「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2009年9月

++美しい装い きよべ++

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村井辰夫さんの版画
 城端出身の彫刻家に村井辰夫さんがおられます。 木彫を主体に数多くの力強い作品を残されました。
 城端中学校(現在;城南パーク)のモニュメント「光を迎える」の作者ですし、県内いろんな場所で作品を見ることができます。

 縁あって10月20日から『村井辰夫木版画展』を店内で開催することになりました。 御遺族から版画を三十数点お預かりします。
 彫りの力強さは共通してますが、作品は多様で見応え充分です(写真をクリックすると拡大)。 村井さんの版画は希少なのでこれだけ集まることは無いと思います。 入場無料です、ぜひ足をお運びください。

 ちなみに村井さんは昨年お亡くなりになった岩城信嘉さんの師でもあります。
 きょうはグレーの伊勢木綿にくすんだ深緑の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2009年9月30日(水)  No.2274

パッチワーク生地大量入荷!
 新生craft Lunの第二弾は、生地を大幅にボリュームアップします。 木綿をはじめ、ポリ縮緬もたくさん揃えました。

 物づくりがお好きな方はもちろんのこと、当店にてオーダーなさる時も選択幅がひろがります。
 新柄は順次入荷しますので、時々ご来店いただきチェックをお願いします。
 秋の夜長に手作りはいかがですか?

 きょうは茶縞の木綿に茶色の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴です。
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2009年9月29日(火)  No.2273

通崎睦美さんのコンサート
 休日を利用し大阪弾丸プチ旅行へ。 砺波駅発の高速夜行バス往復(7,700円)利用です。

 目的は大阪城近くのクラシック専用いずみホールでのランチタイムコンサートvol.69 “木の温もりの楽器”木琴、マリンバ です。
 奏者の通崎睦美さんのコンサートに行きたくて行きたくて、6年経ってようやくチャンスが巡ってきました。 ランチタイムとはいえ、毎回完売の人気コンサート、今回のチケットもようやく入手できた次第です。
 通崎さんは古銘仙愛好家として有名ですが、演奏家としても卓越した技量をお持ちなのです。

 平日の昼だというのに、ギッシリの人・人・人で正直頭がくらっとしました。 でも、みなさん上品で大阪っぽくない(失礼!)んです。 早朝からコテコテの大阪にどっぷり浸かってきたので(後述します)、とても新鮮でした。

 第一部は木琴、それも日本の第一人者、故平岡養一さんの木琴を使っての演奏は心にしみるものでした。 弦楽器は唄うといいますが、木琴も唄うことができるのですね。 ノクターン嬰ハ短調(ショパン)のピアニシモに心が震えました。
 ホールの音響効果がすばらしいこともあるのかもしれません。 決して良席ではないのですが、微細な音がよく聞こえます。

 第二部はマリンバとの比較やピアソラ曲の演奏などでまた盛り上がりました。
 休憩10分を挟んで、2時間超タップリもりもりのコンサートでしたが、流れがしっかりしてるので飽きさせません。 これは企画構成なさってる日下部吉彦さんの力量でしょうか? とにかくお得なコンサートでした(ここらへんは大阪っぽい?)。 わざわざ富山から行った甲斐がありました。

 さて、右写真をご覧ください。
 ディープなスーパー銭湯「大阪城温泉」です。 年中無休、朝6時から営業してるというので、ひとっ風呂浴びてきました(入浴料410円、貸タオル50円)。
 外観はともかく、店内は大阪色が充満していて、一癖も二癖もありそうなお客さんたちに囲まれ、朝から濃ぃいぃいぃいぃまったりとした時間を過ごしました。 いい風呂です、京都タワー大浴場より良いぞ!
 以前敢行したディープ大阪ツアーでは見逃してました、ここ。

 きょうは黄色のコサシルクに薄茶の半衿、辛子の角帯を車内では浪人結びにして灰黒の袴です。
 風呂に入って着替えることができたんだから夜行バスではもっと楽な格好にすれば良かった…と帰ってきて反省。
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2009年9月28日(月)  No.2272

とちの実
 とち餅に入ってる栃(トチ)の実をご覧になったことありますか? むぎや祭にナチュラリストの方が「飾られ」と持ってきてくださいました。
 クルミのように殻が堅く、どうやって中の実を取り出すのか不思議でしたが、一週間ほど経つと勝手に剥けて、邪悪な姿(笑)を現しました。
 とちの実の本性はこれです。
 実物は店の日替わりウィンドウありますので、ご覧ください。

