「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2010年12月

++美しい装い きよべ++

▲先月の日記へ ▲店長のきもの日記へ ▲過去ログへ ▲翌月の日記へ

一年を終えて…
 今年も残すところあと数時間。 きよべ&この日記を御贔屓にしてくださってる皆さま、1年間有り難うございました。
 年男だったのですが、やはり張り子の虎だったようです。 あんまりいいこと無かったなぁ…。
 今日と明日とで何が変わるわけでもないのでしょうが、気持ちだけでも入れ替えて新年を迎えたいと思います。

 町内の賀詞交換会の準備をしてきました。 左写真は茶所2階から見た別院の鐘楼です。
 今夜10時半からここで除夜の鐘つきがあります。 どなたでも参加可能ですので、暖かい服装でお越し下さい。

 きょうはグレー木綿袷の下は黒のタートルネックフリース、黒地裂織角帯に黒斑の袴、黒地に絞ったタビックス、グレーのストールです。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月31日(金)  No.2731

年賀状は元旦に…
 「優先順位がまつごうとる」と昨日の日記に書きました。
 はい、そうなんです…年賀状がまだでした。 といっても昨年同様なんですが…。
 困ったことにハードディスクがクラッシュしたせいで、個人賀状がまったく手つかずで…。 すみません、元旦に賀状をせっせと書きます。

 写真は店の年賀状です。 なんやら描いてあるのはウサギの耳です。 ヘタなので気づかれない可能性があるので先回りして言っておきますね。
 きょうは青縞ウールの下は久留米のスタンドカラーシャツ、カラシの角帯にチャコールグレーの袴、黒繻子の足袋にグレーの絹ストールです。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月30日(木)  No.2730

家庭内ネットワーク
 凡人は忙しいときほど仕事の優先順位を過ってしまうもの(それは>僕です)。
 中古のネットワーク対応ハードディスク(NAS)をオークションで格安に落札してしまい、止せばいいのに家庭内LANの再構築をしています。

 手に入れたのはアイオーデータのHDL-GS1.0T。容量1テラで4,850円。
 いそいそと部屋に持ちこみLANケーブルを繋ぎます。 あっさりと認識され共有HDDになりました。
 テレビ番組の録画ディスクとしても利用できるので、新春特別映画は録り放題です(見てる時間があるのか疑問ですが)。
 もっといろんなことができそう…あれ?以前同じようなことを書いたような(デジャヴ?)

 きょうは茶縞ウールに薄柿色の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋にダカ織のストールです。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月29日(水)  No.2729

城端蒔絵の帯留
 一子相伝城端蒔絵の後継者(16世)、小原好喬(よしとも)さんに蒔絵の帯留を作ってもらいました。
 桜の生地に黒漆を塗り重ね、金蒔絵で曳山の御神像〈恵比寿さま〉の紋である三つ蔓柏を描いています。
 下地に緑を施してるので光の角度によって、金に見えたり緑がかって見えたりするんですよ(写真をクリックすると拡大)。

 小原さんは西上の曳山〈竹田山〉の車輪の修理をしたときに、車軸など要所要所に使われている三つ蔓柏紋を帯留にすれば、女性にも曳山祭や日本の文化をもっと楽しんでもらえるのでは?と思い至ったのだそうです。
 当然【きよべのおすすめ商品】にさせていただきました。
 とても手のこんだ一点物です。 写真では美しさを伝えにくいので店内で実物を御覧ください。

 きょうは茶に白縞の厚手木綿にざっくりした茶色の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶色に染めたタビックスにダカ織のストールです。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月28日(火)  No.2728

郵便局の冬バイク
 郵便局の配達は今でもバイクが主流です。 雪降る冬はどうしてるのか?というと…スタッドレスタイヤに履き替えてるんです(写真をクリックすると拡大)。
 触ってみましたが、新品の割にゴムが固い。 サイプはあるけど、昔のスノータイヤみたいな硬度です。
 考えてみれば柔らかいとフニャフニャして真っすぐ走れないかも…。 またあの郵便バイク伝統(?)の深いバンクのターンも難しいでしょうし(小さな半径でUターンする技を僕も盗みたい)。

