「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2009年8月

++美しい装い きよべ++

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きもので高速ライダー
 20年ぶりにバイクに乗るのが楽しくて^2 休日にトコトコ走らせてます
 朝から怪しい空模様にもかかわらず、またもやプチツーリングを決行! 万一雨になっても秘密兵器(ポンチョ+クリップ)があります。 袴の裾とポンチョの裾をクリップで挟めば風で捲れることなく走れます。

 富山は雨の予報でしたが、石川は曇りです。 しかし午後になりポツリポツリと降り出し、あわてて帰路につくことに。 このマジェスティで一度高速道路を走ってみたかったので短い区間乗りましたが、安定感があり100km/hで巡行できそうです。
 大きな風防のお陰で、多少の雨ならポンチョ無しでも全然濡れません。 これは便利。

 きょうは黒縞の小千谷に黄土の半衿、辛子の角帯に灰黒の袴です。 色は地味でもこのカッコは目立つようで、一般道ですれ違った二人乗りバイクの兄ちゃん達(金髪&ノーヘル)の驚いた顔が可笑しかった。
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2009年8月31日(月)  No.2244

成熟した政治?
 いよいよ衆議院議員選挙の投票日です。 期日前投票をすでに済ませていますが、やはり結果が気になり、夜8時からテレビに釘付けです。 結果は下馬評通り、民主党の一人勝ちとなりました。

《衆議院議員選挙結果》
民主308名 自民119名 公明21名 共産9名 社民7名 国民3名

 ここまで差がひらくとは…という声が聞かれますが、今の小選挙区制なら当然の結果です。 票差があまり無くとも地滑り的に一党が勝ってしまうこの制度、問題アリです。 民意を正確に反映しないし、大量の死に票がでるからです。

 全小選挙区の政党別の得票数と得票率を独自に計算してみました。 各政党の候補がすべての選挙区にいるわけじゃないので、単純に加算するのは不公平なんですが、参考迄に。
【小選挙区】
 民主 33,789,110票(48.0%)
 自民 27,331,879票(38.8%)
 公明  675,648票(1.0%)
 共産  2,905,898票(4.1%)
 社民  1,126,458票(1.6%)
 国民  730,570票(1.0%)
     ご覧のように、民主と自民の差は10%もありません。

【比例区】の得票率
民主42.4% 自民26.7% 公明11.4% 共産7.0% 社民4.3% 国民1.7%(北海道・四国ブロックなし)

 民主党が勝ったのがダメだと言うつもりはありません、むしろ変化は好ましい事だと考えています。 ただ、急激ではなく緩やかな変化を望んでるんです。 大きく揺れる振り子では成熟した政治など望めないでしょう。
 選挙にお金をかけないように…と小選挙区制が導入されたと記憶してますが、あまり効果もないようですし、そろそろ見直す必要があるのではないでしょうか?
 僕は政党名ではなく、人物で議員を選びたいです。

 コンクリートの割れ目に花が咲きました、ド根性花です(クリックすると拡大)。 政治家にもこの花のような信念とねばりが欲しいです。
 あ、でも選挙はスマートにいきましょうね。「命がけ」なんかで選挙に挑まないで!大げさ過ぎます。 政治家の言葉が軽いと感ずるのは、議場での発言より選挙の街宣に力点がおかれてるように見えるからでしょうか。
 きょうは黄色のコサシルクに薄朱の半衿、辛子の角帯に焦茶の綿袴です。
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2009年8月30日(日)  No.2243

藍の茎染め
 昨日は藍の生葉を使って染めました。 ひと晩乾かした生徒さんの作品が左の写真です。
 「簡単に絞って染めましょうね」と言ってたのに、皆さんつい本気モードで括った結果、ご覧のような素敵なストールになりました。

 捨てるしか無いと思ってた葉をむしった後の茎でも染めることができるそうで、きょうは村松先生宅にお邪魔してます。
 茎を短く切り → 煮出して → 絹布を入れ → 鉄で媒染、すると右写真下のような色に染まりました。 上部分は前日染めた藍染めの色です。
 草木染めっておもしろいですね。

 きょうはグレー縞の片貝木綿に黒い半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
2009年8月29日(土)  No.2242

