん(雄;18ヶ月)を紹介します(写真をクリックすると拡大)。
 とても愛想の良いシーズーのクッキーくん、来る人来る人だれでも大歓迎でじゃれついてきます。 クッキーくんに会いに来店する人もおられ、まさに看板息子なんです。

 きょうは生成りの揚柳木綿に薄茶の半衿、からしの角帯に薄緑の綿袴です。
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2010年10月8日(金)  No.2647

『健』のつぶやき独り言
 北陸銀行城端支店で高岡の矢奈健さんの遊書&絵のロビー展が始まりました(10/29まで)。
 以前は書だけだったのですが、近年は彩絵も始められたそうで、見応えのある展示となってます(写真をクリックすると拡大)。 ほのぼのとした温かい絵に、しっくり馴染む富山弁…、すんなりじんわりしみ込むんですよね。
 銀行なので平日9時から15時までですが、ぜひご覧ください。

 きょうはグレー縞の片貝木綿に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、グレーの足袋です。
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2010年10月7日(木)  No.2646

ゆきとどいた教育をすすめるための懇談会
 富山県PTA連合会(県P)と富山県教職員組合(県教組)との懇談会「ゆきとどいた教育をすすめるための懇談会」に出席しました。 現場の先生方の意見を聞きたかったからです。
 特別支援学校と中学校から二人の先生の現場報告の後、グループ別懇談。
 学校現場で起こってる諸問題に、家庭とPTAがどう関われるのか? 初対面にも関わらず有意義なホンネの意見が交わせたと思います。 解決への具体的な筋道もすこし見えました。

 モンスターペアレント化する保護者は、他の保護者と情報共有できてない場合も多いような…。 その意味では県教委と共催している「親学び学」を家庭内だけじゃなく学校全体にまで広げる必要がありそうです。

 現場の先生は一所懸命です。 日教組を目の敵にしている人をネット上で散見しますが、筋違いの指摘が多いように感じています。 もっと現場を知ってほしい…。
 なにが大事な問題で、なにが些細なことかを見極めないと、子どもを取り巻く教育環境は良くなりません。

 きょうは生成りの厚手木綿にざっくりした茶色の半衿、からしの角帯に赤茶の袴、茶色の足袋です。
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2010年10月6日(水)  No.2645

謎の庭園
 国道304号線沿い、新町の森崎モータースさん隣の空き地がきれいな庭になってます(写真をクリックすると拡大)。
 気になってたので森崎さんに尋ねると「(住んでない)土地の所有者が造園業者に頼んだ」のだそうです。 ここから見るツクバネ山系(東山)は絶景なんです。
 まちの景観のために気を使ってくださるなんて嬉しいじゃないですか。

 きょうはグレーに黒縞の伊勢木綿に黒の半衿、黒裂織角帯に鉄色を揉み加工した袴、黒繻子足袋です。
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2010年10月5日(火)  No.2644

不可解な事実
 BBT(富山テレビ)制作のドキュメンタリー「不可解な事実」〜黒部川ダム排砂問題〜 を見ました。 平成22年日本民間放送連盟賞 番組部門テレビ報道番組 最優秀受賞作品です。

 黒部川にある排砂機能を持つ2つのダム(出し平ダム・宇奈月ダム)が流した砂に (1)有機物を含むヘドロが含まれ、川のみならず海が汚染されたのでは? (2)漁業が成り立たなくなってるのは生態系に悪影響を与えたからではないか? という疑問に真っ向から取り組んだ良番組です。

 実際、刺し網漁はかなりダメージを受けているらしく、大量発生したヨコエビが生きたヒラメを骨だけにする映像は衝撃的でした(右写真をクリックすると拡大)。
 排砂の影響は現在、裁判で係争中ですが、わずか14人の原告国および関西電力では圧倒的に分が悪そうです。

 番組で、ヨコエビが大量発生したのは、ヘドロ→(???)→ヨコエビの食物連鎖に “ 何か ” が存在するのでは? と推測しますが、残念ながらその生物は突き止められませんでした。 惜しいなぁ…ここが重要なカギなんだけど。
 ただ、この排砂問題への県民の関心を高めたことは大きな功績です。 だっていままで「豪雨にともない、出し平ダムの連鎖排砂が行われました」しか報道されなかったんですから…。 海底の様子など県民は知りません。
 左写真は(多分)第一回目の排砂の空撮です。汚れた水が黒部川東側の海に流れ込んでいくのがよくわかります。(漁業被害はなぜか東側が中心です)  当時、某県議が「あんなもん(=排砂)大雨の日にやればいいがやないか!」と言っていたのが印象的でした。 
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2010年10月4日(月)  No.2643

総合防災訓練
 朝8時、城端地区(旧町)の防災訓練スタートです。 西上住民は別院山門に集結しました。
 今月はウチが群当番なので、点呼とともに、来てない方の安否確認をします。 行方不明者(!)の所在が判明したところで、区長に報告(写真)。
 その後、小学校グラウンドまで徒歩で移動(避難)して、講習&消火訓練。 

 阪神淡路大震災の例でもわかるように、万一の大災害時には公的機関よりも近隣の住民が一番頼りになります。
 ご近所の様子を知っておくためにもこのような訓練は大事なことだと思ってます。
 きょうは生成りの揚柳木綿に薄茶にネップの入った半衿、からしの角帯に草木染めの袴、そしてヘルメット着用です。 
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2010年10月3日(日)  No.2642

車載カメラ
 ふと思い立ってバイクにデジカメを載せてみました、所謂車載カメラです。
 コンパクトデジカメを動画モードにし、簡易三脚に固定、さらにバイクナビ用のマウント金具に挿して仮固定(写真をクリックすると拡大)。

 所用で行った富山市からの帰り道、さっそく走行テストです。
 順調に撮影でき「おっ!調子いい」と思った途端、振動で三脚が曲がりました。 要改造ですね、燃えます(笑)。
 テスト走行の様子をYouTubeにアップしました。 次回はバイクらしくコーナーを攻める映像をお見せできる…かな(無理?)

 きょうは紺のコサシルクに薄グレーの半衿、黒緑の角帯に灰黒の綿袴、グレーに染めた足袋です。
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2010年10月2日(土)  No.2641

マリンバ・カンパニー
 城端小学校では子どもたちに “ ホンモノ ” を体験させたいと毎年プロを招いての芸術鑑賞会を実施しています(城端教育振興会も援助)。 今年は「マリンバ・カンパニー」、マリンバ中心の打楽器奏者チームです。
 地域住民にも開放されているので「低学年の部」にいそいそと出かけました。
 すでに始まっていたので、そぉ〜っと2階席に。 超絶技巧(?)を駆使しての演奏は見事です。 サプライズゲスト(?)のソプラノの歌声にもしびれます。

 子どもたちは多少緊張した様子で黙って聴いてました。
 空気が一変したのが、教師たちが前に出たとき(写真をクリックすると拡大)。 ワーッと子どもたちの歓声が上がり、“楽しいオーラ”で満たされました。 城端小学校の先生は子どもたちに慕われてるんですね、嬉しくなります。
 その楽しい雰囲気のままで後半へ。 からだを揺すったり、マリンバ演奏をマネする子どももいてノリノリです。 最後は全員で校歌合唱。
 あ〜気持ちのいい音楽会だった。 来年が楽しみです。

 きょうは黄色のコサシルクに生成りの半衿、からしの角帯に薄緑の綿袴、衣替えの時期なのでとりあえず薄黄色の足袋着用です。
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2010年10月1日(金)  No.2640

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