「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2016年12月

++美しい装い きよべ++

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サ(ル)トリ
 雪の無い静かな大晦日を迎えました。 受験生がいないので、今年の我が家は割とノンビリしています。
 ただアメリカ大統領選英国EU離脱など、世界は大きく動いてます。 穏健だと思っていた“日本人”にも過激な発言をする人が目につくようになりました。
 初めて真剣に選挙の応援をしましたが、残念な結果に終わりました。 自分がマイノリティだということをまざまざと見せつけられた一年でした。

 一年分のきもの日記にざっと目を通しました(読んでくださってる皆様、有り難うございます)、いろんなところ行ってますね(分けてアップしてるだけなので、見た目よりずっと少ないのですが…)。
 でも、動けるうちに各地に足を運んで、いろいろ思惟し、体感したいと考えています。 モニター越しの体験は“ホンモノ”ではありませんから。

 きょうは茶地に朱縞ウールに薄赤の半衿、黄金の角帯に帆布の袴、茶のガーゼストールにニット手甲、帆布の道服に焦茶のタビックスです。
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2016年12月31日(土)  No.4933

エスプレッソメーカー
 年末にて断捨離してたら見慣れぬものを発掘しました。 直火式エスプレッソメーカー(マキネッタというらしい)です。
 30年近く前、欧州流通業を視察した際にミラノで飲んだエスプレッソの味を思い出し、年末進行そっちのけで淹れてみることにしました。

 筒(?)にコーヒー粉、底に水を入れ、きっちりねじ込み、弱火にかけます(写真をクリックすると拡大)。
 蒸気が珈琲粉を通るときに濃いエキスを抽出するしくみ…ラシイのですが、圧力鍋がコワイ僕はどうしてもトロ火に(笑)
 それでも数分後には上容器に少量のエスプレッソが溜りました。

 砂糖を入れて一口「・・・・・・マズい」
 コーヒーの味が “マトモ” に出るようです。 300グラム400円の豆ではダメかも…。
 でも淹れ方はわかったので、次は美味しい深煎り細挽き豆を用意します。 そうそう、お気に入りのデミタスカップも手に入れなくては。 楽しみ²

 きょうは茶縞ウールに海老茶のハイネック、黒緑の角帯に黒茶の袴、茶のニットスヌードに手甲、キャメルのタビックスです。
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2016年12月30日(金)  No.4932

明日世界が終わるとしても
 NHKの新ドキュメンタリー番組「明日世界が終わるとしても」『ペン1本 まだ見ぬ頂へ 〜画家・池田学〜』を家族で見ました
 ペンのみで細密画を描く画家池田 学さんが3年がかりで完成させた大作『誕生』のきっかけは東日本大震災でした。
 製作過程をウィスコンシン州の美術館アトリエで毎日公開していたのですが、とてつもなく細かい!緻密なだけじゃなく、多々の念が込められてるように見えます。 テレビを通しても、会田 誠さんの『灰色の山』を凌駕する存在感。
 実物を見たら震えるでしょうね、きっと。 一枚の繪のチカラをまざまざと見せつけられました。

 「明日世界が終わるとしても、私はリンゴの木を植える」ルーマニアの作家コンスタンチン=ビルジル=ゲオルギウの言葉です。
 明日世界が終わるとしたら、あなたはなにをしますか?
 僕は・・・・いろんな人への想いを文に残したいと考えます。

 きょうはグレー織木綿に黒ハイネック、黒裂織角帯に黒斑の袴、黒地ニットチョーカーにチャコールグレーのタビックスです。
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2016年12月29日(木)  No.4931

