「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2004年12月

新年を迎える準備
 朝から大掃除にかかります。 商品を横に移動し布をかけて、天井や照明を掃除します。 袴を穿いていると脚立に登る時に裾を踏んでしまうので注意が必要です。 女性のロングスカートと同じなんですが、みなさんどうしてるんでしょう? …あ!、スカートでハシゴに登る人はいませんよね(笑)
 午前中でピカピカになりました。 気持ちがいいです。 毎朝気合いを入れて掃除してますし、さらに今年は定期的に大掃除をしていたので、そんなに汚れていません。
 別院大提灯が吊られ、新年を迎える準備ができたようです。 我々も最後のお客様をお見送りしたら、早めに店を閉めさせていただいて家族揃ってのんびり紅白でも見る事にします。
 今日は薄く綿を入れた古大島に黒の半衿、黒の角帯に帆布の袴、グレーのタビにグレーのストールで防寒対策も完璧です。
 数えてみたら今年は321日着物姿でした。 昨年より49回増えています。 いまでは僕の洋服姿(特にスーツ)を想像できない方も多いと思います。 自分もその一人です(笑)
 最後になりましたが、来年こそは皆様にとって良い年でありますように。
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2004年12月31日(金)  No.509

まとまった積雪に
 昨夜、雷が鳴っていたと思ったら雨が雪に変わりました。 早朝、外に出てみると20cmくらい積もってます。 この冬初めてのまとまった雪です。 スキー場や関連業種の方は喜んでおられるでしょうね。 やはり降るモノが降らないと山の雪解け水が枯渇してあとで困ります。 あまり沢山降ると困るのですが、このくらいの雪ならむしろ歓迎です。
 店を開ける前に、流雪溝の水門を開けてきました。 例年、シーズン当初は水がポンプアップされてなかったり、トラブル続きなのですが、今年はスムースです。 南砺市になっても、地域住民さえしっかりしてれば大丈夫ですね。
 店前歩道と駐車場前はあっという間に終わったので、交差点までの除雪をします。 まず埋もれた点字ブロックを優先的に掘り出さなくては…。
 今日はグレー縞の伊勢木綿の下は黒の綿タートルネック、黒の角帯にチャコールグレーの木綿袴、黒の繻子タビです。
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2004年12月30日(木)  No.508

和装小物半額市
 今日で年に一度の半額市は終了です。 沢山のご来店ありがとうございました。 きものを必要となさってる方が多くてとても嬉しいです。 需要の無い商品を扱う店の未来はありませんから…。
 「お正月にきものを着ます」という方が増えています。 小物をお求めになる方も多いので、小物の半額市(ワゴンセール)は継続する事にしました。 帯〆、帯揚、半衿、重ね衿、肌着、裾よけ、腰紐、風呂敷etc.  てんこもりの中から掘り出し物をお探しください。 正月2日、3日の初売りまでです。
 きょうは薄茶の節糸の入った木綿に焦げ茶の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴、コーヒーブラウンに染めたネル足袋です。
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2004年12月29日(水)  No.507

身体を冷やす食品
 朝から福引き会場の設営をしました。 城端恒例の正月行事です。 昔ながらのツマンコで、大きな箱の中に手を入れて掴んだ赤い袋を開封します。 ハズレ無しだし、商店賞にも良い品が出るので人気があるんですよ。 子ども達も楽しみにしています。
 設営は室内(城端にぎわい館じゃんとこい)ですが、寒くて寒くて震えが止まりません。 店に帰ってきてストーブにあたっても手足が冷たいままで、そのうち関節が痛くなってきました。 妻も同じ状態で、夫婦揃ってブルブル震えてました。 ???とハタと思い浮かんだ事があります。 昨夜魚を大量に食べたんでした。 穀類や野菜も一緒に食べれば良かったのに、偏った食事はダメですね。
 昼食に玄米と胡麻を、夕食におでんの根菜類を食べてようやく身体が温まりました。
 きょうは青縞のウールに地紋のあるグレーの半衿、黒の角帯にチャコールグレーの袴、グレーのタビです。
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2004年12月28日(火)  No.506

