「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2012年8月

++美しい装い きよべ++

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木彫・絵画 中嶋外志男 作品展
 「城端百景 松平保夫版画展」もいよいよ最終日。 多くの方に美しい城端を楽しんでいただけたことと思います。

 明日からぎゃらりー蔵布都 藍では「木彫・絵画 中嶋外志男 作品展」を開催します。
 先ほど陳列を終えました(写真をクリックすると拡大)。
 木彫のみならず絵画でも中嶋ワールドを御堪能ください。 むろん入場無料です

 久しぶりの雨模様、まさに恵みの雨ですね。
 きょうは黒地縞の小千谷に黒半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2012年8月31日(金)  No.3343

キ、キモイ・・・
 次男が得体の知れないものを持ち帰りました(写真をクリックすると拡大)。 中学校陶芸教室の “ 作品 ” だそうです。

 まだらな肌、短い手足、構造的に間違ってる尾びれ、ヴォルデモートのような顔… どのパーツを見ても

 キ モ チ ワ ル イ

 「なんけこれ?」と尋ねたら、『人の嫌がるもん作ってみたかった』だって。 おひ!

 そんな次男は9月2日の一心講踊りに参加します。
 さて今年の扮装は?? ご期待ください??

 きょうは薄緑縞の小千谷にくすんだ柿色の半衿、ロングエプロンの丁稚姿です。
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2012年8月30日(木)  No.3342

池川はいま3
 池川に「北野橋」の基礎部分(?)が掛けられました(写真をクリックすると拡大)。
 以前の橋よりかなり広く、車が4台通れそうです。
 対岸の道路より広いんですよ。 歩道かなぁ

 きょうはグレー縞の小千谷にギャルソンエプロンのみの軽装です。
 残暑きびしいですね。
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2012年8月29日(水)  No.3341

真桑瓜の別名
 「雨が少ない今年の夏は畑の果実が超あまい」 七七七五 ←都々逸か(笑)

 残暑はとても厳しいですが、そのお陰で(?)スイカや瓜が美味しい…、糖度がとても高いんです。
 今年はみの瓜が豊作らしく沢山いただきました、冷やして食べると甘くてみずみずしくてサッパリします(写真をクリックすると拡大)。

 「えっ?ミノウリを知らない?」 「アマウリ?ふ〜ん」 「正しくは真桑瓜?」 「え?マッカって呼んでるの?」 「でうり!? なにそれ?」

 どうも家によって呼び名が違うらしいです。
 砺波地方全般で「アマウリ」、城端旧町部は「ミノウリ」、福光では「デウリ」、年配者は「マッカ」…。 何じゃコリャ?

 調べてみました。
 この瓜の歴史は古く、縄文時代にはすでに渡来し、2世紀には美濃国(岐阜県)真桑村で栽培され特産品になっていたようです。 それでマクワウリか(ちなみに韓国ではチャメと呼ばれてます)。
 マッカは真桑が約まった(?)んでしょうし、ミノウリはひょっとして美濃瓜?
 じゃあ、デウリ(出瓜)って???

 瓜の歴史が古いだけに、呼び名の違いも中世の荘園ブロックとなにか関係があるんじゃないか?と…推測するのは男のロマンです(笑)

 きょうは黒地縞の小千谷に黒半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
2012年8月28日(火)  No.3340

旧加越線高架橋
 城端から福野市街地に入る道、川田工業(株)近くの踏切を渡る前に、頭上をまたぐ自転車道があるのをご存知でしょうか?
 廃線となった加越能鉄道 旧加越線敷地を利用した「富山庄川小矢部自転車道」です。
 以前から「どうしたら彼処に登れるのだろう?」と気になってました。

 自転車道を歩いてみることにします(悪酔い必至なYouTubeはこちら)

 勾配は緩いけど、歩くと結構ありますね(左写真をクリックすると拡大)。

 いつもの道路上にきました、奥に城端線の踏切が見えます(右写真をクリックすると拡大)。

 なるほど、こんな風に見えるんですね。
 長年のモヤモヤが消えました。あ〜すっきりした。

 きょうは黄色のコサシルクに生成り地紋つき半衿+ギャルソンエプロンです。
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2012年8月27日(月)  No.3339