藍より青し
 予告通り藍の生葉染め教室を開催しました。 夏休みの自由研究に困ってた次男もちゃっかり参加です。

 村松先生のお宅で藍を刈り取り → 葉を選別し → 水洗い → 水を加えてミキサーでドロドロに → 布で漉して抹茶みたいに → 糊落とした城端絹をそっとつけて(左写真) → 20分後に取り出すと → 鮮やかな藍色に染まってました(右写真をクリックすると拡大)。

 う〜ん「青は藍よりいでて藍より青し」ですね。 いまこの慣用句(青出於藍而勝於藍)使う人も少ないでしょうが。
 参加した皆さん一様に満足しておられたようです。 次男はこれから自由研究のまとめという大仕事が残ってますけど。
 今日は作業着(作務衣)です。 もともと藍染めなので、染まってもいいし
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2009年8月28日(金)  No.2241

白蛾
 東町通りで白い蛾をみつけました(写真をクリックすると拡大)。 羽根だけじゃなくどこもかしこも純白です。
 突然変異か?と調べてみたら、見つかりました。シロヒトリのようです。 蛾の世界は奥深い。
 それにしても脱色したように足まで白いなんて、気味が悪いです。 自然界でこれだけの白さは雪ぐらいしか思いつきません、てことは保護色でもないだろうし。
 鱗粉も白いのかなぁ。 夜に群舞を見たら幻想的だろうなぁ。
 きょうは薄緑縞の小千谷に生成りの半衿、辛子の角帯に薄緑の袴です。
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2009年8月27日(木)  No.2240

ぼかしのあさがお
 お盆を過ぎてようやく夏になったせいか、朝顔が再び元気に咲き始め、毎朝いろんな花をつけてます。 取り混ぜて植えてくださった高田園さんに感謝です。
 いままで咲かなかったボカシの朝顔も見られるようになりました。 この調子だと9月になってもしばらくは咲いていそうですね。

 いよいよむぎや祭が近づいてきました。 今年の開催は9月19日・20日、5連休の初頭です。
 しかし残念なことに東下町が踊り手不足で今年の参加を見送りました。 いつかはこんなことになると誰もが感づいていたはずです。 世帯減&少子化は以前からわかっていたのに、何も手を打ってこなかった実行委員会に問題があると考えています。
 きょうはグレー縞の小千谷に黒の半衿、黒の角帯に薄手の綿袴です。
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2009年8月26日(水)  No.2239

地域で育つ子どもたち
 北野天満宮の第30回秋季例大祭があり、次男が奉納太鼓に参加しました。 身体が小さく体力的にキツそうですが、そこそこカッコがついてきたように思えます(←親バカ)。
 根気よく教えてくださる指導者の皆様に感謝です。

 最後に全ての子どもが舞台に上がり「こきりこ」を打ちました。 「子どもはこうして地域で育てられる」お手本のような、とても美しい光景だったので写真をパチリ(クリックすると拡大します)。

 ところで高校生の「雷神」は感動ものでした。 一部をYouTubeにアップしたので、ご覧ください
 きょうは紺のコサシルクに立涌地紋の半衿、青の角帯に薄緑の綿袴です。
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2009年8月25日(火)  No.2238

プチツーリング
 晴れていたのでバイクツーリングに出かけました、目的地は特にありません。

 殿様街道を抜け、医王ダム(左写真)で休憩、途中で看板を見つけ、以前から気になっていた本泉寺にも立ち寄りました。
 蓮如上人ゆかりのこの寺、二俣の地に威厳を保って建ってます(右写真は山門)。

 車ではあまり寄り道しようと思わないのですが、バイクだと気ままですね。
 きょうは黒縞の小千谷麻に黒い半衿、黄色の羅角帯にチャコールグレーの綿袴です。
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2009年8月24日(月)  No.2237

ニジマスv.s.イワナ
 お向かいからイワナとニジマスを頂戴しました。 魚つかみ大会のお裾分けだそうです
 今年は次男が所用で参戦しなかったので思いがけない頂き物になりました。 どっちがイワナかわかりますか?
 さっそく塩焼きにしてお昼御飯に。 魚好きの次男は頭からガブリ!で骨ごと食べて痕跡を残しません。

 食べきれない分は甘露煮にして保存です。 他の方からも夏野菜などをいただいて助かってます。
 きょうは薄緑の小千谷に生成りの半衿、辛子の角帯に草木染めの綿袴です。
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2009年8月23日(日)  No.2236