我が家の忘年会
 祖母が寝たきりになって以来家族揃って外に出る事はありませんでした。 ようやく落ち着いたので、いろんなことがあった今年の家族忘年会を開催しました。 場所はかほく市のやまじゅうさん、2年ぶりにお邪魔する事になります。
 R304から津幡を通ってかほく市に入るのですが、しばらくの間に道路が変わっていて驚きました。 石川県の道路看板はとても不親切(というか全くなって無い。例えば森本I.CからR304への合流交差点では急カーブの上方に標識があるので誰も見られない)なので、行きは新R159を使いませんでした(結果的に正解)。 約一時間で到着後、いつものように魚とカニの大量にいただきます。 写真は絶品のブリの照り焼き。これが一番の楽しみです。 子ども達も大喜びですが、やはり食べきれませんでした。
 普段食いつけないものを食べたせいか、深夜になっても胃が魚を消化していないことに気付き、欲張った事を後悔する似た者夫婦でした。
 きょうは茶縞のウールに焦げ茶の半衿、帯無しでロング前掛、丁稚のイメージです。 やまじゅうさんへは角帯を締めて、袴姿で出かけました。 妻はグレーのホタル絞りの紬。 袴が珍しかったのか「なにしとるヒトけ?(←もちろん富山弁で尋ねられた訳ではないのですが…)」と質問攻めにあう事に…。
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2004年12月27日(月)  No.505

城端関連ご当地ソング
 城端タクシーの運転手をなさってる宮本亮二さんが作詞作曲したレコードが出ました。 タイトルは「五箇山ひとり」演歌の日本クラウン発売です。 補作詞の山本哲也先生は僕の高校時代の恩師です。 唄い手の庄司みずほさんは県内の現役バスガイドでもあります。 う〜んローカルぅ〜。
 俗にいうご当地ソングですが、大ヒットして来年の紅白出場ってことになったらどうしよう(笑)
 CDは「こきりこの里」とのカップリングで1000円にて発売中です。 松島松鶴堂さんでも扱っておられます。
 きょうは茶系の古い大島の下は久留米絣スタンドカラーシャツ、黒の角帯に帆布の袴、黒タビに右近下駄です。
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2004年12月26日(日)  No.504

特価市は賑やかに
 メリークリスマス…と言ってもこの日記には似合いませんか。 昨年は自分へのクリスマスプレゼントにiBookを購入しました。 今年はハリーポッターのDVDを、…ってずいぶんスケールダウンしてますね。 幸か不幸か欲しいものが無いから良いんですけど。
 『半額市』好評開催中です。 数年ぶりに戸外に大きな幕を吊るしました。 29日までですのでお早めにお越しくださいませ。
 快晴の今日は厚手の木綿に焦げ茶の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の木綿袴です。 暖かいといっても襟元のストールが欠かせません。
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2004年12月25日(土)  No.503

今年もサンタがやってきた
 今夜はクリスマスイヴ。 ささやかなクリスマス会を開きました。 子ども達にケーキをデコレーションさせ、アップルタイザーで乾杯です。 飾り付けもまかせたら、写真のような面白いものに(クリックすると拡大します)。
 昨年は大騒動があったので、学習したのか子ども達は早々に寝つきました。 おかげでサンタも0時頃にはプレゼントを運べたようです。
 子ども達が書いたサンタへのメッセージを読んで、ささやかな幸せを実感しています。
 朝は冷え込んで凍ってました。 寒かったので木綿の袷に黒の半衿、同じく黒い角帯に灰黒の木綿袴です。
 厚手の110cm巾木綿が大量に入荷しました。 きものでもいいし、袴にも最適です。 自家用に一つ作ろうと選考中です。
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2004年12月24日(金)  No.502

