「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2017年7月

++美しい装い きよべ++

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プペル展まとめ動画
 2週間前の「じょうはな町のプペル展」の様子を編集した動画が完成しました(ここをクリック)。 3会場でおこっていたことが(だいたい?)判ります。
 公開するやいなやシェアが相次ぎ、視聴回数も1,000を超えました。

 いい大人がなにやってんだか…と思われるでしょうが、目的さえ正しければ、ダラなことを面白がって真剣にやることが大事だと僕は考えています。
 「ねばならぬ…」「ダメ」では人は動きません。 すべての活動は楽しくないとね。

じょうはな町のプペル展まとめ動画】https://goo.gl/AiCUHV
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2017年7月31日(月)  No.5145

浪曲にヤラれる
 楽しみに待っていた「江戸風流 恋語り」がじょうはな座で。
 美女三人による、俗曲(うめ吉)、講談(神田 蘭)、浪曲(春野恵子)<敬称略>が一度に楽しめる会です。 盛夏にもかかわらず和装の方もチラホラおられ、じょうはな座は高揚感で満ちてます。 僕は前から2列目ど真ん中の良席なのでワクワク感でいっぱい。

 小唄に興味津々だったので、僕はうめ吉さん推し。 「新内」「新土佐節」と…ステージでやっていいの?みたいなユルさが魅力(笑)
 続く神田 蘭さんは創作講談「家光の側室・お楽の方」 会場一体となって、笑いました&盛り上がりました。
 興奮冷めやらぬ間にトリは春野恵子さん(ケイコ先生)の浪曲「両国夫婦花火
 浪曲の聞き方講座 @かけ声『待ってましたっ!』『たっぷり!』『日本一!』 A拍手のタイミング をレクチャーするとはさすがケイコ先生(笑)
 僕は浪曲三味線(曲師)の一風亭初月さんがあまりに巧くてしばらく釘付けになってたところ、会場のあちこちからかすすり泣く声が…そのうち号泣に。
 気がつけば僕も頬を濡らしてました、不覚にも。

 生の浪曲って凄いです。 あの臨場感!江戸時代の隅田川にいるような錯覚を覚えました。 もっと聞きたい²²²
 ハマりそうです。

 きょうは紺の無地麻に福光麻の半衿、緑の紗角帯に薄緑の綿袴です。
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2017年7月30日(日)  No.5144

ひまわり迷路に展望台
 30日のひまわりフェスティバルを前に桜ヶ池クアガーデン南側のひまわり迷路が完成…というので、誰もいない早朝に下見してきました(写真をクリックすると拡大)。
 小雨で足元がぬかるんでたけど楽しかったですよ、オッサン独りでも(笑)
 ヒマワリの生育具合も良好で、子どもたちの冒険心をくすぐる迷路になってます。 迷いそう?でも心配ご無用、今年は展望台が新設されたので、高みの見物(?)もできますよ。
 お盆くらいまでが見頃だと思われます。 ぜひ足をお運びください。

 きょうは生成りの揚柳木綿に手織りの角帯です。
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2017年7月29日(土)  No.5143

平成29年 城端むぎや祭ポスター
 9月16日(土)17日(日)に開催されるむぎや祭ポスターつづらこみちに貼り出しました。
 今年はといちんさ(上)と古代神(下)を合成したもの(写真をクリックすると拡大)、動きを感じる写真です。

 撮影者の金森さんのお話しでは「昨年のコンテスト最優秀作品が横写真で使えなくて、自分のになった」のだそうです。 いわば棚ボタなのですが、一瞬を捉えた良い写真だし、不断の努力が実を結んだのは間違いありません。 踊りを知らないと撮れない写真ですよね。

 きょうはグレー無地小千谷に生成りの半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2017年7月28日(金)  No.5142

雀のお宿作戦32 〜レスキュー隊出動〜
 先の巣から4羽が巣立ちました。 第三の巣はどうかな?と眺めると、なんと一羽のヒナがいまにも落ちそうにしがみついています(写真をクリックすると拡大)。
 ガンバレ!落ちるな!と心で声援を送りますが、あえなく2メートル下の受け皿にポトリ。 死んでしまった!?かと思いきや数分後に息を吹き返しました、気絶してたようです。
 見ればまだ丸々太ったヨチヨチ歩き…飛べそうもありません。 親鳥はすぐ近くにいるのですが見向きもせず。
 「このままでは死んでしまう」と、隣りのイシムラ電器さんにハシゴで巣に戻してもらいました。 ありがとうございます。
 今度は落ちずに自分で飛んでね。

