「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2018年2月

++美しい装い きよべ++

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みんな笑顔のつごもり大市
 数百回目のつごもり大市(since1661)今年も好天に恵まれ、大賑わい。 保育所の園児たちもお散歩に来てくれました。
 千円大市、つごもりうどん、もちつきetc.すべて長蛇の列…でも暖かいのでさほど苦にもならない様子、みなさんのんびり並んでます。
 なんかイイカンジ
「南京玉すだれ」も「おまわりさんの寸劇」もゆるゆるしてて…老いも若きもニコニコしてる、こういうイベントは少ないんじゃないでしょうか。
 その中で「CHIKO with ヤマダベン ライブ」はビシっと締まりましたね(右写真をクリックすると拡大)。 ライブ目当てに遠方からお越しの方も多々おられたようです。
 写真アルバムはここをクリックしてください。 つごもりの様子がご覧になれます。
 ずっと²この歴史ある大市が続きますように。

 きょうは柿色木綿に黒ハイネック、黒緑の角帯に灰茶の綿袴、ニット柿色マフラーに手甲、キャメルのタビックスに商店街のハッピです。
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2018年2月28日(水)  No.5357

さよならの朝に約束の花をかざろう
 封切りしたばかりの映画「さよならの朝に約束の花をかざろう」(さよ朝)を昨日観ました。
 城端のP.A.works制作、true tears を手掛けた脚本家の岡田麿里さんが初監督した長編アニメ作品です。

 なんて美しい物語! 琴線に触れるという言葉がありますが、琴線をかき鳴らされてます。
 そして、なんて美しい背景! 開始数秒で鳥肌が立ちました。
 驚いたのが、作中で重要な意味を持つ世にも美しい布『ヒビオル』 志村ふくみさんの草木染紬のような高い精神性をアニメで再現されるとは思ってもみませんでした(写真は公式PVより)。
 大画面で観たい作品です、ぜひ劇場に足をお運びください。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒ハイネック、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、モカ茶のニットスヌードに茶のニット手甲、茶のタビックスです。
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2018年2月27日(火)  No.5356

あじゃなん
 あじゃあじゃ南砺(略してあじゃなん)第一回に参加しました。
 「あじゃなん」というのは鎌倉の「カマコン」の南砺市版。 「やりたいことを発言し、みんなが耕してくれる場」で[プレゼン]→[ブレインストーミング]→[アイディア発表]→[仲間]→[アクション]と繋がります。
 県内では高岡(タカポケ)、氷見、魚津ですでにスタート。
 具体的には、5分間プレゼンテーションし→参加者が支援したい人にアイディアをどんどんぶつけ→一番気に入ったアイディアを採用→仲間となって一緒に行動を起こすという流れです。
 合言葉は『ぜんぶ、ジブンゴト』

 記念すべき第一回プレゼンテータは3名
「唯一無二な南砺市のタウン情報誌を創刊したい!」百姓 中川吉宏さん
「南砺の美味しい野菜を古民家イタリアンで提供したい!」Cucina Nobu オーナー井上浩延さん
「南砺の子どもたちに安心・安全で美味しい学校給食を!」秀農環舎(仮)代表 粟野 秀さん
 熱い思いに30名の参加者が応えます。
 ぼくはタウン紙「てらまいるど」編集経験をふまえ中川さんを応援。 懇親会も参加し、刺激的な楽しい夜でした。
 次回は3月30日(金)19時 あずまだち高瀬で開催予定です。

 きょうは紺のウールにグレーのタートルネック、黒緑の角帯に黒斑の袴、苔緑のニットマフラーに黒手甲、紺のタビックスです。
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2018年2月26日(月)  No.5355

別院は今[32] 囲炉裏端
 残雪の様子を見に別院へ 4月のしだれ桜まつりの下見です。 まだ雪がいっぱいあって、車が一台埋まってます(写真をクリックすると拡大)。 開花予想をたてづらいですね、
 庫裏に上がると囲炉裏に火が入ってました、匂いと煙、暖かい空気が心地よく、とても幸せな気分になります。

 今年の城端しだれ桜まつりは4月7日(土)〜15日(日)の9日間、メイン開催日は7&8の土日です。
 当店は昨年大好評だった『桜の下でお気軽 着物体験』を笑可(えみか)さん主催で開催します。 お楽しみにぃ!