ようやく初雪
 朝起きるとうっすらと雪が積もってました。 昨年より一週間遅れ、記録的に遅い初雪だそうです。 道路上には融雪装置のため積雪ゼロですが、万一の事を考えて慌ててスタッドレスタイヤに交換しました。
 夜、男性のお客様と「きものデビューはどこがいいか?」という話題になり、「ピカデリーはいいけどイオンはダメ」とか「近所のコンビニ」「鄙びた商店街」という事になりました。
 きものは非日常着であるけれども、着る場所は生活空間の方が似つくということでしょうか…。
 ショッピングセンターを歩くと「コスプレ」という蔭声だけじゃなく、波田陽区さんの影響で「残念!!」という声までチラホラ聞こえてきます。 嬉しいような、恥ずかしいような…。 でも興味を持ってもらえる事は良い事です…よね。
 きょうは青縞のウールにくすんだ青の半衿、辛子色の角帯に帆布の袴、茶のネル足袋に右近下駄。
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2004年12月23日(木)  No.501

大半額市
 日頃のご愛顧と一年のお礼、そしてお正月にきものを着てください…との思いを込めて、年末に一年に一度だけの大バーゲンを開催しています。 今年は23日から29日まで、いつもは一階の店舗ですが、規模を拡大して2階の催事場で盛大に開催します。
 帯締・帯揚・半衿をはじめとした和装小物や、呉服が半額です。 今回は特別に三分の一コーナーもあります。
 会期中は無休ですので、お誘い合わせのうえ賑々しくお越し下さい。 ひやかし&下見大歓迎です。
 品目についてはこちらをご覧ください。
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2004年12月22日(水)  No.500

織館に蔵を発見!
 じょうはな織館に蔵があるのをご存知ですか? 僕は先日まで知りませんでした。 織物組合だったときの蔵です。
 写真をご覧ください。 蔵の扉に立派な鏝絵(こてえ)がされてます。 蔵の中も広いのですが、残念な事に床が弱っているようです。
 しかしながら町中にこんな資源が眠っていたなんて…! なにかの機会に利用させていただけないかと考えてます。
 今日は綿入りの大島に黒いタートルネック、帆布の袴に右近下駄。
 自分で作った鼻緒が緩んできました。 見るとツボが切れそうです。 今度は手芸用のワックスコードを使ってみましたが、太さといい強度といい申し分無いです。 履くととても調子がいい、これならいくらでも歩けそうです。
 ユルユルの下駄を履いてると、擦れて魚の目ができるらしいので注意が必要です。
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2004年12月21日(火)  No.499

小さな旅行
 今年最後の休みとなった月曜日、身体が空いたのでフラリと旅に出ました。 目的地は以前から気になっていた黒部市生地(いくじ)です。 ポットに熱いコーヒーをつめ、時計も持たずに、のんびりと下道をトコトコ走ります。
 全国名水百選・黒部川扇状地湧水群である生地にはたくさんの清水(しょうず)があり、きれいなわき水が出ています。 全部で18あるそうですが、味が違うそうです。 天候も良く暖かかったので清水めぐりでも…と思い、町中を歩いてみます。
 昔の城端のような狭い通りには昔ながらの商店が並び、賑やか…ではないのだけれど、なんとなく通りに人がいて、生活の息づかいを感じます。
 伊勢木綿に黒タートル、黒の角帯に灰黒の袴、黒灰まじりの織りの足袋に、グレーの鼻緒の右近下駄というどう見てもヨソモノの僕でしたが、嬉しい事に町の方々がとても親切でした。 道を尋ねれば地図を書いてくださり、他愛も無い質問にも丁寧に答えてくださいます、しかも変な格好なのにジロジロ見られないのが嬉しかったです。
 一時間以上ゆっくり歩いて、知らない町を堪能しました。 僕が一番感激したのが写真の「海底地下道」。 深い深い海の底へ潜る感覚の階段です。…ドキドキします。
 昼食を摂る場所が通りになかったので、最近できた魚の駅 生地の「とれたて館」を利用しました。 …が、どうも浮いてますね、この施設。 繁盛していて職員も親切なんだけど、やはり生地の人の温かさとは違う気がします。
 国際大学の助重先生がこの生地に関わっておられるとお聞きして興味を持ちましたが、ホントいいところですね。 僕は気持ちが温かくなって帰ってきました(でも一般的な「観光」が目的なら退屈する人もいるかもしれません)。
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2004年12月20日(月)  No.498