21美v.s.近代美
 帰省した次男を連れて金沢へ。 21世紀美術館で開催中の『工芸とデザインの境目』を見せるためです。
 モノを2つの対立軸で分け、左へいくと工芸、右はDESIGNと振り分けた展示が新鮮でした。 企画段階で勝負あった!カンジ。
 でも見せるだけの展示は単調になりがちで、美術館らしい蘊蓄も読みたかったけれど、そういうの21美ではしないでしょうね。 とにかく観光客で溢れてました。
 もう一つの『トーマス・ルフ展』は写真家の範疇を越えたアーティストに刺激を受けたようです(左写真をクリックすると拡大)。 とにかく次々と新しいことやってるなぁ。

 せっかくなので石川県立美術館『近代工芸案内』を鑑賞、東京国立近代美術館工芸館所蔵の名品展です。
 人間国宝の名作がずらっと並んだ展示は壮観で見応え充分。 どちらかというとココのほうが気に入った様子…連れてきてヨカッタ。
 数年後に国立工芸館が金沢に移転されるとは!嬉しい限りです。

 きょうは柿色木綿に黄土色の半衿、黄金の角帯に帆布の袴、茶色のニットマフラーにタビックス、黒のトンビコートです。
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2016年12月28日(水)  No.4930

めでためでた市
 毎年恒例の歳末売り出ししが始まっています。 3千円で1回引けて(補助券は500円に一枚)ハズレなし。 当店の「和装小物半額市」でも福引き券をお出ししてます。
 今年の初夢賞は誰もが欲しい「ロボット掃除機ルンバ」と「衣類乾燥除湿機」 当たりくじを確認のうえ投入してきました(写真をクリックすると拡大)。 正月二日三日の初売りに、どなたが引き当てるでしょうか?

 チラシを横に並べると「めでためでた市」になることを今さらながら発見! ちょっと嬉しくなってます(笑)
 きょうは縞の片貝木綿に黒タートル、黒緑の角帯に草木染めの綿袴、刺子の胴着に深緑のタビックスです。
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2016年12月27日(火)  No.4929

ニコ動の置き土産
 大盛り上がりだった「ニコニコニコ町会議」から3ヶ月経ちました。
 応援歌(?)「じょうはなふぁんくらぶ」だけじゃなく、ノボリ旗とキモいベンチ(ニコニコお兄さんというらしい)を置いてってくれてました(写真をクリックすると拡大)。
 さぁ〜てこれをどうするか? 悩ましいっちゃ悩ましいですね。
 知らん顔して城端駅の2番ホームに置いておくがもアリやと思うんですが…。
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2016年12月26日(月)  No.4928

呉服屋らしさ
 職業不詳に見えるらしく、見知らぬ人によく「何しとる人?」と尋ねられます。 居合道?書家?神職?茶道家?役者?とにかくいろんな職業を言われますが「呉服屋でしょ」と言い当てた人はいません。
 これは一体どうしたことだろう?? 装いになにか問題があるのではないか? と考えた結果、メディアに出てる呉服屋の社長は袖無し羽織着用率が高いことに気づきました。
 「ん!コレダ!」ということで、さっそく縮緬地の無地羽織の袖をとってもらいました(写真をクリックすると拡大)。
 いかがでしょ? 呉服屋らしく・・・・ないですね。 あれれ?(笑)

 きょうは青縞ウールに黒タートルフリース、青白角帯に黒斑の袴、グレーのニットチョーカーに黒柄足袋、黒縮緬袖無羽織です。
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2016年12月25日(日)  No.4927

半額小物が600点!
 明日より「和装小物半額市」を開催します(1月3日まで)。 帯締・帯揚・半衿・伊達〆・腰紐・正絹風呂敷など、600点超あるワゴン小物がすべて半額(写真をクリックすると拡大)! 4年ぶりの開催で気合いが入ってるんです。
 うずたかく積まれた小物の山からお宝を掘りあててくださいね。
 お正月はお着物で。
 きょうは濃紺ウールに黒ハイネック、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーのニットチョーカーにチャコールグレーのタビックスです。
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2016年12月24日(土)  No.4926