 きょうは焦茶に朱縞ウールにタートルネック、黒緑の角帯に黒茶の袴、草木染めの絹ストールに茶のニット手甲、茶色に染めた足袋です。
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2018年2月25日(日)  No.5354

革足袋を洗う
 鹿革の足袋を手洗いしました(写真をクリックすると拡大)。
 洗濯表示は中性洗剤30℃手洗いです。
 色落ち防止に酢を加え、優しく洗って軽く絞った後、室温で形を整えて乾燥(硬く絞らぬように)。 半乾きの状態で最終的に形を整え、乾燥後は、不織布や天然素材等の通気性の良い袋に入れて保管。
 ★乾いて固くなった部分は、揉むと柔らかい風合いに戻ります。 とあります。

 云われるままに…洗面器で手洗いしました(足袋底は綿の杉綾織なので小ブラシでこすりましたけど)。
 脱水機にかけると型くずれしそうなので、絞らずにバスタオルで吸湿しますが、ネル裏なのでなかなか拭き取れません。 水が滴ることがないレベルで棚置きして陰干します。
 寒いのと天候不順、さらに綿より通気性の悪い革なので、なかなか乾かないですね。 室温5℃の環境で(寒すぎ!)四日かかりました。
 で、ご覧の状態に(右写真) テカリが少し減って、アラいい感じ。

 まぁ面倒といえば面倒なのですが、一足なので数分です。 次回も手洗いするとは思いますが、その後はどうするかなぁ…。 木綿着物も昔は浴槽で手(足)洗いしてたんだけど、今はネットに入れて洗濯機にポイだからなぁ…。

 きょうは茶縞ウールに小豆色のハイネックフリース、黒裂き織り角帯に帆布の袴、茶のニットマフラーに手甲、深緑に染めた足袋です。
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2018年2月24日(土)  No.5353

まちづくり検討会議
 「南砺市の、行財政改革、公共施設再編等の諸課題を踏まえ、将来のまちづくりの方向性、地域振興の方策等に関し必要な事項を協議する」という、その名も「南砺市まちづくり検討会議」という”どストレートな名称”の第1回会議が開催されました。
 委員は旧4町から推薦公募あわせて15名ずつ(うち女性5名以上)、地区ごとに協議しますが、初回ということで城端行政センターで全体会。 ファシリテータは谷内博史(やちひろふみ)さん、井波の能登貴史さんです。

 元々は統合される庁舎の跡地問題が出発点なのですが、人口減を踏まえて他の公共施設のありかた、さらに具体的なまちづくりの検討をし、市長に提案するという形になります(写真をクリックすると拡大)。
 城端地区は老若男女取り混ぜてやる気満々のメンバーが集まりました(全員が発言!)。
 僕は「公共施設だけではなく、別院をからめて考えたい。 文化度の高い城端にふわさしいまちづくりを。 (城端だけでなく)市全体のコストを抑えたい」と考えています。

 次回は3月12日(月)夜。
 「自分の住む街を貴方はどうしたいですか?」 ご意見を聞かせてください。

 きょうは小豆色の御召に茶衿の半襦袢、黄金の角帯に梅鼠の袴、茶のニットチョーカーに手甲、タビックスです。
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2018年2月23日(金)  No.5352

タティングレース帯プロジェクト〈2〉
 アトリエCHINOCOさんとコラボして名古屋帯を製作中です。
 お太鼓になるレースを仮置きしてみました(写真をクリックすると拡大)。
 どうです?すっごくイイと思いませんか? 胴(前のほう)の柄は別文様のタティングレースになります。
 完成度をさらに高めるため輪郭の太さや色など、細部を詰めました。

 久しぶりのオリジナル、どんな方がこの帯を結んでくださるのかと思うとワクワクします。 早くご覧いただきたいですね。

 きょうはグレー織木綿にこげ茶のタートルネック、黒緑の角帯に黒茶の袴、黒縮緬の袖なし羽織に茶のニット手甲、焦げ茶のタビックスです。
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2018年2月22日(木)  No.5351