 「アイスバーンはどうですか?」と尋ねると『な〜ん、やっぱ滑るし転ぶちゃ』とこともなげに言ってました。 大変なお仕事ご苦労さまです。
 きょうは白茶の木綿の下は黒タートルネック、カラシの角帯に黒斑の袴、黒地小紋柄の足袋にグレーストールです。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月27日(月)  No.2727

さざれ石
 向かいの南幸さんの小路には、なにやらいわくありげな石が鎮座しています(写真をクリックすると拡大)。
 いろんな種類の小石が合体してできた「さざれ石」(というより礫岩)です。 じっくり見ると興味深いですよ。

 城端には石好きな方が多いらしく、いたるところに謎の巨石があります。 田村萬盛堂さん、幸ずしさん、ANGO安居さんetc.まだまだありますので訪ねてみてください。

 きょうは焦茶に朱縞ウールに白茶の半衿、芥子の角帯に焦茶の縞袴、ダカ織のストールに黒手甲です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月26日(日)  No.2726

クリスマスのごちそう
 Merry X'mas!
 ということで、仏教徒の我が家でもクリスマスを静かに楽しみます。
 今年は長女も手伝って、ウチで見たことも無いような豪華な食事となりました。 ロールチキンとチーズフォンデュです(写真をクリックすると拡大)。
 いつもは和食or鍋料理なので新鮮です。 年に一度くらいはこんなのもアリですよね。

 きょうは青縞ウールの下に黒タートルネック、黒緑の角帯に黒ムラの袴、グレーの足袋にストール、刺し子の胴着です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月25日(土)  No.2725

城端のンまいもん! その15
 城端の名物を紹介するこのコーナー、なんと最短記録を更新しました。
 今回は細野の権次郎漬本店(通称権次郎さん)の “大根寿し” を紹介します。

 本日「にしの市」恒例のクリスマスケーキプレゼントに加えて、一日限りのサプライズ、JAふるさと産品の会のテントが出店しています。 越冬野菜や漬物などが沢山並びました。
 あいにくの悪天候で人出はいまひとつでしたが、農協さんが市街地賑わいに協力しようとしてくださったことが嬉しいです。

 さっそく大好物の権次郎さんの大根寿しを買ってきました(写真をクリックすると拡大)。 ここのかぶらずしや大根寿しは絶品です。 ブリやサバが普通ですが、ニシンは珍しいのでは?
 ポリポリポリポリ…歯ごたえが最高で、食卓に出ると見る見るうちに無くなっちゃいました。

 城端のスーパー等で販売していますが、東京や名古屋の物産展でも飛ぶように売れてます。 一度ご賞味ください。
 きょうはグレー木綿袷に茶色の半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴、黒繻子の足袋にグレーのストールです。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月24日(金)  No.2724

恋する城端スタンプ
 『恋する城端』のイメージキャラクターである城之介とおとりんが80円切手になりました。
 曳山バージョンとむぎやバージョン2種類あり、各10枚セットで800円(写真をクリックすると拡大)。 限定販売なので「これは買ってこなくては!」と販売所の城端商工会へ。
 カワイイし、ある意味レアものなので、もったいないのですが、PRのため市外郵便に使いたいと考えています。

 きょうは茶縞ウールの下にスタンドカラーシャツ、カラシの角帯に帆布の袴、茶緑に染めた足袋です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月23日(木)  No.2723

お正月はきものを着てみませんか
 年末恒例の「和装小物半額市」の準備をしています。
 帯締200本、帯揚200枚、柄半衿100枚、絹風呂敷40枚、腰紐、肌着他イロイロ。すべて札値の半額!
 現金でお買い上げの方にはフラワーポイント&商工会福引券も進呈。
 明日(23日)から年度末(31日)まで開催します。

