「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2020年11月

++美しい装い きよべ++

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無量世界
 ギャラリー無量情景/名付けようのない季節→プロローグ/光景』第2景 最終日に滑り込みセーフでした。
 藤木 卓さん(華道)がインスタレーションし、廣瀬絵美さん(ガラス作家)が赤く脆いガラス、山ア広介さん(庭師)が不安定な関守石、そして上田伸也さんがこれ以上無いほど暗く儚い照明を。
 昔の日本人はこれくらいの光量で暮らしていたんですね、陰翳礼讃(谷崎潤一郎)の世界。

 最初の数分間は人影すら見えませんでした。 いやホント冗談じゃなく。
 でも少しずつ目が慣れて、時間経過とともにひとつ…またひとつ、と見えてきたんです。 最後に気づいたのが咲ききってない薔薇の花(写真をクリックすると拡大)。
 ・・・感動しました。

 アートと対峙しながら動かず、じっと時が経つのを待つという行為は初めてです。 鑑賞という形式ではなく、自分がこの空間に居ることでなんらかの形で一体化した感じがします。
 そして、とてつもない時間と空間を得たような…その名の通り『無量』な…。

 じつは今回はプロローグです、藤木さんが再びキュレーションなさる一年後の本開催が楽しみでなりません。
 きょうは水色縞の明石木綿にグレーの綿タートル、黒綿角帯に黒袴、グレーのタビックスです。
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2020年11月30日(月)  No.6373

外で開催するということ
 毎年、11月末の日曜日は忙しい。。。
 というのもフラワーカード大交換会(カニバル)と町内のいざらいがほぼ同時刻(^^;にあるんです。
 さらに今年は「ち〜ちゃんのふるまいたこ焼き」と「まゆるんのほうずちゃかへ」を店横駐車場でするので、もうテンテコマイ。

 大交換会はコロナ対策を徹底。 スタッフはもちろんお客様にもマスク・検温・消毒をお願いし、スタッフは手袋着用、お客様にはフィジカルディスタンシングを守っていただきました(写真をクリックすると拡大)。

 たこ焼きとほうじ茶カフェも開店準備中から大盛況、いろんな方が訪れます。 みなさん出会いと会話を楽しんでおられます(もちろんたこ焼きも)。 人と人を絆ぐたこ焼きの本領発揮ですね。

 小さな催しですが、戸外で開催することで成果が見える化し、効果が何倍にも増幅されています。 きょう来れなくても、賑わいを目撃(or伝聞)することで、なんか楽しそう、次来よう!と思わせる何かがあるんですかね。
 人(の心)を動かすには、単に情報を発信するだけじゃなく、身体的かつ情動的なもの(エモい)が必須ですね。

 きょうは茶地に白縞木綿に淡赤の半襟、茶の角帯に灰茶の綿袴、帆布の道服に黄茶のガーゼストール、焦げ茶のタビックスです。
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2020年11月29日(日)  No.6372

苔玉教室
 城端まちづくり協議会(≒公民館)主催の「かんたん苔玉づくり」に参加することになりました。 十人の中の“緑一点”です(^^; 講師は城端の園芸家;石村修子さん。 旧知の仲とはいえ教わるのは初めて。

 まず @まっさらな軍手をひっくり返し袋にし A土を落としたシクラメンと南天の苗を入れ B合掌造り屋根(茅)からうまれた栄養たっぷりの土をギュンギュンに詰めて丸くし C苔(コケ)を軍手の周囲に木綿糸(黒)でぐるぐる巻きにし貼り付ける D形を整えて完成…。
 ・・・と、予想していた繊細な作業とは全然違ってて、むしろ男性が得意とする工作…な感じです(笑)

 で、出来たのが左写真…いかがでしょう? 壺をイメージして、ラグビーボール型に仕上げました(笑)
 「小さな苔玉なら、陶芸教室で作った手びねりのぐい呑に載るかもしれん」と思って持参しましたが・・・無理やりです(^^;
 すべて多年草ですが、大雑把な管理態勢で来年まで保つでしょうか? ドキドキドキ

 きょうは紺無地ウールにグレータートル、黒綿角帯に黒斑袴、紺のタビックスです。
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2020年11月28日(土)  No.6371

