ゆーきママの子育て日記

第一幕   第二幕   第三幕  第四幕  第五幕  第六幕

ゆーきママの子育て日記  豪華4本立て

・「テレビは・・・・」の巻 珍しく自分で一生懸命夕飯を食べている時のこと。ゆーきは「そうやった、ゆーちゃんよそ見するとこやった。テレビ消さんなん。あぶない、あぶない」とつぶやきながらテレビを消しに行った。

・「大きいちゃーちゃ(温泉)大好き」の巻 母「ゆーちゃん、久しぶりに大きいちゃーちゃに連れて行ってあげようか?」ゆ「大きいちゃーちゃけ。わーい!わーい!ゆーちゃん嬉しいな。おむつ交換」と言って自分からゴロンと寝転がった。

・「本当のあたや(お母さん)」の巻 久しぶりに主人とゆーきと私の3人で、ゆーきの赤ん坊の頃のビデオを見ていた時のこと。あつかましく私が「私って自分が思うほどデブじゃなかったね。」と主人に言ったら、真剣にビデオに見入っていたはずのゆーきに「違うよ!あたやデブだ!」と言われてしまった。子供は正直である。

・「ちゃんとおかたしなさい」の巻 夜私が読んでいた本を片づけないまま寝てしまった翌朝、ゆーきは散らかった本を見て「あたやん、だめだねー。ちゃんとおかたしないと。ゆーちゃんおかたしといてあげるから、これからちゃんとおかたしなさいね。」と叱られてしまった。

2才6ヶ月のゆーきは5月にはお兄ちゃんになる。ゆーきはどんなふうに赤ちゃん返りするのか楽しみでもあり恐くもある今日この頃である。

”はじめまして、みゆうです。”

5月3日、ゆーきはとうとう”お兄ちゃん”になった。ボールのようにまん丸頭の、寝顔はまるでお地蔵様のような赤ちゃんが産まれてきた。その子に ”みゆう”と名付けた。

ゆーきが生まれた時は心臓に欠陥があったため泣き声も弱々しかったのだが、みゆうはとにかく威勢がいい。 新生児室のベッドでおなかがすいたと大暴れして180度回転したり、おむつ交換の時はものすごい声で泣きながら体を反らせ上へ上へとはいあがっていく。男の子と違っておしっこを飛ばされてあたり一面べちゃべちゃにされることはないだろうという思いは甘く、めくってあるおむつを飛び越して私の足まで飛んできたり、先日あまりにも暴れすぎておなかに力が入ったせいか、”プッ”という音とともに”うんち”が私の足下まで飛んできた。飛距離はゆうに30cm以上はある。子育てに関しては、私も人並みにいろいろなことを経験してきたが、”うんち”が飛んできたというのは初体験である。新生児にして親を感心させるとはみゆうもなかなかではないか。

 そうそう、ゆーきがお兄ちゃんになってからの第一声は”ゆーちゃん、赤ちゃん好きじゃないよ。”であったが、1カ月近く経った現在、時々すねたりするものの一応、”赤ちゃんかわいいね。”と言いベビーベッドにはりついてジーッと寝顔に見入ったりしている。まあ、まずまずの出だしと言うところだろうか。みゆうという妹が増えて、我が家は益々パワフルになりそうである。

パンツくん、こんにちは。おむつくんバイバイ

二人の育児にもだいぶん慣れたし少しのゆとりも出てきたので3日ほど前に突然トイレトレーニングを始めた。当のゆーきは紙おむつや紙パンツが大嫌い、でもいつもの気持ちいい布おむつが全部みゆうの方にいってしまうので仕方なしに穿いていた。だから布のパンツを見せたときはドングリのような目をキラキラさせてそれは喜んだ。「ゆーちゃん、自分ではくよ!」といそいそとパンツをはき始めた。