 タンスの中を確認して、お正月にきものを着ませんか?
 きょうはグレー縞の伊勢木綿の下は黒のタートルネック、黒の裂織角帯に黒ムラの袴、グレーに染めた足袋に絹ストールです。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月22日(水)  No.2722

きっと勝つと合格カップ
 待ち時間があったので、避寒にコンビニに立ち寄りました。 滅多に行かないのでイロイロと珍しく、ついウロウロしちゃいます。

 おっ!発見したのは「キットカットの五角カップ」
 『これだ!』と衝動買いしてしまいました(250円)。
 受験生2人を持つ親としてはこれぐらいの負担はしなくては(笑)

 きょうは焦茶に朱縞ウールに赤錆の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋に帆布の道服です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月21日(火)  No.2721

城端のンまいもん! その14
 城端の名物を紹介するこのコーナー、なんと過去最短の三週間で再登場です。
 今回は溝口梅華堂さんの “いがら” を紹介します。
 「いがら」とは緑や黄色の生菓子(餡入り餅=大福)に蒸した餅米をまぶしたものです(写真をクリックすると拡大)。 どうも加賀藩だけに存在するらしい地域色の濃いお菓子です。 語源が定かではないのですが、栗のイガ(毬)に似てるからだとか。

 “いがら”をおススメするのは、溝口梅華堂さんはアンコが自家製なのでとっても美味しいのです。 腹持ちもいいですし…。
 ぜひ召し上がってみてください。 ただし人気商品なので午前中じゃないと売り切れてしまうかも…。

 きょうは青縞ウールの下はスタンドカラーシャツ、黒の角帯に黒ムラの袴、黒地に絞りのタビックスです。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月20日(月)  No.2720

とやまっ子生活習慣推進フォーラム
 富山県PTA連合会と教育委員会と共催で、「とやまっ子生活習慣推進フォーラム」が行われました。
 講師は料理評論家の服部幸應先生、演題は「食育のすすめ-大切なものを失った日本人-」とあれば気になるのも当然でしょう。

気になったポイントを書き出します。
・食育とは、(1)選食能力、(2)衣食住の伝承、(3)環境問題(サステナビリティ)を教えることである。
・来春より小学校で、H25年より中学校で、H26年より高校で、食育の授業が始まる予定。
・最も大切なのは小脳(=本能を司る)が完成する0歳から8歳までの家庭教育(=しつけ)。

 やっぱりそうかぁ、小学校入学前が一番大事なんだなぁ…。
 幼保小中の連携は必須だし、もっと大切なのは家庭団らんの復活かも。


 講演後、砺波市出町中学校区5校(小4校、中1校)の発表がありました。
 子どもたちから募集した標語を桃太郎旗にして毎日掲示しているそうです(写真をクリックすると拡大)。
「示そう!出中生の品位 あいさつ 服装 言葉づかい」「さあ早おき! 元気にスタート」「ちゃんとできてる? はやね はやおき おてつだい」「早起きと朝食モリモリ、元気なあいさつ 今日も輝く南部っ子」「元気な鷹の子 トライ96!」

 共通テーマ『生活リズムを整えよう』のもとに、各校の実情に合わせて創意工夫して実践する。 すばらしいなぁ…。

 城端は小&中学校の連携がまだまだ足りないとあらためて実感しました(さくら保育園も)。 城端ジャマナイ会の出番でしょうか?
 きょうは白茶の厚手木綿に赤縞の半衿、黒緑の角帯に茶縞の袴、茶色のタビックスに畳表の右近下駄です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月19日(日)  No.2719

ルミナリエきたの
 富山高岡だけかと思っていたら、城端に凄いイルミネーションが登場しました、北野ふれあいセンター(公民館)です。

 県道(城端-井波線)から一段登れば…そこはもうおとぎの国(?)あっと驚く飾り付けが現れます(左写真をクリックすると拡大)。
 子どもたちは一斉に感嘆の声を上げました(全景は右写真をクリック)。