第26回 城端町美術協会 会員展
 秋深し…じょうはな織館ぎゃらりーで開催中の「第26回 城端美術協会 会員展」の初日です(11/29まで)。

 出品者(14名15作品)のお名前を書き出します<敬称略>
〈日本画〉岸 静香、中島宏一
〈洋画〉岡本晋一
〈彫刻〉酒井秀哲、森下廣箭
〈工芸〉徤名文一、細川 毅、松井節子、安居輝子、山下郁子
〈書〉 上田北山、徤名文一、原田子游、山根美幸
 これに賛助出展の池田芳信さん〈曳山写真〉を加えても16点かぁ…ちょっと淋しいなぁ。
 城端は総じてレベルが高いのですが、ハイレベルなせいか新規会員が増えないのかなぁ…。 それともコロナ禍で制作意欲が削がれてるのかなぁ…。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒タートル、黒綿角帯に黒袴、チャコールグレーのタビックスです。
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2020年11月27日(金)  No.6370

別院の金冠壊れる
 城端別院善徳寺山門前にある金属製の飾り棒(?)が、もげてます(かつて扉のあった場所)。
 ↑名前がわからないので「孫悟空の金冠(緊箍児)みたいなが」と僕は呼んでました(写真をクリックすると拡大)。

 鉄製なので、錆による劣化なのかもしれません。
 大切な²善徳寺の正面がこれでは格好が付きませんし、片持ちのままでは非常に危険です。

 きょうは茶地に朱縞ウールに薄黄土の半衿、焦げ茶の角帯に帆布の袴、黄茶のガーゼストールに茶色のタビックスです。
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2020年11月26日(木)  No.6369

日本史サイエンス
 今年も50冊を目標に本を読んでます。
 先日読んだ「日本史サイエンス〜蒙古襲来、秀吉の大返し、戦艦大和の謎に迫る〜」が面白かったのでご紹介します。 新書じゃなくて自然科学系が得意な「BLUE BACKS」シリーズ!←高校生のときから興味深く読んでます。
 
 本書のテーマは3つ「元寇」「光秀討伐」「戦艦大和」を科学的な視点から捉え直す…という興味深い内容。
 著者の播田安弘さんは船の設計技師…ですから、「船」の視点から当時を見ています。 農業土木技術者の視点から前方後円墳を考察した名著「水田と前方後円墳」を思い出しました。
 本書の内容は省略しますが、なかなかに面白い! 僕は神風ではなく神風邪(インフルエンザ)説を勝手に(=非科学的に)唱えていたんですが、この本の船酔い(+α)説のほうが信憑性がありますね、やっぱり。

 (為政者の意図が大いに含まれた)通説を、科学的に検証することは非常に大事ですね。 日本学術会議の重要性がおわかりいただけると思います。
 
 きょうは紺ウールにグレータートル、黒綿角帯に梅鼠のウール袴、紺のタビックスです。
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2020年11月25日(水)  No.6368

多読・会読・連読
 日曜の午後、朝日教育会議の動画配信を拝聴しました(タイムシフト視聴)。
 僕が選んだのは田中優子総長の「法政大学」←このところ目が離せません。

 田中総長の基調講演「コロナ禍で発見した5つのこと」
 2つのプレゼンテーション「読書はもともとリモートだった」松岡正剛さん(編集工学研究所所長、イシス編集学校校長)、「学びの庭」隈 研吾さん(建築家)
 そしてお三方によるパネルディスカッション「これからの大学forダイバーシティ〜多読・会読・連読の場〜」(コーディネーター 一色 清さん)
 トータル3時間、密度の高いお話が聞けました(僕は倍速視聴(^^;
 松岡さんの「音読で言葉を体に刻み込む」というくだりには、ハッとしました。 ・・・そうか!