生前退位
 今上天皇が83歳の誕生日を迎えられました。
 僕は今の天皇陛下が「大好きです、尊敬しています」と書くと軽い気持みたいですが、偽らざる本心です。
 8月のビデオメッセージ、こころに沁みました。 「お気持ちを尊重したい」と僕と同じく多くの国民も思ったのではないでしょうか。
 ですから…有識者会議なるものが出した結論は納得いかないものです。
 読めばわかります憲法改正する必要はありません、皇室典範の一部を改正すればいい。 特別措置法などでお茶を濁し、抜本的な問題を避けようとするのは怠慢に他ならないと考えます。
 御高齢の陛下がこれからのお時間を健やかに過ごされますことを祈願してやみません。

 きょうは璃寛茶の紬に茶色の半衿、黒緑の角帯に黒茶の袴、茶のニットチョーカーにタビックスです。
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2016年12月23日(金)  No.4925

わらじ履き
 昔の旅人は草鞋(ワラジ)履きでした。 軽いのは勿論ですが、かかとが密着するため長時間の歩行に適してます。
 何処へ行くにも和装の僕ですが、飛び跳ねるサッカー観戦や、2万歩を越える都会の街歩ききに、いつもの右近下駄はちょっと辛かったのは事実です。
 そこで紐で踵を結んではどうか?と試してみることにしました。
 左が2尺(約78cm)の紐で、甲を覆い、鼻緒に絡ませ踵で結んだ状態(写真をクリックすると拡大)。
 右が3尺紐にして足首で結わえたもの。
 五千歩くらい歩いてみましたが、多少伸び縮みするほうが疲れにくいようです。 素材を含めてまだまだ改良の余地がありますね。

 きょうは茶地に白糸を織り込んだ木綿にくすんだ赤の半衿、黄金の角帯に帆布の袴、茶のガーゼストールにキャメルのタビックスです。
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2016年12月22日(木)  No.4924

さくや姫だより その61
 さくや姫、今月3回目の登場です(ネタが無い…)。
 我が家に来てこのかた、ず〜っと同じごはん(ホリスティックレセピー ラム&ライス)を食べ続けてきたさくやですが、どうも世間にはンマイもんがあることに気づいた様子…。 「お腹がすいた」とテレビに吠えても…全然食べないんです。
 試しに刻みキャベツを10g与えてみると…モシャモシャと食べ尽くしました(写真をクリックすると拡大)。
 
 う〜ん、キャベツでいいのかぁ…これからどうしよう??ちょっと思案中です。
 きょうは紺無地ウールにくすんだ青鼠の半衿、黒裂織角帯に薄緑の綿袴、グレーのニットチョーカーにタビックスです。
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2016年12月21日(水)  No.4923

城端時報がカラーに!
 毎月20日にきちんと発刊される「城端時報」たいしたものです。
 通常B4モノクロ両面印刷なんですが、今号はなんと一部カラーの4頁(写真をクリックすると拡大)。 もちろん曳山祭がユネスコ無形文化遺産登録された祝いです。
 寄稿が増え祝賀ムードに包まれるなか、主筆の山本哲也先生の「地鳴」は大東亜戦争開戦時の東條英機首相の資質について。 さすがです、抑えが効いてます。
 城端人以外にも読んでほしいなぁ。

 きょうは焦茶に朱縞ウールにエンジのハイネック、黄金の角帯に黒茶の袴、茶のガーゼストールにニット手甲、焦茶のタビックスです。
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2016年12月20日(火)  No.4922

まちゼミ2
 好評だった南砺まちゼミの続編が決定しました。 開催期間は来年1月20日〜2月19日まで、全48講座でみなさまをお待ち致しております。
 当店は『粋な角帯の結びかた』(写真をクリックすると拡大)
 男の着物は後ろ姿がだらしないと台無し…。 結び方と着こなしのコツを伝授します(希望者にはヘタレ結びも)。 講習料は無料!
 1月22日(日)11時〜 1月27日(金)19時〜 2月18日(土)16時〜 同内容を3回開催(60分)、ご都合の良い日をお選びください。 各講座定員は男女問わず3名様、受付は1月10日以降に☎0763-62-0227にてお願いします。
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2016年12月19日(月)  No.4921

