店長のきもの日記

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2025年5月の日記

城端よりそい横丁
 城端の景勝地、路通の句碑がある坡場に素敵な居酒屋がオープンしました。 その名も「城端よりそい横丁
 商工会青年部の佐藤良介さんが「人と人が自然に繋がり、地域が元気になる場所を目指して、私たちは温かな空間を提供し続けます」と語るように、単なる居酒屋ではありません。
 「城端よりそいコミュニティ」という起業&まちづくり支援団体の拠点でもあるんです。「チャレンジスペース」でシェアキッチンを「コミュニティスペース」で勉強会やプレゼンテーションができます。

 毎週金曜・土曜の夜は居酒屋営業しているので、お邪魔してみました。 夥しい数の花とボードには支援者一覧が(写真をクリックすると拡大)!期待されてるんです。
 僕は下戸ですが食べ物が充実してるので満足満腹。 お店の人が寄り添ってくれたのも嬉しいです。

 きょうは青の楊柳木綿にざっくりした生地の水色半衿、黒角帯に灰色リネン袴です。
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2025年5月24日(土)  No.8040

カカト直し
 草履の鼻緒すげは京都の職人に発注しています。 寸法だけじゃなく微妙な角度や張り具合まで目が行き届く熟練の職人が箝げると履き心地が違うからです。

 きよべでは鼻緒のすげ替えだけじゃなく草履裏の張替えも承っております。
 カカト底ゴムを交換するご依頼を受けたので、僕が直させていただきました(写真をクリックすると拡大)。
 お客様のお草履なので神経を使いますが、さほど難しい作業ではありません。
 着物好きを徹底的に応援する呉服店を標榜しているので、永くご愛用いただけるのは嬉しいことです。

 きょうはグレー縞西陣木綿に水色半衿、黒角帯に綿袴です。
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2025年5月23日(金)  No.8039

陶芸家への道〈六角大皿〉
 なんと陶芸講座が始まりました。
 昨年は不義理して作品展に出品しなかったので、今年は最低でもなにか1つ出さねばなりません。
 少し大きめのほうが映えると考え、先日作った型紙で六角タタラを切り出しました。
 竹ひごで折れ線を引き、重力に逆らいながら折り曲げます。
 悪戦苦闘の結果、ソレラシイカタチ(?)ができました(写真をクリックすると拡大)

 土練りがテキトーなので、素焼きして割れないか心配です(^^;

 きょうは柿色木綿にベージュ半衿、茶角帯に綿袴です。
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2025年5月22日(木)  No.8038

にぎやかに着付教室
 別宗流城端教室は順調に生徒さんが増え、本日昼の部は6名の参加がありました。
 先生はお二人、2班に分けて、前結びの初心者と自装の中級者が別室でお稽古(写真をクリックすると拡大)。
 ワイワイガヤガヤ、でも真剣に楽しく着付けを学んでおられます。
 こんな様子ですので上達もきっと早いことでしょう。

 
当教室は見学自由。お気軽にお越しください(開催日時は当店にお問い合わせください)。

 きょうはグレー楊柳木綿に水色半衿、黒角帯に灰色リネン袴です。
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2025年5月21日(水)  No.8037

ほのぼのマルシェ
 5月末日に井波瑞泉寺で開催される「ほのぼのマルシェ」に次男が出店することになりました(写真をクリックすると拡大)。
 寺子クラブのワークショップをお手伝いした御縁で、『すすき画廊 弥彦』のオリジナル作品を販売するようですので、よろしければ御覧ください。

 きょうはグレーリネンにベージュ縞半衿、茶角帯に灰茶の綿袴です。
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2025年5月20日(火)  No.8036

バイクでハイク
 定休日、早朝からマジェスティに跨がり縄ヶ池へ。
 藤の花は満開、夫婦滝は雪解けで水量が多く、爽快です。
 水芭蕉も今が見頃、今年の大雪で足場が傷んでましたが、それを除けば快適です。

 久しぶりにつくばね森林公園へ。 展望広場まで歩けば絶景のパノラマが見られました。
 ドコかに我が家も写ってるハズなんですが(写真をクリックすると拡大)。

 きょうは紺の楊柳木綿(女物)に深緑衿の半襦袢、黒角帯に黒斑の袴です。
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2025年5月19日(月)  No.8035