 コロナ禍でオンライ講義が常態化し、功罪あるにせよ、もう後戻りできない状態になりつつあります。 場所と時間にとらわれない学びは、学生だけじゃなく我々社会人にも門戸を開いてくれそうです。

 きょうはグレーの片貝木綿に黒タートル、黒綿角帯に黒斑の袴、黒のタビックスです。
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2020年11月24日(火)  No.6367

着付師 清部一宗
 全日本和装着付伝承会『別宗流』より着付師としての免状と雅号〈一宗〉を拝領いたしました。 

 別宗流は宗家 別宗(べっそう)香燗先生(左写真をクリックすると拡大)が立ち上げた着付け流派で、自装は前結びが基本です。
 宗家が試行錯誤を重ねたオリジナル小物は細部にわたり本当によく考えられています。 え?シワの無い着付と形の良い二重太鼓がこんな簡単に手早く出来るの?と知った時ビックリしました。
 また他の方に着付けする他装は、オリジナル小物を使わずとも、美しく楽で着崩れしない着付を可能にします。
 僕は呉服屋なので多少なりとも着付の知識はありましたが、宗家が持つノウハウは目からウロコでした。

 数少ない男性着付師ではありますが、“楽簡麗”で着物を楽しむ を信条に、精進を重ねたいと存じます。
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2020年11月23日(月)  No.6366

コロナ対応レジャー
 今年の乗り納めかも…と愛馬マジェスティを駆って早朝の閑乗寺へ。
 テントがたくさん張られていて家族連れがいっぱいです(そういえば3連休のど真ん中でした)。 自己完結する家族キャンプはコロナ禍対応のレジャーとして適してるんでしょうね(写真をクリックすると拡大)。
 マスク無しで坂を登ってくる子どもたちが嬉しそう。

 バイクツーリングも復活の兆しを見せてます。 目的地で楽しむではなく、走る行為が愉しいバイクは、密になりません。 コロナ渦中でも人気が衰えないのも道理です。

 きょうは茶縞ウールに小豆色のハイネックフリース、茶の角帯に灰茶の綿袴、茶のガーゼストールに深緑のタビックスです。
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2020年11月22日(日)  No.6365

予告:肉バル&ちーたこ&まゆかへ
 11月29日(月末の日曜日)恒例となった『フラワーカード大感謝祭』(交換会)が向かいのえびす駐車場で開催されます(写真をクリックすると拡大)。 屋外開催であるし、もちろん感染症対策にも配慮いたします。
 今年は駅弁が目玉かなぁ…。 リンゴやみかんも大人気でしょうね。

 そんな同日同時刻!当店横で『ち〜ちゃんのふるまいたこ焼き』(ちーたこ)と『まゆるんのほうずちゃかへ』(まゆかへ)をすることになりました。
 未体験の方は、この機会に是非!
 現在ケーブルテレビ《となみ野の源流》で「たこ焼きをどうぞ」が放映されてます。 僕も偶然インタビュー受けてますので、機会がありましたら…。

 きょうは紺無地ウールにグレー綿タートルネック、黒綿角帯に黒斑の袴、チャコールグレーのタビックスです。
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2020年11月21日(土)  No.6364

GoTo波及
 GoToトラベルが始まって50日。 ついに当店にもクーポンのお客様がお越しになりました(写真をクリックすると拡大)。
 土産物店ではないし、正直あまり期待してなかったので、有り難さもひとしおです。

 観光は裾野の広い産業だと言われます。 コロナ第三波の懸念もありGoTo施策に疑問符がつくのは事実ですが、人だけじゃなく地域にお金を回らせるクーポンをセットにしたのは卓見だったと思います。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に薄黄土の半衿、黒綿角帯に黒袴、グレーのタビックスです。
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2020年11月20日(金)  No.6363

陶芸家への道〈布目皿〉
 なんと陶芸教室17日目、先生不在のため《自主制作日》です。

 母から頼まれたワンプレート皿をタタラ作りで制作してみます。
 粘土をのして少しずつ薄くしていきます(写真をクリックすると拡大)。
 予定では45(39)✕28(24)cm✕7mm厚、黄金比の美しい大皿(カッコ内は焼き上がり予定寸法)になる…ハズだったのですが、粘土が1.1キロしか残っておらず二周りほど小さく薄く(5mm)なってしまいました(TT)

 半乾きまで待って文様を彫りいれる日数がないので、3年前にもらった麻袋の上で圧を掛けて布目を写し取ります。
 1センチ幅で四辺を指で撫でつけ布目を消し、縁を少し起こします。 多少いびつですが、手作り感があって…まっいいか(笑)
 素焼きしたとき割れませんように・・・・(祈)

 きょうは茶地に白縞木綿に薄赤の半衿、焦げ茶の角帯に茶の綿袴、茶のタビックスです。
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2020年11月19日(木)  No.6362

