「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2012年3月

++美しい装い きよべ++

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松井機業 絓絹展
 新生ぎゃらりー蔵布都 藍では、月代わりでの催事を計画しています。
 4月は『松井機業 絓(しけ)絹展

 城端絹の織元である松井機業場は、二つの蚕が同時に糸を吐いたときだけにできる絓糸(玉糸)を緯糸に用いた、しけ絹を織ってます。 節がある独特の風合いと模様が美しい織物です。

 今回の「絓絹展」では、しけシルクシェードや、ショール、コースター、絓絹紙、ランプシェード…、さらに絽のショールやスマホクリーナー、絹の入浴剤などの新製品も展示します。 どの商品も触れますので質感をお楽しみください。

 ディスプレイに松井機業の大切なのれんもお借りしてきました(写真をクリックすると拡大)。 快く貸してくださった社長様に感謝です。
 ギャラリーはもちろん入場無料です、お気軽にお立ち寄りください(月曜定休です)。

 きょうは青縞ウールに黒半衿、裂織黒角帯に灰黒の袴、灰色の足袋に青&茶のストールです。
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2012年3月31日(土)  No.3187

春らしい着物
 春っぽい木綿単衣を新調しました。 写真ではわかりづらいのですが、くすんだ柿色です(右写真をクリックすると拡大)。
 さっそくダマシ半衿用のタグにマジックテープを縫い付けます(左写真をクリックすると拡大)。

 この長着のデビューは明後日のキモノジャックになりそうです。
 半衿や袴の組み合わせをどうしようかなぁ…あれこれ考えるのも楽しみの一つですね。

 きょうは茶地に白縞を織り込んだ木綿に生成の半衿、カラシの角帯に黒茶の袴、茶色に染めた足袋です。
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2012年3月30日(金)  No.3186

iPad活用法
 先日購入したiPadの使い道の一つに “ ノート執り ” があります。 会議や講演会などでは(学生時代と大違いで)割とマメにノートを執ってるんですが、書くだけ書いて、その後あまり活用していませんでした。

 iPadアプリのデジタルノート「7notes」をダウンロード購入し、さらにスタイラスペン「Su-Pen」も購入。
 この組み合わせは最強です。 だって、手書きのキッタナイ字が瞬時に活字に変わるんですよ(写真をクリックすると拡大)。
 議事録をPDF化して保存すれば、後で検索することも可能です。 便利な世の中になりました。

 きょうは白茶にネップが入った木綿に山吹の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、柄のタビックスに朱系インド綿のストールです。
 そうそう、キモノでジャックは4月1日に開催されます。 ラク〜に参加してください。
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2012年3月29日(木)  No.3185

夜鍋で足袋染め
 和装で一番の消耗品はなんといってもタビです。 酷使に堪えかねて縫い目がほつれるし、鼻緒と擦れて生地の色が薄くなります。
 市販の男足袋は色数が少ないので、時々自分で染めてます

 茶系が欲しかったので、夕食後に五足(綿3、ナイロン2)ココアブラウンに染めました。 用いたのは『BEST COLORミニ』綿・麻・レーヨン用の液体染料です。
 まだストーブを使ってるのでガス代が助かります(左写真をクリックすると拡大)。 煮ること30分、水洗いして、洗濯機ですすぎ→脱水→陰干しして終了です。

 木綿用の染料なのでナイロンはどうかな…と思ってたんですが、見事に染まりませんでした…ハハハ(右写真をクリックすると拡大)。
 でもまあイイ色だから結果オーライでしょ。 左端のはナント!撥水性のある “ 雨の日用 足袋カバー” ですから、よくぞここまで…と思いたいくらいです。

 きょうは茶縞ウールの下は久留米のスタンドカラーシャツ、辛子の角帯に帆布の袴です。
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2012年3月28日(水)  No.3184

遠州木綿で喧嘩かぶり
 職人さんが、浜松の縞木綿を買ってくださいました。
 「どうするんですか?」と尋ねたら『こうやって…』と結んで、ご覧の通り(左写真をクリックすると拡大)。

 その姿がカッコ良かったのでさっそく真似してみました。 喧嘩かぶりとも呼ぶようです。 日本手拭より厚手なのでイイかも。
 ちょうど良い長さ(1m)にカットしてますので、すぐに間に合います(イイェ喧嘩シロッテワケジャナイデスヨ)。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒タートルネック、裂織黒角帯に黒斑の袴、グレーの足袋にストールです。
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2012年3月27日(火)  No.3183

リトルワールドへ
 500円玉貯金で行く春休みの家族旅行は…愛知県犬山市となりました。 なんで?とお思いでしょうが、犬山には意外と(…失礼…)施設が多いんです。
 国宝 犬山城民族博物館 リトルワールド博物館 明治村日本モンキーセンターetc.
 家族会議の結果、家長(=僕)の独断で「城攻め」と「世界一周」に決定!