羽織紐コレクション
 集めてきた古い羽織紐がたまったので、8年ぶりに展示することにします。
 場所はつづらこみち、どなたでもお気軽にご覧になれます(写真をクリックすると拡大)。
 新作パネルは鋭意製作中です。もう少々お時間を下さい(乞うご期待)。

 きょうはグレー木綿に黒タートルネック、青白角帯に黒斑の袴、グレーニットチョーカーに紫のタビックスです。
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2016年12月18日(日)  No.4920

羽毛の脚絆
 寒い日が続きます。
 「袴で寒くないの?」と時々たずねられますが、『“首”を暖めてるので大丈夫』と答えています。
 和装の弱点は、襟と袖口がスカスカなこと(逆に暑い時は利点)。 首にストールを巻き、手首に手甲をつけてればかなり温かい。
 しかし、足元は…。 爪かけのある草履(時雨履き)はかなりの保温効果がありますが、足首はインナー足袋だけじゃちょっと心もとない…。
 母が「あんたこれ使われ」と羽毛の足首カバー(茶)を貸してくれました(写真をクリックすると拡大)。 軽いし暖かいスグレモノです。
 袴なら目立たないでしょ。

 きょうは青縞ウールに黒タートルフリース、グレー裂織角帯に腰板無しの綿袴、黒柄ニットチョーカーに青灰のタビックスです。
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2016年12月17日(土)  No.4919

靴バラバラ事件
 一年のほとんどを和服で過ごしています、なんの不都合もありません。
 が、葬式に参列する時は黒服に着替えてます。 和装の場合は黒紋付が正式ですが、喪主より目立ってはダメな気がして…。 それと、紋付袴はハレだけの装いだと勘違いなさってる御仁もおられることですし…。

 革底じゃない黒靴を約5年ぶり(?)に履きました(雪が15センチ積もっていたので…)。
 家を出た時はなんともなかったのに、焼香で前に出た時左爪先に違和感が…。 そぉ〜っと足元を見たら、パックリ開いてるじゃないですか!
 お坊さんや喪主を笑わせては一大事!とアセりました。 すり足で帰ったけど、気づかれなかったでしょうか?

 着席してチェックすると、右靴もマズい状態に・・・大ピンチ!!もはや歩けません。
 靴ひもを解き、結び直すフリをして、靴底と爪先を一緒に結わえました(写真をクリックすると拡大)。 一時しのぎですが危機を脱出(ふぅぅぅ〜ヨカッタ)。

 SNSで知人に聞いたら、靴のトラブルって結構あるみたいですね。 “万一”の為に、靴紐で縛るこの手を覚えといて損は無いと思いますよ(無いか…)。
 きょうは茶縞ウールにエンジのハイネック、黄金の角帯に帆布の袴、茶のニットマフラーに手甲、キャメルのタビックスです。
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2016年12月16日(金)  No.4918

じょうはな今昔(5)「越村家の桜」
 城端で一番に咲く桜がある越村家が解体されました。 無人の状態がしばらく続いたので仕方がないとは思いますが、淋しいものです(写真をクリックすると拡大)。
 それでも桜木を残してくださったのは本当に有り難く、多くの人の願いが通じたのだと感じています。
 来春どんな花をみせてくれるのか、静かに待つことにしましょう。

 きょうは柿色木綿に焦茶のタートル、黄金の角帯に黒茶の袴、茶のニットスヌードに黄色の手甲、茶のロングコートにタビックスです。
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2016年12月15日(木)  No.4917