やましき沈黙
 NHKスペシャル「日本海軍 400時間の証言」第二回目のテーマは特攻です。
 誰が最初に特攻命令を出したのか? 俗説では大西瀧治郎中将ということになってますが、現場に近い大西中将から特攻作戦が発案されたというのは疑問でした。
 テープで語る軍令部のメンバーも同様で「一年以上前から特攻機 桜花 や人間魚雷 回天 の設計が始まっていた」と軍上層部の関与を示唆しています。
 軍令部の関与が明らかになっただけでもこの番組の存在価値があります。

 100%退路を断って自爆するのは、もはや戦術とよべるものではありません。 かように馬鹿げた作戦をなぜ軍は誰も止めなかったのか? それは流れに従い、責任を誰かに転嫁したがる、我々日本人の悪しき伝統「やましき沈黙」のなせる技です。
 個々には疑問を感じながらも、日本の開戦を結果的に支持してしまったのも国民のやましき沈黙です

 やましき沈黙は今も息づいています。
 富山出身の坂東眞理子さんが講演会で「知的に見せようと反論ばかりしてる人がいるが、黙って受け入れることも大事」のような主旨の発言をなさってました。 権利権利と他人を踏みにじる今どきの若い人(多分女性)に向けて発したんだと思いますが、残念ながらそんな人は坂東さんの講演会なんて聞きません。
 心配なのは「寛容がなにより大切」と素直に受けとめた良識ある人々が、社会のやましき変化に口を閉ざしてしまうことです。 戦前の日本のように。

 「戦争をしたい人なんていない」と信じたいのは本音ですが、他人を駒としか感じる事のできない人種、現場(戦場)がどうなってるか想像できない軍令部が存在したことを忘れてはなりません。
 きょうは黒縞の小千谷に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2009年8月22日(土)  No.2235

かぼちゃクッキー
 珍しく家にいる娘が台所でなにやらゴソゴソしています。
 「何にしとんがけ?」『う〜ん わからんけど、クッキー?作ってみとる』
 で、焼き上がったのは極力甘さを控えたヘルシーなクッキーでした。

 何も教えなくても、女の子らしくなっていくのが不思議です。 我家の男子(僕も含む)は果てしな〜くダラダラしてるのと好対照。
 きょうはグレー縞の小千谷に柿色の半衿、辛子の角帯に薄手の綿袴です。
2009年8月21日(金)  No.2234

400時間の証言
 録画しておいたNHKスペシャル「日本海軍 400時間の証言」を見ています。
 海軍の中枢にあたる軍令部メンバーが戦後定期的に開いた「海軍反省会」。 百数十回開催されましたが、これまで録音テープは秘匿されてきました。
 時が経ち、ようやく日の目を見た400時間にもおよぶ膨大なテープをもとに作られた番組です。 

 「よくぞ公開してくださった」というのが正直な感想です。
 実名飛び交うなか、名誉を重んずる元エリート達が「恥部」をさらけだしてくれたのです。 敗戦間際に焼かれてしまった機密書類が多い中、このテープはとても貴重な資料です。

 ただテープに残された「勝つならば戦争に賛成」という価値観は、僕と相容れるものではありません。
 すべてのテープを番組内で公開してるわけではないので、「反省会」の雰囲気がつかめないのですが、二度と戦争をしないための反省会ではなく、二度と負けない為の反省会のように感じました。 これはサロン的な水交会内で開催されたことも関係あるかもしれません。
 これについて後述します。
 きょうは薄緑縞の小千谷に立涌地紋の半衿、シケ引きのヘコ帯に薄茶の袴です。
2009年8月20日(木)  No.2233

バイクの日
 今日は8月19日。 何の日かご存知ですか?
 俳句の日? 正解ですが、バイクの日でもあります。 20年前に制定されたそうですが、全然知らなかった(ちなみに俳句の日はその2年後に制定)。
 さてバイクと言えば、先日中古購入したマジェスティ250(初期型)は軽快に走ります。 荷物が小さい時はわざわざバイクで配達に行ったりして楽しんでます。
 車重が軽いので取り回しがラクチンだし、そこそこ加速もいいので気に入ってます。 一度代車で新型スカイウェイブをお借りしましたが、マジェより50Kgも重く、僕には辛かった。
 燃費も予測をはるかに超えて良く、(初回168km/4.2L=40キロ/L 二回目172km/5.5L≒31キロ/L) リッターあたり35キロは走るようです。
 すごい!ハイブリッドカーより優秀ですね(写真をクリックすると拡大)。