 写真ではこの感動を伝えられません、ぜひご自身の目でお確かめください(点灯時間は毎夜5時半〜9時半、期間は1月29日まで)。
 きょうは茶縞ウールの下はスタンドカラーシャツ、辛子の角帯に焦茶の綿袴、茶色の足袋です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月18日(土)  No.2718

オタヤ通りに巨大ツリー
 高岡に用事があり、久しぶりに御旅屋通りに立ち寄ります。 ペットボトルを使ったイルミネーションを新たに設営し賑わいが戻ったと聞いたからです。
 高校生たちが作った人丈くらいのツリー(右写真をクリックすると拡大)のものから、高さ6mにもなる巨大ツリー(左写真)まで。
 昼間だったのでむろん点灯はしてませんが、灯ったところを見たかったですね。 巨大ツリーは日によって色が変わるんだそうです。

 大和前のクラフトショップD.frontに顔を出しました。 “ものづくりのまち”高岡の面目躍如という感じ、洗練されたデザインの小物が並んでいます。 いかにも…な物産展にありがちなミヤゲモノじゃないところがイイですね。
 きょうは茶に白糸を織り込んだ木綿にざっくりした茶半衿、黒緑の角帯に帆布の袴です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月17日(金)  No.2717

城端別院の「糸ざくらを守る」募金のお願い
 11月の日記で城端別院のしだれ桜を守る活動を記しました。 29日に設立総会を終えいよいよ本格的な活動が始まりました。

 全戸配布の回覧で「趣意書」と「募金・寄付について」が回ってきました。
 一口2,000円で「JAなんと」各支店に振り込んでいただくか、直接別院にご持参いただく方法です。(詳細はこちらをクリック)

 趣意書をお読みいただければわかるように「360年の歴史ある桜」です。 なんとしてでも後世に残したい…。 さっそく別院にて募金してきました(一口ですが…)。
 樹勢回復作業は待ったなしで始まっています(写真をクリックすると拡大)、雪が積もる前のこの時期が勝負なんです。
 みなさまのご協力をお願い致します。

 きょうは茶に朱縞ウールに白茶にネップの入った半衿、黒緑の角帯に黒茶縞の袴、茶色の足袋です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月16日(木)  No.2716

初雪の夜
 天気予報どうり初雪になりそうです。 朝から慌ててスタッドレスタイヤの交換作業をしています(ドロ縄です)。
 十字レンチと油圧ジャッキのおかげで昔より仕事が捗るのですが、もういっちょ電動インパクトレンチが欲しいなぁ(タイヤが空転するので)。

 地熱が低いせいか、夜になり本格的に積もりだしました、気温もどんどん下がっています(写真をクリックすると拡大)。 下方のデジタル表示が0.0℃なのがおわかりでしょうか。

 山越えで金沢往復しましたが、幸いにも何事も無く帰って来れました。 シーズン初めはスリップ事故を目撃することが多いので、ホッとしています。 安全運転安全運転。

 きょうはグレーの木綿袷に茶色の半衿、黒緑の角帯に黒茶の袴、グレーの足袋です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月15日(水)  No.2715

城端旧市街地に広大な空き地が
 ぼたもち坂の下にあった菱光サイジング(旧兼松繊維工場)が解体され更地になりました。 写真でおわかりのように1万坪はあろうかという敷地です(クリックすると拡大)。
 この広大な土地がどうなるのか気になってたのですが、宅地として分譲されると聞きました。 市街地やスーパーにも近く、文教地区に隣接したココにたくさんの家が建つと、城端の人口減に歯止めがかかる…どころか増えるんじゃないかと期待しちゃいます。

 きょうは青縞ウールに黒タートル、黒の裂織角帯に灰黒の袴、グレーに染めた足袋です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月14日(火)  No.2714