富山伝統…めで鯛
 引き出物にハビンの鯛を頂戴しました。
 比較対象のキティちゃん貯金箱がアレですが、近年稀にみる大きさです(写真をクリックすると拡大)。

 身(?)がモチモチで上品なお味、そのままでも食べられます。
 日持ちしないアンコの鯛はちょっと困るけど、はびんの鯛なら歓迎しますよ >ALL ・・・って今後数年ないでしょうね、こーゆーのは。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒タートルフリース、黒緑の角帯に黒斑の袴、チャコールグレーのタビックスです。
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2016年12月14日(水)  No.4916

さくや姫だより その60
 我が家に来て以来、蝶よ花よと大事に育てられ(?)てきたさくやですが、試練の時が訪れました。 遊びにきたトイプードル(4ヶ月♀)に姫の座を取られそうに…。
 なにせ相手は怖いもの知らずの赤ん坊(?)、おどおどしてるさくやを押しのけて、クッションに座るわ、マーキング(オシッコ)するわ、さくやのオモチャを取るわ…手がつけられません。
 ついにさくやは追いつめられて、ケージに逃げ込む始末(写真をクリックすると拡大)。
 ガンバレさくや♡ひかえめなお前さんが好きだよぉ

 きょうは濃紺ウールに黒ハイネック、黒裂織角帯に梅鼠のウール袴、黒白柄のニットチョーカーにチャコールグレーのタビックスです。
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2016年12月13日(火)  No.4915

世界遺産バスに乗る
 休日に映画でも見ようと城端線で新高岡駅へ。 天気も良く、放射冷却で氷が張っていました(写真をクリックすると拡大)。
 8時38分発の車両に学生はおらず、適度な込み具合で居心地が良く、ついうたた寝してしまいます。

 帰りは愛称「世界遺産バス」に乗ってみることにしました(800円)。 東海北陸自動車道を走り、新高岡ー城端駅がたったの35分。 曳山会館でも下車できるのでラクチンです。
 乗客は日本人半分、他国の観光客半分というところでしょうか、表記も日本語・英語・中国語・ハングルに対応。
 曳山祭やむぎや祭の紹介もあったのには驚きです。 イイね!世界遺産バス。

 きょうは厚手の縞木綿に焦茶のタートルニット、黄金の角帯に帆布の袴、焦茶のニットマフラーに手甲、帆布の道服に茶色の足袋です。
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2016年12月12日(月)  No.4914

読書目標達成!!
 新書「理性の限界」を読了して、元旦に立てた読書目標50冊をクリアしました。 他の抱負(ex.べるもんた乗車)はことごとく失敗しましたが、これだけはなんとか…。
 小説と学問系(?)を交互に読むようにしています。 さしたる理由は無いのですが、偏った人間にならぬように(読書傾向が偏ってますが…)。 それとなにか化学変化がおきるかも…と期待して。

 突然ですがここで本年度のベスト1を発表します!?
僕の違和感オルハン=パムク著に決定!! パムク作品はどれも骨太で厚みがあります。 読後も充実感いっぱい(達成感?)

 本を読むことで、薄っぺらい我が人生に深みが増す気がしています。
 来年も50冊のペースを守りますね(宣言)。 
 きょうは璃寛茶の紬に焦茶のタートルネック、黒裂織角帯に黒斑の袴、グレーのタビックスです。
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2016年12月11日(日)  No.4913

ジョウハナーメン
 城端をローマ字で記すとJohanaです。 これ、キリスト教の聖人ヨハネ(Johanne)と綴りが近いですよね。 人名ヨハン(Johan)さんも英名ジョン(John)もヨハネにあやかってつけられてます。
 で、このヨハン(Johan)にお祈りのアーメン(amen)を付け加えると、Johan+amen=Johanamen(ジョウハナーメン)になります。