 きょうは蓑谷公民館で草木染め教室をしました。よって作務衣です。 なんとか無事染まって一安心。
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2009年8月19日(水)  No.2232

南砺の至宝
 福光美術館で開催中の「南砺の至宝展」を昨日見てきました(9/23まで)。 南砺市内に点在している美しい屏風の展示です(個人蔵含む)。
 この美術館はあまりお金をかけずに見応えのある企画展を開催してるので好感を持ってます。

 展示室に入ると、色鮮やかな屏風に圧倒される事でしょう、想像以上に凄い! 城端曳山祭で見た事のあるものもありますが、ここまで間近で正面から見る事は不可能です。 一度ご覧になる事をお奨めします(9月23日まで)。
 きょうはグレー縞の小千谷に薄朱の半衿、裂織りの角帯をヘタレ結びにして腰板無しの綿袴です。
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2009年8月18日(火)  No.2231

バイクの足元
 着物でバイクに乗ってます。 スクーターなので足でギアチェンジする必要が無く、風防も大きいのでなんら不都合無く走れるんです。
 が、一定以上の速度が出ると風を受けて袴がブワッと膨らみます。 初乗りは袴を押さえて走ってました、スカートを押さえる女子高生のように(笑)

 そこでひと工夫、裾をクリップで止めちゃいます(写真をクリックすると拡大)。 入口を狭めたので、風が入って来なくなりました。 袴でバイクに乗る人はお試しください。
 右近下駄だと足を付いたとき脱げる可能性があるので、かかとのあるサンダルを履いてます。 最初はハーフのライダーブーツを履いてみたのですが、底が滑って余計危ないと感じました。 涼しくなったらどうしようか?これから考えます。
 きょうは黒の小千谷に黒半衿、黄色の羅角帯に灰黒の袴です。
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2009年8月17日(月)  No.2230

草木染めチビT
 蓑谷地区の公民館活動で染めもの教室を開催する事になりました。 ぶっつけ本番はさすがにマズイので、同じものを自分で染めてみることにします。
 白いチビTシャツを輪ゴムや糸で絞り、タマネギの皮を煮だした液で染めます。 2度染めして、ミョウバンで媒染すると写真のようになりました。
 まぁまぁのできだと思うのですが、時間に余裕の無い当日うまくいくか不安です。
 また子どもにはちょっと色が渋すぎるので、どうしようか考慮中…。

 きょうは薄いグリーン縞の小千谷に立涌地紋の半衿、緑の角帯に薄緑の袴です。
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2009年8月16日(日)  No.2229

語りつぐ戦争
 朝日新聞は定期的に戦争体験者の投稿を掲載しています。 戦場体験だけでなく、暮らしの様子など、ごくごく普通の人々の生々しい肉声です。
 わずか500字程度の短い文章に凝縮された強烈な体験と、行間に滲む残念さと反戦への思いに胸を打たれました。(ここをクリックすると全文が読めます)

 先日、衆議院選挙の立候補予定者と話をする機会がありました。
 ある政党は憲法を改正し、(必要とあらば)他国への先制攻撃も辞さないと明言しています。 その候補に「北朝鮮が3年以内に韓国に侵攻するというがその根拠は?」「すべての戦争は自衛のためと称して始まっているが、この事実を知っているのか?」と疑問をなげかけましたが、納得のいく回答を得られませんでした。

 戦争を、頭だけで考え肌感覚で捉えない人々が確実に増えている事を危惧します。 特に僕の同世代(40〜50代)に多いような…。
 今度の選挙は、政党だけじゃなく、候補者が普段なにを思い何を感じているのか見極めて投票したいと思います。
 きょうは黒縞の小千谷に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2009年8月15日(土)  No.2228

日常見かける和文様 「波頭」
 我々日本人のDNAに刻まれているハズの和の心。 日常生活の中に潜む和模様を見つけるのはたやすい事です。
 …でしたが、前回から一年以上も更新されてないこのコーナー、僕の怠慢をお許しください。