着物おしゃれ
 ついに出ました、DVD付きのきもの本。 60分にも及ぶ丁寧な着付けと立ち振る舞い方の映像が収録されています(驚いたことに、トイレの仕方まで教えるという念の入れよう!)。 女性の着付け方法だけではなく、なんと男性の着付けも紹介されてるのでカップルで着られますね。
 本もカラフルで楽しいので手に取ってご覧ください。(税込1600円です)
 …って、どうして熱心に紹介するかといえば、実は巻末にチョコッと載せていただいたんですよ。 単純に嬉しいです。へへへ。
 きょうは茶縞のウールに柿色の半衿、辛子色の角帯に焦げ茶の袴、茶のネル足袋に右近下駄、衿には茶色のストールです。 もちろん腰には手製の巾着を下げてます。
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2004年12月19日(日)  No.497

ユニセフのカレンダー
 12月も半ばを過ぎました。 いろんな会社から2005年のカレンダーをいただきました。
 気に入ってるのがユニセフのカレンダー。 子ども達が描いたものです。 写真が小さくてわかりにくいですが、お花でPEACEと書かれています。 この子がどんな気持ちでこの絵を描いたのかと思うと「大人の責任」を痛感します。
 きょうは緑黒の古い絹きものに黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、濃紺の足袋に右近下駄。
 イスに深く腰掛けようとしたら、ビリッと異音が…。 きもののお尻の部分にほころびが(涙)。 でも袴を穿いてるので見えません。
 生地は丈夫でも縫い糸が弱ってるんことがあるので気をつけなくては…。
2004年12月18日(土)  No.496

おすすめサイト その9
 昌文社という、なかなか面白そうな本を出してる出版社があります。 そこのサイトに三砂ちづるさんがお書きになってる「きものとからだ」というエッセイがあります。 これがとても参考になります。
「毎日きもので生活するようになって、日本女性の身体に適した衣服であると気付いた」と書かれてます。
 例えば、「突然の決意」「歩くということ」「寒暖の差」「雨の日」「わき、えり、すそ」「きものは苦しいのか」「ポケット」「」など、興味を惹くタイトルが並びます。 きものは合理的な衣服であるという三砂さんの意見に同意します。
 面白いので是非ご覧になってください。
 きょうは厚手木綿の下にスタンドカラーシャツ、辛子の角帯に焦げ茶の綿袴、茶のネル足袋です。
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2004年12月17日(金)  No.495

張り子の起き上がり小法師
 雨模様です。 12月中旬は本来なら雪が混じってもおかしくないんですが気配もありません。 …と書いた途端に降り出したりするんでヘタなこと言わない方がいいですね。
 今年もきららの施設内ショッピングに出店。 妻が薄黄色の紬で出かけました。 好評だったようです。
 9月あたまの日記に書いた「張り子のおきあがりこぼし」がようやく出来上がりました(写真をクリックすると拡大)。 かわいいです。指で突っついてみてください。
 きょうは木綿の袷に焦げ茶の半衿、黒の角帯に灰黒の木綿袴、黒繻子足袋に右近下駄。 着流しに比べて、袴は楽ですね。
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2004年12月16日(木)  No.494