シン・屋台
 朝市とうじん見世は4と0の日、賑やかに開催中です。 ドリップマキアート屋も大忙しで、6時のスタートから息つく暇もないほど…。

 そんなか、屋台を応援したいと東京の友人が新看板を作ってくれました(写真をクリックすると拡大)

 こるなんぬめえる?(訳:これ何に見える?)
  ↑  ↑  ↑
 コッタコタ(の城端弁)です(笑)

 きょうは縞のイカット木綿に水色半衿、黒角帯に灰リネン袴です。
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2025年5月18日(日)  No.8034

佐渡 裕と反田恭平のきもの
 オーバードホール佐渡裕さん指揮トーンキュンストラー管弦楽団コンサート。 曲はマーラーの5番!
 モーツァルトのピアノ協奏曲23番はなんと反田恭平さん! そらチケット完売しますわな。
 初反田さんでしたが、ショパンコンクールとは違ってとってもふくよかな音!オケと見事に調和しています。いや調和とかいうレベルじゃなくて、オケと一緒に素晴らしい音楽を作り上げてました。
 この時点で感動してたんですが・・・マーラー! 金管の音色が素晴らしく(ティンパニも!)鳥肌立ちまくりでした。
 トーンキュンストラー…全く知りませんでしたが、凄い楽団です。
 最終楽章ではこの素晴らしい時間が終わってしまうのが切なくて²またもや泣いてました。

 それにしても一年経たずに佐渡さんの音楽を聞けるなんて!なんて富山県はいいところなんだ!
 しかもなんと²サイン会まであったんですよ(写真をクリックすると確認)
 間近で見るマイスターは汗モンダラのオッサンでしたが(笑)

 きょうは焦茶単衣結城紬に茶衿半襦袢、灰色角帯に紬袴、梅鼠の足袋です。
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2025年5月17日(土)  No.8033

陶芸家への道〈役員になる〉
 なんと陶芸講座、昨年ほとんど顔を出せず〈レアキャラ〉を自認してましたが、今年はなんと陶芸運営副委員長なるものに任命されました。 ほぼ初心者なのにどうしましょう・・・。
 技術的なアドバイスなんてできませんが、裏方作業のお手伝いならさせていただけるかもしれません(不安)

 ことしも我が道を行く陶芸道を極めるべく、正六角形折り紙をベースにした作品を考えてます。
 まずは定規とコンパスで型紙を作って・・・乞うご期待(?)

 きょうは生成りの文人絣にベージュ半衿、茶角帯に綿袴です。
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2025年5月16日(金)  No.8032

小院瀬見新聞
 南砺市(福光)小院瀬見(こいんぜみ)で月刊新聞が発行されています。 その名もズバリ「小院瀬見新聞」(A3両面カラー刷)
 当地に移住した新聞記者が取材から配達まですべておひとりでなさってるとか。
 わずか数戸しか無い超限界集落の小院瀬見にローカル新聞が存在するのも凄いことですが、紙面の充実ぶりに驚いてます。 例えば5月号は『再生公民館 華やかにデビュー』『小院瀬見発電所後の導水路トンネル探検』『小院瀬見神明社』 ニュース・歴史・読み物がバランスよく載っています、さすが!

 毎月の発行が楽しみになりました。
 城端時報も負けていられません。

 きょうはグレー楊柳木綿にざっくりした生地の水色半衿、黒角帯に黒斑の袴です。
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2025年5月15日(木)  No.8031

袴腰富士あらわる
 城端のシンボル袴腰山(標高1,165m)、かつては町のイメージサインにもなった名山です。
 ふと見ると袴腰の上に同型の雲が! 推定高さ3,776m、そう日本一の富士山です!
 なんと不思議なことでしょう(笑)

 きょうは紺の楊柳木綿に水色半衿、黒角帯に灰色リネン袴です。
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2025年5月14日(水)  No.8030

花洗車
 高圧洗浄機を使うワザを覚えたら、洗車が楽しくなりました。
 自分で洗ったことのなかったCASTを手洗いしたら、新車のようにピッカピカに!
 店横の駐車場の花がボディに映りこんでます(写真をクリックすると拡大)。
 いやこれはテンション上がりますね!