 さて、今回ご紹介するのは、夏の日差しが瓦に反射してできた部分(きよべ呉服の看板下)、ひっくり返してみると…波頭(なみがしら)じゃないですか!(クリックすると拡大)。
 おぉ〜!こんなところに和文様。

 きょうは緑のコサシルクに緑の半衿、シケ引きのへこ帯に草木染め木綿の袴です。
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2009年8月14日(金)  No.2227

水車の里復活
 昨年の水害で理休の水車も大打撃を受け、多くが破損しました。
 しかし先頃補修し、2km間に点在していた一部(7基)を西部体育館近くに集結させ、「水車ロード」として整備したんです。
 おかげで楽しいカラクリ水車をまとめて見ることができます(写真をクリックすると拡大)。 別院からも近いので歩いていけますよ。 是非ご覧になってください。

 きょうはグレー縞の小千谷に柿色の半衿、辛子の角帯に腰板無しの綿袴です。
 ラジオ体操が盆休み(笑)なので、涼しいうちに次男と墓掃除にいきました。 朝は気持ちイイですね。
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2009年8月13日(木)  No.2226

ひまわりの会 七人展
 じょうはな織館で「ひまわりの会 展」が始まっています(8/30まで)。 城端在住の作家を中心に集まった、七人展です。
 水巻游光(高岡市)篆刻、佐々木湖舟(富山市)和み絵、岸 静香(城端)南画、上田北山城端)書道、酒井秀哲(城端)彫刻、池田誠吉(井波)彫刻、加茂 博(高岡市)写真<敬称略>。
 7人もおられるとさすがにバラエティに富んでます。 なかなか見応えがありますよ。

 きょうは薄グリーンの小千谷に緑の半衿、緑絽角帯に薄緑の綿袴です。
 バイクに乗ってFMとなみの生番組「となみ野まがじん」にコメンテーターとして出演。 当日の北日本新聞を題材に好き勝手喋るのですが、今日は高校野球の話題で盛り上がりました。 なんか公共の電波で遊ばせていただいてるようでちょっと反省。
 毎月第二水曜日の11時〜13時が僕の出番(?)、次回は9月9日の予定です。 よろしければ76.9MHzでお聴きください。
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2009年8月12日(水)  No.2225

みんなで高校野球を応援
 雨天続きで二日順延となった甲子園球場、福野高校v.s.天理高校、いよいよ本日第三試合で対戦します。
 野球にはさほど興味が無いのですが、地元の高校&選手も知った顔となると俄然応援したくなるから不思議です。

 甲子園遠征の大応援団はもちろんのこと、じょうはな座でも350インチの大スクリーンで市民挙げて声援を送ろうということで、ちょっと顔を出してきました(写真をクリックすると拡大)。
 僕が到着したのは4回表、すでに9:0の大差がついてましたが、選手も応援団もまだまだ諦めてません。 初ヒットで大いに沸きました。
 が、喜んだのもつかの間、まさかのダブルプレーに天理高校の実力を知ったのでした(涙)。

 南砺市のホールで唯一じょうはな座だけが開催したので城端以外の観客が沢山いました。 やはりみんなで応援したいと思ってるんですね。
 今回初めてパブリックビューイングが実現したわけですが、裏でじょうはな座スタッフが自発的に多くの汗を流したと聞いてます。 著作権があるので簡単ではないようですが「時間の無いなかよくやってくださった」と、球児同様こちらも褒めてあげたいです。
 きょうは黒の小千谷に黒い半衿、黒の角帯に灰黒の綿袴です。
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2009年8月11日(火)  No.2224

むぎやオリジナル菓子
 毎年8月上旬はむぎや祭の協賛金のお願いに回ってます。 早いものでかれこれ20年以上お手伝いしてるでしょうか。
 長く続けていると顔なじみの担当者ができてきます。 この不況にもかかわらず御協賛くださる企業に感謝申し上げます。

 お礼の気持ち…と言ってはささやか過ぎますが、お時間をいただいたお礼に粗品を差し上げております。 昨年はtrue tearsオリジナルクリアフォルダーでしたが、今年は城端名物「がや焼き」むぎやバージョンです。
 これがとても好評で、どの会社でも喜んでもらえました。