 きょうは紺のコサシルクにくすんだ水色の半衿、青白角帯に草木染めの綿袴です。
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2017年7月27日(木)  No.5141

本堂の錆
 雨のラジオ体操の朝、善徳寺本堂下が鮮やかな青緑(新橋色)に染まっています。
 キレイだな…と一瞬思ったのですが、ハッと気づきました銅のサビ「緑青(ろくしょう)」です。

 錆びにくい加工はしてありますが、本堂の屋根銅板葺き。 サギのフン害(右写真をクリックすると拡大)の影響もあってCu成分が解け出てるのかもしれません。
 う〜ん、こりゃマズイかも。

 きょうはグレー織小千谷に黄色の羅角帯の着流しです。
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2017年7月26日(水)  No.5140

雨の虫干法会
 梅雨が未だにあけません…。
 お斎をいただきに善徳寺虫干法会へ、新しくなった庫裏で初の虫干法会です。
 11時半、まだ混んでません。 食券(600円)を購入し、箸とコップをもらい、好きな席につきます。 今年の鯖ずし(なれずし)は塩っぱくなく硬くもなく、僕好みのあっさりした味でした=美味。 隣りのおじさんたちも「こっで酒飲みゃウマカロな」と言ってましたし(写真をクリックすると拡大)。

 満腹になったので、宝物拝観(500円)。
 解説者が刷新されたので同じ宝物でも新鮮でしたね。 新たな発見があります。
 そして「美の法門」石碑を眺めながら、蒔絵の御膳で食事(したつもりになる)、贅沢な時間を過ごせました。
 別院に来るとリセットできます。

 きょうは水色縞の明石木綿に緑の紗角帯の着流しです。
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2017年7月25日(火)  No.5139

福光高校が廃校になるとどうなるか
 10日の「高校再編に関する意見交換会」のあと、有識者による総合教育会議(18日)の結果をふまえて第2回の意見交換会が開催されます。

 8月11日(祝)午後1時30分 砺波市文化会館大ホール
 事前申し込み不要、どなたでも参加OK

 前回(7月10日)より会場が広くなったのは良しとして、出席者の3/4が南砺市民だったのに、今回も砺波での開催なのが納得できません。
 そのことについて市教委に電話しました。 「あの〜どうして砺波市なんですか?」『県教委主催なので教育事務所のある砺波市なんです』「高校が減ると南砺市の将来人口も減ります。気運を高める為に南砺市で開催してもらないでしょうか?」『南砺市開催の予定はありません』「どうしたら南砺市で開催してもらえますか」『8月11日の意見公開会で要望してみてください』
 う〜〜ん、この反応は、市内の高校がひとつ消える事がどういうことか、気づいておられない様子…。

 教育会議の流れからすると、平高校を存続させ、福光高校を廃校にする案のようです。
 福光高校が無くなると、どうなるのでしょう? 栄塾の坂田さんの予想に僕の私見を交えてシミュレートします。

@砺波地区の女子中学生の選択肢がますます減る、特に成績中〜下の進学先
A県外大学の卒業生が県内で就職するのは少数(→生産年齢人口減)
BUターンIターンで富山に住もうとする人たちが、高校選択肢の少ない南砺市を選ぶだろうか?
C結果、福野〜砺波あたりが砺波地区の中心となるので、福光井波城端など南砺市南部がさらに衰退する
D砺波地区から福光方面への朝のJR下り線利用客が激減する(バランスが極端に悪くなる→城端線一部切り捨ての口実)

 いかがでしょう?『あいそんないけど、福光高校が無くなっても関係ないわ』とお考えの貴方! 10年後20年後、いや子や孫世代のことを考えたら、今ここが踏ん張りどきではありませんか?