 きょうはグレー縞木綿にベージュ半衿、黒角帯に黒斑の袴です。
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2025年5月13日(火)  No.8029

くらしつむぐあとりえ
 福井県坂井市三国町にある「くらしつむぐあとりえ」へ。
 牛首紬の工房におられた女性(嘉村亜紀子さん)が、越前奉書紬をたったひとりで復刻させたと聞いたら行かねばならんでしょう。

 古民家を改修した素敵なアトリエで、福井で育てた小石丸系玉繭「玉小石」を用いて織る奉書紬(写真をクリックすると拡大)。
 蚕を育て→糸繰りし→整経し→機を織るまで、ほぼすべてご自分でされる気の遠くなるような工程を経て作られる柔らかく温もりのある絹織物でした。
 こんな凄い人がいるんですね! 嬉しくなります。

 きょうは木賊色の単衣紬に薄緑の半衿、灰色角帯に灰色紬袴、梅鼠の足袋です。
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2025年5月12日(月)  No.8028

懐中時計を保護したい
 還暦祝いに子どもたちから貰った懐中時計を落としてしまい動かなくなりました。
 これは一大事!…と早速修理に出しきれいになって本日戻ってきたところです(写真をクリックすると拡大)。

 直ったのは嬉しいけど、修理代が馬鹿にならないので、今後は注意が必要ですね。
 なにか工夫しなくては・・・綿入りの小袋で包むとか? なにかいいアイディアないですか?

 きょうは柿色木綿にベージュ半衿、茶角帯に灰茶の綿袴です。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2025年5月11日(日)  No.8027

ウィーンからあなたの街へ
 高岡文化ホールで「石井琢磨ピアノリサイタル
 石井さんのことは存じ上げなかったんですが、チケットは完売! ファンクラブ(たくわん村)もあって人気のピアニストなようです。
 クラシック系YouTuberとして普及活動に力を注いでるからでしょうね。
 なるほど!それで選曲が割と有名なものばかりだったんだ。 器用に指が回る演奏は見事だったんですが、なにか物足りないのは僕の性格が悪いのでしょう、きっと。

 きょうはグレー楊柳木綿に水色半衿、黒角帯にグレーリネン袴です。
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2025年5月10日(土)  No.8026

シン・織館オープン
 SHAREじょうはな織館のオープン初日にお茶してきました。
 次々とお客さんが来ています(写真をクリックすると拡大)。
 城端にまたひとつランチのできるお洒落なカフェができて嬉しいです。

 町外の方に「いま城端いい感じやね〜」と言われました。 ほんと緩やかに良い氣が流れてますね。
 きょうは縞のイカット木綿に柿色半衿、茶角帯に黒袴、柿色のタビックスです。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2025年5月9日(金)  No.8025

ロードスター35th
 人生最後の新車にMAZDAロードスター35周年記念車を思い切って購入しました。
 マニュアルミッションです(この車に乗れなくなったら、運転免許を返上するつもり)。 
 2シーターのオープンカーは実用性に欠けるのですが、僕には母の形見の軽四働きモノの軽トラがあります。

 決して安い買い物ではなかったのですが、アーティザンレッドのボディーカラー+スポーツタンの内装の美しさに惚れ込んでます。
 納車まで首を長くして待ってました(というか35年前から欲しかった)。
 神社でお祓いを受けたあと、楽しくて走り回り、気がついたら200km走破(驚)
 魂を喜ばすことができるクルマです。 

 きょうはグレーリネンに水色のざっくりした半衿、黒角帯に黒斑の袴、グレーのタビックスです。
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2025年5月8日(木)  No.8024

若いもんに任せる
 城端教育振興会の常任理事会、総会前の確認です。
 現役小中PTA役員がまるっきし若いです(写真をクリックすると拡大)。
 僕がPTA会長OB(通常5年任期)から常任理事となって早幾年、設立準備段階から関わっているので20年近くですか…。
 当初期待していたような「城端っ子教育を考える場」にはなっていませんが、そろそろ代替わりする時期なのかもしれません(バザーのぜんざいはお手伝いします)。
 「現場」に近い者こそが審議すべきだと考えています。

 きょうは生成りの文人絣に淡赤半衿、茶角帯に灰茶の綿袴、ベージュのタビックスです。
2025年5月7日(水)  No.8023

他町の山蔵
 楽しかったお祭すんで、朝から曳山の片付けです。
 西上の竹田山は東上町の山蔵に収納させていただけることになりました。 初めて使わせていただく蔵なので興味津々です(写真をクリックすると拡大)。
 ホントよく考えて造ってありますね。参考になります。
 って今の西上町に新しい山蔵を建てるチカラは無いのですが…。