 きょうはグレー縞の片貝木綿に茶色の半衿、黒の角帯に焦げ茶の袴です。
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2009年9月27日(日)  No.2271

手前味噌
 学校で味噌づくり体験をしたそうで、小学6年の次男が産品をたっぷり持ち帰りました。
 いろんなことを系統立てて学習体験してる今の子どもたちはは凄いですね。 "生きる力" は僕よりあるカモ…。

 僕らより1〜2世代前は、いやおう無しにさまざまな生活体験をしてこられたでしょう。 しかし日本が急に豊かになった僕と同世代か1世代下は勉強以外の大切な事を学んでこなかった気がしてなりません。
 大人になって必要にかられ様々な事を体験&学習しますが、やはり基礎があったほうがいいと感じています。

 さてところで、味噌のお味は如何に?
 きょうは紺のコサシルクに緑鼠の半衿、黒の角帯に青っぽい袴です。
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2009年9月26日(土)  No.2270

画像掲示板復活!
 海外からの迷惑書き込みで、ほとんど使えなかった掲示板「和について話しませんか?」ですが、ようやく納得のいく対策がなされたcgiスクリプトを手に入れたので復活させました(写真をクリックすると拡大)。

 外観は以前と似てますが、スパム対策のため、使い勝手が少々面倒になってます。
 書き込みの際は半角数字6桁の【投稿キー】の入力が必要です。 慣れないうちは使いにくいでしょうが、有害書き込みをブロックできると思いますので、末永くご利用ください。
 質問・雑談・ご意見なんでも結構です。
 きょうは生成りの揚柳木綿にシボのある生成りの半衿、辛子の角帯に薄緑の袴です。

掲示板 「和」について話しませんか?
http://www.craft-ran.com/bbs/index.html
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2009年9月25日(金)  No.2269

きものクイズ
 クイズです。
 毎日着物生活一番の消耗品は・・・・・足袋ですが、 では2番目は?

 正解は・・・・・たぶん鼻緒でしょう。
 ローテーションで履き替えてはいますが、どうしても擦れて傷んできます。
 修理してだましだまし使ってきましたが、いよいよ一足おろすことにしました。 さほど高価なものじゃありませんが、久しぶりの自家消費です、嬉しくなってきました。 さて、どこに履いていこうかな。
 きょうは白茶の木綿に茶色の半衿、芥子の角帯に焦げ茶の袴です。
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2009年9月24日(木)  No.2268

夕顔の実?
 むぎや祭も終わってしまいましたが、いまでも毎日朝顔と夕顔が咲きます
 涼しくなったせいか、朝からユウガオが咲き、アサガオは夕方まで萎まないので、両者同時に競うように咲き乱れてます。 葉も緑々しているので、いつになったら片付けられるのか見当つきません。

 種を穫りたいのですが、ユウガオの種ってこれでしょうか?(右写真をクリックすると拡大) だとしたら巨大でグロテスクだなぁ…。
 どのタイミングで収穫したらいいのでしょう??? う〜ん。

 きょうはグレーと黒縞の伊勢木綿にくすんだ深緑の半衿、黒の角帯に草木染めの袴です。
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2009年9月23日(水)  No.2267

蓮如上人舎利塔里帰り法要
 城端別院善徳寺で数十年ぶりにおねり(お稚児さん)がありました。
 寺宝である蓮如上人の舎利塔が220年ぶりに里帰りしたことを祝う法要に先立って行われるものです。
 めったにない大きな稚児行列とあって参加者は膨れ上がり、盛大なおねりとなりました。
 残念ながら天候不順で寺院内を歩いただけですが、それはそれで記念になったのかもしれません(成長した子どもは覚えてないでしょうが)。

 母親は基本的に第一礼装の黒留袖か色留袖を着用していて、子どもの手を引き百人歩く姿は壮観でしたが、スーツ姿の父親たちがちょっと貧相だったかも…紋付袴にしましょうよ。
 きょうはグレー縞の片貝木綿に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2009年9月22日(火)  No.2266