 前回の高校再編では南砺市の井波高校が廃校になりました、今回福光なら同じ砺波学区として不公平です。 いや、砺波市とケンカしようというのではありません、冷静に県西部の発展を願う議論をすべきです(ましてや平地区と福光地区が言い争うなど県教委の思うつぼです)。
 市に働きかけて、南砺市(福光地域)での意見交換会を実現させましょう。
 そして県の為に市の為に子どもたちの為に、福光高校が必要だ!と訴えようではありませんか。 このままでは南砺市消滅のカウントダウンが始まります。
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2017年7月24日(月)  No.5138

『織体験』ミッション
 城端フラワーカード会主催「第3回すごろくスタンプラリー」はどしゃ降りの中スタートしました。
 あまりの豪雨に「ドタキャン続出かも…」と心配してたのですが、さにあらず、ご予約のご家族に加えて飛び入りもあり盛況²。
 先週のプペル展に続き、まちなかが賑わってとても嬉しいです。

 きよべのミッションは「織機を探して、織り物にチャレンジしよう」です。 母が講師となり、生まれて初めて機に触る子どもたちに織物体験をさせます。
 緯糸が太い裂織なので、目に見えて織った成果がわかるので、子どもたちは嬉しそうでしたね(写真をクリックすると拡大)。

 すごろくスタンプラリーは親子でまち歩きできる良い企画なので来年もぜひ継続実施したいです。 当店で何を体験してもらうか?今から考えておかなくては。

 きょうはグレー縞の小千谷に黒緑の角帯、腰板無しの綿袴です。
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2017年7月23日(日)  No.5137

クリエイターが集う場所
  南砺市クリエイタープラザ “桜クリエ” で「創りの場ワークショップ」なる催しをやってると聞きつけ覗きにいきます。
 お目当ては高オタクラフト制作のサクラクエスト「王冠&王笏」(写真をクリックすると拡大)。
 伝統工芸とオタク文化の融合という突拍子も無いことにチャレンジする精神が好きです。 完成度が異様に高く、さすが!プロ!職人!オタク!と感動しました。

 外ではトヤマガプロジェクトによるライブペインティング実施中。
 水木 宏さんの絵のうまさに仰天しました(作品名『絹』)。 こんな近く(砺波市)に凄い才能がいたなんて!

 僕ら旧世代の知らないところで、なんか凄い変動がおきつつあるような気がします。 驚くとともにワクワクしませんか。
 きょうは紺の無地綿麻に生成りの半衿、青白角帯に青灰の麻袴です。
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2017年7月22日(土)  No.5136

雀のお宿作戦31 〜第3の巣〜
 ヒナも大きくなり
、そろそろ巣立つかな?と毎日観察していたとき“事件”が起きました。
 スーッと飛来した親ツバメがヒナの前を通り過ぎ、つづらこみち奥へ。 後を追うと、な、なんと未発見の巣があるじゃないですか!(写真をクリックすると拡大)。
 暗く目立たぬ場所なので完全に見落としてました。 親鳥含むツバメ3〜4羽でエサを運んでいるんだと思ってたら別ファミリーだったんですね。
 どうりで巣の下以外にフンが沢山落ちてる訳です。 慌てて巣の真下にボール紙で養生し被害拡大を防ぎます。

 数えると第3の巣には5羽のヒナがいます。 まだ小さく巣立ちまで時間が掛かりそう。 もうしばらく観察ができますね。
 なにはともあれメデタイ…のですが、ツバメ専用の団地になってませんか?もしかして(笑)

 きょうは紺の揚柳木綿に生成りの半衿、緑の紗角帯に薄緑の綿袴です。
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2017年7月21日(金)  No.5135

着くずれテスト中
 いよいよ今日から「第3回なんとまちゼミ
 当店の『着崩れしない男の帯結び』講座のご予約もいただいております(まだ²受付中)。

 ご承知のように僕は普段袴をつけてます。 ですから貝の口に結ぶ事はあまりありません。
 どうなったら着崩れるのかテストするため、これからしばらく着流しで過ごします。
 着くずすのではなく着崩れテストです。 寝たり起きたりゴロゴロしたり…いろんな角帯で試します。 もし“あばあば”になってたらご指摘くださいね。