季節の花
 いきなりですが…、トップページの「今日の店前の花」の更新をしていませんが、決して変わってないわけではないんです。 週もしくは数日ごとにマメに替えてますが、以前に紹介した花ばかりでした。 珍しい花を飾ったら必ずアップしますので時々ご覧になってくださいね。
 この花は城端の商工会女性部が企画・制作し、家々に広がった運動です。
 きょうは小豆色のヒゲ紬に裂織りの角帯をへたれ結びにした着流しに古着を改造した胴着をまとい、衿には茶系のストール、足元はよきもの倶楽部の細かい柄足袋です。
 夜、サッカー天皇杯「横浜Fマリノスv.s.ザスパ草津」を観戦しました。 僕はそもそもサンフレッチェ広島のファンです。 が、ザスパの戦いに胸が熱くなりました。 Jリーグ王者のマリノスに来年J2に上がるザスパ。 片や生え抜きのエリート集団、片や温泉の仕事をしながらサッカーを続ける選手たち。 ザスパ選手が二人退場になった時点で、勝敗は決まったかと思いました、が違ってたんです。 すばらしい試合を見せてくれたザスパ選手にエールをおくりたいです。
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2004年12月15日(水)  No.493

床屋もきもので行きましょう
 朝、外を掃いていたらアシナガバチの巣が落ちてました。 もうそんな時節なんですね。 足長蜂はむぎや祭の古代神にも唄われる程ポピュラーな蜂です。 参考までに歌詞を↓
▼古代神▼
【おらちゃサ〜エ お背戸に山椒の木がござる そのマ山椒の木に蜂が巣をかけた 蜂も蜂かよ足長蜂よ 羽根が四枚あって足が六本ござる そのマ蜂めは尻に剣もござる わしとお駒が御拝の縁で 心中噺をしておりました そこへ蜂めがパッと来てはチクリさす ツ〜と来てはチクリさす わしもその時や死ぬかと思うたサ〜エ】
 久しぶりに床屋へ行きました…って、前にも書いた事ありますね。 どうしてあんなに気持ちいいんでしょうねぇ、また熟睡です。 慣れたもので、きものを着てても寝ていても、マスターは普通にカットしてくれます。 以前はわざわざ洋服に着替えて散髪してもらった事もありましたが、よく考えたら普段の姿に似合う髪型じゃないとダメですよね。
 きょうは茶色の古大島の下に黒のタートルネックセーター、黒の角帯に帆布の袴、茶色の足袋に右近下駄。
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2004年12月14日(火)  No.492

青木千恵美展 〜解体と再構成〜
 じょうはな織館1Fぎゃらりーで須坂出身の青木千恵美さんの個展が開かれています(12/23まで 水曜定休)。
 同じように見える羊毛も部位により色や毛質が微妙に違うそうです。 多彩な羊毛を解体し、洗い、紡ぎ、再構成するように織物にします。 さらに風合いを整え、裁断し、縫製し、大きな布に姿を変えます。 その数およそ20点。
 (展示品なので)触れちゃいけないけれど、触ってみたい…質感のあるあたたかな作品展でした。 この季節にピッタリですね。
 早朝ゴミ出しするときに、珍しくスウェットを穿いて出ました。 が、軽くて軽くて、まるでズボンを穿き忘れた気がします。 しかもユルユルで身体がだらけるような…。 やはり角帯でビシッと締めないと。
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2004年12月13日(月)  No.491

娘の発表会を見る
 2年に一度の娘の発表会を見てきました。 日本舞踊…ではなくって、バレエです。 小杉の和田舞踊研究所でモダン・クラシック・ミュージカルを習ってます。 4度目かつ研究生として最後の発表会(小3までが研究生)なので、娘も張り切って7つのステージに立たせていただく事ができました。 演舞もそつなくこなし、成長したなぁ…と感激してます←親バカです。
 ステージは3部構成で、最後に「くるみ割り人形」の第2幕を披露します。 研究所のクラシックバレエのレベルは素人目にもわかるくらい、ここ数年格段に上がってます。 現在小学校高学年や中学生にとても上手な子が何人もいるので、彼女らの将来がとても楽しみです。
 会場の新川文化ホール(ミラージュホール)を初めて利用しましたが、とても立派な建物ですね。 ステージの広さに驚きました。 踊りによっては60余人が壇上に上がる(!)ので、これだけの広さが必要なんだそうです。
 今日は結城の真綿糸を使った紬桝蔵順彦さんに織ってもらいました。 半衿は茶色で黒の角帯、焦げ茶の袴です。
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2004年12月12日(日)  No.490