民藝との出合い
 民藝に興味があるという次男、円空仏が好きなのだそうです。
 本も色々読んでるということなので、実物を見ることも必要だと考え、南砺市大窪 大福寺のご住職、となみ民藝協会会長でもある太田浩史さんを訪ねます。 不二門にて貴重なお話をたっぷり聞かせていただきました(写真をクリックすると拡大)。

 太田さんの話はいつ聞いても新鮮で、驚きと発見があります。 意のままにならぬ(≒天慶)版画や絣のこと、福光高校時代の濱田庄司棟方志功との出会い、バハーイー教、魯山人鍋についてetc. 尽きること無い話題にメモを取るのを忘れました。

 「魂の救済なしに美はない」僕が最も印象に残った言葉です。
 次男は何を感じ取ったでしょうか?

 きょうはネップの入った紺紬にグレータートルネック、青白角帯に黒縞絹袴、グレーの絹ストールに黒ニット手甲先日購入した黒の鹿革足袋です。
 鹿革足袋は履くというより包み込まれる感じ…足と一体になってます。
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2018年2月21日(水)  No.5350

鬼速フリースポット
 先日TSTの営業さんが来られて「ケーブルテレビの配線を銅(同軸)から光ファイバーにさせてほしい」と宣われました。 家の中まで光信号が入り込むということです。 「月に300円安くなります」ということだったので契約しました。
 しかし、我が家は屋内配線が複雑で、電力&信号系とも東町側から(なので先日の西町大停電でもウチだけ煌々と点灯)。 3人がかりで2時間かけて工事&調整してくださいました(気の毒なハヤ)。

 で、専用モデムが据え付けられ、我が家も光インターネットに(写真をクリックすると拡大)。
 試しに速度を測ってみたら…なんと5G回線で200Mbpsを超えてました! アナログモデム(14400bps)からパソコン通信をスタートした身とすれば、シンジラレナイ速さです。
 ”ほぼ”フリーWi-Fiスポット「きよべ呉服店」も鬼速なので、お越しの際はご利用ください。

 きょうはグレー縞の片貝木綿にグレーのタートル、黒緑の角帯に黒斑の袴、チャコールグレーのニットチョーカーに黒手甲、チャコールグレーのタビックスです。
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2018年2月20日(火)  No.5349

−無機の胎動ー
 帰省中の次男と高岡駅南にあるカフェギャラリー venere『Singularity −無機の胎動ー』へ。 富大芸術学部院生 森井大仁さんの個展です。
 作家本人が在廊中だったのでいろいろお話を聞くことができました(写真をクリックすると拡大)。
 濃い鉛筆の粉を練って溶いて磨いて…金属のような質感になった表面を、削って描いて…。 独自の手法で描かれたメタリックな絵は確かに無機質。 でも森井さんはそこから産まれる新たな生命体をイメージしています。
 作家の世界観が現れた良い個展ですね。 まだ荒削りなところもあるけれど、画力は充分なので大化けしそうな気がします。
 次男はなにを感じ取ったのでしょうか?
 きょうは茶地に白糸の入った木綿に焦茶のタートルネック、黒緑の角帯に黒茶の袴、白茶のタビックスです。
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2018年2月19日(月)  No.5348

城端線でGo!kayama 
 となみ衛星通信テレビ(TST)制作のドローン映像がyoutubeにアップされました。 
 題して「城端線の終着駅から始まるスキー旅」仙北インターナショナルドローンフェスティバル ノミネート作品です。

 写真ではわからないと思いますので、動画をどうぞ!見たことのないアングルの絶景がご覧になれます。
 ドローンちゃ凄いなあ…と思っていたら、全国レベルはもっと凄いですね。 見惚れてしまいます。
 
 きょうは柿色木綿に小豆色のハイネック、黒緑の角帯に灰茶の綿袴、モカ茶のニットスヌードに黃手甲、キャメルのタビックスです。
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2018年2月18日(日)  No.5347

つごもる 
 南砺に春を告げる城端つごもり大市のポスターが刷り上がりました(写真をクリックすると拡大)。 昨年よりちょっぴり早いし暖かいイメージかな(春の訪れが待ち遠しいから?)