 きょうは薄手のイカット木綿に緑の絽角帯の浴衣仕様です。
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2017年7月20日(木)  No.5134

さくや姫だより その67
 さくや5歳の誕生日。 ケーキは無いけどオモチャ代わりに牛のヒヅメを買い与えました(350円)。
 すると姫君ことのほかお気に入りで…大事に抱え延々と舐め続けてます(写真をクリックすると拡大)。
 かなり硬いので、獣医さんによっては「やっちゃダメ!!」と言われますが、ここまで気に入ってたら取りあげられない…。 注意して見守ることにします、人が踏まぬようにも(痛っ!!)。

 フェイスブックに動画をアップしました、親バカですがよろしければご覧ください

 きょうは地紋のあるグレー小千谷縮に生成り麻の角帯の浴衣風。 
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2017年7月19日(水)  No.5133

別院は今[28] 台所門開門
 虫干法会を間近に控え、善徳寺台所門が姿を現しました。 美しくなり、風格を携えた武家屋敷のような門構えは時代劇のロケに使えそうです。
 物置同然だった内部も部屋として区切られ(右写真をクリックすると拡大)、これからの可能性を考えるとワクワクします。

 22日からの虫干法会にお越しの際は、ぜひ台所門や庫裏もご覧になってください。 一緒に用途を考えましょう。

 きょうはグレー縞の小千谷に青緑の半衿、緑の紗角帯に薄手の綿袴です。
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2017年7月18日(火)  No.5132

じょうはな町のプペル展秘話
 午前中はプペル展の片付け、いろんな方から「昨日たくさんの人だったね」と声を掛けられます。
 天候不順にも関わらず、あれだけの人数がお越しになった要因は何か? @宣伝が後手に回りSNS媒体での発信中心となり、情報が小出しのため全体像がつかみにくく、逆に期待値が上がった A入場無料だったので家族連れでも参加し易かった B3会場への興味と、顔を分割したスタンプラリー効果 Cじょうはなわんだ〜らんどと同日開催 Dプペルの光る絵画展そのものの集客力etc.
 ↑詳細な分析はまだですが、思いつくままに挙げてみます。

 とりわけ「クソ屋台」への反応は上々で、子どもだけじゃなく大人が童心に還って喜ぶ姿に、スタッフが感激しました。 「真剣にダらなことをやる」ポリシーが受け入れられたのです。
 毎週深夜の雑談のような会議で出るわ²突拍子も無いアイディアを真剣に討議し、翌週各自カタチにしてきました。 零時を回って帰宅してからはネット上で設営など重要事項をログを残しながら話し合う…という二段会議。 楽しい会議の出席率は高く、モチベーションも上がる² 「なにかしらねど楽しいことありそう感」が全体を包んでいたんでしょうね。

 実は失敗もあるんです。
 20mエントツの「てっぺんから景色を眺めるwebカメラ」(写真をクリックすると拡大)を当日朝になって雨予報のため断念しました。 登ってくるルビッチを手元のスマホで確認できるハズでした…残念!!
 「パインアメジュース」粉々に砕いた飴を溶かし込み、「謎のエキス」を投入する検尿カップ。 これは当日暑すぎて、かき氷ばかり売れてしまい、ジュースにお客様の意識が向かいませんでした。 準備大変だったのになぁ…残念!!
 でもいまは楽しかった余韻に浸っています。
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2017年7月17日(月)  No.5131

これが城端のプペル展
 「じょうはな町のプペル展」スタート前からお客さんが押し寄せました。 僕が受け持つサブ²会場「じょうはな庵」にも10時にはすでにお客様が!
 畳に上がってじっくり見ていく方がほとんどで、写真撮影OK!なのも喜ばれたようです。

 『勝手にプペルの絵を描こう!!』と題し、「あなたのイメージする“ゴミ人間”を描いてください」とペンをお渡ししたら、大人も子どもも喜々として個性的な絵を描いてくださって感激しました。その数なんと84枚! 謝礼は荒町庵で使える(かもしれない)「謎のエキス」だけなのに…。

 メイン会場(松井機業)でカウントできただけでも842名、未計測およびサブ会場しか来なかった人を合わせると千人近くの方がお越しになったと思われます。
 じょうはなわんだ〜らんども含めた4箇所を巡る人たちで終始まちなかは賑わいました。 しかも町外からのお客様が大半で城端の良さを知ってもらえたと思います。
 「来て良かったね」との会話がいたるところで聞こえ 大・大・大成功!