空中回廊を遺したい(その1)
 城端に現存する絹織物工場のひとつ、吉村絹織さんが操業を停止なさいました。 とても残念なことですが、これまで頑張ってこられたことを承知しているので如何ともし難いです。
 川島にある工場は道路の上を渡る廊下が特徴で、僕は城端十景のひとつに挙げてます。 観光客にも「雰囲気がある」と人気のスポットなのです。
 廃業されたことで、このままでは渡り廊下が壊されてしまうかも…と懸念して、保存する手段を検討したいと考えました。
 まずは現状を知らねば…と数名の方々にお声掛けし、吉村さんのご厚意で見学させていただくことに。

 初めて入る吉村絹織、初めて渡るスカイブリッジ(写真をクリックすると拡大)、驚きの連続です。
 蔵も立派だし、糸繰り・整経からはじまる全ての機械(一貫生産が可能)が残されてる広い工場は見どころ満載。
 そして²…やはり渡り廊下の雰囲気は素晴らしすぎます。 感激しました。

 城端絹の歴史遺産でもあります。 多くの知恵とチカラを結集してなんとしてでも保存せねば…。

 きょうは水色縞明石木綿にくすんだ青緑の半衿、青白市松角帯に黒斑の袴、青茶ガーゼストールにグレータビックスです。
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2020年11月18日(水)  No.6361

Beyond Age
 ひだまりくらぶがいい感じ。 コマ&皿回し、けん玉、折り紙、将棋の定番遊び(?)だけじゃなく、輪投げやケンパ、メンコなどいろんな遊びが流行って(?)います。
 大縄跳びも上級生下級生男女入り混じって楽しく回してるし。

 「紙風船の作り方教えて」と聞いてきた女の子に「折り紙苦手なんだ…」と渋っていると、「僕できるよ」とサポートしてくれる上級生男子登場! めっちゃカッコいい!(写真をクリックすると拡大)
 子どもの頃、近所の小学生たちと学年をまたいで遊んでいたことを思い出しました。

 きょうは柿色木綿に薄黄土の半衿、焦げ茶の角帯に灰茶の綿袴、焦げ茶のタビックスです。
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2020年11月17日(火)  No.6360

漏水3
 漏水場所の見当がついたところで、定休日を利用して本格的な調査開始。 つづらこみちを養生し(写真をクリックすると拡大)、水が溜まっていたアラカシ付近から掘り始めます。

 植栽枡が切ってあり、その上方(東町側)から水がきてることがわかりました。
 30センチ角のテラコッタを斫り、埋め込まれた水道管を発見!
 きれいな水が染み出してるものの、ここでは漏れてなかったので、さらに東へと掘り返します。

 写真左側の2枚を剥がしたところで、ついに漏水箇所が見つかりました。 繋ぎ目からシューっと吹き出してます。
 良かった!パティオ内で。 つづらこみちの石畳部分だったら、沢山のお金と工期かかるところでした。

 この機会に、パティオのタイルを張り替えることにします。
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2020年11月16日(月)  No.6359

人間って素晴らしい(感涙)
 とても美しく感動的な動画を紹介します。
 マルタシンタさんは元バレリーナ。 アルツハイマー認知症を患いバレンシア(スペイン)で療養中です。
 彼女にバレエ音楽を聴かせたところ・・・・もう感動で言葉になりませんでした。 なんど見ても涙が止まりません。

 YouTube動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=owb1uWDg3QM
 なんて美しいんでしょう。 年齢を重ねるって素晴らしい!

 きょうはグレー縞の片貝木綿に黒ハイネック、コゲ茶の角帯に黒茶の綿袴、青茶のガーゼストールに黒のタビックスです。
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2020年11月15日(日)  No.6358

報恩講を伝えたい
 先週教わったことを実践しようと、夜の別院へホンコサマの写真を撮りに出かけました。
 善徳寺の最も大切な行事である報恩講厳かな空気感を伝えたくて…。
 寒い中いろいろ奮闘してみましたが、ものの見事に失敗です(写真をクリックすると拡大)。

 そういえば、言語化するの忘れてました…。 精進は続きます。

 きょうは茶地に朱縞ウールに薄黄土の半衿、茶の角帯に黒茶の綿袴、白茶のタビックスです。
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2020年11月14日(土)  No.6357

