店長のきもの日記

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2025年10月の日記

カメリア〈ラスト〉コンサート
 いのくち地域を元気にしてきたカメリア友の会が、メンバーの高齢化を理由に来春で活動を終えられるそうです。
 いのくち椿館で結成三十周年となる「楽屋姫」を招いての主催コンサートがあると聞き、昨日ぜんざいの後で駆け込みました。

 ボーカルのシンガー英樹さんの美声は男の僕でもウットリ♥します。 会場を埋め尽くした女性陣にはかなり響いたのではないでしょうか?
 とてもいいコンサートでした(写真をクリックすると拡大)。
 「自分が住む地域を元気にしたい」と願う後継グループが現れますように。

 きょうはグレー縞の西陣木綿に薄青緑半衿、黒角帯に綿袴です。
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2025年10月6日(月)  No.8175

お雑煮が食べられる学習発表会
 城端小学校学習発表会に教育振興会バザーのお手伝い。 去年は空き家セミナーと重なって不参加でした。
 PTA会長OB主体のメンバーです、手慣れたもので準備をすすめ・て・い・く・ハズが、なんと餅つき機が動かないトラブル発生!
 それでも知恵と勇気で難局(?)を乗り切り、5年生が育てたお米で美味しいお餅ができました。

 名物だったPTAうどんはすでに無く、助六と唐揚げなどに…。
 これではちょっと(お腹が)寂しいだろうと、「ぜんざい」に加えて「お雑煮」が昨年から仲間入り(写真をクリックすると拡大)。 好評でした。 僕も食べましたが、とても美味しかったです。
 「お弁当の日」のパネル展示もあり、城端っ子の生きるチカラを感じます(親御さんには趣旨をきちんと理解していただいて見守ってほしいものです)。

 きょうは縞のイカット木綿に薄赤半衿、茶角帯に灰茶の綿袴です。
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2025年10月5日(日)  No.8174

蓮如さんと歩く
 善徳寺にお泊りになった蓮如上人御影が朝8時ご出立なさいます。
 雨が落ちそうな時は山門下をお借りしてる朝市とうじん見世ですが、信仰の邪魔にならぬよう急遽テントを張ってお迎えしました。

 御輿車が想像以上のスピードで驚きました(往時の速度に合わせたそうです)。
 お見送りしたあと、朝市を片付け、急いでカブで追いかけます。 大窪の大福寺で追いついて、次の目的地(随順寺/高宮)まで田んぼ道を一緒に歩くことに。

 先頭が「蓮如上人さまのお通り〜」と発声し、後続(僕ら)が『おとぉ〜りぃ〜』と復唱します。 最初ちょっと恥ずかしかったんですが、次第に楽しくなってきました。
 沿道には手を合わせる人々、途中休憩に立ち寄った公民館ではたくさんの人がお待ちです。 寄進される人、花を手向ける人、道中を随行する人、みんな笑顔。

 貴重な経験をしました。
 思いを同じくする人たちと、なにか大きな目的のために行動することの心地よさ。
 声を出して一緒に歩いてみないとこの感覚はわからなかったと思います。

 きょうはグレーリネンに薄青緑半衿、黒角帯に黒斑の袴、チャコールグレーのタビックスです。
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2025年10月4日(土)  No.8173

この城端の地に来た〜る
 吉崎から井波別院瑞泉寺に御下向された蓮如上人御影が御帰山され、午後4時半に善徳寺にお着きになりました。 街なかと別院境内は大賑わいです。
 「しょ〜にんさまがいらっしゃったぞ〜」の掛け声で始まる蓮如太鼓もここぞ!とばかり打ち鳴らされ、町をあげて歓迎の意を表します(写真をクリックすると拡大)。

 赤い布に包まれた蓮如様(お軸)が大切に²本堂に運ばれ、本堂に掛けられました。
 たくさんの人の読経の後、蓮如上人御絵伝から琵琶語りまで・・・本当に貴重な体験をしています。

 信仰心の薄れた時代にあって、これだけ多くの方が心ひとつに手を合わせることの意味と不思議さに驚いてます

 きょうは生成りの文人絣に薄赤半衿、茶角帯に綿袴です。
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2025年10月3日(金)  No.8172

珍妙獅子頭
 「城端の獅子頭展」と同時に「珍妙なる獅子頭展」が開催されてます(10/18まで)。
 獅子舞が好きすぎて(?)オリジナル獅子を作ってしまった本多健志さん。 108の個性あふれるミニチュア獅子頭がびっしりと並んでます。
 手先の器用さもさることながらダジャレ作品として面白い!
 新しい獅子頭のアイディアも募集してるので、ぜひ!

 元漫画家の本多さん今回のポスターも描いておられます(写真をクリックすると拡大)。
 さすが!のクオリティです。 こんな才人が城端にいたとは!

 きょうはグレー楊柳木綿に山吹半衿、黒角帯に黒綿袴、グレーのタビックスです。
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2025年10月2日(木)  No.8171

愛の報恩講
 城端野下の瑞泉寺で2年ぶりに報恩講が開催され、「どなたでもお参りください」と杉谷住職のお言葉に甘え、お邪魔しました(写真をクリックすると拡大)。
 平日なのに予想より遥かに多くの方がお越しです(ご門徒だけではなく、僕と同じくご近所の方も)。
 本福寺(福野)の栗山宣雄住職の法話のあと、午後は砺波総合病院の山田裕子さんの「がん医療のトピックスと音楽」
 重く固いお話かと思いきや、双方ともリラックスして聴講できる内容でした。
 栗山布教使の法話には気づきがあったし、身体を動かしながら声を出す山田さんの音楽療法はだんだん楽しくなってきます(写真をクリックすると拡大)。

 杉谷住職が書かれた案内文に「形にこだわると本質が見えなくなり、本質を重視すると輪郭が見えなくなる」とありました。
 なるほど、年中行事となり形骸化しつつあった報恩講のありかたに一石を投じられたのですね。
 とても大切な「場」に参加できた奇跡が嬉しいです。

 きょうは縞の単衣に薄赤半衿、茶角帯に灰茶の綿袴です。
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2025年10月1日(水)  No.8170

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