おすすめサイト その18
 今年2つめのおすすめサイトをご紹介します。
 数年前、有志で城端城を探す活動をしていました。 一般的に今の善徳寺に城端城があったとされてますが、中世詳しい人の話によれば「少しでも高い土地に居城するのが当然」で、だとすると今の曳山会館あたりが一番怪しいのだそうです。

 「城端善徳寺」は個人でお作りになったサイトですが、善徳寺の由来から伽藍配置、寺内町についてなど、かなり突っ込んで書かれています。
 特に城端城の位置については(推測も含めてですが)興味深い記述が多く、天保年間、石黒信由の『三州測量図籍』に記載された城端城は必見です。

 長い歴史があり謎に包まれた城端ならではの考察をお楽しみください。
城端善徳寺http://heartland.geocities.jp/matsukurajyou/zentokuji/index.html
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月13日(月)  No.2713

バレエダンサー
 「第18回和田朝子舞踊研究所発表会」が新湊にある高周波文化ホール(射水市新湊中央文化会館)で開催されました。
 今年は3部構成で、二部と三部に娘が踊ります。 一昨年は大変だったんですが、今年は出番が少ないので比較的ラクでした(金銭面も)。
 『眠れる森の美女』の気前よさの精を踊らせていただいて、上達したなぁ…と感じるのは親バカならでは…。

 主役のオーロラ姫を踊るのはバレエスタジオDUOの崔 美実さん。 とても若い(多分ハイティーン)んだけど、めっちゃうまい。 技術的なこともそうだけど、登場したときからすでに“姫オーラ”を醸してました。 もう充分プロでやっていけると思えます。
 東京のレベルは高いなぁ…コンクールで彼女らと競おうなんて夢のまた夢ですね。 親としてできるかぎりの支援はしたいとは思いますが…。

 右写真は終演後のロビー風景。 家族で3歳の初舞台を祝う姿に10数年前を思い出しました。
 きょうは茶の紬に茶色半衿のかかった半襦袢、黒緑の角帯に黒っぽい御召袴、ベージュの足袋です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月12日(日)  No.2712

第19回砺波地区中学生美術展
 中学生美術展を見るため次男を連れてヘリオスアートスペースへ。 南砺・砺波・小矢部3市合同の為、かなりの規模で驚きました(これまで無縁でした)。
 平面・立体など、中学生らしいものから、らしからぬハイレベルのものまで大量に展示されていてホント見応えがあります。
 手のこんだ緻密な作品も良いのですが、「よくここまで思い切ったなぁ…」という大胆なものに惹かれました。

 え?ウチの子ですか? う〜ん、これからに期待しましょう。
 きょうは茶縞ウールに薄柿色の半衿、辛子の角帯に茶色の袴、茶色のタビックスに黄色いストールです。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月11日(土)  No.2711

めでた市
 いよいよ明日から年末年始の大売り出しがスタートします。
 城端の商店で3,000円ご購入ごとに一枚(補助券は500円毎)福引き券を進呈! 正月二日三日のハズレ無しの福引きにチャレンジできます。
 昔ながらの袋入りクジのため人気があり、つじうら同様「これをやらないと正月を迎えた気がしない」とおっしゃるお客様も多いです。

 今年の初夢賞は地デジ対応テレビ、さらに1万円や3千円のフラワーカード商品券を増やしました。 百本ある商店賞にもご期待ください。 きよべ賞は2本あります。
 詳しくはこちらを御覧ください

 きょうは白茶にネップの入った厚手木綿に赤縞の半衿、芥子の角帯に茶の袴、畳表の右近下駄です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月10日(金)  No.2710

MacBookProレビュー その2
 MacBookProのレビューを書くはずだったのがアッという間に七ヶ月過ぎてしまいました。 その間に新MacBook Airが発売になり、MacBook Proがかすんでしまった感はありますが…レボートは続けます。

 今回は意外と便利だったSDカードスロットを紹介します。
 購入時にはあまり使わないだろうと思ったSDカードリーダでしたが、デジカメからの吸い出しやデータのやり取りなど、使用頻度が高いです。
 以前はUSB汎用カードリーダを持ち歩いてましたが、SDカードだけで事足りますね。 カード自体もSDHC4ギガで1,000円程度ととても安価になりました。