城端のホスピタリティ
 天候に恵まれ、むぎや祭も無事終了! ヘトヘトになりながらも祝日なので店を開けています。
 今年のむぎやはいろんなことがありました。
 一番大きかったのは別院舞台の大テントを撤去したことでしょう。 設営経費節減もありますが、会場の見た目を考えても大正解だったと思います(雨が降った場合はじょうはな座会場があります)。
 せっかく境内で踊ってるのに別院本堂が見えないなんてナンセンスじゃないですか。 観光客の評判も上々でした。

 また「祭を良くしたい」という意志を強く感じました。
 踊りが午後3時からのため、早くお越しになった数多くのお客様が路頭に迷ってました。 そんなときいくつもの町内が移動の合間にプログラムに無い踊りを披露してくれました。 思いがけないサプライズにお客様は大喜びです。
 商工会女性部が声かけした様々なボランティア店(トイレ・おむつ交換・荷物預かり・ゴミ拾集)&かぐや姫通りも定着しましたし、機の声じょうはなは心のこもったガイドとともに今年も自費でむぎやちゃっぷすを手配りしました。
 また自治振興会には自発的に観光ボランティアを手伝ってくださった方々もおられます、まったくの個人で関わった方も。

 一昨日の日記にも少し書きましたが、「個々人がもてなしの心を持って祭にたずさわったから良い祭になった」のでしょう。 「やらされている」と感じると決してこうはいきません。
 我々当事者の意識が11年前までの祭とは違ってきたことを誇らしくさえ思います。
 現場の声をいかに吸い上げることができるかが、来年60周年を迎えるむぎや祭が大成功する要ではないでしょうか? 
 きょうは生成りの文人絣にシケ引きのへこ帯、腰板無しの綿袴です。
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2009年9月21日(月)  No.2265

成長麦屋
 むぎや祭二日目、きょうは昔ながらのむぎや祭(正調麦屋と呼んでます)を開催します。
 麦屋節コンクールに踊り講習会、街並み踊りに舞台競演会、そしてパレードに総踊り。 すべて昔から綿々と続いてるように思うかもしれませんが、実は違います。 必要に応じ企画され、少しずつ形を変えてるのです。

 麦屋節コンクール全国大会、以前は五箇山民謡のどじまん大会でした。
 街並み踊りは美しい城端市街地を借景にお客様に間近でむぎやを楽しんでもらおうという企画ですし、舞台競演会は20分間の審査形式となり(以前は30分)魅せる舞台づくりを工夫するようになりました。
 パレードは小中学生がむぎやに参加するひとつのきっかけとして始まったもので、今では町外の踊り子にも参加してもらってます。
 踊り講習会は観光客と触れ合い、踊りを体験&覚えてもらい、夜の総踊りへの参加を促すためです。
 そして総踊りこそ、もっとも観光客に味わって欲しい「参加して楽しいむぎや祭」なのです。
 今年は例年以上の大きな輪になりました。 なんとな〜く祭に立ち寄ったカップル(?)が、輪に入って踊る姿には嬉しくなっちゃいます。

 城端の祭は見るまつりではなく参加するまつりなのです、曳山祭も然り。こう公言してもいいのではないでしょうか?
 きょうは茶縞の厚手木綿に茶色の半衿、芥子の角帯に帆布の袴です。
                 ※タイトルは誤字ではありません。
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2009年9月20日(日)  No.2264

むぎや裏話
 むぎや祭初日。 シルバーウィーク5連休初日と重なって、朝から沢山の観光客が訪れています。 午前中に何も行事がないのが申し訳ないくらい…。
 東海北陸道全線開通の影響は大きいようで、早朝桜ヶ池ヨッテカーレは人で溢れてました。

 商工会が合併したことや諸々で、祭の運営に黄信号がともるか?と懸念してたのですが、ウマく回っていたように思います。
 組織というよりも、部門部門でスタッフが知恵を絞った結果のような気がしますが、違いますかね。
 問題となっていた歩道の確保もでき、安全に祭を楽しむことができました。

 じゃんとこいむぎや参加メンバーが口々に「城端いいわぁ」と言ってくださいます。
 『どこがですか?』と尋ねると「参加者がとても楽しんでる」そうです。 また「町並みもきれいで嬉しい」って。 ありがとうございます、こちらまで嬉しくなります。
 きょうは白茶の木綿に山吹色の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴です。
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2009年9月19日(土)  No.2263

むぎや衣装
 いよいよ明日から城端むぎや祭。 今夜は衣装を着て、本番さながらの稽古あげです。
 我家から唯一踊り子として参加する次男に紋付を着せてやりました。 袴丈が長く一度折り返してるんですが、まだ引きずりそうですね。 裾を踏んで転ばぬことを祈ります。
 西上町の男踊り衣装は木綿素材。家紋は三つ蔓柏、そう曳山と同じです。