漏水2
 先日の続きです。
 業者さんに来てもらって、上水道が漏れている箇所を調査開始。
 一階か二階の途中にバルブをとりつけ上下遮断した結果、一階のどこかで漏水してることがわかりました。
 ・・・となると、地中です。 これはオオゴトになりそう、ひょっとしたらつづらこみちも斫らなきゃダメかも(TT)

 どうすべきか作戦会議をしてるとき、パティオが水浸しなことに気づいた水道屋さん!さすがプロ!(僕は雨水だと思ってた) 薬品で検査すると水道水反応が出ました!
 詳細な場所はまだわかりませんが、少なくともこの付近であることは間違いなさそうです。
 まだ確定したわけではありませんが、少し光明がみえました。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒ハイネック、黒綿角帯に黒袴、グレーのタビックスです。
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2020年11月13日(金)  No.6356

陶芸家への道〈ろくろ作り〉
 なんと陶芸教室15日目いよいよ《轆轤づくり》体験です
 体験と書いたのは、土練りなどの下準備を先生がほとんどしてくださって、僕ら生徒はカッコだけいっちょ前に両手を添えるだけ…みたいな感じだったから…。
 とはいえ、初心者が電動ロクロをコントロールするのは至難の業。 固定していたハズの手が震え、思いがけない形に広がったり、飲み口を切るときに歪んだり…失敗の連続です。
 コロナ禍でのアルコール消毒で手がカサカサで、どれだけ水をつけても指がひっかかる感じもします。
 悪戦苦闘の末、なんとか小ぶりの湯呑みを2個作りました(写真をクリックすると拡大)。 失敗作の小さな皿は蓋にし〜よぉっと←ならんか(笑)

 これでひと通り陶芸教室のカリキュラムを終えたことになります。 あとは自主制作・・・ここで個性を爆発させ・・・ますか?

 きょうは茶縞ウールに茶衿の半襦袢、茶の角帯に帆布の袴、黃茶のシルクストールに焦げ茶のタビックスです。
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2020年11月12日(木)  No.6355

遊びの伝承
 2学期から再開したひだまりくらぶ。 皆勤賞…ではありませんが、割と参加できてます(楽しい)。
 低学年のお友達(笑)もできました。 「センセ、センセ(注;先生じゃありません…)、見てみて、できたよ〜」と見せに来るのが可愛らしくて。

 ひだまりメンバーが足りないときは、先生方がサポートしてくださいます(感謝)、校長先生も頻繁に。
 今日は子どもたちと一緒に大縄跳びの輪に入ってくださいました(写真をクリックすると拡大)。 回すのも跳ぶのも上手。
 若い先生が多いので「メンコってどうやって遊ぶんですか?」と質問されます。 @ひっくり返す Aすき間に入れる B重なったメンコを離す Cメンコを動かしてくっつける と取れるんですと答えると、すぐ理解して子どもたちに伝えてくださいました。 こうして遊びが伝承されるのも意義あることですよね。

 こんな感じで毎週水曜日(10:10〜10:30と12:55〜13:35)楽しんでます。
 良かったらご一緒しませんか? まずは見学から。

 きょうは紺のウールに黒タートル、黒綿角帯に梅鼠ウール袴、チャコールグレーのタビックスです。
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2020年11月11日(水)  No.6354

プチトマトのグリーンジャム
 すでに晩秋、店横のプチトマトは赤く色づくこともなく…しばらく放置しておりました。
 久しぶりに様子を見ると、緑のままの実がスズナリについてます。
 なんかオトマシイので全部収穫したら、青いトマトが大収穫(写真をクリックすると拡大)。
 使い途に困って相談したら、ジャムに加工してくださいました。
 酸味と甘味とほどよい苦味が同居して、これだけで朝のトーストがごちそうになりました。

 きょうは茶地に白縞の厚手木綿に淡赤の半衿、焦げ茶の角帯に灰茶の綿袴、茶黄のガーゼストールに茶のタビックスです。
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2020年11月10日(火)  No.6353

はりぼて
 政務活動費の不正受給で辞職ドミノに陥った富山市議会を撮ったドキュメンタリー「はりぼて」を観ました。
 富山県だけ上映が延期になった(知事選のため?)といういわくつきの作品です。
 旧フォルツァ総曲輪に移転し客席が増えたほとり座」が満席!(予約しておいて良かった)。 関心の高さが伺えます。