 きょうは黄色のコサシルクに地紋のある生成りの半衿、辛子の角帯に薄手の綿袴です。
 帰ってから、バイクに乗り換えて自分の用事に回ります。
 着物でバイクは珍しいのか、見知らぬ人から声をかけられました。 しめしめ、袴ライダーが増えるかも(笑)
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2009年8月10日(月)  No.2223

核兵器のない世界へ
 今日の甲子園第四試合はいよいよ南砺総合福野対天理高校です。
 天候が気になってテレビをつけると、長崎原爆慰霊祭が映し出されてました(写真をクリックすると拡大)。
 黙祷のあと、田上長崎市長が平和宣言を読み上げます。 オバマ大統領はじめ、核を保有する世界の指導者にむけて「被爆地 ・長崎へ来てください」と強い思いのこもったメッセージでした。
 伊藤前市長が凶弾で倒れた後、若く情熱があり理知的で正しい判断をされる市長を当選させた長崎市民に敬意を表します。

 今年4月、プラハでオバマ大統領が語った「核兵器の無い世界」
 オバマさんが言うように、僕らの世代が生きてる間に実現しないかもしれません。 しかし、子ども世代に大きな負の遺産を残さぬ為に、少しずつでも可能性を探るのが現世代の使命では無いでしょうか。
 きょうは紺のコサシルクに薄クリームの半衿、シケ引きのヘコ帯に薄緑の草木染め袴です。
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2009年8月9日(日)  No.2222

袴ライダー
 探していたバイクが手に入りました! どノーマルのおじさんスクーター、初期型のYAMAHAマジェスタです。
 比較的軽量で(でもパワーは弱い)、直進安定性が高く(その分曲がりにくい)、風防が大きく(風圧を受けにくい)、色がおとなしく(目立たぬように)、荷物もそこそこ収納できる(ヘルメット+履物)バイク、なかなか良い買物ができたと満足しています。
 さっそく、シート下に荷物を入れて仕立屋さんへ。 風を切って走るのは楽しいですね、停まらなければ涼しいし。

 きょうは薄柳の小千谷に生成りの半衿、緑の絽角帯に薄緑の綿袴です。 きものでバイクに乗るのは僕とお坊さんくらいのもんでしょう(笑)
 袴姿はキュロットスカートと同じなので、このままだと風をはらんで風船のように膨らんでしまいます。 ちょっとした工夫をしてるんですが、それは次の機会に…。
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2009年8月8日(土)  No.2221

藍の生葉染め教室開催します
 本藍染めって、藍を醗酵させて…と、とても難しいのですが、藍が成長中の今の時節にだけできる染め方があるんです。 藍の葉をミキサーにかけてドロドロにして漉した液で染める「生葉染め」です。 一昨年はじめて体験しましたしましたが、とても簡単に染める事ができます。

 8月28日(金)に店内で藍の生葉染め教室を開催することにしました。
 会費は2,000円(材料費込)。 城端絹をつかって藍色のストールを染めます。

 講師は城端在住の染織家 村松史子さんです。 村松さんの畑で藍がすくすく育った(写真参照)ので、うまく染まると思います。
 午前の部、午後の部あわせて限定10名の講習会となりますので、お早めにお申し込みください(予約制)。

 きょうはグレー縞の小千谷に薄柿色の半衿、裂織りの角帯をへたれ結びにして腰板無しの綿袴です。
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2009年8月7日(金)  No.2220

新craft Lun
 craft Lunの模様替えがほぼ完了しました。
 どうですか?かなり印象が変わったでしょ(写真をクリックすると拡大)。 城端の町屋から譲っていただいた虫籠桟を後ろに据え付けました。

 今後、さまざまな御要望に対応したいと思ってます。 多種揃ってる布からお選びいただくもよし、古着物を持ち込まれるもよし、さらに裂織りで布を用意する事も可能となりました。
 正絹生地を持ち込んでいただければ、2,100円〜3,150円/m で裂織り布を織ります。 さらにサンプル等をご参照いただいてベストやバッグのオーダーもできます。
 思い入れのある着物を生かして創る世界に一つだけの品。 いかがでしょうか?