 一方、遅々として進まないのが壊れたiBookG4からのデータ救出&ハードディスク交換(SSD化?)…どうしましょう。
 きょうは青縞ウールの下は黒のタートルフリース、黒緑の角帯にチャコールグレーの綿袴、黒地のタビックスです。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月9日(木)  No.2709

砺波の真宗風土
 今日は「となまが」エフエムとなみからの帰り道、砺波市美術館で開催中の『砺波の真宗風土』に立ち寄りました(12/19まで)。
 目当ては砺波市常福寺の門外不出の秘仏;木造阿弥陀如来立像(国指定重要文化財)をこの目で見ること。

 鎌倉時代に湛慶(運慶の子)によって作られたと伝えられてきましたが、近年快慶の弟子;行快の作に近似しているという説が出ています。
 むろん僕には真偽のほどはわかりませんが、見れば見るほど素晴らしい仏像だということに異論はありません。
 ぐるっと見回れるのもありがたいのですが、ベストポジションはしゃがんで正面から見たお姿。 救済される感があります、ぜひお試しください。

 宝物展示だけではなく、瑞泉寺(井波)の太子巡回・善徳寺(城端)の宝物巡回・妙好人砺波庄太郎ととなみ詰所・若衆報恩講・尼お講…など、砺波地方の真宗風土をあますことなく紹介しています。
 図録の寄稿が素晴らしかったのでつい買ってしまいました、資料としても一級品です(店内にありますので御覧ください)。


 公設美術館で美術品としてではなく宗教行事を取り扱うことはかなりの英断だったと思います。 浄土真宗が宗教というよりも風土として根付いているからこそ開催できたのではないでしょうか。
 美術館に到着したとき、お年寄り(推定80歳)の小グループと一緒になりました。 一つ一つの展示品に足を止め、ワイワイガヤガヤいいながらも時には手をあわせ丹念に巡っておられます。 僕のような世俗的興味ではなく、この展示を巡ることがさも当たり前であるかのように。
 これぞ砺波の真宗風土なんだなぁ…。


 2階では藤森兼明さんの油絵と瀬尾孝正さん(瀬尾 新さんのご尊父)の漆芸が展示されていました(藤森さんのパレット!…欲しい)。 こちらもお見逃し無く!

 12月12日の午後2時からは能登の善法寺住職;範浄真了 師による「節談説教」があります。 抑揚やゼスチャーをつけて浪曲のごとく語る説教で、今ではとても珍しいそうです、お時間あれば是非どうぞ。
 きょうは茶に朱縞のウールに白茶紬の半衿、黒緑の角帯に帆布の袴、茶色の足袋にダカ織のストールです。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月8日(水)  No.2708

和紙ちぎり絵展
 北陸銀行城端支店で井口在住の藤井 瞳さん作「和紙ちぎり絵展」が始まっています(来年1/7まで)。
 藤井さんは御高齢にも関わらず、新作をどんどん作っておられます。 僕は「竹林」と「水芭蕉幻想」が気に入りました(写真をクリックすると拡大)。
 ちぎり絵って手の温もりが残ってる感じがして良いですね、ファンが多いのもうなずけます。

 きょうは茶に白糸を織り込んだ厚手木綿に薄柿色の半衿、芥子の角帯に茶縞の袴、茶色の足袋に黒手甲です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月7日(火)  No.2707

とやまスノーピアード2011
 富山市からの帰り道、天気もよかったので「とやまスノーピアード」を見に城址公園に立ち寄ります。
 初めて歩いた城址公園南西広場は幻想的な光に包まれ、おもわず「うぁ」と声が出てしまうほど異次元の世界(左写真をクリックすると拡大)。
 日本海イルミネーションゲート(右写真)をくぐり抜け、城址大通りに出ると樹木イルミネーションが。
 ところどころに置かれているガラスオブジェも、空気の澄み切った夜だから美しさが倍増したのでしょうか。