 この子は着物好きで、午前中は自分できものを着て街をウロウロしてました。 目立つことが好きなのかもしれませんが、ちょっと嬉しいです。
 きょうは紺のコサシルクに深緑の半衿、黒の角帯に薄手の綿袴です。
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2009年9月18日(金)  No.2262

白壁復活
 年末もしかりですが、どちらかというと曳山&むぎやの二大祭にあわせて大掃除するお店が城端では多いようです。
 むぎや祭を明後日に控え、当店も慌てて店を綺麗に掃除しています。

 高いところのクモの巣に手をこまねいていたところ、隣の電機屋さんがスグレモノを貸してくださいました。 電線の高さを測る竿の先にモップをくくり付けたものです。
 お陰で白壁が復活しました。 持つべきはご近所の電気屋さんです。

 きょうは生成りの揚柳木綿に山吹の半衿、辛子の角帯に草木染めの綿袴です。
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2009年9月17日(木)  No.2261

ナイトライダー
 宵越しのストレスは翌日に持ち越さない主義です。
 基本的に充分な睡眠で嫌な事は忘れてしまうのですが、許容量をオーバーしたときはチョロッと暴走族と化します。 といっても近所を安全速度で10分程度走るだけなんですが。
 ♪自分のバイクで走り出す、…ヨンジュウロクの夜〜♪ と口ずさみながら(笑)

 それらしい写真が撮れたのでアップします、特殊効果(手ぶれ)で疾走感満点でしょ。
 むろん停車した状態で写したんですよ(スピードメーターをご覧ください)。

 きょうは太縞のグレー伊勢木綿に焦げ茶の半衿、黒い角帯にチャコールグレーの袴です。
2009年9月16日(水)  No.2260

染織家 志村ふくみ
 定期購読している「季刊 銀花」 今号は染織家の志村ふくみさんを70数頁にわたり特集しています。

 草木染めというと渋くくすんだ色を連想されるかもしれません。 しかし志村さんが染め出す糸は、太陽下の天然の色そのままに「発色」という言葉な適切な光り輝く美しさです。
 銀花も細心の注意を払って印刷した様子で、紙媒体でも色がよくでてると感心しました。
 とにかく見応え&読み応えのある一冊です。 店内に置いておきますので、ご自由にご覧ください。

 きょうは縞の片貝木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯に灰黒の綿袴です。
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2009年9月15日(火)  No.2259

長手袋きものバイク用
 先週バイクツーリングに出かけたとき、ひるがの高原あたりが寒く手がかじかんでしまいました。
 きものだと腕を露出せざるをえないので、これが冷える原因です(夏用グローブを使用してることもあるのですが)。

 これはいかんと冬用のロンググローブを探したのですが、ヒジまであるものは見つかりません(そりゃそうです、そんな長いとフツーは邪魔ですから)。 そこで、昨冬購入した手甲を使ってみる事にしました。
 まずバイク用グラブをはめて、その上からニットの手甲を装着(写真をクリックすると拡大)。
 おっ!コレはイイカンジ! これで秋も乗れるかな。 あとは足元ですね。
 きょうは白茶の木綿に茶色の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴です。
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2009年9月14日(月)  No.2258

むぎや祭の準備
 むぎや祭まで一週間を切りました。 今朝は町内総出で準備です。
 アンドンを吊るすワイヤーを荒町など狭い通りに張り、ボンボリの台は大通りにセットします。
 木枠に糊をつけ、大きなあんどん紙を貼り、防水用にビニールで覆います。
 六面のぼんぼりにむぎや歌詞や広告を貼ります。

 ここまですべて手作業です。 毎年のことなので慣れはしましたが、かなりの作業量です。
 むぎや祭にお越しの際は、こんなところにも御注目ください。

 きょうは黒縞の小千谷に立涌地紋の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2009年9月13日(日)  No.2257

高機の移動
 店二階に本格的な織り機があります。
 一般的に織物は経糸にゆるみを持たせて織ったほうが良いとされますが、その為には織り機自体を大きくせざるを得ません。
 かつては帯を織っていたというこの機はそれなりに長く、置き場に困ってました。