 おぉ!これイケルんじゃないですか!? 今後観光で訪れるキリスト教信者が増えたときに、”Johanamen”の看板を見つけたら「なんやこれ!?」と思わんでしょうかね?
 ということで、城端+麺=ジョウハナーメンをワールドワイドな(?)御当地グルメとして提案します(写真は本文とは関係ありません)。
 「ナーメンってなんじゃ?」とツッコまれるでしょうが、これからみんなで考えましょう(笑) 小麦粉は農林十号を使いたいなぁ。

 きょうは焦茶に朱縞ウールに茶の半衿、黄金の角帯に帆布の袴、茶のガーゼストールにニット手甲、キャメルのタビックスです。
 雪が積もりました、タイヤ交換しといてヨカッタぁ…。
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2016年12月10日(土)  No.4912

手ぬぐいコレクション
 遠出した時や、なにかイベントがあるときに日本手拭いをチマチマ買っています。 比較的値頃だし、記念になるし、そして実用品だし。
 気がついたら抽斗にごっちゃり貯まってました(写真をクリックすると拡大)。 何枚あるかわかりません。
 毎日懐中して使うものなので、今後も増え続けるんだろうなぁ。
 いつか、てぬぐいコレクション展できますかね、アイロンかけて。

 きょうはグレー縞片貝木綿に黒タートルフリース、黒緑の角帯に黒茶の袴、茶のニットスヌードに手甲、茶のタビックスです。
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2016年12月9日(金)  No.4911

登録有形文化財 じょうはな庵
 じょうはな庵に有形文化財の説明板が設置されました(写真をクリックすると拡大)。
 プレートにこう刻まれてます↓
登録有形文化財 第16-0109〜0110号
この建造物は貴重な国民的財産です 文化庁

 そして説明文はこう記されてます↓

 国登録有形文化財(建造物)
 じょうはな庵(旧中谷家住宅)
 主屋・土蔵
 平成27年11月17日登録
 主屋は、明治38年頃の建築で、間口3間2尺、奥行6間4尺7寸、木造2階建て、桟瓦葦、切妻造り、平入の町屋です。右手に土間を通し、左手に8畳3室が並びます。2階は土間の一部を上方吹抜けとする他は居室を配しています。登り梁に支えられた深い軒、厚板葦の庇、2階正面の袖壁、大戸構え、など当地の町屋の特徴をよく示しています。
 南側の小路に面して建つ土蔵は、主屋より古い明治中期頃の建築とみられ、梁間2間、桁行2間半、土蔵造2階建て、置屋根形式の桟瓦葦、切妻造り、平入です。西面南よりの戸口と2階東面に穿つ小窓に鳥居型の額縁を表し、外部仕上げの漆喰の剥落部分から中塗土を見せる土蔵の姿は小路に趣を添えています。
 明治31年の大火前後に建てられたこれらの建物は、城端別院善徳寺の門前町における往時の象徴的な町屋・土蔵として歴史的景観に寄与しています。
 平成28年12月 南砺市

 改めて読むと誇らしいです。 他の建物も大切にしなくては

 きょうは紺ウールに黒ハイネック、黒裂織角帯に草木染めの綿袴、チャコールグレーのチョーカーに紺のタビックスです。
 雪マークが近づいてるので冬タイヤに交換しました。
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2016年12月8日(木)  No.4910

フラワーポイント10倍セール
 今日から三日間、フラワーカードのポイントが10倍になります。 通常100円で1ptが、期間中10ポイント! 過去最大のプレゼント
 加盟店では併せてセールも開催、当店はレッキスチョーカーを特価にて販売することにしました(写真をクリックすると拡大)。
 ぜったいお得です!
 11日に大交換会があるので、ポイントを貯めましょう!
 きょうは青縞ウールに黒タートル、黒緑の角帯に薄緑の綿袴、チャコールグレーのタビックスです。
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2016年12月7日(水)  No.4909