 早朝6時半に城端を出発しますが、まさかの大雪(積ってる!) 白川郷あたりでは前方が見えなくなり怖い思いをしましたが、太平洋側は嘘のような晴天。 う〜ん。

 で、さっそく犬山城に登ります。 あっという間に見終わって、消化不良のままリトルワールドへ。
 こちらは期待以上の施設でした。 広さと展示規模が半端ない…。 一周2.5キロを5時間かけて巡りましたが、世界の家々が珍しく飽きませんでした。
 卒業旅行(?)の女の子たちの民族衣装コスプレも雰囲気あって良かったし、「世界の米料理」イベントを開催していて、食べ歩きツアーを満喫しました。
 リトルワールド、いいところですね。 グループ旅行におすすめです。

 きょうは茶縞の縞木綿に山吹の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶色のタビックスで、日本代表(仮)です。
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2012年3月26日(月)  No.3182

きものイベント2つ
 以前告知した越中ジャック第四弾キモノでジャックin護国神社 青空のみの市」が来週に迫りました(画像をクリックすると拡大)。
 ツイッターフェイスブックに参加表明してくださってる方も居られます。 ありがとうございます。
 基本は「参加表明不要」「途中参加OK」「途中離脱OK」のゆるゆるイベントですから、ラク〜にお越しください。

 もうひとつ、城端しだれ桜まつり期間中の4月14日に着物で城端を歩く「じょうはな和をめ・ぐ・り」があります。 着物姿で「小京都城端」を巡り楽しむんです。 きものレンタルも用意しました。
 詳細はこちらをご覧ください(こちらは事前予約が必要です)。

 きょうは白茶の厚手木綿に柄半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶緑の足袋です。
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2012年3月25日(日)  No.3181

町の顔=看板
 城端駅前看板のお色直しが終りました(左写真をクリックすると拡大)。
 「城端は機の声の町なり…柳田國男」「城端曳山祭、むぎや祭」「ようこそ越中の小京都 城端へ」(右写真をクリックすると拡大)

 あれ?どこが変わったんだろう? むぎや祭の日かなぁ…それとも??? う〜ん思い出せない。
 でも見易くなったのは事実です。

 きょうは焦茶に朱縞ウールに生成り地紋半衿、カラシの角帯に帆布の袴、黒繻子の足袋です。
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2012年3月24日(土)  No.3180

マジシャン・パフォーマー HARUKI
 プロのマジシャン・パフォーマー HARUKIさんが来店されました。
 数年前に初めて会ったとき「ファイヤーパフォーマンスしてるんです!」と言った彼に興味津々で、ときどきブログをチェックしてたんです。 よもや城端まで会いに来てくれるとは!

 ファイヤーだけじゃなく、クロースアップマジック&ジャグリングも見事にこなすハルキさん、何をしてる写真かわかりますか?(クリックすると拡大)
 ジャグリング…ではありません、男のキモノをお見立てさせていただきました。 彼の袴姿、絶対カッコイイです。 近いうちに見られるかなぁ。

 そうそう、3月31日出町子供歌舞伎曳山会館で開催される「コンプレッサー と〜キングマジックショー」に出演されます。
 コンプさんともども御贔屓に。

 きょうは茶縞ウールに薄手の黒タートル、黒角帯に焦茶の袴、柄のタビックスです。
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2012年3月23日(金)  No.3179

iPad両手に街歩き
 18日より城端「歴史と文化が薫るまちづくり事業実行委員会」の新サービスがスタートしました。 スマートフォン(以下スマホ)で城端市街地の観光情報を得られるという「城端お散歩ナビ」です。
 城端中心部で専用アプリSkyWareを起動すれば、施設と詳しい情報が見られます。 GPSを利用して巡る城端名所巡りコースも2つ提案されてるそうです。