 ローカルメディアが丹念に取材を続け、真実を詳らかにしていく過程が時系列で綴られてます。 当時、僕も県民のひとりとして重大な関心を持ってニュースや新聞記事を見てました。
 真面目なドキュメンタリーなんですが、与党のおっさんたちのレベルの低さにところどころ失笑が漏れます。 監督センスあるなぁ。

 五百旗頭監督がチューリップテレビを退社するくだりの詳細は省かれてますが、社員を前にマスコミのあるべき姿勢を涙ながらに訴える姿に心が震えました。 そして彼に続く(であろう)若い女性インタビューアがいたことにも…。
 最後は拍手まで起きた良作です。 有権者は観ておくべきだし、富山市民は見る義務があると思います。
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2020年11月9日(月)  No.6352

なんと無投票
 南砺市恒例、四年に一度の市長と市議のダブル選挙の告示日です。
 朝9時にスタートし、夕方5時に全員当選が決まりました。 定員18に立候補18名、そう無競争です。 前回より2議席減らしたにも関わらず…。

 選挙の洗礼を受けるのが議員の義務だと考えます。
 この4年間、市のためになんらアクションを起こさなかった(ように見受けられる)議員を何人か知ってます。 身に覚えのある議員は猛省の上、これから4年間働いてください。
 もちろん志民である我々も働きます。

 きょうは水色縞明石木綿に綿の黒タートル、綿黒角帯に黒斑の袴、紺のタビックスです。
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2020年11月8日(日)  No.6351

想いが伝わる写真の撮り方
 桜クリエでさくラボ想いが伝わる写真の撮り方」受講。 講師は井波でスタジオを構える若きフォトグラファー大木 賢さん。
 彼の写真が好きで、いつか話しを聞きたいと思ってたんです。

 講座は午前と午後の二部制。
 最初の2時間は「アート」と「写真」の違いから始まって、想いが伝わる良い写真をとるには「対象を言語化」し、絞り込む(情報を抜く)ことが必要だと教わりました。
 思いを伝えるには組写真が有効だということで、「桜ヶ池」のイメージをを4つ書き出し、そのキーワードから場所を選定、被写体を想定。 各自カメラを持って桜ヶ池に撮影に出ることに。
 僕は[ファミリー][楽しい][交わる][色彩]を思い浮かべたので、湖畔ではなく大型遊具とクライミング施設に直行・・・しましたが、難しいなぁ…。 30分の予定時間があっという間に終わってしまい、尻切れトンボで戻りました。
 許可を得て撮影させていただいたせいか、子どもたちの遊んでる姿がなんか不自然で(^^;
 それでも子どもを撮るコツを教えてもらい、すっごくトクした気分です。

 午後は撮影のデモンストレーション。 プロの技を見せてもらいました。
 なんでもない100円の菓子パンが、小道具・ライティング・影etc.に気を使うだけでかくも美味しそうに見えるとは! プロって凄い!
 写真=Photograph とはphoto(光)でgraph(描く)こと。 ありのままを切り取ることではなく、光をコントロールすることだと教わりました。
 今までなにも考えずに撮ってきたことが恥ずかしい…。精進します。

 きょうは柿色木綿にくすんだ黄土の半衿、茶の角帯に黒茶の綿袴、黄茶のガーゼストールに焦げ茶のタビックスです。
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2020年11月7日(土)  No.6350

移動するハブ「ちーたこ」
 「ち〜ちゃんのふるまいたこ焼き」きょうは菜彩やさん前で営業してます。
 店があるのでお手伝いはできませんが、定番のソースマヨに加えて新味「聖護院かぶらのもみじおろしポン酢」が選べるというので、貰いに行きました(ドネーション)。 ソース味もいいけど、ポン酢+七味は絶品でした、ハマります。

 たこ焼き場で、地域おこし協力隊の真野 剛さんと知り合えました&ご近所に配達もしました。 この場がコミュニティのハブになってます。 移動するHUBって画期的かも…。
 ケーブルテレビのインタビューを受けました。 上記↑について語りましたが、ちゃんと喋れてるか不安です(^^;

 きょうはグレー縞の片貝木綿にくすんだ青緑の半衿、黒綿角帯に黒袴、グレーシルクストールにチャコールグレーのタビックスです。
 先場所勝ち越しデビューした城端出身の力士「千代烈士」が西序二段99枚目に出世しました! 応援よろしくおねがいします。
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2020年11月6日(金)  No.6349