柿渋をせっせと塗る
 タペストリーの御注文をいただいて、横棒をせっせと作ってます。 落ち着いた色にしたいので柿渋を塗りました。 何度塗り重ね、色を濃くします。 左が一度塗り、右は6度目です。 この後、紫外線によってさらに濃い色に変化します。 使い込む程味が出るってやつです。
 柿渋のニオイが気になる方もおられますが、ウチでつかってるのは無臭です。
 寝坊しました。 アセって縞ウールにだまし半衿、帯無しにギャルソンエプロンに着替えましたが、わずか一分しかかかっていません。 落ち着いてグレーのタビをつけ、同じくグレーのストールを巻いて完成です。
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2004年12月11日(土)  No.489

師が走れば、弟子はカラ回り?
 今年は激動の年だったせいか、はたまた自分が年をとったせいか、あっという間に一年が終わってしまいそうです。 気がつけばあと3週間を切ってます。 焦る気持ちとはうらはらに締め切りの迫った仕事や、やり残した事がはかどりません。 師走とは良く言ったものです。
 気分転換に久しぶりに俳句を詠んでみました。 自分ではなかなかの出来だと思うんですが(ちょっと川柳めいてますが…)、上田一粒先生の評価はどうでしょうか。
 お正月飾りを撮ってみました(クリックすると拡大)。 左下から時計回りに、縮緬細工のお鏡、飾り玉、縁起物、祝い菓子です。 赤い可愛らしいものを見ると心が休まります。
 今日は古大島の下に綿の黒いタートルネック、黒の角帯にチャコールグレーの綿袴。 楽で暖かい格好です。 
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2004年12月10日(金)  No.488

子どもの詩
 こうろぎ

 くさをちかづけるとのる
 うーん かえりたそうだな。
 どうしよう・・・・・・・・・。
 
 小学一年の子どもが書きました(クリックすると拡大)。 本人は観察記録のつもりですが、詩ですねこりゃ。
 …参りました、父ちゃん脱帽です。 かないません。

 今日は茶縞の安価なウール(羽島産)に柿色の半衿、辛子色の角帯に焦げ茶の綿袴。
 今でも着物用小幅ウールを織ってる機屋は八王子に一軒、西陣、岐阜羽島、山梨、広島(備後)、浜松(遠州)だそうです。 頑張れウールの機屋さん。
2004年12月9日(木)  No.487

名古屋帯を別染めする
 ウチは地方の小さな呉服店ですが、小紋と名古屋帯の品揃えには自信があります。 特徴のあるものを集めていますので、市場に無い場合は別染めします。
 写真の訪問着を参考に黒地の九寸を染めに出しました。 素材も変わり生地をつかいます。 染め上がりは来年ですが楽しみです。
 さらに遊び心満点の帯を染めに出すべく資料を集めています。 ご期待ください。
 今日はグレーベースに生成りや茶のネップの入った木綿袷、半衿は地紋のある黒、帯無しで黒っぽいギャルソン前掛け。 妻はグレーのホタル絞りの紬に黒地にハートの帯、刺し子の半衿です。
2004年12月8日(水)  No.486

朝顔の種
 10月に綺麗に青く咲いた朝顔(品種不明)の種を収穫しました。 急に寒くなったので、残念ながら実をつけることができなかった花も沢山あります。 今年は蒔くのが遅れたので花も遅くなりましたが、来春は早めに蒔いて壁一面に花を咲かせたいですね。 ビワ和棉も育てたいし、園芸が趣味になりそうです。
 きょうは縦にネップの入った厚手木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯に焦げ茶の袴。
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2004年12月7日(火)  No.485