 今年2月28日は水曜ですが、イベント盛りだくさん!
 「千円大市」「CHIKO with ヤマダベン ライブ」「Gワールドライブ」「じゃんとこじゅにあ2017演舞」「南京玉すだれ」「おまわりさんの寸劇」「ぼくのわたしの絵画展」「小学4年生の店」「つごもりdeフリマ」「なんと木くばりプロジェクト」
 飲食ブースに「つごもりうどん」「チャリティーあったか鍋」「兄貴のたこ焼き」「ぜんざい」「山菜おこわ」「ふるさと漬物」「ポン菓子」「ピザ&ガボチャスープ」「焼き芋」「もちつき」「地ビール」etc.

 個人的には南砺市利賀村出身アフリカの風CHIKOさんのパワフルなライブが楽しみです。 おまわりさんの寸劇とチーム玉すだれにも期待²
 つごもり大市最新情報はフェイスブックイベントページを御覧ください。

 きょうは璃寛茶の紬に茶衿の半襦袢、黒緑の角帯に梅鼠の袴、草木染めのストールに茶のニット手甲、茶色の足袋です。
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2018年2月17日(土)  No.5346

写真的曖昧
 金沢市内に行ったついでに金沢アートグミへ、北國銀行武蔵ヶ辻支店3階のギャラリーです。
 近江町の隣、すぐにわかる場所なのに入り口が見当たりません。 なんとATMコーナーの金属扉を開け、非常階段(?)を登りきったところにありました。

 現在開催してるのは金沢美術工芸大学・北國銀行連携事業 第8回コーポレートアート展 『写真的曖昧』 
 大正時代のアマチュア写真家・西郷北濤の「芸術写真」という概念を踏まえ、平成生まれの若手アーティスト3名(石場文子木原結花宮崎竜成)が100年後の深化した写真で応えます。<敬称略> 線を書き足し、書き加え、コラージュし「写真の本来の姿」から逸脱しながら、尚もって写真たろうとする曖昧な写真なのです。

 ややや、面白かったです。まだまだ可能性はいっぱいあるんだなぁ…。
 水曜定休、入場無料なのでぜひぜひ! 撮影もOKです。
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2018年2月16日(金)  No.5345

平昌五輪をこっそり応援
 先月に続いて垣田 堂ギター演奏会を聞きになやかふぇへ。 今宵は次男同伴です。
 3年続いたこの定期演奏会は4月で一旦終了します。 次回3月15日(木)夜7時8分、最終回4月19日(木)夜7時8分
 名残を惜しむ常連さんとご新規さんが音楽とトークを楽しみました。 ここで知り合った方が過去何人もいて、交流の場としても重要だったんだなと思うとちょっと残念です。

 垣田さん直筆のクリアフォルダをもらいました(写真をクリックすると拡大)。 平昌オリンピック日本代表の佐藤綾乃選手だそうです。 似てるのかどうかわかりませんが、味があるでしょ。
 クリアフォルダにマジックで描く方法、いいですね。 廃物利用で僕もチャレンジしてみます。

 きょうは焦茶地に朱縞ウールに小豆色のハイネック、黒緑の角帯に黒茶の袴、茶のガーゼストールにニット手甲、茶のロングコートにタビックスです。
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2018年2月15日(木)  No.5344

ありがとう春一番
 昨日の大雪から一転、なんと春一番が吹きました。 あれほどあった雪山がみるみる小さくなっていきます。
 つづらこみちつららの坊やもあっという間に消え失せました(写真をクリックすると拡大)。

 こんな早かったっけ?ときもの日記を読み返したら、ほぼ例年並み、5年前は2月7日に吹いてますね。
 今年は大雪なので、いつもより春が待ち遠しいです。 おんもへ出たいと待ってます(笑)

 きょうはグレー縞の伊勢木綿にグレータートルネック、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーロングニットマフラーに黒手甲、青黒のタビックスに長靴(!)です。
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2018年2月14日(水)  No.5343