 スマホではないのですが、先日購入したiPadSkyWareを無料ダウンロードしてみました。
 GPS非搭載なので機能は半分ですが、AR機能は使えます。 画面に別院の情報が載ってるのがわかりますか(写真をクリックすると拡大)。

 さらにパスワードを入れるとアクセスポイントがフリースポットとして使えます。 ダウンロード速度を計測してみるとMAXで14.4Mbpsも!
 試しにUSTREAMで動画を配信してみました
 これ!使えます! スマホ及びタブレットをお持ちの方(AndroidおよびiOS4.3 以降)は、SkyWareをダウンロードしてお試しください。

 あ、でも機械に頼らずとも、地元住民にお声かけいただければ、喜んで道案内しますよ、ご安心ください。

 きょうは青縞ウールに黒半衿、黒緑の角帯に灰黒の袴、グレーに染めた足袋に絹ストールです。
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2012年3月22日(木)  No.3178

完成!ぎゃらりー蔵布都 藍
 つごもり大市以降、手作業ではじめた craft Lun→ぎゃらりー蔵布都 藍の改装工事がついに終りました。

 最後に株式会社 松井機業の「しけシルク シェード」を取り付けてもらいました。 城端絹を柿渋で染めて、陽よけに加工したものです。
 未精錬の絓絹(しけぎぬ)は張りと光沢があり、ときどきでてくる節がアクセントになってます。
 柿渋の色も上品だし、二重になってるのでモアレ(木目柄)が現れてとても美しい!たたんだ時のドレーブも(写真をクリックすると拡大)。
 夏は扉を開け放つので、シェードの日除け効果があるとさらに涼しいでしょうね。

 ぎゃらりー蔵布都 藍では月変り展示を予定しています。
 3月は「水上悦子 作品展」
 4月は「松井機業 絓絹展」
 5月は「創作和紙工房まるとも展(仮題)」…。

 使用料は無料です。 個人の作品展示や発表にどうぞご利用ください。 お問い合わせ等もご遠慮なく。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒タートルネック、裂織黒角帯に黒斑の袴、黒地小紋柄足袋にグレーストール、黒手甲です。
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2012年3月21日(水)  No.3177

Artの俊英
 昨日はもうひとつ福光美術館で開催中の第1回「ザ・セッション! Artの俊英展」も見てきました(4月1日まで)。 砺波地方で活動する40歳以下の作家31人の合同作品展です。

 昨年まで「アートセッションinとなみ野」として開催していたイベントですが、ついに公立美術館で開かれることに! 名声が確立された作家ではなく、育ち盛りの作家(卵も含む)をとりあげるのは異例のことだそうです。

 館内通路を右に折れて、あっと息を飲みました。 ディスプレイが素晴らしい!
 個性を放つ個々の作品が、雑然…ではなく、同じベクトルを持って存在するかのような…。 なんだろう…情熱?才気?やはり俊英?

 この空間(構成)は凄いかもしれない。 ぜひご自身で体感なさってください。

 きょうはネップの入った白茶の木綿にブロック柄の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色のタビックスです。
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2012年3月20日(火)  No.3176

くゆら織 SAKURAIRO展
 高須佳美さんの個展がじょうはな織館で開催されています。 いよいよ明日最終日だというので慌てて出かけました。

 既成概念にとらわれない「くゆら織」らしく、多種多様な糸を織り込んでます。 いや、織るというより、織り込むですね、いろんな繊維が絶妙にとけ込んでる感じ。 でも色味は春らしく統一されてます(写真をクリックすると拡大)。

 くゆら織りに、薫りと映像の演出もあいまって、春が待ち通しい桜の息吹、ひいては“希望…”を感じる展示でした。

 きょうは茶地に朱縞ウールにベージュの半衿、黒緑の角帯に黒茶の袴、茶色の足袋です。
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2012年3月19日(月)  No.3175

平野の小宇宙 城端
 昨年一年かけて城端を調査していた富山大学人文学部文化人類学研究室(竹内ゼミ)の調査報告がじょうはな座で開催されました。
 残念ながら出席できなかったのですが、報告書を読ませていただきました(写真をクリックすると拡大)。