 もう15cm前に…と苦心惨憺、ゲタを履かせてようやく移動完了! 階下の裂織り用の機とあわせて、なにが生み出せるのか楽しみです。
 きょうは白茶の厚手木綿に薄茶の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴です。
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2009年9月12日(土)  No.2256

街に灯る陶器
 合併して南砺市商工会となりましたが、城端支部は青年部・女性部とも活発な活動を続けています。
 このたび女性部が街灯り陶器を手作りしました。 穴をあけた白色陶器からLEDの光がこぼれだす仕組みです。

 当店やいくつかの店先に灯りますし、18&19日のむぎや祭には東町通りに並ぶ予定です。
 さっそく試験点灯してみましたが、幻想的でなかなか美しいものですね。 暗くなってからごらんください。

 きょうは文人絣に裂織りの角帯をヘタレ結びにして腰板無しの綿袴です。
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2009年9月11日(金)  No.2255

今井田歌 三味線うたコンサート
 「棟方志功をしのぶ夕べ」が大福寺本堂で開催されました。 後半、今井田歌(いまいとーた)さんのコンサートがあるというのでお邪魔することにします。
 写真でおわかりのように、田歌さんはなかなか濃ぃい〜オジサンです。 ちょっと圧倒されながらも会場客は、手拍子とともによさこい節と佐渡おけさを囃したのでした。
 なかなか貴重な体験ができた夜でした。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2009年9月10日(木)  No.2254

虫籠桟の再利用
 3月の暴風で壊れたパティオ上方の木枠を修理しています。
 どうせ直すなら…いいものを、といろいろ考えていたら半年もかかってしまいました。

 国道拡幅にともない解体された城端の町屋から譲っていただいた虫籠桟を使用しています。
 元々の素材が良いし、耐水効果を高めるため色を塗ったのであと20年は大丈夫な予定です。 地球温暖化が進行し風がさらに強くならなければ、のハナシですが。

 民主党が25%のCO2削減目標を掲げました。 突拍子もない数字ではありますが、妥協の産物(自民党の△8%)よりも、志の高さを感じます。
 ビジョンを示し、国民(当然産業界も)に協力を求めるという姿勢は高く評価します。
 政治家だけが政治をやってるんじゃありません。 納得できる政策であれば、我々国民も一緒に努力します。 それにはむろん正確な情報公開は必須条件ですが。

 きょうは紺のコサシルクに青灰の半衿、青の角帯に青灰の麻袴です。
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2009年9月9日(水)  No.2253

PETアート
 暗闇に妖しく光るこのオブジェ、なにに見えますか?
 実は500mlのペットボトルの一部を切り取って作られた作品なんです。 それはもう緻密で繊細で…アールヌーボーのガラス細工のよう。
 ライト台の上に乗せると、美しく浮かび上がります。 偶然(?)先端部に光が集まって、光源がひとつ増えたかのような不思議な光景です。

 刻々と色が変わる様子をムービーにしてアップしました。

 お作りになったのは東京の作家さんです。 おもしろいですね。
 きょうはグレー縞の片貝木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2009年9月8日(火)  No.2252

白山麓一周ツーリング
 スクーター(マジェスティ)の操縦にだいぶ慣れたので、初のロングツーリングに出かけました。
 城端を南下し→郡上八幡まで→白鳥から峠越えして九頭竜湖→大野市を抜けて→福井経由で帰ってくる計画です。 若かりし頃バイクで一度通ったルートですが、今回は年齢を考慮して郡上まで高速道路を使うことにしました。

 久方ぶりの郡上八幡は観光スポットが整備され、郡上踊りが終わった後の平日でもそこそこ賑わってます。
 まずは郡上八幡城(左写真)へ。 初めて天守閣まで登りました。 高いところは気持ちイイ!
 その後美術館巡り(郡上八幡民藝美術館・齋藤美術館・遊童館・奥美濃おもだか家民芸館)。 なかでも齋藤美術館のコレクションは素晴らしい、齋藤家の審美眼に敬服します。 茶道愛好家は必見です(右写真をクリックすると拡大)。

 九頭竜ダムで何度もライダーとすれ違いましたが、誰も僕がツーリング中だとは思ってない様子。 そりゃそうですよね、本日の格好は 生成りの揚柳木綿に黄土色の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴ですから(笑)
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2009年9月7日(月)  No.2251