 午後4時から善徳寺会館で慰労会。 楽しい話ができました。
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2025年5月6日(火)  No.8022

令和七年 城端曳山本祭
 好天に恵まれた曳山祭。
 名城大学の女子学生16名の着付けを別宗流の先生方と地元ボランティアスタッフにお願いしました(写真をクリックすると拡大)。
 手際良くひとり30分足らずで完了! かわいいでしょ?
 これだけの人数をこなすのは大変ではありましたが「午前で終わったのでまだ余力あったね」と話してます。

 僕は男性の着付けを一手に請けおい、町内事の段取りに奔走したり、長男が結婚したので天狗獅子をお願いしたり、夜の庵唄所望を受けたり…と分刻みの慌ただしさでしたが、充実したいい祭りでした。

 なにより夢だった着物姿を増やすお手伝いができたのが嬉しいです。
 これだけ沢山の若い子が祭に参加したら、自称「日本一着物比率の高い祭」の“自称”が取れる日も近い…かも。

 きょうは黒紋付(着物のみ単衣)羽織袴、黄金の角帯に仙台平、白扇に白足袋、白木の下駄(二枚刃)です。
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2025年5月5日(月)  No.8021

令和七年 城端曳山宵祭
 いよいよ曳山祭。
 早朝から曳山を準備し、山宿を飾り付け、終わるやいなや店2階で名城大学の学生さんたちの着物選びのアドバイス。 彼女たち、とても楽しそうです(写真をクリックすると拡大)。
 ジミめの色を選んだ子が多かったのが意外ですが、それも若さ(ハタチそこそこ)で着こなせるでしょう。
 帯や小物でまた印象が変わるのが、着物の素晴らしいところ。 明日が楽しみです。

 夜は空き時間を無理やり作って山宿巡り。 御神像はもちろんですが、設えがまたいいんです。 ワクワクします。

 きょうはグレーの紬に茶衿半襦袢、グレー系角帯をヘタレ結びにして、梅鼠の足袋です。
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2025年5月4日(日)  No.8020

所望準備
 城端曳山祭の特色は、六基の曳山の前にそれぞれ庵屋台が先導し端唄を演奏することです。 これを「所望」と称し、自宅の座敷に居ながらにしてお座敷遊びをしている…という趣向です。
 その所望(しょもう)用に店内の配置換えをして内も外も大掃除(写真をクリックすると拡大)・・・歳末より忙しい(笑)

 きょうはグレー楊柳木綿に柿色半衿、茶角帯に綿袴、ベージュのタビックスです。
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2025年5月3日(土)  No.8019

高圧洗浄機鎮圧
 水ハネが凄くて使用をためらっていた高圧洗浄機用に飛散防止カバーを購入しました。
 お祭り前に歩道もキレイにしとかんなんやろ…とスイッチオン!
 おぉぉぉぉおお!見違えるようです、こんなに汚れていたんだ(驚)
 しかも泥ハネ無し!自爆することもありません。 高圧洗浄機を使いこなした感があります。
 水道使用量も見た目よりはるかに少ないし…いいことづくめ。 よ〜し頑張るぞ〜。

 きょうはグレー縞の西陣木綿にベージュ半衿、黒角帯に綿袴です。
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2025年5月2日(金)  No.8018

レンタル準備
 広々とした着付会場にレンタル着物と帯、半襦袢(色衿付)そして小物(帯〆、帯揚)を並べています。 きものはS・M・Lのサイズ別、帯は色別にしました(写真をクリックすると拡大)。 数えてみたら着物130枚 帯74本!

 宵祭(4日)夕方に着物と帯、半襦袢、小物を選んでおくことで、祭礼当日の時間短縮を図ります。
 半襦袢の裄合わせと衿芯挿しは4日の深夜にします、足袋は白で統一し、草履バッグは着付当日に各々選んでもらうことにしました。
 初めての大勢の着付け、はたしてうまくいくでしょうか? ワクワク感とドキドキが混在しています。

 きょうはグレーサマーウールに淡赤縞半衿、黒角帯にグレーリネン袴です。昨日とは違って暑い!
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2025年5月1日(木)  No.8017

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