南砺サイクリングコース?
 店前に引かれたサイクリングコースの青い線がどことどこを結ぶのか気になって、朝7時マジェスティに飛び乗り調査活動スタートします。

 一端はあっという間、城端「南町」の押しボタン式信号の横断歩道でした(写真をクリックすると拡大)。 中途半端なので、今後伸びるかもしれません。
 もう一端は…城端駅を抜け国道304号線をひた走り、福光駅前交差点を直進し県道20号線に入ります。 一部広い歩道を走り(右写真)、いよいよ福野か?と思った「寺家」交差点で途切れてました。 このまま真っ直ぐ福野市街地に伸びるのか? バイパスに左折するのか?まだわかりません。

 後で気がついたんですが、井波ー井口にもブルーラインが引かれてますね。 こっちも行き先が気になります。

 きょうはグレー地の織木綿に薄赤縞半衿、黒の綿角帯に黒斑の袴、ダカ織りのストールに黒のタビックスです。
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2020年11月5日(木)  No.6348

トランプ<バイデン
 東山に初冠雪の朝。
 山のず〜っと向こうにあるアメリカ合衆国大統領選挙の開票が始まっています。
 現職のトランプ氏にバイデン氏が挑む構図で、かなり拮抗している様相です。

 この4年間ムチャクチャしまくったトランプ政権が崩壊したほうが世界の安定のには良い…と僕は思うのですが、日本国内にもトランプ派が一定数いて驚きます。 「中国共産党憎し」の人たちで「敵の敵は味方」なのでしょう。
 しかし民主主義を否定するかのようなトランプ氏を応援するなんて…天に唾するかのようです。

 きょうは茶地に朱縞ウールに薄黄土の半衿、茶の角帯に灰茶の綿袴、茶のガーゼストールに白茶のタビックスです。
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2020年11月4日(水)  No.6347

強いカメラ
 腰につけてるデジカメ(RICOH PX)を階段の中ほどで落としてしまいました。 コンコロコンと転げ落ち、床に落下(写真をクリックすると拡大)。
 あっ!と思ったものの、外見上は損傷もなく、電源ONして試し撮りしても異常がみつかりません!
 なんちゅう強いカメラなんだ! 前のコンデジ(RICOH CX4)はちょっとぶつけるとピントが合わなくなってたのに。
 1.5メートル高の耐衝撃性と3メートル防水はフェイクニュースじゃなかった!
 よ〜し強い相棒と城端の小路動画を撮り歩くぞ〜

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に薄茶の半衿、黒綿角帯に黒茶の綿袴、茶青ガーゼストールに焦げ茶のタビックスです。
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2020年11月3日(火)  No.6346

城端の小路を歩く動画
 デジカメスタビライザーを使って城端の小路を通り抜ける動画を撮り始めています。
 まず「つづらこみち」「西下の小路」「伊藤病院の小路」をyoutubeにアップしました。
 未編集だし、何も喋ってないので、ダラダラ感が半端ないのですが、妙なリアリティはあると思います(笑)

 他にも撮影したのですが、階段などはなかなか上手く撮れません。 スキルアップしながら(?)おいおい増やしていきますね。
 ある程度揃ったら散策マップver2.0にQRコードを載せようと目論んでます。
 城端の小路ファンが増えるといいなぁ…。
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2020年11月2日(月)  No.6345

世界遺産看板
 8日に告示される南砺市議会議員選挙(15日投票)の事務所開きに顔出ししました。
 立候補予定者への応援演説を拝聴しつつ、ふと横を見ると「ユネスコ無形文化遺産 重要無形民俗文化財 城端神明宮の曳山行事」と大書された看板が立ってるではありませんか、いつの間に!?
 世界遺産認定後しばらく蔵回廊に垂れ幕が吊られてたので、そっちに気を取られてました。
 曳山会館の看板(右写真)の厚みに書かれてたんで気づかなかったけど、多分かなり前からあったんでしょうね。

 きょうは茶縞ウールに薄赤半衿、茶角帯に帆布の袴、茶のガーゼストールに焦げ茶のタビックスです。
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2020年11月1日(日)  No.6344

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