 じつは誕生日なんです。 良いものを見られてちょっとハッピーです。
 今度はオーバードホール近くブールバールの「駅北ルミエ」や富岩運河環水公園の「スイートイルミネーション」も見てこよう。
 きょうはグレー木綿袷の下は黒タートルネック、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーの足袋です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月6日(月)  No.2706

true tearsじょうはな座ver.ポスター600円
 今年のむぎや祭ポスターはtrue tearsバージョンでした。 まつり当日に限定販売したところ凄い人気で、始発で来ても買えなかった方が続出した様子。
 そこで新たにじょうはな座を背景にした新ver.を作成し、昨日のイベントから販売開始することになりました。 筒入りで一枚600円です。
 町内にはすでに掲示してあるお宅もあります(写真をクリックすると拡大)


 昨日の『真実の涙をもう一度〜true tearsイベントin 城端』の余韻に浸っています。
 とても居心地が良く温もりのある空間でした、できることならずっとここに居たいと思わせる…そう虫干法会期間中の別院のよう。
 じょうはな座はまさに聖地のようでした。
 俗な意味じゃなく、「深いこころを持った人々が長い間かけて祈りを捧げた場所」という意味で。
 有志会の人々、全国から集まったファンの方々、アニメ制作関係者、地元団体&住民、そしてじょうはな座スタッフ。 すべての人の祈りに近い願いが、前日の悪天候をものともせず、イベントを大成功させたと感じています。
 一過性のイベントでは終わらなさそうな気がして、ワクワクしてきました。

 きょうは白茶の厚手木綿に赤縞の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶緑の足袋にダカ織のストールです。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月5日(日)  No.2705

奇跡のイベント
 城端が主舞台となったアニメ「true tears」、放送から3年経とうとしていますが、人気は衰えるどころか新たなファンが増えているように思えます。

 「地元への恩返し」と遠くに住むファンの方々が本日じょうはな座でイベントを開催してくださいます。 『真実の涙をもう一度〜true tearsイベントin 城端』です。
 当初はブルーレイを大スクリーンで上映する…くらいの予定だったらしいのですが、ネットやオフ会で有志の方々がどんどん繋がり、公式イベント顔負けの規模に。 さらに地元からも賛同者が参加して、外にまでテントを張り出すことになりました(右写真をクリックすると拡大)。

 嬉しいことに南砺市民枠を設け、2階に優先席を設置してくださったので有り難く利用させていただきました。 仕事があるので子どもと交替しながら視聴です。
 350インチの大スクリーンで見るアニメも良かったのですが、ステージでのトークショーやeufonius(ユーフォニアス)ライブ、そして恵友会+一夜漬け講習を受けたファンの麦端踊り・・・素晴らしすぎます。

 《写真コンテスト》や《イラスト・アートコンテスト》も開催され、true tearsや城端への愛情のこもった作品が展示されてました。 左写真は「南砺市観光協会賞」を受賞した井波彫刻家 西村宜繁さんの作品(クリックすると拡大)。 凄いでしょ。
 背景のきらめきはウチのイルミネーションです。 聖地(城端)のどこかを使いたかったそうで、嬉しい限りです。


 イベントと上映会もそうですが、東京・大阪・名古屋からの直行バス運行、バンダイビジュアルやPAworksの交渉、庁舎三階大ホールの休憩所&飲食利用、腕章をつけたスタッフの対応etc. ・・・有志会の働きは見事です。
 最初はたった一人の思いつきだったのが、波紋を広げ次第に大きな波になり、関係者や地元団体に伝播し、さらに広がりました。
 ツイッターでの最初のつぶやき(7月)を覚えています。 著作権の問題で大変な目に遭われたようですが、不死鳥のように(?)蘇り、10月の正式告知となりました。 その上にどんどん企画が上乗せされ厚みのあるイベントとなったんです。
 まさに奇跡のようなイベントです。

