2005年02月05日

曳かれ者

8b578618.jpg 城端曳山祭を題材にしたサスペンス小説があるのをご存知だろうか。
小杉健治著・角川書店刊「曳かれ者」である。

話の展開に庵唄(端唄)がなくてはならない存在になっていて、
祭の風情や町民が祭にかける思い入れまで丹念に書き込まれている。
城端の曳山祭なくしては「あり得ない」小説なのだ。

いったいどうして作者が城端を知り、このような小説が生まれたのか興味津々である。
絶版になってるので、書店でみかけたら是非手に取る事をお薦めする。

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Posted by hikiyama at 17:26Comments(0)TrackBack(0)

2005年02月04日

第一回臨時庵連合会

8a12c10e.jpg 夜、臨時庵連合会を開催した。
連合会長になって初めて他町の会長と顔を会わせるので緊張する。

当番町である西上の集まりが悪く、他町に設営を手伝ってもらうという不手際があった。
お茶を出したのも会議が始まってからだったし…反省。


最初の挨拶で「南砺市になって初めての曳山祭であるので市民の認知を得たい」
「祭当日はできるだけ近代的な機器を使わずに、昔ながらの方法で運営したい」と希望を陳べる。

前年度引継ぎ事項
「しおりの在り方について」
 連合会作成のカラー栞廃止案を出してみたが、意外と反論が無かった。
14日夜の町内所望分が確保できれば了解してもらえるかもしれない。

こちらから新たに提案した
「夜の部スタート時間について」
 通常夜7時スタートを30分早めようというもの。
例年午前の部、夜の部ともに時間に追われるが、午後の部は比較的時間に余裕がある。
荒町でゆっくりおやつがとれるほどだ。
そこで夜の部を繰り上げると運行に余裕できると考えた。
しかし日没(18:51)前なのが懸念されるし、曳山連合会の承認も必要なので難しいと思われる。

聞いてみた反応は…
各町の心配事は「昼夜の休憩時間が削られるのではないか」というものだった。
これも意外だった。


次回2/23の第二回臨時庵連合会の日時を決定して解散。
残った西上役員でスケジュール調整をはかる。
2/10に継続所望者のリストアップと喪中のチェックをすることにした。

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Posted by hikiyama at 23:52Comments(0)TrackBack(0)

2005年02月03日

壬生狂言

ea9362b8.jpg 仕事で京都へ。
高速夜行バスを往復で使った車中2泊1日というハードな(貧乏)スケジュールだ。
 壬生寺で狂言を見てきた(無料)。
700年の歴史を持つ壬生狂言は京都で一番早く国の重要無形民俗文化財に指定されている。
演ずるのは「壬生大念佛講」の方々。
われわれ若連中と同じ素人集団である。
初めて見たのだが、とてもレベルが高い。
無料なのが申し訳ないくらいだ。

歴史は違うが、「素人集団」「重要無形民俗文化財」と我が城端曳山祭と共通点もある。
全国には様々な珍しい祭があるので、いつか一緒になにかできないかと夢想した。


       今日は何番山?



  
Posted by hikiyama at 13:40Comments(0)TrackBack(0)

2005年02月01日

観光所望

f3354b07.jpg

 朝から除雪におわれている。
目が覚めると50センチは積もっていた。
9時までに除雪を終えたが、夕方までに新雪が20センチ。 きりがない…。


城端観光協会がリンクを貼ってくれた。
個人でも申し込める「観光所望」の紹介である。



観光所望と一般の所望の違いは

   | 一般の所望   |観光所望
ーーー+ーーーーーーーーー+ーーーー
料金 |三万五千円以上  |一万円
申込先|庵連合会     |観光協会
短冊 |6本       |なし
庵唄CD|あり       |なし
食事 |なし       |あり
人数 |任意       |たくさん
説明 |なし       |あり

曳山祭の庵唄を初めて楽しむ方に打ってつけだと思う。

前にも書いたが、曳山祭は
「若連中」「曳山人足」「所望者」が楽しい祭だと考えている。
祭は参加しないと楽しくないのだ。


       今日は何番山?

  
Posted by hikiyama at 17:35Comments(0)TrackBack(0)