除雪の下準備
 昨夜22時42分、”何度めかの大雪警報”が南砺市に発令されました。 昨年12月からず〜っと寒波に襲われつづけてきた今季ですが「立春も過ぎたし…たいしたことなかろ」と就寝したところ、起きてびっくり今冬最高70センチもの降雪が!
 さらに驚いたことに、除雪が半分終わっているではないですか! 僕が寝ている間に次男がせっせと流してくれたんです(ありがとう!本当に嬉しかったよ)。

 半分に減った雪を早朝から流雪溝に流します。 でもこれ、蓋を開けて流せばいいってもんじゃないんです。
 まず、@穴が開いてることがわかるようにコーンなどの目印を設置 A穴を迂回できるように、車道脇を除雪(写真をクリックすると拡大) ここまで準備して自分トコの雪を棄てることができます。
 もちろん水路が詰まらぬよう、様子を見ながら…。
 朝食前に2時間半、歩数は1万をゆうに超えました……疲れた。。。もう雪はコリゴリです。

 きょうは綿入り大島に小豆色のハイネックフリース、黒の裂き織り角帯に帆布の袴、モカ茶のニットスヌードに茶の手甲、帆布の道福に茶のタビックスです。
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2018年2月13日(火)  No.5342

CONTACT
 帰省した次男と黒部市美術館CONTACT-交換する物語の部屋 」 4作家(玉分昭光<版画> 今村文<蜜蝋画、水彩画> 神谷麻穂<陶芸、インスタレーション> たがゆうこ<絵画>)によるグループ展です。〈敬称略〉
 玉分さんの作品は平面だけにとどまらず、絵の一部を立体化(ガラス・陶器)したものもあって「スピンオフかよ」(ヤラレタ)と內心ツッコミをいれ、今村さんの押し花(違うけど)のような作品にぐ〜っと惹き寄せられました。
 四者四様(笑)つながりが無さそうにみえて実は…。
 各自の作品展示だけではなく、美術館の所蔵作品から一点を選び、テクストを書き、contactする。 各々、前田常作《月輪の中の菩薩》 秀島由己男《paper balloon》 富山芳男《存在についての習作》 毛利武士郎《手の中の眼》  この視点がとても興味深く、作品だけは知り得なかった人間性?が垣間見えて面白かったです。 

 企画された学芸員の尺戸智佳子さんにお話を聞くことができラッキーでした。 大雪のさなか、はるばる行った甲斐があります。
 企画段階から勝負あった!という感じです。 写真撮影が可能(SNS投稿はタグ付け必要)というのも嬉しいですね。

 きょうは紺無地ウールにグレータートル、黒緑の角帯に黒斑の袴、苔緑のニットマフラーに黒ニット手甲、黒のとんびコートに灰黒のタビックスです。
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2018年2月12日(月)  No.5341

安倍9条NO
 僕は安倍政権による改憲は危険なので反対です。
 同じように考える人は全国に大勢いらっしゃるようで「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」が立ち上がりました。 憲法についてさまざまな考えはあるにせよ「現政権での改正(改悪)はSTOPさせよう」の一点で結集した市民団体です。
 なぜダメなのか?を市民アクション@しばたの方がマンガにしてくださいました(写真をクリックすると拡大)
    ※つづきはこちらをクリック(PDF)
 細かい説明は省かれてますが、9条3項を加憲したら前の2項が死文と化します(後から足された法文のほうが効力があるから)。

 国民投票の実施が現実となりつつあります。
 よく考えなければなりません、大人の責任です。

 きょうは茶縞ウールに黒ハイネック、黒緑の角帯に灰茶の袴、茶のニットマフラーに手甲、茶のタビックスです。
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2018年2月11日(日)  No.5340

山下郁子展
 3月3日(土)から福光美術館で開催される「こころを織る KIMONO 山下郁子展」のフライヤーが届きました(写真をクリックすると拡大)。
 城端在住の染織作家山下郁子さんの集大成となる個展です。 初期のものから近作まで45点を一同に展示。 これは見ごたえありそうですね。

 会期は4月8日まで。
 初日(3/3)10時30分には寺川和子氏による記念講演会「山下郁子と北陸の染織家たち」、17日(土)14時からギャラリートークが予定されています。
 どちらも行きたいなぁ…。 なんとか算段つけてみます。