きものでバレエを観ませんか?
 オーバードホールにてバレエ「カルメン&ボレロ」を観ました。 演ずるのはドイツ・ヘッセン州立ヴィースバーデン歌劇場バレエ団です。 聞いた事ありますか?(写真をクリックすると拡大)
 バーデン(Baden)というのはドイツ語で温泉を意味するらしく、ヴィースバーデン(Wiesbaden)は王侯貴族の保養地だった土地です。 同歌劇場は1894年に建築されたネオゴシックの見事なホールで、オペラやバレエはもとより様々な公演があるということでした。
 さて、「カルメン&ボレロ」ですが…。 死んだカルメンが第2幕でボレロの旋律とともに甦る…という、なんと言ったらいいのか、う〜ん、とても斬新なバレエでした。
 惜しむらくは、(1)主役カルメンより脇役が、恋人ドン・ホセより闘牛士エスカミリョのほうがダンスの技量が数枚上手だった。 (2)演出・振付がこなれてない。 演出は一部冗長だし、空中に浮く舞台も不安定で傾斜あり踊りにくそう。 さらに振付はハッキリ言って「ヘン」。 (3)オーケストラアンサンブル金沢が痛かった…。 前日は東京のオーチャードホール!という無理な日程のせい(?)なのか、音が怪しい。 ボレロはリズム命なのに微妙に合ってないし…。 ラストでも音に厚みが感じられなかった。 これは指揮者(ルドルフ=ヴェルテン氏)が悪いのか?
 事実、観客の反応もダイレクトに出てました。 富山県人の目はシビアです。 それでも実験的なこの演目を日本に招致した富山新聞の大英断に拍手。
 残念な事に会場に女性のきもの姿は見当たりませんでした。 男性は僕の他にお一人が和装です、…って良く観たら御同業…。 袖無し羽織を着てるのですぐわかります。 もっと男性きもの愛好家が増えるといいんですけど、女性に比べて着る手間は半分以下なんだけどなぁ…。
 きょうは小豆色のヒゲ紬に辛子色の角帯、使い込んだ酒袋風の帆布袴に黄橡(きつるばみ)の足袋、襟元のアクセントに柿色の半衿、外に出る時は茶系のストールを巻いています。
 実は今日が僕の誕生日です。 プロのバレエを観るのは今回が2度目、思いがけないプレゼントになりました。 
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2004年12月6日(月)  No.484

「城端曳山祭庵連合会々長日記」始めました
 来年は西上町が城端曳山祭の当番町で、僕が庵連合会長を務める事になってます。 数日前、前当番町である東下町から関係書類を預かったので少しずつ読み始めました。 写真をご覧いただいてわかるように、膨大な資料です。 年末までに読破して頭に叩き込んでおかなくては…。
 また思い立って庵連合会々長のblogを始めました。 備忘録として自分のモバイルギアだけではなくwebにも残して置こうと思ったのと、すべて関係者と興味のある方に情報を共有していただこうと考えたからです。
 文章を飾っても仕方が無いのでホンネで書きます。 祭の準備に疲れてくるとヘタレ日記になるかもしれませんが、暖かい励ましの言葉をいただければ幸いです。
 このブログを読んでいただければ、ディープな城端曳山祭を知っていただけると思います。
【城端曳山祭庵連合会々長日記】http://blog.livedoor.jp/hikiyama/
 きょうはグレー縞の伊勢木綿に焦げ茶の半衿、裂織りの角帯に灰黒の木綿袴、よきもの倶楽部の足袋に右近下駄。
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2004年12月5日(日)  No.483