 夜遅くなって来れる者だけで打ち上げ。 これまた大盛り上がりで終始笑い続けた一日でした(写真をクリックすると拡大)。
 フレームに入ってるのが主催者&言い出しっぺの藤本隆行さん(通称;隊長)です。 イベントを経験したことのない彼が『ぼくみたいなサラリーマンでも、やればできるんだ!』と実際にやってのけました。
 我々は彼の男気にほだされ、勝手に応援し始め、夜な夜なクソな企画を大真面目に検討し、サブ会場を乗っ取り(笑)大暴走。 そんな我々を自由にさせてくれた肝の据わった隊長に感謝するとともに、このフリーさが城端プペル展の成功要因のひとつだったと考えます。
 細かい分析は後日にするとして、まずもってお客様はじめ関わってくださったすべての皆様に御礼申し上げます。 有り難うございました。

 きょうはグレー無地麻に生成りの半衿、緑の紗角帯に薄緑の綿袴です。
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2017年7月16日(日)  No.5130

ルビルビ★ルビッチ スタンプラリー
 いよいよ明日は「じょうはな町のプペル展」 会場設営も順調で、想像以上に素晴らしく仕上がりました(自分で言うのもナンですが、ちょっとカンドー的です)。
  見に来てくださいね〜

 夕方まで頑張って「やれやれ、やっと終わった」・・・と思いきや、大仕事が残ってました。 「松井機業」「じょうはな庵」「荒町庵」の3会場を巡るスタンプラリーのスタンプ制作です。
 すでに消しゴムハンコの彫りはしてもらってるので、あとは持ち手を作らねば…。
 原版を上中下(帽子/顔/ネクタイ)三分割し、持ち手を付けた木片に貼付けます(写真をクリックすると拡大)。
 押すまでどの印かわからぬように目隠しルビッチシールを張り完成!

 さぁて、明日お客さんが押して「あ〜っ!」な反応が楽しみです。 
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2017年7月15日(土)  No.5129

登れルビッチ1.02
 先月に試作して以来「登れルビッチ」バージョンアップを繰り返し、いよいよ最終型(ver.1.02)のお披露目です。
 羊毛フェルトのルビッチ(制作:崎田宗孝さん)がよく見えるように透明プラで、登ってる感じを出す為に手が動くようにしました(写真をクリックすると拡大)。
 エントツのてっぺん付近に届いたら熊スズが鳴るような仕掛けをして、高いところが得意な人にセッティングしてもらいます(僕にはムリ…でした)。

 ・・・で、ハラハラどきどきのテストは? 実にうまくいきました!(なんと!くまのプーさんのぬいぐるみまで登らせる実力有)
 あとは…当日、風が弱く(→捩れる)雨が降らないこと(→濡れると重くなるし糸の摩擦が増える)ことを願うのみです。

 きょうはグレー揚柳木綿に青緑の半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2017年7月14日(金)  No.5128

ドライアイスで涼む
 暑い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
 冷凍食品と一緒にあったドライアイスを使って、涼しくな(ったように見え)る装置を作ってみました(写真をクリックすると拡大)。
 金属ザルにドライアイスを入れて、逆さにした金属ボウルに載せるだけ。
 ボウルから漂う冷気がテーブルを冷やします。

 昇華熱が小さいので室温はさほど変化しませんが、見た目は確実に涼しくなります(ムービーはこちら)
 「水中ブクブク」に飽きたら、ぜひお試しください。

 きょうは緑のコサシルクに青緑の半衿、緑の紗角帯に草木染めの綿袴です。
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2017年7月13日(木)  No.5127

えんとつ町の顔ハメ看板
 プペル展まであと4日。 来場記念の顔ハメ看板を作っています(写真をクリックすると拡大)。
 穴のサイズを城端駅で測ってきましたが、昔の規格らしく(?)穴が大きくてビックリ(笑) ひとまわり小さくします。

 穴は2箇所、普通に開けてもツマランので、@ひょこっと煙突に出てしまった「お呼びでない?…こりゃまた失礼いたしました」バージョンと、A空からルビッチを見守る「息子よ!お父ちゃんだよ(ネタバレ有)」バージョン。 撮られる人の演技力が試される(笑)顔ハメです。

 まずまずの出来だにひと安心。 でもこれから最後の追い込みが待ってます。
 まだまだ仕掛けがいっぱいの「じょうはな町のプペル展」お楽しみにっ!

