おそらく軽い読み物を期待されてるのに、自分の伝えたいことや主張を書き連ね、重〜くなってたことを反省し、今月はエッセイ的なものを書いてみました(写真をクリックすると拡大)。
ーーーここからーーーー 『下戸の酒場めぐり』 清部一夫 無粋の極み下戸である。こればかりはどうしようもない。だがテレビ放映してる酒場放浪記に憧れ、フラリと出かけたことがある。「食事だけでもいいですか?」と尋ねて入れば、まず断られることはないと知った。 まずは「城端酒場研究所」 西新田竹寿し跡にあり、日本酒の研究のみならず城端にかつてあった名店の味を復刻再現しようという面白い居酒屋だ。龍女(風)串カツ、入船(風)串モツなど。香りと味覚が古い記憶を呼び覚ます。寡黙なマスターとの地味な会話もツボるのだ。 「みんなの金曜日」 中野下の越村家の桜横に建つ。宅配弁当「みんなの台所 城端」経営の週末だけのお店。木曜午後は惣菜販売もしているという。明るくきれいな店内のカウンター越しに手際の良い調理が見られて小気味いい。気軽に話しかけてくれるので居心地がよい。 「城端よりそい横丁」は坡場にあって、ここも週末営業の居酒屋。食べ物メニューが豊富で、オーナーが好物のナポリタンがあるのが嬉しい。起業&まちづくり支援団体の拠点機能もあるので、頭がシャキッとした時にも立ち寄りたい。 「串城」 野下にあるカウンター5人で満席の店、下戸には敷居が高かったが、龍女風ラーメンを復刻したとの噂を聞きつけ、意を決して縄のれんをくぐる。すでに見知らぬ先客が居られるが、ひとことふたこと交わすうちにおおよその素性がわかり他愛ない会話で盛り上がることができた。 いや楽しいな独り呑み、一人で行っても独りじゃない。常連さんたちの気持ちがわかった気がした。こんなレアキャラですが、どこかの酒場で同席したときはよろしく、諸先輩方。 ーーーここまでーーーー
予定より早く順番が巡ってきてしまい、取材も執筆(?)も推敲する時間も短く、軽妙な文章とは程遠い「作文」に終わってしまったのが不本意です。 次回はアッ!と言ってやってください・・・お情けで(笑)
きょうは青の楊柳木綿に緑半衿、黒角帯に綿袴です。 (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
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2025年9月21日(日)
No.8160
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