むぎや応援スタンプラリー
 城端フラワーカード会の人気企画「300ポイント+お店スタンプラリー」がスタートしました(8/31まで)。

 しくみは前回同様ですが、今回はWチャンスとして抽選で『むぎや踊り競演会』観覧券もプレゼントしちゃいます。
 さらに売り出し期間も一週間に延長!
 我慢していたアレもコレもソレも地元で買っちゃいましょう

 きょうは薄緑縞の小千谷に立涌地紋の半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2012年8月26日(日)  No.3338

上畠アート2012をキモノジャック
 久しぶりの越中ジャックは南砺市利賀村、かつて秘境として知られた村です。 同じ南砺市の城端からでも40分近くかかる辺鄙な土地で、しかも盛夏の2時に和装で集まるなんて…無謀といえば無謀です。 それでもこの時期の利賀村を訪れたかったのは「上畠アート」開催期間だったから。

 参加者が少ないかと心配してましたが、13名も集まりました。 初参加も3名!嬉しいです。
 良い気が充満する瞑想の郷できものの良さを充分アピールできたと思います。 来訪者から「次は参加したい」との声もいただきましたし。
 詳しくは近日中(?)にブログに載せますね。

 きょうはグレー縞の小千谷に裂織の角帯をヘタレ結びの着流しにしました。
※次回は9月22日(土)高岡市で金屋楽市をジャックします。
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2012年8月25日(土)  No.3337

想像力がいじめを止める
 8月17日の朝日新聞朝刊に「いじめている君へ」と春名風花ちゃんが寄稿しました。 子役タレントであり、はるかぜちゃんの愛称でツイートもしている小6の女の子です。
 まず、読んでみてください、できれば縦書きの新聞記事の方を(ここをクリックすると拡大)


 いかがですか? 「想像力がいじめを止める」僕も同じことを考えています。 さらに「他人のことを考えられる想像力は、紛争や暴力連鎖をも止められる」と信じます。
 そして想像力を養うには、まず礎となる自尊心が確立されなくては…とも考えてます。

 頭が良くて優しい子です。 何度も何度も推敲した様子が伝わってきます。 最後の一文(ちっぽけな優越感)にはぞくっとしました。
 他人(or他グループor他民族)を叩くことで、ちっぽけな優越感を満たしてないですか? 大人も問われています。

 きょうは黒縞小千谷に黒半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2012年8月24日(金)  No.3336

ぎゃらりー蔵布都 藍 9月の催し
 ぎゃらりーで開催中の「城端百景 松平保夫版画展」も残すところ一週間。
 みなさん木版画の緻密さに驚き、地元の人でも「こんないいところが城端にあるなんて知らなかった」と喜んでいかれます。 百景マップもあるので、場所当ても楽しいですよ。

 ぎゃらりー蔵布都 藍では9月「木彫・絵画 中嶋外志男 作品展」を開催します。
 中嶋さんは四年前にも当店で個展を開催したことがありますが、そのときは木彫だけでした。
 今回、絵も初出品なさいます(右写真をクリックすると拡大)。 優しさと力強さが同居した作品を御堪能ください。

 きょうは薄緑の小千谷を浴衣代わりにしてロング前掛けです。
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2012年8月23日(木)  No.3335

山本二三展
 高岡市美術館で開催中の「山本二三展」に次男を連れてゆきました(僕が行きたかったんですけど、おとこ独りじゃ恥ずかしかったんで強制連行)。

 山本二三(にぞう)さんはアニメの背景画家、「天空の城ラピュタ」「火垂るの墓」「時をかける少女」「もののけ姫」「じゃリン子チエ」などを手がけておられます。
 平日の午前中だというのに人が多いですね、特に小さい子を連れたお母さんが…。 ひょっとして動機は同じ?

 う〜ん、上手い。 時間の制約があるなかでよくぞここまで世界観を造った…って感じです。 見応えあります。
 ただ、数は申し分ないのですが、やはりアニメ背景なので小さいですね。 あと、背景だけじゃなく、人物画を重ねた完成画像も見たかったけど、著作権をクリアできなかったのでしょうか?
 でもこのような展覧会が地元で開催されるなんて画期的です。 また次はあるのかな?