戸出によっといで
 開町400年を記念して戸出地区未来創造異脳種会議が「戸出によっといで」という冊子を刊行しました(写真をクリックすると拡大)。 16頁ですが、ギュギュっと詰まってます。
 [特集]江戸時代を代表する麻布のまち戸出の秘密に迫る!! なんて素敵な企画! なぜ戸出が麻布(八講布)の産地だったのかわかり易く解説。
 戸出駅の成り立ちも興味深い記事です。「城端線が鷹栖、津沢を通るルートも検討された」とあり、違う歴史になってたかと思うとワクワクします。

 地元民が知らぬ地域の歴史を掘り起こすことで、自地域に愛着がわきますよね。 まちおこしの原点はソコですから。
 第二号も楽しみです。

 きょうはグレー織木綿に黒ハイネック、黒裂織角帯に黒斑の袴、グレーのニットチョーカーにモスグリーンのタビックスです、
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2016年12月6日(火)  No.4908

現代根付
 ガラスの根付が割れてしまったので、金屋のかんかで前に購入したアクセに取り替えました(写真をクリックすると拡大)。
 珠を抱えた錫(?)細工のワニ(?)です。 確か作家もの(?)だったような…。
 見た目より重いのでぶつけないように気をつけなくては(ケータイの塗装がはげるので)。

 粋な男性が根付をコレクションしたがったのもわかります。 古いものは高くて買えないけど、いまの小物で根付として使えそうなものを集めてみようかな
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2016年12月5日(月)  No.4907

さくや姫だより その59
 さくやの様子が変です。 昨夜8時半から始まったしゃっくりが止まりません。
 なにか喉に詰まらせたかと心配しましたが、呼吸は普通で食欲もあり、便も出ました。

 水を飲ませたり、驚かせてみたり、柔らかくしたエサを与えたりもしましたが、治まる気配もなく…。
 結局、不眠の状態で一晩過ごし、眠さと疲れでグッタリしてるさくや(写真をクリックすると拡大)。 こんなことは初めてです。

 どうしよう?日曜だけど動物病院に連れて行こうか? と家族で相談してたところ、朝ご飯を食べたらなにごとも無かったかのように静かに落ち着きました。 あ〜ヨカッタ²
 家族の一員さくやが体調悪いと、みんな気が気ではありません。

 きょうは茶地に黒縞ウールに黒灰のフリース、黄金の角帯に帆布の袴、茶のニットスヌードに焦茶のタビックスです。
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2016年12月4日(日)  No.4906

WADO Project キックオフ
 井波の秀夢木楽館にてWADO(ワドゥ)なるプロジェクトのスタートイベントに参加。 まずWADOってなんぞや?っと思ったでしょ?

【What is WADO Project?】
 日本の地方に脈々と受け継がれ培われてきた芸術や食文化を世界に発信し、その橋渡し役となるべく発足されたWADOプロジェクト。
 “WADO”とは“和道”または“輪道”と いうように“和を持って輪を成す道を志す”という意味が込められています。
 和のアイデンティティーが芸術や食文化を通じて継承される道を世界に示すのはもはや 大都市に限ったことではありません。今まさに、日本の地方には底力ともいえる沸々と湧き上がる熱情が輪を成して強いうねりのように世界へと道を広げる時期であると言えます。
 WADO は地方の芸術、文化、食を世界に発信し、地方と世界のプラットフォームを繋ぐ 橋渡し役を行う株式会社リングルと株式会社エミーの協働プロジェクトです。 WADOの発起人である桝本博之にとって南砺市は生誕の地でもあり、福光の生家にはかつて棟方志向 が滞在していたこともあります。 南砺市は私たち WADO が世界との架け橋になりたいと思 うプロジェクト第一号の地であり、私たちにとって何よりも家族のように愛おしいと思う故郷のような場所です。
 人々との共感を促したいと思う優れた芸術や文化を継承し後世に残すプロデューサーと して、地方の細い路地裏でも世界と繋がることができるセレンディピティな出会いを創造する真の表現者に徹することを目指します。
 今回のキックオフイベントを通じて、文化・芸術の世界でご活躍される方々をお招きし、世界から見た日本の文化・芸術の立ち位置や可能性、また南砺市のアーティストが持つ課題やこれからのあるべき未来について議論、そして交流を深めればと考えています。 ーーーーここまでーーーー
 要するに、日本文化を海外発信し、最終的には逆輸入したいってこと(あれ?ホンネが漏れてる?) ただその過程の中において生まれる偶然の出会い(セレンディピティ)を大切にしたい!