 きょうは黄色のコサシルクに生成りの半衿、生成り麻の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2017年7月12日(水)  No.5126

エアコン燃え尽きる
 気温37℃!! 富山県が日本一暑くなった今日、居間のエアコンが壊れました。 うんともすんとも動かないのです。

 暑さのせいかも…と室外機を見に行くと、触れないくらいに熱い(写真をクリックすると拡大)。 そもそも室外機の置き場所が悪いのでショートサーキットがおこり、高圧カットされたのだと考えられます。
 設定温度を下げすぎたせいでフルパワーで稼働し続けたのも一因です。

 電気屋さんを呼ぼうかとも思いましたが、忙しさのピークだろうし、夕刻に室外機が冷えるのを待ってリセットを試みます。
 が、どこを探してもリセットボタンが無い。 え〜い!ままよ、とブレーカーを落としたら、幸いにして動きだしました。
 よかったぁ…人はともかく、犬のさくやにとって高温は致命的です。

 きょうは紺無地小千谷に福光麻の半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2017年7月11日(火)  No.5125

南砺福光高校・平高校が消える?
 「高校再編に関する意見交換会」に参加しました。 少子化に伴い、県立高校の再編成をしたい県教委の説明&住民との意見交換会で誰でも出席できます。
 県は具体的な校名は挙げてませんが「福光高校・平高校が対象になっている」との危機感から集まった住民は300人! 会場の砺波市文化会館多目的ホールは超満員!資料が不足し、イスも足りず、入りきれない人もいました。 県内4+1会場で開催してますが、直接影響がある南砺市内で開催しないことに違和感があります。 もし福光で開催したら、この倍は来たことでしょう。

 渋谷教育長の説明のあと、質疑応答に入ります。 出るわ出るわ、ほぼ反対意見(他学区からお越しになったサクラも一部いましたが)。
 卒業生・主婦・社長・PTA関係者etcいろんな立場の方々が、口々に反対を表明します。 遠くの高校に通うことになる不安、地域に高校が無くなることへの懸念etc…や、少人数教育の利点や可能性、アクティブラーニングへの逆行である、などと建設的な意見まで。 なんと3時間に及ぶ熱い議論が交わされたのです。
 後で聞いたところでは「賛成発言を頼まれていたが会場の雰囲気に呑まれて挙手できなかった」とも。 それだけ会場内の民意がまとまっていたということの証左でしょう。

 僕も真っ先に質問させてもらいました。↓(ここから)↓
「県立の高校ならば富山県の人材育成に重きをおくべきではないでしょうか? 地域を背負って立つ人材を輩出している高校はどこか?が大事です。 この場にも南砺の3高校のOB・OGがたくさんお越しです。
 各高校を卒業して10年後の居住地を調べたことがありますか? もしまだなら是非調査していただきたい。
 小手先の高校再編ではなく、10年20年先の富山県の人口動態および活力アップを考えて『高校卒業10年後の地域定着率』をまず調べてください。
 再編論議はそれからだと思います」と。
     ↑(ここまで)↑

 普通科であっても福光・平高校卒業生は、進学もしくは就職数年後にUターンする率が高いと感じています。
 富山県に最も必要なのは人材および若年人口です。 これ以上人口流失を防ぐ為には智慧をはたらかせなければ…。
 機械的事務作業で高校再編成など天下の愚作です。 20年後「あの再編以降、人口減少に歯止めがかからなくなった」と言われぬよう、今が熟慮のときです。