 最後は嫌がる次男を説き伏せ、入り口で記念撮影(右写真をクリックすると拡大) もののけ姫「シシ神の森」を彷徨う近所のオヤジ之図です(笑)
 きょうはグレー縞小千谷に黒衿、ギャルソンエプロンです。
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2012年8月22日(水)  No.3334

木下 晋展
 先週の木曜日、会期終了間間近の「木下 晋展」を見に、砺波市美術館へ(8/26まで)。
 様々な濃度の鉛筆で描いた、巨大細密画です。
 以前実物を見せていただいて以来、その迫力と精神性に圧倒され他の作品も見たくなってしまって…。

 美術館を埋め尽くす作品の数々。
 声も出ません。
 長椅子に座って、小林ハルさんと桜井哲夫さんの絵を前に、僕は何かを祈ってました。

 きょうは黒地の小千谷に朱色の半衿、ギャルソンエプロンです。
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2012年8月21日(火)  No.3333

須川展也サクソフォンリサイタル
 ラポールで『須川展也サクソフォンリサイタル』。
 サックスが特別好きなわけじゃないんですが、三井住友海上文化財団の支援があって破格のチケット1,500円に釣られました。

 平日午後だし…大丈夫だろ、と高を括っていたら、ご覧の通りの人・人・人(右写真をクリックすると拡大)。
 夏休みということもあって学生(吹奏楽部?)も多いです。

 演奏は…さすが日本を代表する奏者。 文句無しに巧い。 硬軟とりまぜ、なんでもござれ状態。 ピアノの加藤昌則さんも作曲家だけあって、これまたオールラウンド。 後半二人がハッピ姿で演奏した「こきりこ」はまさにジャムセッション状態。
 お得感満載のリサイタルでした。 満足満腹です。

 きょうは薄緑の縞小千谷に立涌地紋の半衿、緑の絽角帯に薄緑の綿袴です。
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2012年8月20日(月)  No.3332

城端別院善徳寺 御本尊 動座式
 むぎや祭の直後に善徳寺本堂の改修工事が始まります
 きょうは御本尊を八間座敷(武者隠しの間)に移し替える「動座式」が行われました。 実に250年ぶりのことだそうです。

 朝9時に本堂は人でいっぱい、300人ほどおられたでしょうか。 やはり僕同様に「二度と見れない行事」だと考えたのでしょう。 口々にこの御縁にあずかれたことを喜んでおられます。
 30人のお坊さんによる読経は荘重でした。

 御本尊(阿弥陀如来)はすでに前方に移動しておられます(左写真をクリックすると拡大)。
 木箱に納めた後、本堂から渡り廊下を通って移動します(右写真をクリックすると拡大)。 多くの人が連なるので僕も後に続いてみました。 単に歩いただけなのに儀式に参加したような気分になります。

 これから数年間、朝昼の説教はこの八間座敷(対面所)でおこなわれることになります。
 本堂改修工事が終わり、御本尊が戻される「還座式」(げんざしき)は4年後です。

 きょうは黒縞小千谷に薄茶の半衿、裂織の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2012年8月19日(日)  No.3331

金澤河原歌舞伎
 縁あって十八代目中村勘三郎監修「金澤河原歌舞伎 」を見ることができました。 その名の通り犀川河原に特設小屋を設営したまさに歌舞伎の原点回帰。

 暑い日でしたが河川敷のせいか夕刻には少し過ごしやすくなりました、意外に虫もいません。
 知人の友人の友人(関係が遠いっ)が役者として舞台に立つとのことで、取ってくれた桟敷席が正真正銘の特等席(7列11番)。 期待が高まります。
 さすが金沢、着慣れた浴衣姿の男女が目立ちます。なかには粋筋も…。