 トレーニングの経過はまずまず順調に進んでいるがさすがに遠出となると親の私が不安で、先日高岡の皮膚科に行ったときは説得してとりあえず布おむつをつけてもらった。体に薬を塗ってもらう際、ゆーきの表情がさえない。ズボンを脱がせようとしたら、「ゆーちゃん、おむつだから・・・。」とモジモジしている。子供ながらにも恥ずかしいらしい。私はすかさず「でも、ゆーちゃんいつもはかっこいいパンツはいてるし、『おしっこしたい』って言えるんだもんね!!」と弁護し、看護婦さんにほめてもらったらすっかり気を取り直したのであった。おかしいやらかわいいやらで顔がほころんでしまう。

 一方みゆうはというとうんち飛ばしの飛距離をのばし、ついに50cmというすごい記録をマークした。まるでホースで水をまいたかのようでとても見事であった。うんちをしてすっきりしたみゆうは何事もなかったかのようにおすまししていた。母はただ笑うことしかできなかった。

ゆ〜きママの子育て日記

今回はわが家でよく登場する子守唄 (?)を紹介しようと思う。

 その1.マイムマイム…まさしくこれはフォークダンスのマイムマイムである。私がみゆうをたて抱きにし、"チャララララーララララー♪"などと唄い軽いステップを踏みながら部屋を動き回る。ゆーきは唄にあわせて”ワッセッセ〜”とかけ声をかける。親も上の子も下の子もニコニコである。

 その2.ぴよ子ちゃん…”ピッピッぴよ子ちゃんアヒルじゃガーガー、玉子の親じゃ、ぴよ子ちゃんじゃ〜”と言いながらガラガラでも太鼓でも拍子にあわせて叩く。

 その3.大きな太鼓…首が座った赤ちゃんを親の膝の上に座らせ、赤ちゃんの両足首を持ち"大きな太鼓ドーンドン"の唄にあわせて足をバタバタ動かしてあやす。これは長時間車に乗っていて赤ちゃんがぐずりだしたときにもってこいである。この時1題目が終わった後”はぁ〜スッチャカスッチャ”などと言いながら足を左右に振ったりすると赤ちゃんの足がかわいいのと、自分のこっけいさに結構笑ってしまう。大きな太鼓の唄を知っている上の子も、足の体操をしてもらっている下の子もその様子を見て楽しんでいる親もニコニコである。

 子守に行き詰まった時とか疲れたときに試してみて下さい。気分転換になりますよ。

「行ってきたよ保育園」の巻

8月23日、ゆーきは2回目の保育園体験入園をしてきた。まぁ2回目だし、ゆーきの仲良しの友達もいるし、大好きな水遊びだし、今回こそはとけ込めるかナと密かに期待して行った。

園内では友達がパンツ一丁になって楽しそうに遊び回っている。先生手作りの牛乳パックのバケツを一人一人手渡され、「ゆーちゃん、好きなように遊んどいで」と友達の輪の中に連れて行ったのだが、ゆーきはバケツを両手にしっかりと握りしめたまま20分間立ち続け、時折不安そうに私の方を振り返るのだった。ゆーきは内弁慶だった。

その夜、一緒にお風呂に入った時、「ゆーき、保育園どうやった?お友達と水遊び面白かった?」と尋ねたら、「ゆーちゃんにはまだ保育園むりやわ。もうちょっと大きくなったら大丈夫になるよ。きっと」と言った。先が思いやられる限りである。

 みゆうはというと、夏場はお風呂は暑いから親の都合でシャワーにしたのだが、湯船に浸かっていないと、ものすご〜く機嫌が悪い。とてつもない大声で泣きまくるので、口封じの最終手段でおっぱいをくわえさせながら体を洗うのが癖になってしまった。

一人目の時は、おっぱいはお風呂上がりにと育児書のマニュアル通りにやっていたが、みゆうは一度火がついたように泣きはじめると町内中に響きわたるのではないかという勢いで泣くので、親の私が根負けした…と言ってよい。

我家で恐いものは私のゆーきを叱る声とみゆうの泣き声と言っても過言ではないだろう。

by ゆ&み&かのママ

第一幕   第二幕   第三幕  第四幕  第五幕  第六幕