 きょうは黒縞の小千谷麻に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2009年8月6日(木)  No.2219

大応援団の予感・・・
 南砺総合福野高校の甲子園初出場で町がざわついています。 思いもよらぬ…と言ったら失礼ですが、運も味方にしたこの快挙の話題で持ちきりです。 城端の商店街も店頭に「祝 甲子園初出場 健闘を祈る」と掲げました。
 城端中出身選手が何人もいます。 知ってる子が甲子園の舞台に上る…なんて不思議な感じです。

 本日、組み合せ抽選会。 大会二日目(8月9日)第四試合 v.s.天理高校を引き当てました。
 対戦相手はともかく、日曜午後の試合開始はベストなくじ運だったのではないでしょうか。 史上最大規模の大応援団が結成されると思います。 ここでも運がありますね。
 かつて高岡商業のエース尾山投手(城端出身)が甲子園のマウンドに立った時、友だちと応援に駆けつけました。 今回は時間の都合で無理ですが、テレビの前でできればリアルタイムで応援したいと思ってます。
 きょうは緑のコサシルクに柿色の半衿、辛子の角帯に草木染めの綿袴です。

 当日、じょうはな座の大スクリーンで市民挙げて応援できることになりました(入場無料)。 みんなで盛り上がりたい方はお越しください。
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2009年8月5日(水)  No.2218

ゆうがおとあさがおの競演
 アサガオと同時に植えたユウガオがようやく咲きました。
 夕顔がどんな花か知らず、名前からして儚げな花だろうと想像してたんですが、実際は白い巨大な花なんですね(写真をクリックすると拡大)。
 葉に隠れて目立たぬ朝顔と違い、前へ前へと出て咲こうとするのでとても目立ちます。
 涼しい日は夕刻まで朝顔が開いてることもままあるので、夕顔と朝顔いっぺんに楽しめますよ。

 きょうは柳色の小千谷に生成りの半衿、辛子の角帯に薄緑の綿袴です。
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2009年8月4日(火)  No.2217

プール当番
 夏休みは小学校プールを児童に開放しています。
 きょうは僕の当番日、先生2人とPTA3人、大人5人体制で万全を期します。 何も無ければこれほど人数はいらないのですが、緊急事態が起きた場合、人数に余裕が無いと判断を誤る可能性が高まります。

 気温が上がりプール日よりの快晴となったことで、開門前から子どもたちが続々押し掛け、シーズン最高の60名の入りでした。
 子どもたちとのたわいない会話が楽しいです。 のんびりした休日を過ごせました。

 きょうはグレー縞の小千谷に薄朱の半衿、裂織りの角帯に腰板無しの綿袴。 プール監視時は万一に備えて作務衣です。
2009年8月3日(月)  No.2216

かず良 再開
 年初より閉まっていた桜ヶ池の「合掌 かず良」が8月1日再開されたので、さっそく顔を出してきました。
 嬉しいことに手打ち蕎麦が復活してました。 風味のある田舎蕎麦で、とてもおいしかったです。

 奥さんとご親戚、周囲の方々の頑張りでここまでこぎつけました。 メニューはまだ、かず良定食(山菜)と朴葉みそ定食、それにうどんと手打ちそばだけですが、今後増やしていく予定。 宿泊無しで、当面、昼のみの営業ですが、予約があれば会合などにも使って欲しいそうです。

 動き出した かず良さんを応援したいと思います。
 きょうは黒縞の小千谷に黒い半衿、黒の角帯に薄手の綿袴です。

【合掌かず良】
〒939-1835 富山県南砺市立野原東1768-5
 電話番号 0763-62-2863
 営業時間 11:30〜15:00 〈木曜定休〉
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2009年8月2日(日)  No.2215

リニューアル craft Lun
 きよべ・蔵布都 藍の奥のにある craft Lun のコーナーを大々的にリニューアルします。
 カントリークラフト専門店でしたが、対象を拡大し、和の手作り品とオーダーメイドコーナーを充実させます。 自社工房で作るので、一点モノを適価でご提供できると思います(詳細は後日お知らせします)。
 既存什器の棚板を増やすことになりました。 こんな作業も基本的に手作りです。
 今度の月曜定休日に大々的に移動開始します。 どう変わるかお楽しみに!

 きょうは黄色のコサシルクの薄柿色の半衿、辛子の角帯に腰板無しの綿袴です。
2009年8月1日(土)  No.2214

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