 演目は舞踊「鶴亀」「越後獅子」、そして「弁天娘女男白浪」
 中村いてうさん上手いわぁ。 鶴松くん凛々しく可愛い。 弁天小僧…は短かかったけど見応えありました。

 終演後、楽屋テントへ。 仲之助さんと記念撮影させてもらいました、ヘヘヘ。 さすがに役者も囃子方も汗モンダラ…なので写真はアップできません。

 きょうは薄緑の縞小千谷に生成りの半衿、緑の絽角帯に薄手の綿袴です。
2012年8月18日(土)  No.3330

仮装で踊ろう一心講
 9月2日夜の城端別院一心講踊り
 秋から本堂の改修工事が始まるので例年のしつらえは今年で最後になるかもしれません。
 地元人間でも「一心講?なにそれ?」って人がいるくらい淋しい近年ですが、せっかくの行事をみんなで楽しもうと参加者を大々的に募集することにしました。

 たまたま日曜日なので遠方のかたでも参加できます。
 もちろん参加は無料! おもしろい扮装には景品が出ます。

 9月2日(日)19時 城端別院境内にご参集ください(雨天時は本堂)。
※きよべ呉服店2階で着替えができます(男女別)。

 僕も友人をさそって参加予定(何に扮装するかは当日のお楽しみ)。 次男も張り切ってます。

 きょうはグレー縞の小千谷に立涌地紋の半衿、ギャルソンエプロンです。
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2012年8月17日(金)  No.3329

二塚長生講演会
 『友禅人間国宝 二塚長生の世界』最終日、再び厳浄閣を訪れました。 ご本人のギャラリートークを拝聴するためです(当初は厳浄閣で開催する予定だったようですが、聴講希望者が多く、東雲ホールに変更されました)。

 友禅とはなにかから始まり、道具や技法の専門的な箇所まで包み隠さず話してくださいます(写真をクリックすると拡大)。
 二塚先生がどんな気持ちで作品に取り組んでおられるのかビンビン伝わってきました。 会場には染織をなさってるかたも多かったのですが、強い刺激になったことでしょう。

 きものの絵は「線と空間と品格が大事」と先生。 僕も同じ考えです。

 きょうは黒地縞の小千谷に薄茶の半衿、裂織の角帯を浪人結びにして腰板無しの綿袴です。
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2012年8月16日(木)  No.3328

二番線の朝顔
 故あってお盆の朝に城端線始発(5:55)に乗ることになりました。
 いや、大した理由じゃないんです、一昨日バイクに乗ったとき調子が悪かったので点検してもらううちに、雨がドバーっと。 警報+雷なので乗車を諦め戸出に置いてきました。

 久しぶりの始発列車です。 お盆だけあって乗客は僕一人、運転手さんと1対1。
 プランターの朝顔が咲いてます(写真をクリックすると拡大)。 城端駅2番ホームは始発と終列車でしか利用しません。 ですからこの朝顔は始発に乗る一部の方のために植えられてるんです。 なんか嬉しいですね。
 文庫本を読みながら、こころ豊かな朝です。

 きょうは薄緑縞の小千谷に生成りの半衿、カラシの角帯に薄緑の袴です。
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2012年8月15日(水)  No.3327

初ジグゾーパズル
 マルボロ土産にジグソーパズルをもらいました。 横長350ピースです。

 白状します、うまれてこのかたジグソーパズルを完成させたことがありません。 一度チャレンジしたのですが、外枠が曲がった時点でアウト!
 今回リベンジを期します…が、やっぱり難しい。

 子どもたちがここまで組んでくれたんですが、次のピースが見つからない(写真をクリックすると拡大)。
 結局10分で1ピースも埋まりませんでした。

 しかぁ〜し! 親の権威を振りかざし、最後の1ピースは僕が埋めることになってます。 どうだっ!!