国道304号線完成に近づく
 国道304号線新町地区の舗装工事が進んでいます。 ここと南町の本舗装が終わればようやく城端地区のR304号線が完成する事になります。
 戸数こそ減りましたが、新町は城端らしい家並みが揃ったと思います。 新町に新しく建った町営住宅の横に宥音塚もありますし、そこから坡場まで抜けられる古い小路もあります。 車を止めて是非歩いてもらいたい場所です。
 きょうは縞のウールに草木染め木綿の半衿、辛子色の角帯に薄緑の木綿袴、グレーの足袋です。
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2004年12月4日(土)  No.482

裂き草
 緯糸にするために裂いた布を、裂き草(さきくさ)といいます。 生地は正絹だけでなく木綿でもいいのですが、縫い取りや刺繍のものは向きません。 いま開催中の裂織帯の会で見本として置いてます(写真をクリックすると拡大します)。 巾4ミリ〜7ミリ程度、素材の厚さによって巾を加減します。 良く見るといろんなものがありますね。 紬や小紋はもちろん、雨コート、男襦袢まで…。
 裂き草ができた時点で八割方の作業は終了したといっても過言ではないでしょう。 もちろん八寸帯なので最低限耳を揃えなくてはなりませんし、色あわせにもセンスが必要です。 裂き草が細い方が柄を出しやすいし、軽く織れ、地と馴染みます。
 11月30日の日記で黄色い花のことをお尋ねしたら、さっそく教えていただきました。 「ナスタチウム」だそうです。 なんと食用にもなるとか! 花&若葉はサラダとして食べられるそうで、ピリッと辛味がきいています。 果肉もすりおろして薬味になるそうです。 遊歩倶楽部のがんねーさん、ありがとうございます。
 きょうは緑ががかった黒っぽい織りのきものに灰緑の半衿、黒の角帯に灰黒の綿袴、灰色に染めた足袋に正絹鼠色のストール。 う〜ん浪人のようです。
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2004年12月3日(金)  No.481

ちりめん素材のクリスマスツリー
 11月17日の日記に書いた和のクリスマスツリーの写真をお届けします。 生地は正絹縮緬や古布です。 真ん中のキャンドル(というかロウソク)が見えますか? 高さ22センチと手頃なので玄関先にも飾れます。
 きょうは茶縞のウールに黒に近い茶の半衿、いきなりロング前掛けのラクチン仕様です。 書き漏らしてますが、妻も毎日きものを着ています。 グレー地ホタル絞りの紬に指揮者の名古屋帯です。
 お通夜に参列しブラックスーツを着ました(和服での出席は目立つの遠慮しました)。 長年履き馴染んだ靴ですが、久しぶりに履くと違和感ありますね。 足が草履やゲタに適合しちゃってます。
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2004年12月2日(木)  No.480

裂織帯の会
 古いきものや羽織を細く細く裁断して緯糸(よこいと)にして織ることを裂織(さきおり)といいます。 昔の人は着物を毎年洗い張りし、染め直し、汚れた部分を繰り回して仕立て、さらに襦袢に仕立て直したりしました。 そして最後に裂織りにしたものです。 物を大事にする気持ちがそうさせたのでしょう。
 ご自分や御親族の、愛着があるけれど、汚れていたり小さくなったりして着られなくなった着物を裂織りという形で再生することができます。 写真のような八寸帯に生まれ変わりました(クリックすると拡大します)。 以下、簡単に工程をご紹介します。
(1)お持ちの古い着物を細く(5ミリ程度)裁断し緯糸(よこいと)をつくります。
(2)お太鼓の模様と経糸(たていと)の色を決めていただきます。
(3)手織ですので、しっかりした締めよいお洒落八寸帯になります。
(4)すくい織りの技法でお好きな柄を織り出すことができます。
(5)糸も柄もオリジナルな世界に一つのオーダー帯の完成です。 
 会期は5日(日)までとなってますが、終了後もご相談承りますので、古いきものや羽織をご持参ください。
 茶色の大島にスタンドカラーの久留米絣シャツ、黒い角帯に帆布の袴、茶色のネル足袋です。
2004年12月1日(水)  No.479

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