 きょうは柿色木綿に小豆色のハイネック、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、苔緑のニットマフラーに黄色の手甲、焦茶のタビックスです。
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2018年2月10日(土)  No.5339

鹿革の足袋
 ご縁があって豊冨-JAPAN-の革足袋を手に入れました。
 「おしゃれは足元から」とは言え、足袋は消耗品、さすがに贅沢はできなかったんですが、破格の値段だったので思い切って1足(笑)送ってもらいました。
 写真でも柔らかそうなのが伝わると思います。 肌触りは…サイコーです。 手に馴染む手袋の足版といえば伝わるでしょうか(え?ワカラン?)
 いつおろそうかワクワクしています。
 中性洗剤で洗えるというので、履き心地とともに報告しますね。

 きょうはグレー地の織木綿に黒ハイネック、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーのニットチョーカーに黒手甲、黒縮緬袖なし羽織にチャコールグレーのタビックスです。
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2018年2月9日(金)  No.5338

麺屋ひろまる
 南砺市…いや砺波地方最高のラーメン店だと僕が考える「ひろまる」が突然閉店してから5年余…。
 「1月末に店主が帰国して再開」の噂を聞きつけました。
 居ても立ってもおれず、やりくり算段して新装開店1週間の麺屋ひろまるへ。

 復活の噂は本当でした!味も!(写真をクリックすると拡大)
 チャッチャ系、餃子、鉄板炒飯すべて完食! シアワセいっぱい腹いっぱい(笑)

 店のレトロな雰囲気はそのままに、トイレはピッカピカ
 新メニューが鉄板ごはん等いくつか増えて、若奥さんとお母さんとキビキビと働いておいでです。
 また行かなくっちゃ!
  
 きょうは茶地に白縞木綿に焦茶のタートル、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、茶のロングスヌードにニット手甲、深緑のタビックスです。
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2018年2月8日(木)  No.5337

「日本の色」に魅せられて
 家庭画報3月号の特集は「日本の色」に魅せられて。 染司よしおかの特集です。
 京都伏見の工房に吉岡幸雄先生を訪ねた右写真が美しい(クリックすると拡大)。
 国内のみならず、英国ヴィクトリア&アルバート博物館にも同行し、学芸員に「これほど美しい植物染めは他にない」とまで言わしめてます。

 家庭画報の印刷クオリティは高いですね、かなりいい発色です。 でもやはり実物にかなわない。 日光の下で見る本草木染めの美しさは別格です。

 きょうはグレー縞の片貝木綿にこげ茶タートル、黄金の角帯に帆布の袴、茶のガーゼストールにニット手甲、キャメルのタビックスです。
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2018年2月7日(水)  No.5336

30豪雪?
 北陸地方(とりわけ福井)はとんでもない大雪に見舞われています。 飛行機、JR(新幹線除く)は運休、北陸自動車道も通行止め、国道8号線も一部で身動きが取れなくなりました。 関西方面からの物流がストップしています。
 吹雪の高速道路をトロトロと走ったことがありますが、40キロ以上出せません、怖くて。 しかも坂の途中で停止すると、普通車でもスリップして再発進できなくなる気がします。 事実、停車していたトラックが登れず道を塞いでました。 インターで降りようにも、出口の坂で動けなくなったトラックが車線をブロックし、にっちもさっちも行きません。
 一般道路でも路肩に突っ込んだ車で、死屍累々…。 不要不急な外出は避けましょう。

 町内総出で除雪していたら、おまわりさんが現れて、信号機の雪を落とし始めました(写真をクリックすると拡大)。 長い棒で掻き落としてるのがわかりますか? 安全確保のため、みんな一所懸命です。
 朝6時から除雪して、店を開けることができたのは10時過ぎ、さすがにヘトヘトです。
 今冬の大雪は56豪雪並だとか(城端はさほどでもない…)。 「30豪雪」と名付けられるんですかね? それとも平成最後(?)の豪雪だから「平成豪雪」?