 きょうはグレー縞の小千谷にロング前掛けの丁稚仕様です。
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2012年8月14日(火)  No.3326

利賀ジャックの下見に瞑想の郷へ
 マルボロの子どもたちを家族総出で見送った後、バイクに飛び乗り利賀村へ向かいます。
 「キモノでジャックin利賀 〜上畠アート2012をジャックせよ〜」の下見です。

 城端行政センターからR304→五箇山トンネル→R156「下梨交差点」左折→下出を右折→新 山の神トンネル→県道34号線を左折→そばの郷→上畠で右折→利賀瞑想の郷。
 そばの郷までバイクで30分でした、ここから目的地まで5分とかかりません。 意外と近いでしょ。

 初めて訪れた瞑想の郷はロケーションも相まって聖地のようです(写真をクリックすると拡大)。
 ここをメイン会場に上畠アート2012は開催されます。 いったいどんな風になるのか予想もつきません。 楽しみです。

8月25日の利賀村ジャックは浴衣で参加も大歓迎です。
▶標高600mの利賀村は涼しく、湿度も高くないので過ごしやすいですよ。

 R471経由で帰ってみました。 こちらは片側が谷なので道幅が狭く、乗用車なら対向車を気にしながら運転する必要があります(バイクは楽勝)。
 所要時間はさほど変わらないので、楽に走れる「山の神峠ルート」を断然おススメします。

 きょうは薄緑縞の小千谷に薄朱の半衿、薄緑の絽角帯に薄緑の綿袴です。
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2012年8月13日(月)  No.3325

さよならパーティ
 マルボロの子どもたちの8泊9日ホームステイ最後の夜。 桜ヶ池クアガーデンでサヨナラパーティがありました。
 挨拶、会食、記念品贈呈、芸やダンスetc. 楽しく賑やかで、あっという間の4時間あまり(写真をクリックすると拡大)。 日本人もアメリカ人も、大人も子どもも、ごっちゃになって…。

 ニューヨーク近くの高級住宅街であるマルボロ町にはいろんな人種が住んでいます。 宗教も価値観も多様ですが、子どもたちは互いを認め合い自分を肯定しているように感じました。
 直感ですが、すぐれた教育が持つ力でしょうか(むろん経済力なくしては教育は二の次になりがちです)。

 すべての若者がちゃんとした教育を受けることができたら世界の未来はきっと明るいものになると信じています。 日本も同じです。
 きょうは黒地縞の小千谷に黒半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2012年8月12日(日)  No.3324

きもの姿で乗りたい4
 懐かしいキックスケーターをお寺deフリマで見つけ、購入しました(八百円也)
 童心に返ってつづらこみちを爆走中(写真をクリックすると拡大)。

 買ったのはRAZORというメーカーのもので、ブームのときは品切れになるほどの人気でした。 タイヤが小さいので石畳はちょっと苦手ですが、まぁまぁの満足度です。
 「セグウェイは買えないけれど、これでいいか…」と思っていたら…。
 同社からローラースルーゴーゴーの後継機種が出てたんです。 その名も「JスルーGoGo」 紹介ビデオもベタでナイス!! です。
 ほっ欲しい! 

 きょうはグレー縞の小千谷にくすんだ柿色の半衿、裂織の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2012年8月11日(土)  No.3323

女子マガ?
 月刊Takt9月号88pにきよべ呉服店を載せていただきました(写真をクリックすると拡大)。
 歩いて発見!ぶらっと お散歩 vol.6〈南砺市城端周辺〉です。

 「きものって面白い!日本の衣文化を再発見」の見出しと、本文に「きもの好きを徹底的に応援する」「さまざまな縁が広がるコミュニティスポット」などとご紹介いただきました。 感謝です。

 同じく「肉の岩崎」「西洋膳所 浪漫亭」「松島松鶴堂」「城端曳山会館」「旬の味 まねき」「ANGO安居」「手作りの店 桂湯」「洋菓子工房 イワキ」「御菓子処 井波屋」〈敬称略〉が素敵に紹介されてます。 ぜひご一読ください。

 ところでタクトって “ 富山女子のためのライフアップマガジン ” だったんですね。 知らずに定期購読してました。 だって…写真がキレイで読みやすいし…。

 きょうは黒地縞の小千谷に生成りの半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2012年8月10日(金)  No.3322

二塚長生の世界
 福野高校巖浄閣にて『友禅人間国宝 二塚長生の世界』がはじまりました(8/16まで)。 同校OBの友禅作家 二塚長生さんの企画展です。

 巖浄閣(がんじょうかく)は国指定重要文化財、二塚さんは重要無形文化財保持者(友禅染)、これは見に行かなきゃとバイクで出動。 近くにいながら入るのは初めてです。 風格のある建物ですね、天井の高さに驚きました(写真をクリックすると拡大)。