緑のカーテンの裏側
 涼しくなった今でも、アサガオが毎日たくさんの花をつけます。 当然一日でしぼんでしまうので、緑のカーテンの裏側は朝顔と夕顔の花の残骸でいっぱいになるんです(網棚に傾斜がついているから)。
 毎朝掃き出してはいますが、あさがおの花ってなにか使い道ないでしょうかね。

 きょうは黒とグレー縞の小千谷に焦げ茶の半衿、辛子の角帯に灰黒の綿袴です。
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2009年9月6日(日)  No.2250

ナマクラ者のおまじない
 きょうはいい天気、装いはグレー縞の小千谷に焦茶の半衿、辛子の角帯に薄手の綿袴です。
 いつものように自転車に乗っていたら、ビリリッと嫌〜な音が。
 ギャー!!
 袴の裾を踏んで走っていたようで、ペダルに引っかけて破れてしまいまいした。

 小さいほつれ目なら糸で縫ってごまかすのですが、面積が広いため裏布を当てて補強します(写真をクリックすると拡大)。 脱いでる時間もないし面倒なので、穿いたままミシンでダダダダダ。 ひどいですね(笑)
 変なポーズだったので、危うく足がツリそうになりました。

 でも、縫うときち「脱〜いだ」とお約束のおまじない(?)をちゃ〜んと唱えておきました。
 これできっと大丈夫でしょう←なにが??
2009年9月5日(土)  No.2249

平田昌輝 個展 おちこち
 明日よりじょうはな織館で開催の平田昌輝さんの個展 おちこち 、準備ができたようなのでフライングで覗かせていただきました。

 平田さんの作品は以前じょうはな座で見たことはありますが、今回ほとんどが新作ぞろい。 奥行きが深いというか、可能性を秘めた作家さんだなぁと感じます。
 彫刻(石彫)だけじゃなく、絵もありますので、どうぞご覧になってください。 期間は9月23日まで、入場無料です。

 きょうは紺のコサシルクに立涌地紋の半衿、黒の角帯に薄緑の袴です。
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2009年9月4日(金)  No.2248

80歳の水彩画
 JAなんと城信事務所(じょうはな座駐車場の北側)で前田百合水彩画展が始まりました(9/30まで)。
 静物画が6点、繊細な線かつ清新な色使いで描かれていて、僕が言うのはおこがましいのですが本当に巧い(写真をクリックすると拡大)。 足を運ぶ価値はあると思います。
 前田さんはつい最近城端に越してこられたばかり、プロフィールに昭和3年生まれとあって驚きました。 最近水彩画に興味を持った母が弟子入りしようかと狙ってます。 いろんな方が近くに住んでおられるって楽しいですね。
 きょうは黒縞小千谷に金茶の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴です。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2009年9月3日(木)  No.2247

懐中ナビ
 実はすっごい方向音痴で、道路標識の無いところでは大抵迷います。
 バイクにコンパス(磁石)を積んではいるのですが、走りながら見る訳にもいかず…。(そもそも迷った時は自分がどこにいるかわかってません)

 ポータブルGPSナビがものすご〜く安く(定価の1/3くらい)売られていたので、衝動的に買ってしまいました。 HYUNDAI MOBISのPND-3510Jってやつです(写真をクリックすると拡大)。
 屋内感度はゼロですが、戸外では抜群の精度で位置を測定してくれます。 誤差数メートルでしょうか、ビックリしました。

 なんとかしてバイクに取り付けるつもりですが、とりあえず懐に入れて音声ガイドに従うことにしましょう。 これで迷子にならずにすみそうです。
 きょうは黄色のコサシルクに朱の半衿、辛子の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2009年9月2日(水)  No.2246

夏の検証
 きょうから9月、いよいよ夏が終わります。
 今夏は緑のカーテンを試してみました。 冷夏だったので、さほど効果は感じられませんでしたが、町を彩ることはできました。

 実はもうひとつ実験していたことがあったんです。
 蚊が発生して困ってたところ「銅イオンがボーフラを退治する」と聞き、手近にあった10円玉を投入しました。 しかし数日経ってもボーフラは元気に泳いでます。 完全に作戦失敗です。
 なんでだろー。 ケチって10円玉一個で済まそうとしたから? それとも真新しい10円じゃないとダメだったのかなぁ。
 来年再チャレンジです。
 きょうは紺のコサシルクに薄青緑の半衿、黒の角帯に草木染めの袴です。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2009年9月1日(火)  No.2245

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