 有志会のみなさんの熱意と努力に敬意を表し感謝を申し上げるとともに、今度は地元民としてなんらかの恩返しができないものか?とちょっと思ってしまいました。
 きょうはグレー木綿袷に薄赤縞の半衿、黒の角帯に黒斑の袴、黒の小紋柄足袋に黒手甲です。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月4日(土)  No.2704

水上悦子さんの木版画カレンダー
 月めくりカレンダーもあと一枚となりました。 来年はどうしようか?と思っていたら、高岡市在住の木版画家水上悦子さんがすてきなカレンダーを届けてくださいました(写真をクリックすると拡大)。
 金子みすゞの詩とイメージを刷り込んでいます。
 1月は「あした」
 まちであったかあさんと子ども ちらと聞いたは「あした」
 (まちのはては 夕やけ小やけ、春の近さも知れる日。)
 なぜかわたしも 嬉しくなって 思ってきたは「あした」

 単彩でとても素敵なので店で使わせていただくことにします。
 きょうは茶縞ウールに薄柿色の半衿、カラシの角帯に茶縞の袴、茶色に染めたタビックスです。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月3日(金)  No.2703

織館のお正月
 師走に突入しました。 なぜか訳も無く気ぜわしく感じてる人 (実は僕です)は、ちょっとでも空いた時間があれば、じょうはな織館に行ってみてはいかがでしょうか。
 現在開催中の「織館のお正月」に陳列されている、布で作った作品群を眺めているだけでゆったりした気分になれますよ(右写真をクリックすると拡大)。
 年末は慌ただしくても、正月三が日くらいは時間に追われず、の〜んびり過ごしたいものです。

 きょうは青縞ウールに黒の半衿、黒の裂織角帯に灰黒の綿袴、黒繻子足袋に灰色のストールです。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月2日(木)  No.2702

862兆円の借金を消し去る方法
 録画しておいたNHKスペシャル862兆円 借金はこうして膨らんだ』を見ました。 毎秒120万円増えていくという国の借金、今年度末には862兆円になるといいます。

 なぜ国の借金(主に国債)がこれほどまで増えたのか、歴代大蔵官僚のインタビューを交えながら順を追って検証していきます。
 エリート大蔵官僚のミスリード、政治家の失政、外圧や金融危機など、さまざまなそれらしい要因をあげていきますが、当事者がみな他人事のように語ったように聞こえるのは僕だけでしょうか?

 番組では福祉の拡充が国家財政を立ち行かなくしたと結論づけてますが、かなり強引に思えました。 僕は直接税(所得税・法人税)の減税(累進率の緩和)による歳入不足が主たる理由だと考えています。
 さらに財政再建のために消費税増税やむなしの雰囲気でしたが、いま消費税を上げたらどうなるか?は普通の収入で暮らしている人なら誰でも肌で感じることができるはずです。 鈍感な人々(官僚・政治家・大手メディア)が言ってることを鵜呑みにして良いのでしょうか?

 そもそも少々の消費税アップで膨大な赤字が解消できるわけもありません。 ひょっとしたら巨額の赤字を一気に消し去るため、日本国債のデフォルト(債務不履行)を狙っているかも…。
 ただデフォルトしてしまうと国際社会に置ける日本の信用度は地に落ちます。
 国家中枢に巣食う“優秀な憂国の輩”は、そうならないもう一つの方法を視野に入れているのかもしれません、戦争による有事法制→国民財産の凍結です。
 あってはならないことですが、この数年間のキナ臭さと言ったら…。 杞憂ならよいのですが。

 きょうは茶に朱縞ウールに白茶にネップの入った半衿、黒緑の角帯に帆布の袴、茶の足袋、道服にダカ織のストールです。
   (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2010年12月1日(水)  No.2701

▲先月の日記へ ▲店長のきもの日記へ ▲過去ログへ ▲翌月の日記へ