 発起人の桝本さん(左写真)の説明のあと、ライカーズ玉恵さんにヨーロッパの美術市況(右写真)を伝えてもらいます。
 懇親会まで含めて6時間超! 濃い時間を過ごせました。
 集まったのは30名、ほとんど初対面の方ですが、熱意があるのですぐに打ち解けました。 セレンディピティな出会いもいくつかあったみたい。 南砺を中心に、英国←→シリコンバレー←→香港が繋がるWADO Project 来年の本格稼動が楽しみです。
 とてもわかりやすいグラフィックレコーディングもあって、心地よい余韻とともに反芻しています。

 きょうは柿色木綿に黄土色の半衿、黄金色の角帯に黒茶の袴、ニット手甲にマフラー、茶色のタビックスです。
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2016年12月3日(土)  No.4905

カジノ反対!文殊の智慧を
 新聞を見てビックリしました。『もんじゅ後継 建設方針』『カジノ法案、衆院委採決へ』(写真をクリックすると拡大)
 突然なにを言い出すんだ!
 常温で湿気と結合し爆発的に水素を発生する金属ナトリウム(液体)を冷却に使わざるを得ず、常に危険と隣り合わせの高速増殖炉もんじゅ。 過去に冷却剤(200℃超)が漏れ、空気中の酸素と反応し火災事故を起こしています。
 机上論では運転の安全性は担保されてますが、実情は手に負えないじゃじゃ馬なのです。

 カジノを目玉にした統合型リゾート(IR)は、ギャンブルをおおっぴらに推奨することになります。 リゾートはそんな下品な場所でしょうか? 観光とは(国の)光を観ること、諸外国に美しい日本をアピールしたいなら、もっと他の方法があるハズ。
 国内に何百万人もいるとされるギャンブル依存症を増やすことも必至で、賛成しかねます。
※ちなみにパチンコ等のギャンブルも僕は反対です。 が、いま反対すべきは審議中のIR法なのは当然でしょう。

 きょうは紺地のウールにくすんだ緑の半衿、グレーの角帯に腰板無しの綿袴、青系ガーゼストールにグレーのタビックスです。
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2016年12月2日(金)  No.4904

世界遺産記念式典
 午前2時2分、城端曳山祭を含む「山・鉾・屋台行事」ユネスコ無形文化遺産登録が正式決定しました。
 前夜から曳山会館でパブリックビューイングを見てましたが、審議が遅々として進まず、一旦延期か?と思われていただけに喜びもひとしおです。

 家々に祭礼幕と提灯を吊り(写真をクリックすると拡大)、夜6時の記念式典は町挙げて盛大に祝します。
 残念ながら雨模様で曳山整列はできませんでしたが、くす玉を割り花火を打ち上げ獅子が舞い、樽酒を振るまって餅をまき…とそれはそれは賑やか。
 テレビ中継もあり、さながら冬の祭でしたね。 嬉しいことこの上ないです。

 来年5月の曳山祭は沢山のお客様が訪れてくださるでしょうね、ひょっとしたら世界各国からも。 あ、英語を勉強しなくては!曳山ってなんて言うんだろ(笑)
 きょうはグレー縞の伊勢木綿にチャコールグレーのタートル、黒埼織り角帯に黒斑の袴、青茶のガーゼストールに紺タビックスです。
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2016年12月1日(木)  No.4903

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