 二階の講堂に昭和61年から現在のものまで14点、二塚さんの作品が展示されてます。 間近でor裏からor離れて見ることができるので、糸目の緻密さと構図の大胆さが同居した作風を堪能できます。
 作品のみならず図案やノートまで、すべて開示してくださってるのは、開催中の全国高総文祭で訪れる高校生になにかを感じ取ってほしいと願われたのでしょうか。

 入場無料なのが申し訳ないくらい価値のある企画展です。 図録も赤字覚悟の500円!
 8月16日(木)午後3時より ご本人によるギャラリートーク「友禅の魅力を語る」があるので、もう一度お邪魔したいと思ってます。

 きょうは薄緑縞の小千谷に青灰の半衿、青白の角帯に薄緑の角帯です。
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2012年8月9日(木)  No.3321

城端みやげ
 マルボロホストファミリーもあと一晩、明日の午後には次の家庭にバトンタッチです。 えっもう?って感じ。
 家族みんなにプレゼントをもらったんで、なにかお土産をあげたい気分…。

 嵩の低いものがいいかな…と、考えた結果、城端十景切り絵現在開催中の城端百景版画、そして城端手作りの会(繭の会)の古布カード入れに(写真をクリックすると拡大)。
 オール城端ブランドです。

 …と用意していたら「弟に浴衣を買って帰りたい」と殊勝なことをのたまうので、ウチの子のお下がりで程度の良いものもプレゼントすることにしました。 もう一方の子の妹二人にも…。
 すごく喜んでくれたんだけど、こりゃかさ張るじゃ…、スーツケースに入るかなぁ

 きょうは紺のコサシルクに生成りの半衿、辛子の角帯に薄緑の綿袴です。 立秋過ぎたら涼しいですね。
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2012年8月8日(水)  No.3320

利賀をキモノジャックしませんか?
 第6回越中ジャックキモノでジャックin利賀 〜上畠アート2012をジャックせよ〜」 8月25日(土)開催します(写真をクリックすると拡大)。
 前回は海だったので、今回は思いっきり山(失礼!)で避暑地の南砺市利賀村。 上畠アート2012を着物姿で埋め尽くそう!という企画です。
 上畠アートというのは、若手アート作家の発表を限界集落上畠(うわばたけ)地区でする催しで、6年目の今年は会場を民家から瞑想の郷周辺に移動します。

 自然を生かしたインスタレーションと着物のマッチングを楽しみませんか? 浴衣での参加も大歓迎です。
 詳しいことは越中ジャックのブログをごらんください。

 越中ジャック第六弾 キモノでジャックin利賀
 8月25日(土)14時 南砺市利賀村上畠 瞑想の郷(空想の館 前)に集合!
 「参加表明不要」「途中参加OK」「途中離脱OK」「参加費(上畠アート協力金)200円」「老若男女不問」 どなたでもどうぞ!

 きょうはグレー縞の小千谷に黒半衿、黒緑の半衿、薄手の綿袴です。
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2012年8月7日(火)  No.3319

ホームステイの朝食
 ホームステイの男の子二人を紹介します。
 大柄なアレックス君はいかにもアメリカンな高校生。 陽気でよく食べる。
 あやしい炭酸飲料(塩スイカ味ペプシ)が気に入って、お土産に10本購入しました(左写真をクリックすると拡大)。

 インド系のコーシック君は宗教上の理由でベジタリアン。 肉・魚・卵・キノコetc.一切ダメだけど、野菜はけっこう食べてくれます。
 慣れないハシを持つ手もサマになってるでしょ(右写真をクリックすると拡大)。

 年上のアレックス君がコーシック君を気遣う様子はまるで兄弟のよう…。 二人とも賢くて素直な子なので助かってます。
 きょうは黒地小千谷にギャルソンエプロンの軽装です。
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2012年8月6日(月)  No.3318

Welcomes MARLBORO
 いよいよ米国ニュージャージー州マルボロ町から子どもたちがホームステイにやってきます
 ウェルカムパーティーは行政センター3階ホールで(左写真をクリックすると拡大)、真ん中の赤い服を着た男の子二人が我が家に寝泊まりします(四泊)。