 【地域の概要】【曳山祭の概要】【曳山祭を支える人々】【地域コミュニティにおける祭りの役割】【むぎや祭の概要】【むぎや祭をとおして変化するコミュニティ】【むぎや祭が持つ楽しさと束縛】【むぎや祭における「じゃんとこいむぎや」の役割】【婦人会が地域に果たす役割】【神社・伝説・祭りからみる人々の「郷土観」】【城端の食文化に置けるナレズシ】【農村部と町部の家屋構造と居住者の認識】【国道の拡幅と再開発による住民生活の変化と住民の城端像】【生活施設に関する意識調査から見る城端のイメージ】【絹織物に対する住民の意識と生活者の取り組み】【理休地区における水車と住民の関係】

 学生たちがそれぞれ興味ある対象を調査した、200メージ余に及ぶ立派な報告書です。
 城端のことを全く知らなかった彼らがここまで調べ上げるのは大変だったろうと推測します。
 城端に何度も足を運び、なかには合宿までして練習から祭りに参加した学生もいます。 住民と触れあうことで城端贔屓になった学生も(うれしいじゃないですか)。

 調査報告にも関心はあったのですが、学生たちが城端をどのように感じたか?に非常に興味がありました。 どうやら彼らは城端に好奇心を刺激され、面白がってくれたようです。

 報告書の冒頭で竹内 潔教授が城端を「平野の小宇宙」と名付けました。 自律的な地域としてのまとまりを色濃く残し、有機的なまとまりをもった社会文化を維持している…そうです。
 僕は城端は「完結した町」だ(った)と思っています。 だからこそ自律したコミュティが維持されているのでしょう。
 むろん良い面も悪い面もあるのですが、年々「城端らしさが薄まっていく」のが残念でなりません。 いつまでも「平野の小宇宙」でありつづけるにはどうしたらいいでしょうね。

 きょうは茶縞ウールにベージュの柄半衿、辛子の角帯に茶色の袴、縞のタビックスです。
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2012年3月18日(日)  No.3174

祖母の教え
 「朝たべた果物は金、昼は銀、夜は銅の値」、亡き祖母に教わりました。 

 「食べたものと寝たがだけ、我がもの」「米ひとつぶたりとも残したらあかん、お百姓さんのこと思たら」「初ものを食べると長生きする」「満月のカニは身がスカスカ」「夜に爪を切ったら、親の死に目にもあえん」「朝グモはお金を持って来てくれる、夜のクモはどろぼう」

 これらは保育所時代に聞いたことばです。 40年経ってもよ〜く覚えています。 ???なこともあるけれど、どうしても守っちゃうんですよね。

 きょうは青縞ウールに薄手の黒タートルネック、黒緑の角帯にチャコールグレーの綿袴、グレーの足袋にストールです。
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2012年3月17日(土)  No.3173

New iPad購入!!
 ついに買ってしまいました、New iPad(3rd generation)。 Wi-Fiモデル、黒、64Gです。
 Apple公式サイトで発表した(3/8)数時間後に購入ボタンをポチっと→すると本日午前10時に手元に届いてしまった…ということです。

 初代もiPad2も非常に興味がありましたが、なかなか手が出ませんでした。 今回、買おうと思ったのは…明確な用途が見つかったから…です(詳細は後日)。

※初回インプレッションです↓
 画素数が4倍に増えただけあって、画面が非常に綺麗です。
 キーを叩かずとも、音声で日本語入力できて非常に便利(←変換効率が凄いです)。
 まだ設定途中なので使い勝手はあらためてレポします。

 そうそう、以前からやってみたかった “ iPadを懐中 ” してみました(ムービーをご覧ください)。

 きょうは茶地の縞木綿に辛子の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶色に染めたタビックスです。
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2012年3月16日(金)  No.3172

おすすめサイト その19
 なんと15ヶ月ぶりのこのコーナー(すみませんm(__)m忘れてました)。
 今回は『ロカルちゃ!富山』〜マニアックに“遊ぶ”ディープな富山情報誌〜 です。
 vol.5は 富山アニメ&まんが舞台訪問「P.A.Works大特集!!」で、true tears のこと、ファンの聖地=城端のこと、麦端まつりのこと、などが紹介されてます。
 なかなかに詳しくって地元民でも、ホウホウと感心しきり…。

 じつはこのサイト、作成は富山県なんです。 官製とは思えぬ楽しい出来映え…凄いでしょ!
【ロカルちゃ!富山】http://www.info-toyama.com/loculture/index.html

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒タートルネック、黒緑角帯に灰黒の袴、グレーの足袋にストールです。
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2012年3月15日(木)  No.3171