 きょうはネップの入った紺ウールに黒タートル、黒裂き織り角帯に梅鼠のウール袴、グレーのニットマフラーに黒手甲、紫のタビックスです。
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2018年2月6日(火)  No.5335

横山丈樹 悠遠の譜
 雪をかき分け砺波市美術館へ(写真をクリックすると拡大)。 第19回 至高の精神展を見るためです(入場無料 3/4まで)。
 横山さんとは面識があり、これまでいくつか拝見してきました。 今回は近作を中心に14作品、どれも完成度が高いです。
 例えば15年前の作品も新作も変わらない…と書くと語弊がありますね。 古いものが古くない、新しいものがトゲトゲしくない。 枯れてる…というのではなくそれだけ完璧な造形だということなんでしょう。
 その美しい造形の一部が欠けてたり、背景と融合してたり、浮遊してたり…。 不完全なものに人は不安を感じるものですが、彼の作品からは”ナニモノカニウマレカワロウ”という静かな意志を僕は感じました。
 感ずるところの多い作品群です、ぜひご自身の目で御覧ください。

 きょうは茶地に朱縞ウールに焦げ茶のタートルフリース、黒緑の角帯に灰茶の袴、茶のニットマフラーに手甲、焦げ茶のタビックスです。
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2018年2月5日(月)  No.5334

点字ブロックの除雪をお願いします
 またも寒波がやってくるそうです。 「もうイラン」と誰もが思ってるのではないでしょうか。
 幸い今朝の城端の積雪は10センチ程度、サッと雪かき終了です(写真をクリックすると拡大)。

 いつも以上に点字ブロックをきれいにしました。
 先日、白い杖を持った方が店の前で一瞬足を止めたんです、除雪しきれてなかったから…。
 それ以来、黄色いブロック優先で除雪しています。

 歩道の安全確保にお力をお貸しください。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒タートルネック、黒緑の角帯に黒茶の袴、モカ茶のニットスヌードに茶の手甲、茶のタビックスです。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2018年2月4日(日)  No.5333

貝の口結び
 きょうはまちゼミの日。 [男のきもの指南]開催しました。
 古着屋さんで能登上布を手に入れた男性が生徒としてお越しです。
 約1時間の講習でごらんのように貝の口をマスター(写真をクリックすると拡大)。 時間に余裕があったので「浪人結び」も覚えていかれました。
 いいでしょ! 男の背中(笑)
 次回も[男のきもの指南]の予定です。
 殿方の着物姿が普通になることを願って。

 きょうは紺無地ウールに黒タートル、黒緑の角帯に黒袴、黒のニット手甲にタビックスです。
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2018年2月3日(土)  No.5332

熊胆
 母が熊の胆(くまのい)を購入しました。 熊の胆嚢を干したもので、胃腸薬として使われます。
 カケラは見たことありましたが、リアルな実物を見るのは初めて(写真をクリックすると拡大)。 なるほど効き目ありそうです。
 数グラムですが、これだけあれば一生モノ?

 譲ってくださったのは城端の方。 猟友会の名は、市街地にクマが出没したときに聞いてましたが、地元に生業としてる猟師さんがおられたことにちょっとびっくりです。

 きょうは小豆色の御召に茶衿の半襦袢、黄金の角帯に茶縞の絹袴、茶色のニットチョーカーに足袋です。
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2018年2月2日(金)  No.5331

新聞小説「風神雷神」
 昨年の抱負になぜか「新聞小説完読」というのがありまして、いまも毎朝読んでます。

 当初、吉田修一さんの『国宝』を想定してたんですが、これがことのほか面白くなくて…(汗) 北日本新聞の原田マハ『風神雷神 Jupiter, Aeolus』に乗り換えました(笑)
 信長が遣わした「天正遣欧少年使節団に若き俵屋宗達が同行していた」ってハナシですよ。 面白くないわけがない…。
 連載開始から1年以上経って、ついにイタリアに到着しました。 これからダヴィンチが描いた運命の絵画と出逢うんだと思います。 美術好きにはたまらんですよね。

 ということで(?)原田マハさんの代表作「楽園のカンヴァス」も勢い余って読み終えまちゃいました。
 夜が長いので読書三昧です。

 きょうは綿入り大島に緑の半衿、黒緑の角帯に灰茶の袴、草木染めの絹ストールに黄色のニット手甲、焦げ茶のタビックスです。
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2018年2月1日(木)  No.5330

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