 18日にこの意見交換会をふまえた有識者会議があるそうです。 “有識者”の智慧が試されています。

 きょうはグレー織小千谷にくすんだ緑の半衿、黒緑の角帯に黒茶の袴です。
2017年7月10日(月)  No.5124

さくや姫だより その66
 あまりに暑いのでドッグランは秋までお休み…、家で一番涼しい部屋でゴロゴロするさくや。
 よくそんな眠れるもんだと感心します。

 食は細いがウ◯チは太い、水はよく飲むシッコも大量(尾籠なハナシでスミマセン)。 いたって健康なのですが、セルフチェックも欠かしません。
 トイレシーツ交換の度に自分のニオイを確認に来ます(写真をクリックすると拡大)。 本能のなせる技なのか、そういう指向なのか(笑)
 ・・・・・何をしてても可愛い末娘です。
 
 きょうは紺のコサシルクに福光麻の半衿、青白角帯に薄緑の綿袴です。
          (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年7月9日(日)  No.5123

雀のお宿作戦30 〜見学コース〜
 ツバメのヒナが生まれて3日経ちました。 5羽のヒナが大きい口を開けて親を待ってる姿はいじらしいです(写真をクリックすると拡大)。

 さて、どうやってこんな近距離で撮影できたのか?
 タネ明かしをすると、吹き抜けのつづらこみちの階段を登った目と鼻の先(1mくらい)に巣作りしたからなんです(赤い矢印)。
 ですから、ガラス越しに、安全かつツバメを脅かさず見学することができます。
 2階を開放しますので関心をお持ちの方は遠慮なくお申し出ください。  よろしければお子さまとご一緒にどうぞ。

 きょうはグレー縞小千谷にくすんだ深緑の半衿、黒緑の角帯に草木染めの綿袴です。
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2017年7月8日(土)  No.5122

チュウサギ
 別院付近で時折ギャーっと啼き声が聞こえます。 みると高木の上にシロサギの仲間(中鷺?)がコロニーを作ってるではありませんか(写真をクリックすると拡大)。 1,2,3,4,5,6…11,12,13,14…もはや数えきれません。
 近隣の人によれば、夜中もウルサイし、フン害も酷いとか。
 そっか、見た目が優雅だし、田んぼの害虫を食べるので益鳥だと思ってたけど、そうでもないんだ。

 以前は近くの寺院に棲息してたんですが、苦情が出て樹木を切り倒したそうです。 すると、神社や別院に集団移動したの図式。
 う〜ん どうしたもんかいのぉ。 鷹匠の出番か? (←見てみたい)

 今日はグレー小千谷に生成りの半衿、グレー裂織角帯に腰板無しの綿袴です。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年7月7日(金)  No.5121

ソノトチワーク
 日本でも増えているフリーランス(個人事業主や自由業)の人たちは主にネットを介して仕事を受けます。 そのフリーランサーが会員登録する大手サイト「ランサーズ」には100万人ものメンバーがいます。
 フリーランサーに「その土地のお仕事」を手伝ってもらえないか?という発想が「ソノトチワーク」 つまり南砺市に来て働いてみませんか?です。
 繁忙期の人手不足が解消できるし、フリーランサーには緑豊かな環境で気分転換しつつ仕事ができる…Win-Winな仕組みなのです。

 全国初のこの試みを南砺市でやる!というので、発注側として説明会に参加しました。 会場のじょうはな座会議室はギッシリ満席、関心の高さに驚きます。
 この「ソノトチワーク」制約は多いものの、分母(百万人)が大きいので、なんとかなりそうと思えました。 ただ人様をマスで捉えるのは誤りの元なので、どんな方がランサーズに登録なさってるのか知っておきたい…かな。
 次回説明会は8月3日です。 興味のある方は是非、横文字ばかりでなんのことかよくわからない人もお越しください。

 きょうはイカット木綿に黄色の半衿、緑紗角帯に薄手の綿袴です。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年7月6日(木)  No.5120

雀のお宿作戦29 〜孵化〜
 巣作りから10日、抱卵から20日、ついにツバメのヒナが孵ったようです。 つづらこみちに卵の殻が落ちてました(写真をクリックすると拡大)。
 脆くて非常に小さい卵です。 比較用に一円玉を置きますね。

 ヒナの姿は未確認ですが、いずれご報告できると思います。 何羽生まれたんだろう?楽しみ²

 きょうは黄色のコサシルクに生成りの半衿、緑の紗角帯に薄緑の綿袴です。
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2017年7月5日(水)  No.5119