二宮金次郎像 除幕式
 城端小学校前に二宮金次郎の銅像が建ちました、きょうは除幕式です(右写真をクリックすると拡大)。
 昨年末より準備が進められていた計画ですが、寄付も順調に集まりこの日を迎えることができました。 賛同してくださった関係団体、企業のみなさんに感謝です。

 「いまさら二宮金次郎」ではなく、「今だから二宮金次郎」なのです。 子どもたちの為に建てた像ですが、大人も何かを感じ取って欲しいと思います。

 きょうは茶地に朱縞ウールに山吹色の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶緑の足袋です。
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2012年3月14日(水)  No.3170

子ども見守り隊
 昨年末、城端小学校でも遅まきながら見守り隊が発足しました。
 といっても当番制でガチガチにガードするのではなく、土地柄を考慮して、「できるときにできる人が通学路に立つ」という、星のかがやき活動のバージョンアップ版です。 もちろん僕も登録しています。

 防犯も目的のひとつではありますが、子どもたちに “ 地域で守られてる感 ” を持って育って欲しいと願ってます。 自己肯定感を高める為に。

 小学校の子どもからハガキが届きました(写真をクリックすると拡大)。
 嬉しいですね、とってもヤル気が出ます。

 きょうは茶地に白糸を織り込んだ木綿に黒タートルネック、黒緑の角帯に黒斑の袴、黒繻子の足袋です。
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2012年3月13日(火)  No.3169

与 勇輝 展
 富山大和で開催されている『昭和・メモリアル 与 勇輝展』を見てきました(写真をクリックすると拡大)、最終日です。

 テーマは「昭和」 いい時代だったけど…「戦争」の二文字からは逃れられません。
 単なる郷愁だけではなく力強いメッセージが人形に込められているように感じました。 だから見ていて辛かったです。

 人形って魂が宿るんですね。

 制作過程もビデオ上映されています、まさに神の手ですね、信じられない…。 とくに、黒粘土(?)を削る作業は無から有をつくりだす“創造主”かと思えました。

 きょうは桝蔵順彦さんの手織り縞紬に芝翫茶の半衿、グレー系の角帯をへたれむすびにした着流しです。

☆与(あたえ)勇輝展は3月22日から香林坊大和でも開催するそうです、見逃した方は是非どうぞ。
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2012年3月12日(月)  No.3168

あれから・・・
 生涯忘れることはないであろうあの日から一年経ちました。
 新聞は紙面の多くを東日本大震災関連記事にさいてます(写真をクリックすると拡大)。 我が家ではラジオだけを聴き、テレビを全くつけない一日となりました。

 すべての価値観が打ち砕かれ、無常観と諦念感だけが残ったあの日。
 被災地の復興を心から願ったはずなのに…。
 ・・・・・この一年で何が変わったのでしょうか?

 城端別院で地震発生時刻に鎮魂の鐘が撞かれています。 重苦しい鐘の音です。

 きょうは青縞ウールに黒半衿、黒の角帯に黒斑の袴、灰色の足袋にストール、黒手甲(僕なりに喪章のつもり)です。
 春一番が吹いたと思ったら、とたんに雪になりました。積りそうです。
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2012年3月11日(日)  No.3167

雪割草が咲きました
 園芸愛好家に雪割草をいただきました。 ちょうど咲いているので店頭に置いてます(写真をクリックすると拡大)。
 ちゃんと世話をすれば来年も花をつけますが、(枯らしてしまうかも…)、心の中を読まれたのか、「な〜ん、花が終ったらまた預かってくちゃ」と言ってくださいました。 ありがたや。

 そうなんですサボテンをも枯らす無精者です。

 きょうは白茶の木綿にに山吹色半衿、辛子の角帯に黒茶の綿袴、茶緑の足袋にニット手甲です。
2012年3月10日(土)  No.3166

護国神社ジャックポスター
 キモノジャックin越中、第4回【護国神社 青空のみの市ジャック】の詳細が公式ブログにアップされました。
 青空のみの市の魅力をお伝えするとともに、来場方法なども書いてますので参考になさってください。

 勢いで(?)ポスターも作っちゃいました(フライヤーを拡大しただけ…なんですけどね)。 A3でプリントアウトしたものを上下繋いだA2判です(写真をクリックすると拡大)。 ←お金かかってません(笑)