 一度家に連れ帰った後、イオックスヴァルトでバーベキュー。 BBQ→スイカ割り→ビンゴ大会→花火 どれも盛り上がりました。

 手持ちが禁止されてるので、アメリカの子どもたちは花火をとても喜びます(右写真をクリックすると拡大)。 ナリは大きくても、やはりまだ子どもですね。
 これから4日間楽しみです。

 きょうは薄緑縞の小千谷に福光麻の半衿、カラシの角帯に黄緑の麻袴、梅鼠の足袋です。
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2012年8月5日(日)  No.3317

raison d'etre
 じょうはな織館にてneutral productionの新作インスタレーション raison d'etre ver.4.6/ver.5.1 を見てきました(9/2まで)。
 昨年の下山芸術の森 発電所美術館が強烈だったので期待しちゃいます。

 強い外の陽射しから一転、暗幕を張られた室内は真っ暗
 光とともに突如吹き出す白い微粒子(ver.4.6)
 別室には振動で動く蓄光された粒(ver.5.1)
 すべてPC制御された異空間

 う〜ん、なんだかよくわかんない。
 …けど、決して居心地が悪いわけじゃない。 椅子があればずーっと座っていたいカンジ。

 あえて写真は撮りませんでした。 音も動きもある作品です、ぜひ御体験ください(入場無料)

 きょうはグレー地小千谷にギャルソンエプロン、この世で最も涼しい組み合わせでしょう、多分。
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2012年8月4日(土)  No.3316

オリンピック日本選手団ユニフォーム
 ロンドンオリンピック真っ只中、日本勢頑張ってますね。
 今更ですが…録画しておいた開会式をぼちぼち見ています。 入場行進、各国の民族衣装が素敵ですね(写真をクリックすると拡大)。

 もし2020年ふたたび東京でオリンピックが開催されることになったら、日本選手団には是非とも和装で入場してもらいたい!
 男子は袴姿で(←マストアイテム!) 女子は浴衣+付け帯でもいいや。

 国を挙げて智慧を絞れば、3分で着られる和服だって開発できるでしょう。
 仮に “ キモノモドキ ” であったとしても、少なくともいまのユニフォームよりは断然マシだと思います。

 高2の長女が浴衣を着て高岡の七夕に行きたいというので、慌ててタンスから出してきました。 現代っ子でもちゃんと日本の遺伝子を受継いでます。

 きょうは黒地小千谷に黒半衿、裂織角帯に腰板無しの綿袴です。
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2012年8月3日(金)  No.3315

花筏の実
 パティオのはないかだ、花らしきものは咲いたのですが、今年も実がなりません。

 「あんたとこのが、ほんまはコレやろ」とある方が実のついた花筏を持って来てくださいました(写真をクリックすると拡大)。
 黒くて丸くて、ブルーベリーのようです。 これなら鳥も喜んで食べるだろうなぁ。
 人間でも食べられるのでしょうか?


 午前中、むぎや祭協賛のお願いに砺波市内を回らせていただきました。  皆様、ありがとうございます
 今年は9月15(土)16(日)が開催日。 そう、偶然にも昔のむぎや祭と同じ日です。

 きょうはグレー地小千谷に福光麻の半衿、黒緑の角帯に黒の絽袴、グレーの足袋です。
          (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2012年8月2日(木)  No.3314

城端百景 松平保夫版画展
 『城端百景 松平保夫版画展』今日からスタートです(8月31日まで)。
 朝6時から大慌てで準備して、10時になんとか飾り終えました(写真をクリックすると拡大)。 スカイツリーで買った新兵器もさっそく利用しちゃってます。

 百点並べてみると、あらためて「城端は素敵なところ」だと思います。
 それと同時に松平さんが城端を愛する強い気持ちも感じ取れました。

 城端LOVEな人必見の版画展です。 ぜひぜひお立ち寄りください。
 きょうは薄緑縞の小千谷にシケ引きのヘコ帯の浴衣モードです。
          (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2012年8月1日(水)  No.3313

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