森保監督退任
 サンフレッチェ広島不振(17試合で2勝11敗4引分、勝ち点10、得失点差-15、降格圏内の17位)の責任を取り森保 一監督が退任します。 結果がすべてのプロの世界ではいたしかたないのでしょうが、残念でなりません。

 名称の誉れ高く、過去5年でJ1優勝3回!中規模の地方クラブで驚異的な成績です。
 特色あるサッカーでした(ゴールキーパーから繋ぐパスサッカー、ウイングバックが上下動し5人で守り5人で攻めるetc.)。 トリックプレイも多く、目が離せない面白い試合を見せてくれたものです。
 最後の浦和レッズ戦で見せたシーソーゲーム(3-4で敗戦)はサポーターならずともワクワクしたことでしょう。

 今期の目標はJ1残留…になってしまいました。 新監督が誰になるか未定ですが、しっかり応援し続けます。
 袴姿での応援は珍しいので、敵味方ともに評判いいみたいですよ(多分)。
 きょうは紺の無地麻に青ボカシ半衿、青白角帯に草木染めの綿袴です。
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2017年7月4日(火)  No.5118

ゲリラポスター
 『じょうはな町のプペル展』まで2週間を切りました(開催日7月16日)。 補助金ゼロの自主開催につきお金が無いのでネット宣伝してるのですが、まだまだ認知度が低い状態…。
 ポスターも少ししか刷れなかったので、ここはゲリラ戦法で宣伝することにします。
 A3用紙に印刷しパウチ、スタッフ車(個人)のボディに貼付けます(写真をクリックすると拡大)。 うちのママチャリにも(笑)
 いろんなところへ行きますので、見つけたらニコやかに手を振ってやってくださいm(__)m

 きょうは紺のコサシルクに生成りの半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2017年7月3日(月)  No.5117

本染め浴衣の見分け方
 昨日今日と『じょうはな はなまるしぇvol.5』開催中。 「城端ひみつのまち歩き」にて協賛しています。
 今年はゆかたの見分け方を簡単にお教えすることにします。

 現在出回っている浴衣には大まかにいって「捺染(なっせん)」(左写真左)と「注染(ちゅうせん)」(左写真右)があります。
 捺染には「手型染め」「ローラー捺染」などいろいろあるのですが、上から染料を載せるだけなので裏が白っぽくなります(左写真で物差しが置いてあるのところまでが型の大きさです。順送りで同じ文様が染まります)。

 これに対して注染は裏表無く染まるので、単衣仕立の浴衣に適してると当店は考えます。
 白生地を型の長さに伸ばして、防染糊を型置きし、畳むようにして次の防染糊を置く、これを繰り返し、最後に上から染料を注ぎ込むのが注染です。 下からバキュームで吸引すると、スーッと染み渡り、裏までキレイに抜けるんです。
 折り返すので、継ぎ目で上下逆の柄になってるのがおわかりでしょうか?(右写真をクリックすると拡大)

 捺染も「多色使いができる」「細かい柄を染められる」など、利点があるので、選び分けていただけると良いと思います(ただし…安価なローラー捺染は上っ面だけ染まってるように見えるので要注意)。
 以上簡単な見分け方を書きました、記憶の片隅にとどめておいてくだされば幸いです。

 きょうはグレー地の地紋入り小千谷に黄色の半衿、黒緑の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2017年7月2日(日)  No.5116

毎日が命の日
 12年が経ちました
 あの日と同じく朝から雨が降っています。
 雨足は次第に強くなり、午前に大雨・洪水警報が、昼前には土砂災害警戒情報が発令されました。

 雨が憎いし怖いです。

 子どもたちは大雨の怖さを知っているだろうか?
 いつもの用水が濁流に変わることに気づいてるだろうか?
 大人ですら濁流に抗えず、いとも簡単に足をすくわれ、流されてしまうことを想像できるだろうか?

 大人は「地域の子どもを守る」意識を共有しているだろうか?

 そして…初心を忘れていないだろうか?

 きょうはグレー縞の小千谷に生成りの半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2017年7月1日(土)  No.5115

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