 4月1日はきものをファッションとして着る楽しさを多くの方に知って欲しいと願います。
 さらに護国神社に来た人がビックリし着物の良さを再認識する、驚愕のエイプリルフール(?)とならんことを期して。

 きょうは茶縞ウールに黒タートル、黒緑角帯に帆布の袴、縞のタビックスです。
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2012年3月9日(金)  No.3165

正絹で作る小花ブローチ
 城端しだれ桜まつりの日程が決まりました。 4月7日(土)〜15日(日)、善徳寺を中心とした市街地一円で開催されます。
 善徳寺のしだれ桜を愛でることは勿論、ワンコイン大市や食べ歩きツアー、桜めぐりなどイベント目白押し(詳細は後日)。

 当店ではメイン開催日の14(土)15日(日)に「正絹で作る小花ブローチ」作り教室を開催します(写真をクリックすると拡大)。
 古い大島紬を土台に、春らしい小花を添えて直径3cmのブローチを作ります。 講師は丹羽やす子さん、講習料は500円(材料費込み)です。
 当日参加OK(見学歓迎)ですが、事前予約も承りますのでお気軽にお申し込みください。

 きょうは灰色木綿袷に黒半衿、黒角帯に灰黒袴、灰色に染めた足袋に黒手甲で「灰男あらわる」状態…。

 昨夜のNHKクローズアップ現代「アニメを旅する若者たち “聖地巡礼”の舞台裏」に、城端とPAworksが映し出されました。
 ゴールデンタイムで視聴率11.9%! 反響が怖いくらいです…。
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2012年3月8日(木)  No.3164

南砺市議会インターネット中継
 今日と明日、南砺市議会(定例会)がユーストリームで生中継(以下UST)されるというので、さっそくパソコンで見てました(写真をクリックすると拡大)。
 僕の関心は「南砺市まちづくり基本条例」だったのですが、サラッと流された感があって残念(田中市長の熱意は伝わりましたが…)。

 UST同時視聴数最大17名、合計視聴200名くらいでしょうか? 少ないなぁ…。
 議会の一般傍聴に加えて、本会議はケーブルテレビで以前から中継されていたんですが、どのくらい見られてるのかなぁ…。
 UST中継はアクセス数がすぐわかるので、もっと視聴者が増えれば議員や行政側も、“ 見られてる感 ” が高まることでしょう。 緊張感が増すことで、原稿棒読みではない “ 惹きつける質問や答弁 ” が増えるといいのに。

 きょうはコゲ茶地に朱縞ウールに山吹色の小紋半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、焦茶のタビックスにダカ織のストールです。
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2012年3月7日(水)  No.3163

小学校で元気になれる
 小学校に立ち寄ったら、長休み(中休み)に児童が踊ってました(左写真をクリックすると拡大)。
 林道美有紀さんが唄う「南砺市の歌〜緑の里から」にあわせて踊る「ほっとあっとなんと体操」です。 子どもたち楽しそう。

 またアルミ缶回収の収益金で「きらら」にプレゼントする “ ユニバーサル食器 ” がしばらくのあいだ展示してあります(右写真をクリックすると拡大)。
 自分たちが集めたアルミ缶が、形となって贈られる、しかも “ ユニバーサル食器 ” で福祉や介護について学べるなんて…、素晴らしい教育だと思いませんか。

 地域の元気の源泉、城端小学校。 機会があれば足を運んでみませんか? 《名札必要です
 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒タートルネック、裂織黒角帯に黒斑の袴、グレーの足袋にストールです。
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2012年3月6日(火)  No.3162

ニッポンの伝統力
 定期購読している「季刊きもの」春号の特集「ニッポンの伝統力」Profileに城端の作家さんが二人も紹介されました。
 城端蒔絵十六世となる小原好喬さん(右写真をクリックすると拡大)と、木彫の牛島辰馬さんです。

 なかなか読み応えのある記事に仕上がってます。
 どちらかというとギョーカイ誌(ウチも掲載していただいたことがあります)ですが、一人でも多くの方にご覧いただけたら嬉しいです。
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2012年3月5日(月)  No.3161

第四回 越中ジャック下見
 大雪のため冬眠していたキモノでジャック(越中ジャック)がいよいよ活動再開します。
 今年の一発目は4月1日(エイプリルフール)に 富山縣護國神社青空のみの市 をジャックします。
 きょうは下見に富山市へと出かけました。 富山も雪が多いですね〜、いつもは駐車場に使ってる河川敷が雪に覆われてます(4月には融けます)。

 境内にもかなりの積雪があり、ちょっと狭い印象を受けました。 それでも出店・来客とも多く、天気がよかったこともあり10時過ぎでも賑わってます(左写真をクリックすると拡大)。

 青空のみの市は定期開催(毎月第一日曜)してるなかでは北陸最大規模を誇ります。 朝の5時から昼頃まで客足が絶えません。
 古着をはじめ、骨董品、手作り品などさまざまなお店が並びます(右写真をクリックすると拡大)。


 越中ジャック第四弾「キモノでジャックin護國神社 〜青空のみの市をジャックせよ〜
 4月1日(日)あさ10時 富山護国神社 正面鳥居下にお越しください。

 キモノでジャックは「参加表明不要」「途中参加OK」「途中離脱OK」「参加費無料」「老若男女不問」、きもの好きなら誰でも参加自由なこのイベントです。 あなたもいかがですか?
 詳細は近日中に越中ジャックブログにアップします。

 きょうは茶地に白糸を織り込んだ厚手木綿に黒緑の角帯、帆布の袴に道服です。
 突如現れたカジュアル着物姿の男性3名!やはり目立ったようです。 「次は姫も連れて来てね〜」と約束させられてしまった…。
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2012年3月4日(日)  No.3160

実りの多いPTA研修会
 砺波地区PTA連絡協議会「平成24年度会長予定者研修会」に参加しました(もちろん次年度PTA会長予定者ではありません)。
 昨年は砺P連会長でしたが、今年は顧問という立場なのでラク〜に構えてました。 しかし前々日に「分科会のコーディネータお願いします」と頼まれてしまい…ピ〜ンチ。

 まず渡辺美和子アドバイザーの講演を聴きます(左写真をクリックすると拡大)。
☆『自己肯定感を持つ子に育ってほしい』→まず子どもを『認める、関心を持つ、そのことを伝える』ことが大事、具体的には『地域の大人の声かけや見守り隊』など。
 う〜ん、平易な言葉だが密度が高い講演です、すばらしい! 初心を新たにしました(僕は渡辺さんや松本久介さんの薫陶をうけてPTA活動をしています)。

 休憩後、中学校の会長予定者を集めてフリートークの分科会(右写真をクリックすると拡大)。 80分たっぷり時間をとってあり、あっちへいったりこっちへもどったり、しどろもどろになりながら進行(蛇行?)しました。
 お聞き苦しい点は多々あったかと思いますがお許しください(アドバイザー不在をいいことに、ところどころ自分の思いを述べさせていただきました)。

 新会長のなかには、強い思いを持って会長になる人もいれば、仕方なく会長を引き受けたものの何をしたらいいのかわからない人もいます。
 この研修会に参加したことできっかけを掴み、単位PTA活動が春からスタートダッシュできたらいいな…と願います。

 きょうは紺地に白糸を織り込んだ紬袷に香色の半衿、黒緑の角帯に黒茶の御召袴、黒地の足袋です。
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2012年3月3日(土)  No.3159

craft Lun 改装中
 突貫工事でcraft Lunを改装しています。 まずは棚の移動から(写真をクリックすると拡大)。
 動かしてみて初めて結構広いスペースだったことに気づきました。 この空間を有効活用できるように工夫します。
 もう少し「和」のイメージが強くなるでしょうか。

 新規オープン予定は3月6日予定でしたが、もう数日延びそうです。
 きょうは青縞ウールに薄手の黒タートルネック、裂織黒角帯に灰黒の袴、紺の足袋にグレーストール、黒手甲です。
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2012年3月2日(金)  No.3158

「絆」を信じて
 つごもり大市で書いていただいた大蔵さんの『絆』、このまま処分するのは忍びないので菜彩やさん前に掲示させていただきました(写真をクリックすると拡大)。
 サイズはたて2間、よこ1間半(3.6×2.7m)、さすがにフルサイズはご覧になれませんが空間を埋め尽くす名前も読めると思います。
 (巨大書道パフォーマンスはYouTubeにてご覧ください)

 craft Lunの店じまいバーゲンにたくさんのご来場ありがとうございました。 しばらく後に装いも新たにオープンしますので、ご期待ください。
 きょうは白茶の厚手木綿に焦茶の半衿、カラシの角帯に黒茶の袴、縞のタビックスです。
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2012年3月1日(木)  No.3157

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